ヌーディージーンズは2001年にスウェーデンで生まれたジーンズのブランドだ。Leeで働いていたマリア・エクソンをはじめ、3人のスウェーデン人デザイナーが中心となって創業した。スウェーデンに拠点を持っているが、ジーンズの生産は最も優れた加工法を持つといわれるイタリアでおこなわれている。今回は、デニムは第二の肌であるという感覚をコンセプトに人気を集めるヌーディージーンズの古着買取相場や査定情報について紹介する。
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ヌーディージーンズの特徴
ヌーディージーンズは自らを「短期的なトレンドを意識せず、日常生活を反映したブランド」と表現している。これはファッションショーなどトレンドを意識した舞台よりも、Tシャツにジーンズといった日常のファッションにこだわりを持ったブランドという意味だ。
ヌーディージーンズはデニムは履き続けるうちにその人の肌に定着するだけではなく、その人のパーソナルになるといったコンセプトも持っている。日常生活を反映していることから履き心地はもちろん、シルエットも美しいとして評判を得ているのが特徴だ。また、ほとんどのジーンズのバックポケットに、Nというトレードマークが入っているのもこのブランドの特徴である。
タイトやロック(ミュージック)といったイメージが定着するヌーディージーンズは、2007年に日本初のショップをオープンした。ファッションの中心地ともいわれる東京のラフォーレ原宿でのオープンをきっかけに、千葉や大阪、名古屋などでもショップを展開している。イタリアを生産地とする質の高いヌーディージーンズのデニムは、古着としての価値も高く人気を集めている。
ヌーディージーンズで人気のシルエット
ヌーディージーンズの商品にはタイトやスキニー、シンフィンなどさまざまな種類のジーンズがある。ここでは、ヌーディージーンズの中でも人気の高いシルエットをいくつか紹介する。
THIN FINN(シンフィン)
ヌーディージーンズの中で、最も人気があるといわれるシルエットがシンフィンだ。前の股上は浅く、後ろは深めのシルエットとなっているのが特徴である。
スキニーとは違いタイトすぎないものの、足のラインを崩さずスリムに見せることができる。バックポケットは一般的なジーンズより下に位置しており、後ろ姿がクールに見えるのも人気の理由の1つだ。
TIGHT LONG JOHN(タイトロングジョン)
タイトという名の通り、ヌーディージーンズのなかでも一番シルエットが細いジーンズといわれているのがタイトロングジョンだ。股上も浅くタイトなシルエットは、着こなしをロックな雰囲気に仕上げてくれる。体にフィットするような細いジーンズだが、ストレッチ性があるため体の動きを制限することが少ないのも特徴だ。
SKINNY LIN(スキニーリン)
スキニージーンズの股上は浅く作られることがほとんどであるなか、スキニーリンは股上が深めに作られている。ウエストバンドがカーブしているため股上が深めでも腰ばきに見えるほか、履きやすさも抜群だといわれている。一番シルエットが細いタイトロングジョンよりも裾周りが細く、ヒップから膝にかけてフィットするシルエットが特徴的だ。
HIGH KAI(ハイカイ)
ハイカイもタイトロングジョンやスキニーリンと同様にタイトなシルエットだが、股上は深く作られている。タイトロングジョンのシルエットは好きだが股上は浅くて苦手という人でも、履き心地が良いように設計されているのだ。裾周りが細くシューズがしっかりと見えるデザインになっているため、お気に入りの靴に映えるジーンズが欲しいといったときに活用できる。
TAPE TED(テープテッド)
ハイカイと同じく股上が深めに作られているテープテッドだがバックポケットが少し下に位置しているため、後ろから見ると腰ばきスタイルに見えるのが特徴だ。また、太ももから裾にかけて絞られていくようなデザインとなっており、メリハリのあるシルエットを演出できる。シンフィンをアレンジしたようなシルエットだが、ヒップにゆとりがあり履きやすいと言われている。
LEAN DEAN(リーンディーン)
膝から下は細めに作られているが、太もも部分はゆとりができるように設計されているのがリーンディーンだ。タイトなシルエットのジーンズを履く際、太ももがぴっちりし過ぎていて見た目も履き心地も気になるといった悩みに対応したデザインとなっている。太もも部分にゆとりがあるものの、膝下は細いためスタイルをよくみせることも期待できる。
GRIM TIM(グリムティム)
太もも部分はストレートで、膝から下は徐々に細くなっていくシルエットがグリムティムの特徴だ。ストレートとスキニーの中間で、両者の良いところを取り入れたデザインとなっている。スキニーは苦手だけど脚のラインをすっきりと見せたい場合や、細めのストレートを履きたい場合に活用できるシルエットだ。
SLIM JIM(スリムジム)
スリムジムはその名の通り細めといったイメージを持つ人も多いが、ストレートで細すぎないシルエットが特徴のジーンズだ。スキニーのように絞られている部分がないため履きやすく、Tシャツなどと合わせたカジュアルコーディネートに活用できる。
BRUTE KNUT(ブルートクヌート)
ブルークヌートは、リーンディーンのように膝から裾にかけて徐々に絞られるタイプのシルエットだ。太もも部分もゆとりがあるよう設計されているが、リーンディーンよりも全体的に太く作られている。スキニーのようなぴっちりしたジーンズが苦手な人や、ゆとりあるジーンズが好みだという人に人気がある。
STEADY EDDIE(ステディエディ)
ブルークヌートのように、ゆとりあるシルエットを特徴とするのがステディエディだ。全体的に太めに作られていながらも、裾にかけて緩やかに絞られているので足元はすっきりと見せられる。ストリート系ファッションやカジュアルファッションに合ったジーンズとしても人気が高い。
ヌーディージーンズを高く売るコツ
ヌーディージーンズを少しでも高く売るためには、ジーンズの査定基準や買取店の選び方を知っておくことが大切だ。ここでは、ジーンズの査定情報や高く売るコツなどを紹介する。
買取店がヌーディージーンズを取り扱っているかどうか
ヌーディージーンズを高く売るには、買取店がそのブランドに対応しているかどうかがポイントとなる。ジーンズは鑑定が難しいため、専門知識を持った鑑定士でないとその価値を見抜けないこともある。
ヌーディージーンズを取り扱っていない買取店では、予想以上に低い査定額をつけられる可能性もある。買取店のホームページなどにある取扱ブランドに記載がない場合、あまりヌーディージーンズに詳しくないこともあるため注意が必要だ。
綺麗な状態にしておく
高級ブランドのジーンズでも、シワや色落ちが目立つなどの状態だと高値で売れる可能性も低くなってしまう。ヌーディージーンズを購入する際は、なるべく綺麗な状態を保って履くことがポイントだ。
毎日スマートフォンや財布などをポケットに入れていると、形状が変化しやすくなるほか穴もあきやすくなる。形状が変化しているものや穴のあいたものは、マイナス査定のポイントともなるため注意する必要がある。スマホや財布はバッグに入れてポケットを空にしておくことが、ジーンズの綺麗な状態を保つコツだ。
なるべく裾上げをしない
ジーンズを履かなくなったときに売ることも考えているなら、裾上げをしないでおくのも1つの方法だ。裾上げをするとシワができやすくなり、色落ちもしやすくなってしまう。裾上げが原因でマイナス査定となってしまうケースもあるので、扱いには注意が必要だ。逆に裾上げをしていないジーンズは、さまざまな人が使いやすく購入されやすいといった理由から高値が付く可能性も高い。
ヌーディージーンズの買取相場
シンフィンなどのジーンズは800円~1,500円ほどが買取相場である。買取店によっても査定額が異なるため、複数の業者の買取相場を参考にすることが大切だ。最後に、ヌーディージーンズの買取強化をおこなっている業者や買取実績のある店での買取一例を紹介する。
エコスタイル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコスタイルはファッションアイテムや高級ブランド品、貴金属やギフトなどさまざまな品物の買取をおこなっている業者だ。国内をはじめ海外への販売や買取もおこなっているため、販路が広く高価買取が期待できる。
創業17年以上の歴史を持ち、インターネットショップなども展開しているのが特徴だ。エコスタイルでは店舗買取や宅配買取が利用できるほか、出張買取にも対応している。
- ・THIN FINN(シンフィン):4,000円
- ・レザーバイカージャケット:17,000円
ブランドゥール
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
Webで完結できる買取店としてサービス開始から8年以上、利用者数30万人以上の実績を持つのがブランドゥールだ。スーパーブランドからデザイナーズブランド、カジュアルブランドまで5000以上のブランドを取り扱っている。
Webでの取引は申し込みを受け付けてから振込が完了するまで、ステップごとに細かく連絡してくれるのが特徴だ。また、ブランドゥールはWebだけでなく渋谷にも実店舗を構えている。
- ・THIN FINN(シンフィン):1,500円
- ・SLIM JIM(スリムジム):1,500円
ADDICT(アディクト)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
メンズブランド買取専門店として、ヌーディージーンズも取り扱っているのがアディクトだ。取り扱っているメンズブランドへの知識が豊富でヌーディージーンズの買取実績も豊富なため、的確な査定金額を提示してくれることも期待できる。
アディクトでは宅配買取のほか、渋谷にある実店舗での店頭買取もおこなっている。売りたい品物を撮影してLINEで送るだけのかんたん査定もおこなっているため、手軽に依頼できるのが特徴だ。
- ・THIN FINN(シンフィン)ブラックデニムパンツ:2,310円
- ・加工デニムジャケット:2,000円
まとめ
ヌーディージーンズなど人気ブランドのデニムは高額で売れる可能性がある。そのため、デニムを売却する際は妥協せず複数の業者で査定してもらい、比較検討することが大切だ。比較検討することによって、より高く満足のいく取引ができるようになるだろう。
ヌーディージーンズのデニムは衣料品を扱っている買取店ならどこでも売れる可能性が高いが、店によっては相場よりも低い査定額を付けられることがある。少しでも高く売りたい場合、買取強化をおこなっている店をいくつか見つけて査定依頼するのがポイントだ。また、買取業者ごとにさまざまなキャンペーンを開催している場合もあるため、ホームページなどを確認してより良い売りどきを見つけて売却するようにしよう。