日本有数の家電メーカーであり、洗濯機など白物家電においてシェアをもっているシャープは、古くから冷蔵庫の生産を行っており、シャープらしく他社にはない特徴的な冷蔵庫が多く、国内では一定のシェアを持つメーカーである。
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特徴
シャープの冷蔵庫の特徴として上げられるのは、まず、左右どちらからでも開ける事ができるので、設置する場所を選ばない構造の「どっちもドア」だ。
また、空気清浄機などでおなじみの、脱臭や除菌などに効果があるシャープの独自技術「プラズマクラスターイオン」機能が冷蔵庫に実装されており、冷蔵庫内に浮遊しているカビ菌や庫内に付着している菌を除菌し、冷蔵庫内の匂いを消臭するのも特徴の一つである。
高く売れる人気機種
除菌、消臭効果があるプラズマクラスターイオンが、高濃度で冷蔵庫内に散布することで菌から食物を守る「高濃度プラズマクラスター」、
左右どちらかでも開く事が出来る「どっちもドア」、
人工知能が冷蔵庫の使用状況を判断し、各家庭の生活パターンに合わせてかしこく節電する「節電モード」を搭載した「SJ-PW35B」。
150Lの大容量で、通常冷凍よりさらに低温で保存し、霜取り運転前やドア開閉後に急冷することで温度上昇を防ぎ、食物の鮮度を保つ機能や、冷凍ケースを自由に整理できる仕切りを搭載した「メガフリーザー」、
冷蔵庫の真ん中に置く事で使い勝手が良い野菜庫、菌から食物を守る高濃度プラズマクラスターイオンを搭載した「SJ-GT41B」。
シャープの冷蔵庫の売却について
シャープの様々な製品に付加されているプラズマクラスターは、冷蔵庫にも付加されており、脱臭や除菌などの面で人気が高く、プラズマクラスターイオン搭載の冷蔵庫に対する売却の需要が高い傾向にある。
また、シャープの冷蔵庫のうち、少人数向けの小型製品も人気がある。小型冷蔵庫の人気ランキングでは上位に位置することもあり、中古品としての需要もある。
生活家電の高額買取期間
ただし、冷蔵庫など生活家電は、製造から5年を過ぎると買取される可能性が極端に低くなる。生活家電は、耐用年数が5年程度で設計されているため、5年を経過すると家電としての価値が極端に低くなるためである。大型冷蔵庫など一部は、5年を経過しても買取されることもあるが、小型冷蔵庫はまず買取されることはないので注意が必要だ
それは、シャープの冷蔵庫も同様なので、自分が持っている冷蔵庫が製造から何年経過しているかを確認してから、売却の検討をしたほうがいいだろう。
査定基準
冷蔵庫の査定基準は、製造された年式、冷蔵庫の需要、動作や冷蔵庫の状態、付属品の有無等が挙げられる。
年式
製造された年式は、新しいほど高額となり、前述のように5年を経過すると売却は困難となる。製造から5年以内の冷蔵庫の売却を検討している場合は、すぐに売却したほうがいいだろう。
冷蔵庫の需要
人気が高いほど、中古の冷蔵庫の需要が高いといえる。シャープでいえば、プラズマクラスターイオン搭載型が挙げられる。
動作、状態
動作は冷蔵庫が正常に稼働するか、また、状態については外観や内側が綺麗なほど査定は高くなる。売却前に冷蔵庫の外側や内側を清掃したほうがいいだろう。
付属品
購入時に付いてくる付属品があれば、査定は高くなる。売却前に揃えておこう。
冷蔵庫のお手入れ方法
冷蔵庫は口に入れるものを保存しておくため、衛生的にも高く売るためにも常にキレイにしておきたい。
庫内を掃除するときは、口にいれても大丈夫な「重曹水」を使おう。重曹水をつけたキレイな布で拭いたあと、水拭きで仕上げ拭きをしよう。重曹による脱臭効果も期待できる。
冷蔵庫のドアまわりは意外に汚れがたまるので、こまめに掃除して清潔に保ちたい。ドアはホット重曹水で掃除しよう。重曹をお湯で溶いてホット重曹水を作ろう。全体掃除をしてから部分掃除をするのが、すばやく掃除をするコツである。まずは最初にキレイな布やマイクロファーバーでドア全体を拭き、次にゴムパッキン部分を掃除しよう。パッキンの中の部分の汚れも、綿棒やわりばしにガーゼを巻きつけたものでしっかりとかき出して掃除をしてほしい。最後に水拭きをして終了である。
冷蔵庫の節電方法
プチ知識として冷蔵庫の節電方法を紹介していく。
設定温度を再確認
庫内の設定温度を「標準(中)」にしておこう。そうすれば1年中自動で温度調節をしてくれる。さらに冬場や食品の入れ具合に応じて設定温度を「弱」にすると、設定温度が「標準(中)」の時と比べて一日あたりの消費電力量が約18%(0.30kWh)削減される。
省エネモードなどを活用する
冷蔵庫の機種により、省エネモード、節電モード、エコモードなどが設定できるものがある。ドアの開閉や庫内温度など冷蔵庫の使用状況に合わせて消費電力の少ない運転をしてくれるので、省エネになるのだ。
扉の開け閉めを気を付けよう
普段から冷蔵庫の中は詰め込みすぎず整理整頓しておき、ムダな開閉を減らすようにしよう。冷蔵庫の開閉時間と回数を半分にすれば、一日あたりの消費電力量は約12%(0.199kWh)削減される。
庫内の吹き出し口の位置を確認する
庫内にある冷気の吹き出し口の前に物を置くと庫内温度が下がりにくくなることがある。吹き出し口の位置を確認し、すぐ前に物を置かないようにしよう。
熱いものは冷ましてから入れよう
食材などを熱いまま入れると庫内温度が上昇し、他の食品が傷んだり、消費電力が増加する。冷ましてからしまうようにしよう。
より冷やしたい物は下段に入れる
冷蔵庫の上段や扉の内側は温度が高くなるので、設定温度を高め(中~弱)にした時は、低い温度で保存したいもの(生魚や肉など)は下段に置くようにしよう。
古くなったパッキンは交換
ドアのパッキンが古くなっているとすき間から冷気がもれて消費電力が増加してしまう。名刺などをはさんでずり落ちるようであれば、パッキンを交換しよう。
参考買取価格
買取専門店アシストにおいて、
2012年製2ドア冷凍冷蔵庫SJ-PD27X-Bが7,000円、
2013年製6ドア冷凍冷蔵庫SJ-GF50Y-Rが50,000円、
2013年製5ドア冷凍冷蔵庫SJ-PW42Xが18,500円、
2015年製3ドア冷凍冷蔵庫SJ-WA35A-Nが12,000円で買取された実績がある。