フランスのブルゴーニュ地方には、世界的に知られる有名なワイナリーが集まっている。ここで取り上げるドメーヌ・アンリ・ジャイエ(Domaine Henri Jayer)も、その1つだ。こちらのワイナリーのワインは流通量が少なく、希少価値が高い。銘品として知られるドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990の買取相場などを、今回は紹介しよう。
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アンリ・ジャイエのワイン
ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ(Domaine Henri Jayer Vosne-Romanee Cros Parantoux)1990は、買取市場でも一目置かれる高級ワインの1つだ。この銘柄を製造するアンリ・ジャイエのワインには、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(Domaine de la Romanee Conti)のワインと同じくらいの価格で買取される品もある。
ヴォーヌ・ロマネ村で作られてきたワイン
アンリ・ジャイエ(Henri Jayer)は、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネ村出身のアンリ・ジャイエによって設立されたワイナリーだ。ヴォーヌ・ロマネ村の畑でブドウの栽培をおこなっていた彼は、後に自分でワイン造りをスタートする。アンリ・ジャイエが、有機栽培のピノ・ノワールを使用したり、収穫するブドウを厳選したりして、ワインの質を上げたことはよく知られている。
彼は、低温マセラシオン製法を取り入れたことでも有名だ。低温マセラシオン製法は、発酵する前にブドウを果汁に浸す製法のこと。低い温度に保ちながらブドウを浸し漬けすることで、風味がよく色鮮やかなワインができ上がる。
画期的なアイデアから生み出されたワイン
低温マセラシオン製法などのアンリ・ジャイエがおこなったワイン造りのアプローチは、画期的なスタイルとして当時のブルゴーニュでも注目された。ブルゴーニュのワインの品質を大幅に向上させたため、アンリ・ジャイエはブルゴーニュの神様とも呼ばれている。
化学肥料や添加物などを極力使わないアンリ・ジャイエのワイン造りは、大きな注目を浴びることになった。アンリ・ジャイエが考案したワイン造りのスタイルは、ブルゴーニュの若い醸造家たちにも受け継がれている。
最高級と称される
アンリ・ジャイエのワインでも、ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990はとくに高く評価されることが多い。この銘柄に使われているブドウは、プルミエクリュと呼ばれる良質な畑で栽培されているのが特徴だ。プルミエクリュは、ブドウ畑では最高のレベルに該当する。
素材や製法にもこだわって作られたヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990は、バランスのよいテイストに仕上がっている。そのためワインに詳しい人からも人気がある一品だ。
買取相場は高額
ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年などのワインは、アンリ・ジャイエが亡くなった2006年以降はなかなか手に入りにくくなっている。このような事情があると、買取相場も高くなることが多い。
買取相場は300,000円以上
ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年の買取相場は、300,000円以上の金額になる可能性が高い。お酒を買取している大黒屋では、この銘柄のワインの買取参考価格を2019年7月24日の時点で340,000円にしている。
340,000円は買取の最高額であるため、品物の状態によってはここまで金額が上がらないケースもある。とは言っても、340,000円という買取参考価格は、ほかの銘柄と比べて高額だ。
同時期の大黒屋の買取価格表では、買取価格が高いことで知られるドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのワインにも100,000円以下の価格がついている銘柄がいくつもある。こういったワインと比べると、ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年はかなり高い金額で買い取りされる銘柄であることがわかる。
800,000円前後まで価格が上がることもある
買取店のストックラボ(STOCK LAB)が2019年7月26日の時点で公開している記事では、ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年の買取価格が最高で800,000円前後になることが紹介されている。買取店の方針によっては、このような高額な価格で買取してもらえることもあるようだ。
新品とほぼ変わらない状態であったり、箱などの付属品がすべてそろっていたりすると、どのお店でも買取価格を上げる傾向がある。最高の買取価格で引き取ってもらうためには、新品に近い状態を保つのがポイントになるだろう。
ヤフオクの平均落札価格は約400,000円
ヤフオクに出品されているドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年は、2019年7月26日の時点で平均落札価格が約400,000円になっている。2019年4月には、この銘柄のワインが何点かヤフオクで売買されたようだ。
2019年4月に出品されたドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年は、だいたい300,000円台から700,000円台で落札されている。買取店のファイブニーズ(Five Needs)が出品した品には、780,000円台で落札されたワインも見られる。
液面の高さで評価がわかれる
ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年のように希少価値があるワインは、発売から一定の年数がたっても高く売れることが多い。ワインは熟成によって風味がアップするため、古いワインだからと言って必ずしも買取価格が下がるとは限らない。
ただ、中身のワインに影響するような問題があると、品質が低下している可能性がでてくる。査定士がワインの品質をチェックする際に見ているのが、液面の高さだ。
7センチ以内なら価格に影響しないことが多い
ブルゴーニュのワインの場合、コルクと液面がどのくらい離れているかで品質がチェックされるケースが多い。液面がコルクから3センチ以内の位置にあれば、とくに問題ない状態と判断される。
リリースされてから30年前後のワインであれば、コルクから7センチ前後の位置に液面が下がっていても買取価格にはあまり影響しない。ボトルが汚れていると液面の高さが確認しにくくなるため、査定の前にはボトルについた汚れを軽く取り除いておこう。
7センチ以上離れているときは減額の可能性
コルクと液面が7センチ以上離れているときは、減額の対象になるケースが少なくない。コルクから7センチ以上液面が下にあると、眺めたときにワインの量がなんとなく少なく見えてしまうことがある。
買取では、ワインの見た目も重要なチェックポイントだ。品質に問題がなくても、目減りが目立つ品は、買取価格が安くなってしまうことがある。ラベルの汚れも、査定の前にチェックしておいたほうがよいかもしれない。ほかの食品と同じ棚などにワインを入れておくと、気付かない間にラベルに汚れやシミがついてしまうことが考えられる。
液面を見るときはコルクの状態もチェックされる
ボトルの栓に使われているコルクは、ワインの品質をチェックするときに査定士がよく見ている部分だ。ワインの場合、コルクの問題がテイストに影響するケースがある。テイストが変わるブショネと呼ばれる現象が発生すると、ワインの価値が大幅に下がってしまう。
買取査定では、通常はキャップをあけてコルクを調べることはない。しかしコルクの劣化が目立ったり、コルクが変色していたりすると、買取価格が下がる可能性がでてくるため注意が必要だ。
ワインはほかの品とのまとめ売りができる
ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年を買取に出すときは、ウイスキーや日本酒、ブランド品などのほかの品とのまとめ売りができる。次のような買取店では、まとめ売りをしたときにお得になるサービスを用意している。
- ・お酒買取TOWN
- ・ストックラボ(STOCK LAB)
- ・おたからや
- ・なんぼや
お酒買取TOWN
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取TOWNでは、お酒をまとめ売りしたときに買取金額がアップするキャンペーンをおこなっていることがある。2019年7月26日の時点では、10点以上の品をまとめて売ったときに利用できるキャンペーンが開催されている状況だ。このようなキャンペーンの時期を利用して売れば、より高くドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年が売れる可能性があるだろう。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
キャンペーンの時期や条件などはその都度変わるため、公式サイトなどをチェックして売りどきを見極めよう。ストックラボでも、まとめ売りで買取価格が上がるサービスをおこなっている。
おたからや・なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
また、おたからややなんぼやも、まとめ売りをした場合に適用される「おまとめ査定」のサービスを設けている。おたからややなんぼやは買取の対象になる品の種類が多く、ブランド品やジュエリー、骨董品なども買い取りしてもらうことが可能だ。ワインと一緒にほかのアイテムを売れば、通常よりも買取価格が高くなるかもしれない。
査定額や買取実績が重要になる
ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年を売る場合、買取を依頼するお店を選ばなければならない。買取店を選ぶときは、以下のような点がとくに重要になる。
- ・査定額
- ・買取実績
査定額は、無料査定のサービスなどを利用すれば把握できることが多い。査定額をお店から伝えられたときには、その金額がのちに変わる可能性がないかどうかを確認しておこう。お店によっては、電話査定などで概算の金額を伝えておき、後の本査定で減額をするケースもある。ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年を高く売るには、最終的な査定額が他店よりも高いお店を選ぶのがベストと言える。
また、買取実績も重要な点だ。有名な銘柄のワインを多く買取しているお店は、利用者からも評判がよい可能性が高い。お酒のコレクションを頻繁に売っているリピーターがいることも考えられるため、安心感がある。
まとめ
ワインの価値をしっかりと把握しているお店なら、ドメーヌ・アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ1990年にも買取相場に近い金額をつけてくれる可能性が高い。ワインは銘柄によって買取相場が大きく変わるため、売却の前には自分が売る銘柄の価格を調べておこう。宅配買取を利用すれば、全国の買取店と取引ができる。