スキー用品を高く売るならどこがおすすめ？

全国のスキー場がオープンし始めるこの時期は、不要なスキー用品にとっても非常に良い売り時であると考えられる。中古専門店各社が店舗在庫を増やすこのタイミングでスキー用品の査定依頼や相見積もりをおこなうと、オフシーズンよりも遥かに高い買値がつきやすくなる。

また、近年の異常気象によりウィンタースポーツのできる期間が短くなりつつある実情を考えると、遅くとも中古スキー用品の需要の高い1月前半までに売却してしまうのが、賢い売り方となるだろう。

今回は、買換等によって不要となったスキー用品を高く売るために、おすすめ度の高い専門店10社をご紹介していきたい。

買取比較サービス「ヒカカク！」で最大20社一括見積もり

スポーツ高く売れるドットコム

大手買取チェーンならではのサービスと、高価買取実績の豊富さで知られるスポーツ高く売れるドットコムは、スキー用品の買取査定にも強い専門店だ。全国に9つのリユースセンターを展開するこの業者では、店頭・出張・宅配の3方法で多彩なウィンタースポーツ用品の買取をおこなえる。

また、出張買取に力を入れる近年では対応エリアも徐々に拡大しているため、長いスキー板を積み込むマイカーを持たない方でも、余計なコストをかけずに要らないアイテムの売却につなげやすい業者になりつつあると捉えて良いだろう。

事前査定がおこなえる

スポーツ高く売れるドットコムの最大の魅力は、宅配買取で品物を送る、出張買取で査定士に来てもらうといったステップに進む前に、メールや電話などで事前査定ができることだ。この方法により、自分の希望する買値がつかないことが分かれば、長くて重いスキー板などをわざわざ梱包・発送する必要もなくなる。

また、この業者への買取相談で意外な高額査定がつく可能性が見えてくると、少し面倒と感じられる相見積もりへのモチベーションも高まってくることだろう。

スポーツ高く売れるドットコムにおけるスキー用品の買取価格

このショップでは2018年12月3日現在、下記3商品の買取実績を公開している。

• ・SALOMON W-MAX 8+ XT10 155cm（スキー板・程度良好）　→　15,000円
• ・SALOMON XMAX POWERLINE（スキー板・美品）　→　10,000円
• ・FT FULL TILT DESCENDANT6 25.5（スキー靴・美品）　→　10,000円

ちなみに、多彩なスキー用品の買取に積極的なスポーツ高く売れるドットコムでは、ストックやスキーウェア、ゴーグルなどの小物類も高価買取対象としている。

また、まとめ売りについても推奨しているため、新シーズンに向けた買替のタイミングで、物置に眠った不要なスキー用品を一気に事前査定に出してみるのもおすすめとなるだろう。

アシスト

東京と神奈川エリアに6つの店舗を展開するアシストも、スキー用品の買取実績が豊富な総合リサイクルショップだ。これらの地域でおこなえる出張買取には、ウィンタースポーツ用品以外の価値ある物を、自宅に来た担当者に追加で査定依頼ができるメリットがある。

また、着払い発送可能な宅配買取についても、ガソリン代やレンタカー代などのコストをかけずに不要なスキー用品を売るには、非常に使い勝手の良いシステムであると言えそうだ。

問い合わせ時に教えてほしい情報、項目も公開中

良心的な買取サービスで定評のあるアシストでは、スキー用品を売却するお客様に事前に調べてほしい下記の情報項目をサイト内で公開している。

• ・スキー用品のブランド、メーカー名
• ・モデル、型番
• ・使用年数、製造年月日
• ・付属品の内容、欠品
• ・傷やサビなどの状態、コンディション
• ・スキー用品の特徴がわかる画像

こうした情報をあらかじめ用意しておくと、初回の問い合わせの直後に買取相場などの返答をスムーズにもらいやすくなる。

また、上記の項目は大半の専門店が必要としているため、相見積もりをする際にも活用できると言えるだろう。

アシストにおけるスキー用品の買取価格

アシストでは2018年12月3日現在、スキー板とスキー靴それぞれ2商品ずつの買取実績を公開している。

• ・K2 SPYRE 80 24.5cm（スキーブーツ・極美品）　→　2,000円
• ・SALOMON XPRO 27.0cm（スキーブーツ・美品）　→　5,000円
• ・ATOMIC RACE SL 160cm（スキー板・美品）　→　3,000円
• ・elan RACE GS 170cm R17.2（スキー板・美品）　→　3,000円

なんでもリサイクル ビッグバン

ウィンタースポーツの本場である北海道を中心に展開するビッグバンでも、いくつかの店舗でスキー用品やスノーボード用品の買取を積極的におこなっている。

ビッグバン札幌白石店におけるスキー用品の買取強化

まず札幌市白石区にある店舗では、スキー用品の人気メーカーROSSIGNOL、ATOMIC、SALOMONなどの有名ブランドを大歓迎している。

ただし、スキー板については基本的にカービングスキーのみが買取対象となる。そのため、昭和の時代に流行った先の尖ったストレートタイプの板については、買取査定の対象から外れる形になってしまうと言えるだろう。

また、にも力を入れる札幌白石店では、販売時のビンディング調整などにも対応をしている。

札幌イオン栄町店におけるスキー用品の買取強化

この店舗では、商品在庫の少ないスキー用品の買取協力をお願いするブログ記事を2017年11月に公開したことがある。

• ・100cm以下のジュニアスキー
• ・19cm以下のジュニアブーツ
• ・75cm以下のストック

買取強化対象とも言える上記のラインナップを見てみると、ファミリー層なども多く訪れる札幌イオン栄町店では、子供が使うスキー用品の取引も積極的におこなわれていると捉えて良いだろう。

また、スキー用品の店舗在庫を増やす12月上旬までの時期には、期間限定でジュニアスキーブーツの買取強化キャンペーンを開催したこともあるようだ。

スリフティ

静岡県静岡市を中心に買取サービスをおこなうリサイクル&アウトレットショップのスリフティでも、スキー用品やスノーボード用品の現金高価買取キャンペーンを実施中だ。ウィンタースポーツ用品に強いこの店では、人気の高いカービングスキー以外に、手軽さにより意外な需要のあるショートスキーやファンスキーも大歓迎している

また、スノーボード板については、アルペンなどの特殊な商品も買取可能とするようだ。

買取NG商品も公開中

良心的な買取サービスをおこなうスリフティでは、お客様が持ち込んでも買取査定対象外となってしまうスキー用品の特徴を下記のように公開している。

• ・傷が酷いスキー用品
• ・破損のあるスキー用品
• ・ビンディングを付替したことのあるスキー板
• ・新品購入から5～6年経った商品
• ・滑走面となるソールが酷く荒れているもの
• ・エッジのサビが酷いもの
• ・ビンディング単品の持込

こうした形で買取不可になってしまうものをきちんと紹介できるスリフティは、査定基準の透明性といった意味でも信頼できるポイントの多い業者と捉えて良いだろう。

2種類の買取方法

スリフティでは、実店舗での持込買取と静岡市葵区、清水区、駿河区、焼津市、藤枝市を対応エリアとする出張買取サービスの2方法でスキー用品などの買取をおこなっている。店舗側のコストのかからない持込買取には、出張買取よりも高値をつけやすいメリットがある。

また、自身のマイカーには入らないレベルのスキー板などが大量にある場合は、持ち運びの難しいものにも対応できる出張買取サービスの利用がおすすめとなりそうだ。

アウスタ

多彩なアウトドア用品を買い取るアウスタも、スキー用品の高価買取実績の豊富な専門店だ。薄利多売の会社方針で設定された買取価格は、一般的なリサイクルショップなどと比べて非常に高い傾向があると言われている。

また、広告宣伝費を極限まで落としたアウスタには、削減した経費全てをお客様の査定額に反映、還元できる特徴もあることから、価格重視で愛用のスキー用品の売却先を求める方々にとって、この専門店の魅力は非常に大きいと捉えて良さそうだ。

状態の悪いものでも買取、引取可能

専用倉庫に多くの在庫を保有するアウスタでは、部品取り目的で破れや汚れ、欠品、修復歴などのあるスキー用品の買取や引取も積極的におこなっている。こうした専門店を利用すると、あまりコンディションの良くないスキー板やスキーブーツについてもスムーズに処分がしやすくなる。

また、BランクやCランクの品物にも買い取る姿勢を持つアウスタの場合、一般のリサイクルショップでは買取不可と言われてしまうようなスキー用品であっても気軽に相談ができると言えそうだ。

アウスタにおけるスキー用品の買取価格

このショップでは、買取強化ブランドのひとつであるSALOMONのスキー用品の買取価格を、下記のように公開している。

【X-RACE SW 165+ Z12 SPEED（スキー板・2016-2017モデル）】

• ・新品買取価格　→　71,000円
• ・中古品買取価格　→　50,500円

【ULTIMATE RIDE（スキー板・2016-2017モデル）】

• ・新品買取価格　→　48,000円
• ・中古品買取価格　→　31,000円

【X MAX 110 W】

• ・新品買取価格　→　51,000円
• ・中古品買取価格　→　35,000円

こうした形で新品と中古それぞれの買取相場を掲載するアウスタは、参考買取価格のみを公開する一般のリサイクルショップなどと比べて、具体的な取引のイメージがしやすい業者と捉えて良いだろう。

また同ページ内には、冬山トレッキングなどにも使えそうなマウンテニアリングシューズなども並べられている。

買豊堂

リサイクル買取専門店の買豊堂でも、スノーボード用品やスキー用品の高価買取をおこなっている。買取方法としては、奈良・大阪・京都を対応エリアとする出張買取と、店頭買取、宅配買取が用意されている。

また、多くの売り手が気になる手数料については、出張費・店頭査定料・配送料の全てが無料となっているようだ。

高価買取の期待できるスキー用品の需要とトレンド

買取ページ内で需要の高い商品のトレンドについて詳しく言及する買豊堂は、非常に詳しい商品知識によって愛用のスキー用品を高価買取に導ける可能性の高いショップであると考えられる。例えばスキー板のカテゴリには、オールマウンテンスキーやフリーライドスキー、レーシングスキーといった少し特殊なモデルも並べられている。ゴーグルやグローブといった小物類も、買取対象としているようだ。

高価買取の条件、基準も公開中

ウィンタースポーツ用品の買取に力を入れる買豊堂では、プラス査定やマイナス査定の条件や、高価買取の期待できる人気メーカーなどの情報もサイト内で公開している。まずスキー板を売却する場合は、ビンディングなどの関連グッズとセットで買取依頼をすることで、査定額の上乗せがされやすくなる。

これに対して、目立つ汚れや傷のあるスキー用品については、当然のことながら減額査定対象となってしまうようだ。

不用品回収、引取にも対応可能

幅広いサービスをおこなう買豊堂では、買取対象外となってしまったスキー用品や不用品の引取対応も可能としている。こうした専門店に出張買取をお願いすれば、古い・コンディションが悪いなどの理由で買値のつかないスキー板などについても、その場で引取回収をしてもらえることだろう。

また、買取と引取の両方に対応できるショップには、引越しや遺品整理などの際にとにかく早く不用品を処分したいと考える方々にとっても、多くのメリットがあると考えられる。

エコアシスタント

千葉県松戸市にあるエコアシスタントも、スキー用品の買取実績が豊富なリサイクルショップだ。この業者では、千葉県・埼玉県・茨城県を中心に幅広いエリアで出張買取をおこなっている。

また、出張費・見積り費ともに無料で対応しており、大量のスキー用品をなるべくコストをかけずに処分したいという方々にとっても利用のしやすい業者となるだろう。

この他に出張エリア外の場合は、着払いによる宅配買取でもウィンタースポーツ用品の売却をおこなえる。

不用品引取もできる専門店

引越しや断捨離、大掃除などで出てきた不用品引取もおこなうエコアシスタントは、自宅の物置に長きに渡って眠っていたスキー用品の処分時にも相談のしやすい専門店であると考えられる。例えば、相続や遺品整理の際に出てきた故人の古いスキー板などについても、買取と引取の両方が可能なため、引取代金を払って処分をお願いするという選択ができる。

また、遺品整理で大量の不用品の処分に悩まされているときには、スキー用品と一緒に家具や日用品の有料引取をお願いしてみても良いだろう。

エコアシスタントにおけるスキー用品の買取価格

このカテゴリの買取に強いエコアシスタントでは、下記のように非常に多彩なスキー用品の買取実績を公開している。2000年代に流行ったファンスキーにもきちんと査定をつけてくれるこの業者は、人気モデルかつコンディションの良い品物であれば、多少古くても買取対応してもらえる可能性が非常に高いと言えそうだ。

• ・DOLOMITE（メンズスキーブーツ・Aランク）　→　2,000円
• ・HEAD EDGE+8.5（スキーブーツ・Aランク）　→　4,000円
• ・kissmark FREEFUN（スキーブーツ・Aランク）　→　1,000円
• ・BXB BREW-RIDER（スキーボード・Sランク）　→　4,000円
• ・SALOMON SNOWBLRADE BUZZ99.9（スキーボード・Aランク）　→　1,800円
• ・SALOMON LIMITED VERSION SX（スキー板・Sランク）　→　3,000円

買取マクサス

独自システムSel-liveを使いビデオチャットで事前査定ができる買取マクサスは、中古スキー用品の買取市場においても注目度の非常に高い専門店だ。

Sel-liveを利用するメリット

このシステムを通して自宅にあるウィンタースポーツ用品を動画で査定士に見せると、出張買取で自宅に来てもらう前に早く買取の可否判断につなげられる。

また、Sel-liveを使って決まった査定金額にはその後の金額変更が生じないというメリットも非常に大きいと言える。

買取マクサスにおけるスキー用品の買取価格

スキー用品買取に強いこのショップには、子供用スキーからレーシングモデルの板まで幅広い商品の買取実績がある。

また、若干古い印象を受けるNORDICAのスキー靴にも200円の査定をつけていることから考えると、他店で買取の難しい商品であっても、まとめ売りなどにより良心的な対応をしてくれる可能性は非常に高いと言えるだろう。

• ・Hart ミッキー（板・ブーツ・ストックの子供用セット・Bランク）　→　1,500円
• ・NORDICA DOBERMANN EDT BOOSTER（スキーブーツ・Aランク） →　200円
• ・OGASAKA GS RACING/GS-27/TRIUN（スキー板・Aランク）　→　5,100円
• ・ATOMIC Jrレーシング RACE SL12 NEOX（スキー板・Aランク）　→　2,400円
• ・elan rcg race WORLD CUP ER11/ERFF Pro（スキー板・Aランク）　→　6,000円
• ・OGASAKA TRIUN SL RACING FREEFLEX PRO78X（スキー板・Aランク）　→　8,100円

かんざぶろう（鑑三朗）

非常に多くの買取実績を公開するかんざぶろうは、スキー用品を中心としたウィンターシーズンアイテムの買取に強い総合リサイクルショップだ。この業者では、愛知県内に5つの店舗と、東京八王子に1つの営業所を開設している。

3つの査定方法における評価の詳細も公開中

良心的なサービスで定評のあるかんざぶろうでは、LINE・メール、電話見積り、訪問見積りという3査定方法における査定額確定度と査定金額変動率を公開している。傷やサビなどの商品コンディションが買取価格に大きく影響するスキー用品の場合、査定士に自宅に来てもらう出張買取による訪問見積りを利用したほうが、査定額の確定度は高くなる。

これに対して、お客様が送った写真により仮査定をおこなうLINE・メールの簡易見積りの場合は、現物を見た後の本査定時に5～10%ほどの査定額変動が起こる可能性がでてくるようだ。

かんざぶろうにおけるスキー用品の買取価格

このショップではAランクのスキー用品を中心に買取実績を公開している。カービングスキーからミッドスキーまで幅広い板の買取のできるかんざぶろうは、多彩なスキー用品の査定に強い専門店と位置づけて良いだろう。

• ・HEAD SuperShape 160cm（スキー板+ストック付き・Aランク）　→　5,500円
• ・HEAD C110（カービングスキー板・Aランク）　→　4,500円
• ・NORDICA（スキーブーツ・Aランク）　→　4,000円
• ・GenFactory（スキーブーツ・Aランク）　→　4,000円
• ・Sub industries（ミッドスキー板・Aランク）　→　3,000円
• ・ATOMIC Beta Race Carv 9.20（スキー板・Aランク）　→　3,000円

トレジャーファクトリー

総合リサイクルショップ大手のトレジャーファクトリーでも、非常に多くのスキー用品を買取情報・入荷情報の中で公開している。

引越しと買取をセットでおこなうサービスが新鮮

この業者では、店頭・出張・宅配というスタンダードな方法の他に、引越しと買取をセットでおこなうサービスも用意している。引越し時にこうした仕組みを利用すると、価値あるスキー用品などの売却費用により高額な引越し料金の相殺や節約が可能となる。

また、アウトドア用品の買取強化をするトレジャーファクトリーは、趣味やライフスタイルの変化による物置整理の際にも利用しやすい専門店となりそうだ。

トレジャーファクトリーにおけるスキー用品の買取価格

このショップの買取情報・入荷情報のページには、各店舗で買い取られた下記のようなスキー用品が並べられている。

• ・ROSSIGNOL（スキーブーツ・26.0cm）
• ・SALOMON QUEST R80（2015年モデル・スキーブーツ・25.5cm）
• ・REXXAM（2011-2012モデル・競技用スキーブーツ・26.0cm）
• ・DYNASTAR（2012-2013モデル・カービングスキー）
• ・スキーウェア（2009-2010クロアチア世界選手権モデル・MIZUNO）

トレジャーファクトリーの買取情報には、残念ながら具体的な査定額や買取額の記載がない。しかし、若干古い世界選手権モデルのスキージャケットやスキーパンツなども買い取れるこの店は、幅広いスキー用品に柔軟な買取対応をしてくれると捉えて良いだろう。

まとめ

参考買取価格や買取実績といった形でショップにより公開する情報の異なるスキー用品は、単純に各社のサイトを見ただけでは最も高く売れる業者を見つけることは難しいと考えられる。

しかし、LINE査定やメール査定といった商品写真も送信できる各社のサービスの充実する近頃では、それぞれの業者に問い合わせをすることで具体的な買取相場などの把握もしやすい時代になりつつあると捉えて良いだろう。

また、買取店選びで悩んだときには、ヒカカク！を使った一括査定にもチャレンジしてみてほしい。