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デジタルバックの中古買取相場・査定情報まとめ

読了目安:10分
更新日:2021/01/29
公開日:2019/05/16
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写真は、機材の質がダイレクトに作品に反映されるため、コればコるほど金をかけたくなる贅沢な趣味のひとつだ。フィルムカメラの時代から写真を趣味とするアマチュアのフォトグラファーたちは、何十万円という単位の金を高価な機材の購入に注ぎ込んできた。そんなアマチュアたちの新たな憧れの機材が、愛用のフィルムカメラを超高画質・超高精細のデジタルカメラに変えられるデジタルバックだ。

そして、プロのフォトグラファーたちが手放したリユース品のデジタルバックは、専門業者が積極的に買取をおこなう人気商品となっている。この記事では、デジタルバックの売却を検討している人のために中古市場での買取相場や査定情報を解説する。

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デジタルバックは中古市場での人気

ここでは、デジタルバックがどんなものなのか、どうしてフォトグラファーに人気なのかを説明していこう。

デジタルバックとは

デジタルバックは、フィルムカメラをデジタル化するためのモジュールだ。中判、または大判フィルムカメラの多くはフィルムバック(フィルムを装填する部分)を取り外すことができるようになっている。

デジタルバックの中には、センサーやプロセッサなど画像をデジタル処理するための機能が組み込まれているため、これをフィルムバックと交換して装着するだけで、デジタルカメラとして使用することが可能になるのだ。ただし、デジタルバックの魅力はそれだけではない。

高画質に欠かせないセンサーも搭載

センサーは一眼レフの性能に大きく影響するパーツだ。基本的にセンサーのサイズが大きいほど、多くの情報を取り込むことができるため、より高画質で高精細かつ奥行きのある画像が撮影できる。自然の樹木を撮れば、木の葉1枚1枚の色の濃淡や影の濃さの違いが表現でき、幹の立体感がきわ立つ。

夜間でも画面が真っ黒につぶれることなどなく、わずかな光を最大限に活用して驚くほど鮮明で明るい風景を描き出すことが可能なのだ。しかしセンサーが大きいとボディ(カメラの本体)も大きく重くなってしまう。そのため一般的なデジタル一眼レフのセンサーは、画質と使用者の負担との兼ね合いにより「APS-Cサイズ」、または「35mm判」を採用しているのだ。

一方、後付のモジュールであるデジタルバックは性能性の向上を主眼においているので、遠慮なく大きなセンサーを搭載している。この差がダイレクトに現れるのが画素数だ。例えば2018年9月に発売されたニコンの最新機種「D3500」は2416万画素だが、デジタルバック業界の老舗、フェーズワンがその1年前に発表した「IQ3 100MP トリクロマティック」は、すでに1億画素に到達していたのである。

その分、価格の差もすさまじい。D3500なら50,000円程度で購入できるが、IQ3 100MPは4,900,000円だ。この性能とそれに比例する価格の差には、D3500があくまで一般向けであるのに対し、IQ3 100MPは商業用写真を撮影するプロのフォトグラファー向けの機材だという理由がある。

アマチュアのフォトグラファーによる需要の高まり

このようにデジタルバックは年々進化し続ける光学技術の象徴のようなものだが、これは同時に、より高性能を求めて手持ちの機材を買い換えるプロがいるということでもある。そして、彼らが手放した旧モデルが中古市場で積極的に売買される人気商品となっているのだ。高級フィルムカメラの性能が優れているからこそ、デジタルバックが開発される意義があった。

その高級フィルムカメラを愛用してきたアマチュアのフォトグラファーたちが、リーズナブルな価格で入手できるリユース品が出回ることを待ち望んでいたことは言うまでもない。こうして、デジタルバックは数あるデジタル機器の中でも、買取業者が特に積極的に査定をおこなうアイテムとなったのである。

デジタルバックの買取相場は高騰傾向

デジタルバックは比較的新しい商品ではあるが、それでも一般の市場に出回り始めた2000年代中頃からすでに十数年が経過した。その間にもデジタルテクノロジーの進化に伴い、次々により高性能な新型へとモデルチェンジがおこなわれてきた結果、中古市場にリユース品として姿を見せる機種が増えている。

この分野での老舗となったデンマークの光学メーカー、フェーズワンを筆頭に名門カメラメーカーのハッセルブラッド、マミヤ・デジタル・イメージングなどがデジタルバックの開発・販売をおこなってきた。2019年現在、中古品の買取・販売をおこなっている業者の履歴で見かけることが多いのは、これらのメーカーが2015年までに発売したモデルである。

フェーズワン(PHASE ONE)

2007年発売のPHASE ONE P45+は、3900万画素で49.1×36.8mmの大型センサーを備え、1時間の長時間露光ができることで人気の機種だが2018年3月に310,000円で買取されている。オークションサイトでも2019年に4月に350,000円での落札記録があることから、この1年間での相場は300,000~350,000円と見ることが可能だ。

ハッセルブラッド

2014年発売のハッセルブラッドCFV-50cは、ハッセルブラッドが自社を代表するフィルムカメラのシリーズである「Vシステム」の愛用者に向けて開発した逸品である。5000万画素のCMOSセンサーを搭載し、高感度性を一気に高めてISO100〜ISO6400まで対応できるようにしたことで、スタジオユースから手持ち撮影まで用途の幅を大きく広げることに成功した。

このCFV-50cは当時の発売価格1,080,000円に対し、新品同様の美品と査定されたものが549,040円で、使い込まれた使用感のあるものでも329,424円で買取がおこなわれている。

マミヤ・デジタル・イメージング

マミヤ・デジタル・イメージングのDM28は2009年に発売されたシリーズの中のひとつで、若手のプロおよびハイアマチュアのフォトグラファーに向けて売り出された機種だ。センサーは645判に対応する44×33mmの大型、2800万画素だが、645DFのボディ(カメラ本体)とセットで発売当時1,000,000円前後というリーズナブルな価格が話題となった。

こちらはDM28のみの買取で169,800円という参考価格を提示している買取業者が存在する。オークションサイトでは645DFのボディセットが即決価格235,000円で出品されていた。この即決価格というのは、出品者が提示した価格で入札すれば、即座に決済がおこなわれるというシステムで事実上の販売価格と言えるものだ。

ボディの中古買取価格は40,000~50,000円前後なので、DM28の買取相場は170,000~200,000円程度となる。

中古でも現役で活躍できるデジタルバック

もっと古い機種でも、発売からの年数を考えれば十分な高価格で取引されているものがある。例えば、2004年発売のフェーズワンP20だ。2004年は一般の流通にデジタルバックが乗り始めた時代の機種だが、それでも2019年2月に135,000円という価格での買取記録を持っている。

これは、1600万画素というデジタルバック初期の性能がフィルムカメラ用レンズの性能とぴったり合うために、愛用の機材を手頃な価格でグレードアップしたいアマチュアフォトグラファーからの需要が続いているためだ。このように、十数年前に発売されたデジタル機器でありながら、デジタルバックはどれもなかなかの価値を維持している。

また、少々不具合があってもメーカーのメンテナンスを受ければ再生できる可能性があるため、わけあり品の買取も活発だ。もとが高価なものであるために供給量が常に不足気味なことも手伝って、デジタルバックの買取相場は、機種を問わず全体的に高止まりの傾向にあるのだ。

査定をカメラの買取専門店に依頼する理由

デジタルバックの売却先には、例えばヤフオクに代表されるネットオークションサイトへの出品や家電量販店など、さまざまなルートが存在する。しかし、商品の価値に見合う価格の支払いを受け、スムーズに取引を終えたいのであれば、カメラの買取専門店に査定を依頼するのがベストだ。その主な理由は、以下の3点である。

査定のプロが在籍している

カメラの買取専門店には、査定のプロが在籍している。査定のプロはカメラやデジタルバックなどの周辺機器に対する専門知識を持つだけではなく、毎日の相場や需要についても常にチェックしている。だからこそ、依頼された商品の状態から価値にふさわしい買取価格を提示できるのだ。

査定・買取の方法が多い

カメラの買取専門店なら、店舗での査定・売却のほか、出張、宅配と豊富な買取方法がそろっている。せっかく大切な機材を手放すのなら、直接査定スタッフと対面して、じっくり査定をしてもらいたいという人なら店舗に持ち込めばいい。

仕事や家事が忙しくて時間が取れないなら、宅配が利用できると自分の都合に合わせて選ぶことができる。家電量販店への査定依頼は持込みが基本だし、オークションへの出品では買い手とひたすらメールで交渉しなければならないわけで面倒なうえに選択の余地がない。

事前に無料の仮査定を受けることができる

カメラの買取専門店に査定を依頼すると、まずデジタルバックの形式や使用頻度などを伝えて仮査定を受けることになる。この時点で客はおおよその査定価格を知ることができるため、買い叩かれる危険を避けられる。

良心的な店ほど、こと細かにデジタルバックの情報を聞き取り、状態をしっかりと把握して査定をおこなう。そのため本査定での提示価格と比べてもブレが小さく、買取価格がどれくらいになるかの目安が付けやすくなるのだ。

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査定価格をアップさせるために

デジタルバックを査定に出すなら、あらかじめしておきたいことがいくつかある。場合によっては査定価格をアップさせることもできるので、ぜひ準備しておこう。

デジタルバックの状態を確認し、掃除する

デジタルバックに故障や状態異常がなく、見た目がきれいなら次の購入者に喜んで買ってもらえるため、その分だけ査定価格は高くなる。査定に出す前に、1度きちんとカメラのボディにセットし、バッテリーをつけて電源を入れ、正常に動作することを確かめよう。

撮影はもちろんデータの保存、編集など普段使っている通りの動作を一通りこなしてみて、問題がなければ全体の汚れをチェックし、軽く掃除をしておくと良い。ただし、必ず専用のキットを使って自分のできる範囲でおこなうことが大切だ。無理をするとかえってデジタルバックを傷めてしまう。せっかくの価値を下げないよう注意しよう。

付属品をそろえ、査定に必要な情報を用意する

デジタルバックは、多くの付属品とのセットで販売されている。ここで言う付属品とは、バッテリーやケーブルコードなどのアクセサリーだけではない。取扱説明書や保証書、外箱など、購入時にあったものすべてのことだ。これがそろっているかどうかで大きく査定価格が変わるため、しっかりと確認しておこう。

また、査定を申込む前に型番や購入時期、ショット数などの情報を用意しておくと仮査定の結果がより正確になる。特にメーカー保証期間とショット数は重要な査定ポイントになる。ショット数がわからないときはカメラのメーカーにセットで持ち込むことで調べることが可能だ。

まとめ

上記してきたようにアマチュアフォトグラファーだけでなく、写真を趣味にしている方が増えている昨今。デジタルバックを求めている方が増えているとも考えられる。また、それにともなって買取業者も積極的にデジタルバックの査定をおこない、高価買取価格をつけているのだ。

もし、家に使わずに眠っている旧モデルのデジタルバックがあったり、買い替えを考えているデジタルバックがあるのであれば当サイトのような一括査定サイトを利用して買取価格をチェックしてみるのをおすすめする。思わぬ臨時収入につながったり、考えている機材をワンランクアップできる可能性もあるのだ。ぜひ、需要が高まった今を無駄にしないでほしい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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