デルタを含む高級筆記用具は高く売れるので、適切に価値を見極めてくれるところで買い取ってもらうのがベストである。また、高額査定を引きだすために自分でできる準備も行なっておくべきだ。
ここでは参考買取相場と高額査定のポイントについてまとめてみたのでご紹介しよう。
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デルタの魅力
デルタは1982年にイタリアのパレーテで創設された、比較的新しい万年筆メーカー。デザインの特徴は、万年筆の持つトラディショナルで男性的なイメージにとらわれすぎずに、女性的な柔らかな美しさをたたえているという点である。
この性差にとらわれずに美を追求するという姿勢は、デルタのお家芸ともいえる。使う機会がなく眠ったままの万年筆があれば高額買い取りが見込めるのである。
人気限定商品「デルタ WINDOWS デモンストレーター グレイ・ストローク 冬」
四季をイメージして作られた限定品の万年筆。すべて、windowsの名の通りデモンストレーター(スケルトンボディ)である。
四季の4種類が発売され、ラベンダー・ストローク(春)、オレンジ・フューメ(夏)、ブラウン・ストローク(秋)、グレイ・ストローク(冬)の4つがラインナップされた。
それぞれ、200本の限定万年筆である。吸入はゴムサックを使用したボタンフィラータイプ。スケルトンボディなので、ボタンを押した時のゴムチューブの変化が見ていて面白いのである。ゴムチューブはもちろん消耗品だが、機構はゴムを潰すバネだけと極めてシンプルなので、修理が簡単なところがメリットである。
水にインクを垂らした時に広がるような、流麗な模様を配した美しい仕上がりのペン。ニブは18kで、穴はハート型の穴になっている。これを四季の4種類揃えて楽しむことなどできたら贅沢な使い方である。ただ、本数も少ない限定品なので高額査定が期待できる。
付属品を揃えてキレイにしておくと高額査定の対象に
万年筆などの高級筆記用具は、専用ケース・替えインク・ブランドタグや保証書などの付属品を残しておくと高額査定の対象になりやすい。未使用のものは箱から出さずに購入時のまま査定に出すと高く買い取られるので、そのまま出すことをおすすめする。
使用品はメンテナンスをして査定に出そう
また、手あかやほこり・インク汚れなどはやわらかい布でふき取ってキレイにしておくと高額査定の対象になる。
インクの詰まりは、ペン先を一晩水につければ落ちやすくなるので試してほしい。クリーナーなどの薬品をつけてしまうと変質してしまい買取価格が下がってしまうので避けたほうが良いだろう。
査定方法によってメンテナンスを変える
さらに宅配買取の場合はインクを抜いてから配送へ出すべきだろう。インクをつけたままだと配送時に漏れてしまうおそれがあり、買取価格も下がってしまうので注意が必要だ。
ただ万年筆の買い取りは書ける状態で査定することが多く、店頭買取の場合はインクをセットしたまま査定に出した方が有利な場合もあるので、査定方法に合わせたメンテナンスを行なって欲しい。
市場価格が高いときがデルタの万年筆の売り時
ブランド品であるデルタの万年筆は市場価格が高いときが売りどきになる。市場相場は人気によって変化するので、ネットオークションでチェックしておくとよい。特に新作は市場価格が高く高額査定の対象になるので、使わなくなったら早めに売るといいだろう。
破損していても買取してもらえる
万年筆はそれぞれのパーツにも価値があるので、壊れているからと言って処分してしまうのは勿体無い。どんな状態であれ一度査定の問い合わせくらいはしてみてほしい。修理すれば使えるものであれば買取はしてもらえるのが万年筆の特徴の一つなのだ。
文房具としてではなく、貴金属としても買取可能
高額な筆記具はペン先などに金やプラチナなど高価な金属が使われているものがある。そのような場合は、その部分のみで十分買い取れるだけの価値があるので、貴金属取り扱い業者へ持っていくのも一つの手である。
特にペン先が高価な貴金属でありながら、メーカーが有名ブランドではない場合やネーム(刻印)が入っている特注品のようなものの場合は貴金属として買い取ってもらったほうがより高値で売れる可能性がある。
壊れているが、高価な貴金属が使用されている有名ブランドの万年筆であれば、文房具専門店と貴金属の買取業者の双方に査定を出して見定める必要があるだろう。
専門の鑑定士がいるお店で売ろう
高額査定でかかせないのが万年筆専門の業者で査定を依頼することだ。専門の鑑定士が在籍しているところなら、適切に価値を見出し高く買い取ってもらえることもある。思いもよらな高価格の品物があるかもしれないので、ぜひ専門業者へ買い取りを依頼しよう。
万年筆はすべて同じではなく、高価な素材で作られているものやヴィンテージ品もあり、個々に価値が違ってくる。さらに、同じ商品やモデルだったとしても業者ごとに買取基準が違うので、数社から見積もりを取って比較するとより高く買い取ってもらうことにつながるだろう。
デルタの万年筆の参考買取相場
デルタの万年筆の参考買取相場をシリーズごとにまとめてみた。どのくらいの値がつくのかをあらかじめ確認しておくと安心だろう。少しでも高く売るためにぜひお役立ていただきたい。
・ドルチェビータマスターピース 23000円
・イタリアーナシリーズ 5000円
・ドルチェビータ 17000円~28000円
・ビンテージコレクション 5000円
・フュージョン82 7000円
・カプリコレクション 18000円
・キングダムノート 15000円
・ジャーナル 9000円
・オールドナポリ 15000円
・リディスカバー ポンペイ 27000円
・少数民族シリーズ2014 25000円~50000円
ヒカカク!掲載の買取業者
最後に、「ヒカカク!」掲載の高級筆記用具買取業者を紹介する。売却の際は比較対象として参考にして欲しい。
キングダムノート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高級筆記用具を専門に買取を行なっているため正確な査定が期待できる。配送料も無料なので、自分の万年筆にどれくらいの値段がつくかを知りたいかたも気軽に査定に出してみて欲しい。
マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
何でも買取の「マクサス」では、買取以外にもオークション代行も行なっている。万年筆以外の商品も含めて売る際には、査定金額が上る可能性もあるので活用して欲しい。
ジュエルカフェ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジュエルカフェは万年筆専門の買取業者だ。数多くのメーカーの万年筆を取り扱っているため、確実に買取してくれるだろう。店舗数は業界最大級で、全国に200店舗以上を展開している大手の買取業者だ。
近年万年筆は外国人観光客に人気なお土産のアイテムの一つであるため、ジュエルカフェでは万年筆の買取強化を行っている。ホームページでは実際の買取実績なども数多く掲載されているので、参考買取金額としてお持ちの万年筆と照らし合わせてみてもいいだろう。
ジュエルカフェの宅配買取は中でも強化中であり、元の価格の20%増しの価格で買取してくれるキャンペーンを行っているので、ぜひ利用してみてほしい。
デルタの万年筆をできるだけ高く査定してもらうためには
デルタの万年筆の高額査定のポイントは付属品を揃えたりキレイにしたり新品へ近づけたりすることである。他にも売り時を押さえて売ること、筆記用具専門の買取業者へ買い取りを依頼することなのでしっかり押さえておきたいところだ。しっかりチェックしてなるべく高く売るようにこころがけよう。
万年筆は修理して使えるものであれば基本的には買取してもらえる。また、そうでなくてもパーツに価値のあるものばかりなので、どんな状態でも諦めずに査定に挑んでみてほしい。
実際に買取業者を選ぶ際にはよく条件や査定金額を見極め、複数社のものを比較するようにしよう。万年筆は高価なアイテムなので、安く買い取られないように注意してほしい。