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ダナー ブーツの偽物と本物の見分け方を徹底解説

読了目安:9分
更新日:2021/02/03
公開日:2019/02/02
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アメリカの老舗ワークブーツブランド、ダナー(Danner)ブーツは世界的にも人気のブーツだ。その機能性とデザインから、アウトドアだけでなくストリートでも愛用されている。1932年に創業されてから、実用的で堅実なブーツづくりを継続している。

しかし、その人気から、残念なことに偽物が多く出回っている。インターネットの普及したことで、オークションなどや実店舗を持たないインターネットショップなどで、特に、多く偽物が見られるようだ。

せっかく買ったダナーブーツが、偽物だったという悲劇を避けるためにも、この偽物と本物の見分け方に目を通してほしい。

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ダナーブーツの歴史と特徴

まず偽物の前に、本物のダナーブーツの特徴や歴史を説明したい。ダナーは、1932年にアメリカのウィスコンシン州チペワフォールズで創業され、現在に至るまでの長い年月を世界中の人々に愛され続けている。

「可能な限りの、最高の靴を作る」をコンセプトに、常に研究と挑戦を繰り返してきた実直なメーカーである。

創業当初は、ワークブーツだけを製造し、低単価で長く使えるブーツを開発していた。1960年代になると、アメリカ国民のハイキングや登山ブームに合わせて、ハイキングブーツも製造するようになった。

そして、1979年に、ダナーブーツの代名詞ともいうべきゴアテックスを採用した完全防水ブーツを製作し、1980年から販売を開始した。ゴアテックスをブーツに採用したのは、ダナーが世界で初めてで、完全防水ブーツの先駆けのブランドになる。

完全防水なのにも関わらず、ムレることもないという実用性に加え、そのデザイン性も高く評価され、世界中で人気のブーツメーカーとなった。他にも、ビブラムソールを使ったものなど、高い可能性を感じさせるブーツがダナーの特徴だ。

現在も、創業者のチャールズ・ダナーが築き上げた高い基準にて、どんな厳しい環境にあっても快適に過ごせるフットウェアを提供し続けている。また、日本にも修理専門のリペアファクトリーができている。

ダナーライトの間違い情報に注意

世界中で人気があるため、ダナーブーツは多くの偽物が出回っているようだ。ただ、間違った情報が流れていることもある。「ダナーライト」が格安で売っていたが、よく見ると全然形などが違うという話を耳にすることがある。これは偽物に違いないと思われるのではないだろうか。価格も格安なら、見た目も明らかに違う。

確かに、極めて怪しいと感じるだろう。正規の「ダナーライト」と比べてみれば一目瞭然である。しかし、なんとこれは偽物ではないのだ。

ラクロス・フットウエア社

実は、ダナーブーツの製作をしているラクロス・フットウエア社は、2012年にABCマートに買収された後、子会社化されているのである。皆さんも、ご存じではないだろうか。

全国展開している靴屋のABCマートである。その影響なのか、低価格帯のダナーブーツが発売されるようになったのだ。つまり、先ほどの格安で見た目も全然違うものは、この低価格帯の商品である。

こちらには、低価格に抑えるためにゴアテックスが使われていない。ダナーブーツの代名詞ともいえるゴアテックスを外して、ダナーブーツといえるのかという疑問はあるものの、偽物ではなく別注となるようだ。

素人が見分けるのは難しい

では、どうやって偽物と本物を見分けたらよいのか。はっきりいって、素人に分かるような違いはないと言っていいだろう。

革の質も靴によって若干異なったり、ハンドメイドということもあり、少しの違いはどうしても出てしまう。偽物も、それだけ精巧に作られているのだ。

では、偽物なのか本物なのか、運に任せるしかないのか。そうではない。偽物と本物を見分ける目利きができなくても、偽物を買ってしまう可能性を格段に低くすることができる方法がある。次で、それを説明しよう。

ダナーブーツの偽物を避ける方法

偽物と本物の見分けがつかなくとも、偽物を買ってしまうことを回避する方法はある。

偽物を買ってしまっては、すぐにブーツが痛んでしまうなどの不具合や、アフターサービスを受けられないという事態にもつながってくる。

何より、気持ちがよくない。非常に、腹立たしさや、無念さを覚えるだろう。では、偽物を回避する方法をいくつかご紹介する。

直売店で購入する

直売店で購入することが、一番間違いない方法ではないだろうか。工場から直接仕入れて、メーカーが売っているので安心感がある。アフターサービスもしっかり保証されている。直売店に来店することが可能な方は、直接行って買うことをおすすめする。

そうすれば、実際にブーツを触れるので、質感や色具合などもはっきりと確認でき、履き心地も試すことができる。

偽物サイトに気を付ける

インターネットショッピングで、気軽に買い物を楽しめるようになったが、ここに偽物が多いという事実もある。

そこで偽物を本物として販売している偽物サイトでブーツを購入しないために、偽物サイトである、偽物サイトの可能性が高いといわれるポイントをあげてみた。

  • ・極端な値引きをしている(50%から80%offセールなど)
  • ・他のお店に比べて格安
  • ・過去のモデルが大量に販売されている
  • ・ショッピングサイトの日本語の文法がおかしい
  • ・代金の振込先口座の名義が日本人ではない
  • ・問い合わせ先のメールアドレスがフリーアドレスになっている

正規取扱店の方の話では、50%から80%offなどという値引きは、通常不可能なレベルになるそうだ。先ほど述べた、ABCマートの子会社化の後に出た低価格帯商品では可能かもしれないが、その他では考えられないそうだ。

他のお店に比べて格安というのも同じである。履き心地を追求して作ってあるダナーブーツは、そんなに大幅な値引きはできないということだ。特に、人気の「ダナーライト」は、今だにポートランドの工場で、熟練工によるハンドメイドで作られている。

とても安売りできる代物ではないのだ。過去のモデルが大量に販売されているのも不自然である。最後の3つは、サイト自体のことだが、少しでも偽物を買うリスクを下げたいならば避けたほうが賢明だろう。

偽物の売り文句に気を付ける

以下の売り文句には偽物が多い。

  • ・アウトレット品
  • ・生産過剰の余剰品
  • ・サンプル品
  • ・型落ち品

このような売り文句が記載されている商品は気をつけよう。偽物の可能性が高いようだ。これも先ほどと同じ理由で、大きく値引きすることは無理なのである。以上のポイントに気を付ければ、偽物を買ってしまう確率は格段に下がるだろう。

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本物のダナーブーツは長年使い続けられる

偽物と本物の見分け方を述べてきたが、やはり機能性に勝る本物の証拠はないだろう。ゴアテックスを使った完全防水なのにムレることがない。

そして、デザイン性も良く、「最も理想的なブーツ」という称号を得るほどだ。

ダナーブーツは、履き心地、機能性、デザインと全てをそろえているからこそ、長い間世界中で愛され続けているのだ。

本物のダナーブーツは、定期的にメンテナンスを施すことで、長く愛用することができる。少し高くても正規販売店で本物を買ったほうが、長く使うことができるので、結果的に安くなるのではないだろうか。

また、売却の際にも、きれいでまだまだ使える見た目のほうが高い査定がつきやすい。道具が少し必要にはなってくるが、定期的なメンテナンスは自分でも簡単に行うことができる。

ちょっとした手間で、査定価格に大きな差が出るかもしれない。一例として、手順を記載しておく。

  1. 1.靴ひもを全て外す
  2. 2.馬毛のブラシで軽くブラッシングをして、汚れやほこりを取り除く
  3. 3.クリーナーを柔らかい布などにつけて磨く
  4. 4.スポンジにドレッシング(革製品用オイル)をつけ、革の部分に塗る
  5. 5.ブラシでドレッシングを塗り込むようにコーティングする
  6. 6.ポリッシングクロス(乾いた布でもOK)で、余分なクリームとオイルをふき取り磨く
  7. 7.防水スプレーをかける

これだけで、メンテナンス前と比べて革がよみがえっているのが実感できるだろう。このように定期的にメンテナンスを繰り返し行うことで、長く愛用することができる。最低でも買取査定の前には、きれいな見た目にすることをおすすめする。

リペアサービスを利用しよう

しかし、長く愛用していれば、他にも不具合が出てくる。これ以上は、素人の手には負えない。専門の職人に任せたほうがいい。そこでダナーには、リペアサービスというものがある。

では、どこでリペアをしたらよいのだろうか。もちろん、皆さんの街にある靴のリペアを専門店でも、ちゃんと行ってくれるお店はあるだろうが、せっかく日本にもダナーのリペアファクトリーができたのだ。そこに頼むのがよいのではないだろうか。

熟練の職人がひとつひとつ丁寧に作業をしてくれる。一番リペアの効果を実感しやすいのはアウトソール(靴底)の交換ではないだろうか。長く愛用していれば、靴底はだんだんとすり減ってくる。

これを新しいアウトソールに交換してもらうのだ。他にも、リペアできる箇所と、金額、納期を載せておくので、参考にしてほしい。

アウトソールの交換

アウトソールを取り換えはもちろん、かかと部分のみの取り換えも行うことができる。価格は、13,000円からで、かかとのみの直しだと6,000円になるようだ。納期は約1カ月から2カ月。

トップバンド交換

履き口のレザーの部分の交換になる。交換が難しい場合は、部分的な修繕になることもある。価格は、5,000円から。納期は3周囲間程度。

ライニング補修

クラシックシリーズなどを中心に、靴の内側の痛んでしまったかかと部分のライニングを補修する。価格は、2,000円から。納期は3週間程度。

フック・アイレットなどの交換・取り付け

長年使うことで緩んでしまったフックやアイレットの取り付けおよび交換。価格は250円から。納期は2週間程度。

ステッチの補修

アッパーの各部、およびライニングなどの切れてしまったステッチやほつれを縫い直し、補修をする。価格は、1,000円から。納期は3週間程度。

このようにメンテナンスをしたりリペアをすることで、長く愛用し続けることも高く売却することも可能だ。そして長く愛用することで、オリジナルの色合いや風合いが出て、味のあるものになっていく。

ダナーブーツは、耐久性にも優れており、長く使えるものが本物の証と言っても過言ではない。使いこむことで出てくる風合いは、他にはない唯一無二のダナーブーツになる。こういった味のあるダナーブーツは、査定でもプラスになることがあるようだ。

少しでも高く売却したい場合には、リペアやメンテナンスはしっかりしたほうがよいだろう。

まとめ

ダナーブーツの偽物と本物を見分ける方法を解説してきた。また、長く愛用するためにはリペアが必要なので、リペア情報も合わせてお伝えした。

素人がダナーブーツの真贋を見分けるのは簡単ではない。ただ、偽物を回避する方法はある。

  • ・直売店で購入する
  • ・偽物サイトに気を付ける
  • ・偽物の売り文句に気を付ける

ダナーブーツそのものを見分けられなくても、購入する場所を選ぶことはできる。また、偽物サイトや売り文句には偽物の特徴があるので、知っておくと良いだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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