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シンガポールの古本屋・古本買取業者まとめ

読了目安:10分
更新日:2023/03/14
公開日:2018/02/02
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シンガポールに長く居ると、ホームシックとまではいかなくとも日本が恋しくなる。日本での生活習慣はもちろん、日本独特のものを感じアイデンティティの精神的安定を保ちたくなるものだ。当たり前だが、シンガポールでは日本のものは輸入品となり、書籍も例外ではなく高価となる。そこで活躍するのが中古本である。

古本を購入したり、読み終わった書籍を買いとってもらったりと上手に古本屋を利用するのも、円滑に長い海外生活を堪能するために身につけえておきたいスキルだろう。そこで、そのスキルアップのためにもシンガポールにおける古本について調べてみた。

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シンガポールで日本書籍

海外生活が長いと日本での生活習慣が恋しく感じられ、日本食が食べたくなったり、日本語を目にしたくなったりするのは当然だと言える。日本にいる時は別段読書家でなかったとしてもだ。なぜか日本語の本を読みたくなったり、日本の情報を目にしたくなったりするものだ。独特の日本の文字が無性に恋しく感じられ、ただ目にして眺めるだけでもいいと思うだろう。これは、無意識にアイデンティティを求めているのか、ホームシックに近い状態なのかもしれない。ところがシンガポールの地では日本のものは高価な輸入品となり、むやみに買い求めれば懐が寂しいこととなる。

そこで中古本の登場だ。古本ではなかなか新刊や雑誌週刊誌などは直ぐに手に入らないが、新刊の半値ほどで買えるのがとても魅力的だ。急いで読みたいものでなければ、古本を購入する方が懐寒い思いをしなくてすむだろう。

日本書籍は輸入書

輸入書となる日本書籍は、シンガポールでどのような立ち位置になるのか調べてみた。一番気なるのが値段ではないだろうか。その次に発売日からどのくらい遅れるのかが気なるところだ。では、どのくらい高くなり、どのくらい待たされるのだろうか。

日本書籍の価格

シンガポールでは輸入書となる日本書籍の値段はというと、日本で販売される価格の約1.5~2倍に跳ね上がる。雑誌や週刊誌など単価があまり高くない本でも毎週・毎月出版される新刊を購入するとなると塵も積もればなんとやらで、家計に響いて大変だ。

それに航空便ならそんなに遅れないが、航空便より価格が安い船便を選ぶとなると手に入るのも遅くなる。

検閲

シンガポールは、健全であることに重きを置いた国家である。そのためMDA(Media Development Authority)という政府の検閲機関があり、メディアに対する検閲・規制を行っている。

書籍も厳しく検閲される

映画やオンラインニュースサイトに加え、書籍ももちろん検閲・規制される。性的描写や暴力や残虐な描写など、シンガポールの国民に悪影響を与えるとMDA(Media Development Authority)に判断されると、容赦なく切り取られてから販売される。そのため、雑誌全ての描写が問題となるアダルト雑誌と呼ばれるものは輸入禁止で、その方面で名高いプレイボーイ誌やペントハウス誌はシンガポールに輸入できないのである。

国家への批判も規制対象

有害な影響という面から検閲・規制されるため、性的描写や残虐な描写ばかりでなくシンガポール国家への批判も対象となり輸入規制がかかる。シンガポール国内での『言論・表現の自由』は限定的な保証となっているようだ。

日本書籍が購入できるところ

日本書籍を購入しようと考えると、まずシンガポールに出店している日本の書店を探すというのが常套手段だ。もちろんシンガポールにも日本の書店があり、その最たる書店は何と言っても日本でも有名な『紀伊国屋書店』だろう。

紀伊国屋書店

シンガポールでも有名な紀伊国屋書店は、日本でもよく知られた書店だけに商品供給や安定的なサービスに対する安心感がある。紀伊国屋書店とは言っても品揃えは旅行関係からシンガポールに関するものが中心で日本と同じようにはいかないのが現状だが、日本の新書もほとんど日本と同じ発売日に手に入るし、雑誌や週刊誌でさえ発売日からたった1~3日遅れで販売される。

ただし価格は、やはり日本の1.5~2倍ほどだ。早く手に入れたい本であれば、紀伊国屋書店を利用するのもよいが、急がないのであれば中古になるまで待つのが懐にもやさしいだろう。

シンガポールには4店舗展開

紀伊国屋書店はシンガポールに4店舗展開している。その中でも、メインストアである高島屋の紀伊国屋書店が一番売り場面積も広く、書籍の種類も豊富で充実している。また、輸入禁止になっていない本であれば、どの本も無料で取り寄せをしてくれる。会員になると会費はかかるが10%の割引サービスもあるので、書籍をよく購入するなら利用した方がお得だ。

・webサイト:紀伊国屋 シンガポール店舗(日本語対応)

Singapore Main storeシンガポールメインストア・ニーアン・シティ店

アドレス
391 Orchard road #04-20/20A/20B/20C/20E/21,TAKASHIMAYA Shopping Centre, NGEE ANN CITY Singapore 238872
TEL
+65 6737-5021
営業時間
日~金/ 10:00~21:30  土/ 10:00~22:00
Liang Court storeリャン・コート店

アドレス
177 River Valley Road, #03-50 Liang Court Singapore 179036
TEL
+65 6337-1300
営業時間
月~金/11:00~21:30 土・日・祝/10:30~21:30
Bugis storeブギス・ジャンクション店

アドレス
200 Victoria Street, #03-09 Bugis Junction Singapore 188021
TEL
+65 6339-1790
営業時間
10:30~22:00
Jurong storeジュロン店

アドレス
50 Jurong Gateway Road, #04-23 Jem Singapore 608549
TEL
+65 6430-0868
営業時間
日~金/10:00~21:30 土/10:00~22:00
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シンガポールで古本を手に入れる

それでは、シンガポールの古本屋で日本の書籍を取り扱っているところがいくつかあるようなので、シンガポールでお財布にやさしい中古本を手に入れる方法を探してみようと勇んで探索したところ、下記の通りの生憎の結果となった。

リサイクル書店 KI-SHUNキシュン

2001年に本の販売経験や知識もない店主が『シンガポールで安く手軽に本を購入できるところを作りたい』と始めたリサイクル書店KI-SHUNキシュンは、日本の本が安く手に入り買取もしてくれて、レアな本もあったと評判だった貴重な店だった。しかし、口惜しくも2015年をもって14年間の幕を閉じ閉店となった。非常に残念である。

BON-GOUT(ボングウ)

観光客が多く賑わうボートキーやクラークキーと違って、地元のシンガポール人が行き交うロバートソンキーに、この中古書店BON-GOUT(ボングウ)があった。ここは、シンガポールで流行のレストランやバーなどが立ち並び、夜になると地元で人気のナイトスポットに変身する。

また、この辺りには日本からの駐在員が住むコンドミニアムやサービスド・アパートメントもたくさんある。そんなおしゃれな街であるロバートソンキーの一角にあるからか、古本を販売するだけの店ではなくカフェレストランもやっていた。

この古本屋カフェレストランBON-GOUT(ボングウ)は、カレーや定食スタイルの家庭料理がおいしいと評判だったし、料理を注文すると日本語の漫画や本を無料で試し読むことができたのだが…。ここも残念ながら、憩いの場としていた大勢の客に惜しまれながら2012年2月末で閉店となった。

Book martブックマート シンガポール

ここは、シンガポール法人のByron World Trading Pte Ltdが自社開発した店舗運営ノウハウとコンピュータによる高度な商品管理システム構築を行って最新のシステムと外資系特有の経営手法でワールドチェーン展開して経営していたが経営難に陥り、2012年から株式会社メダリオンコミュニケーションの保有となっている。

現在、元の経営者Byron World Trading Pte Ltdは、シンガポール地区のフランチャイジーとして店舗経営をしている。店舗が移転となり2014年8月に再オープンの予定のはずだったのだが、そのまま現在に至っている。遺憾ながら今でも放置状態なので、まさか4年かけて移転中というわけもないだろうし、この先再オープンする見込みは低そうである。興味がある人は、下記HPサイトで確認してみてはいかがだろうか。

日本人会古本市

シンガポールにも、日本人会がある。その日本人会主催の古本市が中古本を手にできる僅少な方法となりそうだ。年に2~3回の開催ではあるが1冊が¢50-S$1と激安だし、掘り出し物やレア物も見つけられそうだから本好きは足を運ぶべきだろう。日本人会古本市の開催日程は、日本人会の情報誌News Letterかインターネットのサイトで知ることができる。

webサイト
http://www.jas.org.sg/notice/calender/calender_jas_ja.html
名称
シンガポール日本人会The Japanese Association, Singapore
アドレス
120 Adam Road, Singapore 289899
TEL
+65-6591-8136/+65-6591-8137

インターネットで日本書籍を購入

本屋でゆっくり時間をかけて、実際に触れたりページをめくったり表紙を見たりして、探して購入しないと味気ないという人には向かないが、最初から欲しい本が決まっていたり店舗に行って探したりするのが面倒だという人には、インターネットでの購入が極めておすすめだ。

紀伊国屋Book Web

紀伊国屋Book Webは、名前の通り紀伊国屋書店のオンライン書店である。家に居ながらにして、読みたい、欲しい本の検索や在庫確認・予約や注文ができる。その上、店舗での受け取りか配送かも選択することができる便利なシステムだ。ある程度の金額を購入することで配送料金も無料になるので、条件を上手く考察して利用したい購入方法だ。

・webサイト:https://singapore.kinokuniya.com/

Amazon.co.jp

このAmazon.co.jpは、もちろん日本のアマゾンのことである。配送料金がかかるが、Amazon.co.jpは日本からシンガポールまで購入した本を発送してくれる。Amazon.co.jpで書籍を購入し、内容がMDA(シンガポールの検閲機関)に引っかからなければ問題なくシンガポールのあなたの元に届くのである。

Amazon.co.jpで書籍を注文し、配送一件毎に300円と商品1点毎に手数料400円を商品価格(消費税を除いた価格)に上乗せして支払えば、3~4日後には手元に届くという環境だ。この値段と早さで日本語サイトであるAmazon.co.jpの豊富な品ぞろえの書籍の中から選びたい放題で買える。これは大変便利でうれしいことではないだろうか。

・webサイト:https://www.amazon.co.jp/

まとめ

シンガポールでは、欧州や米国からの輸入書籍が多いせいか全般的に書籍自体が高いようだ。こうなると、シンガポールでは読書は贅沢で高尚な趣味の部類に入るのかもしれない。

実店舗経営が難しい時代

その贅沢で高尚な趣味を誰でも味わえるように、シンガポールでも中古本の買取り販売が行われていたが、インターネットが普及し配送サービスが行き渡ってきた昨今においては、シンガポールも御多分に洩れず実店舗での中古本の買取・販売の経営は難しくなってきているようで、有名どころが次々と閉店に追いやられているのが現状だ。

古本購入は中古本市やインターネットの利用がおすすめ

シンガポールでの生活が長くなるのであれば、高尚な趣味である読書を贅沢に味わう大切な自分の時間を、ぜひ日本の書籍を活用して過ごしていただきたい。そのためには、この記事を参考に中古本市インターネットショップを上手に利用して欲しいものだ。そして、日本を感じて日本人としてのアイデンティティを確立し、ルーツを忘れないでいて欲しい。

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今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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