ハイセンスは、中国の山東省青島に本拠地を置く世界的な電機メーカーで、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫といった家電を生産しているほか、携帯電話やデジタル通信システムといったIT分野にも進出している。日本では、2011年に日本の現地法人であるハイセンスジャパンを立ち上げ進出した。
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日本における展開
ハイセンスは、中国の電機メーカーであるハイアールと同じく、日本市場のおいては、小型から中型の冷蔵庫を展開しており、特に小型冷蔵庫は、大手家電チェーンだけでなくホームセンターなど幅広い店舗で販売しており、日本メーカーが特徴として広告などで前面に出しているような独創的な機能はないが、基本性能の確かさとリーズナブルな価格設定で売上を伸ばしている。
高く売れる人気機種
幅44cmのスリムサイズで容量42リットル、25dBと運転音も静かでワンルームにおいても気にならないワンドア冷蔵庫HR-A42JW。
幅48cmのスリムサイズで容量106リットルながらも大容量冷凍室42リットルを備え、25dBと運転音も静かでワンルームにおいても気にならない2ドア冷蔵庫HR-B106JW。
ハイセンスの冷蔵庫の売却について
ハイセンスが展開している冷蔵庫は、前述のように小型冷蔵庫が多いが、小型冷蔵庫は、一人暮らしの学生や単身赴任者など、単身者に人気のある冷蔵庫となる。そのため、単身者が新しい生活を始める4月に需要が増えるため、2月から3月にかけて、中古の冷蔵庫の需要が増し、買取価格も高くなる傾向にある。
ハイセンスの冷蔵庫を売却する場合は、売る時期と中古の冷蔵庫の価格推移を見極めて、有利な時期に売却するようにしたほうがいいだろう。
売却期間に注意
ただし、冷蔵庫含む生活家電は、製造から5年を経過すると、買取されなくなる可能性が高い。生活家電は、耐用年数が5年と設計されている事が多いためである。そのため、持っている冷蔵庫が5年以内であれば、早めに売却したほうがいいのだが、先の売却に有利な時期というのもあるので、それらを総合的に検討して、一番最適な時期を判断して売却するようにしよう。
査定基準について
ハイセンス含め一般的な冷蔵庫の査定基準は、製造年式、冷蔵庫の需要、冷蔵庫の状態、付属品の有無で決まってくる場合が多い。
製造年式
製造された年が新しいほど高額で、それ以降は年月を経るごとに安くなっていく。そして、前述のように5年を経過すると、ほとんど売却はできなくなるので、売却する時期には注意しよう。
冷蔵庫の需要
冷蔵庫の需要については、その冷蔵庫が市場で人気があるか、によるが、ハイセンスの冷蔵庫は、知名度の低さからあまり人気はなく需要も高いとはいえない。そのため、買取価格もそれほど高額とはならない傾向だが、前述のように時期によっては買取価格が高くなるので、売却する時期をよく見極めよう。
冷蔵庫の状態
冷蔵庫が正常に動作するか、冷蔵庫の外観、内部の汚れなどがあるか、などの状態が査定される。外観や内部の汚れは、落とすことで査定が上がる事もあるので、売却前に丁寧に清掃して、できるだけ汚れを落としたほうがいいだろう。
付属品の有無
付属品の有無については、購入時付いてきた付属品が揃っていれば、高額買取となるので、売却前に出来る限り揃えておこう。
冷蔵庫のお手入れ方法
冷蔵庫は口に入れるものを保存しておくため、衛生的にも高く売るためにも常にキレイにしておきたい。
庫内を掃除するときは、口にいれても大丈夫な「重曹水」を使おう。重曹水をつけたキレイな布で拭いたあと、水拭きで仕上げ拭きをしよう。重曹による脱臭効果も期待できる。
冷蔵庫のドアまわりは意外に汚れがたまるので、こまめに掃除して清潔に保ちたい。ドアはホット重曹水で掃除しよう。重曹をお湯で溶いてホット重曹水を作ろう。全体掃除をしてから部分掃除をするのが、すばやく掃除をするコツである。まずは最初にキレイな布やマイクロファーバーでドア全体を拭き、次にゴムパッキン部分を掃除しよう。パッキンの中の部分の汚れも、綿棒やわりばしにガーゼを巻きつけたものでしっかりとかき出して掃除をしてほしい。最後に水拭きをして終了である。
冷蔵庫の節電方法
プチ知識として冷蔵庫の節電方法を紹介していく。
設定温度を再確認
庫内の設定温度を「標準(中)」にしておこう。そうすれば1年中自動で温度調節をしてくれる。さらに冬場や食品の入れ具合に応じて設定温度を「弱」にすると、設定温度が「標準(中)」の時と比べて一日あたりの消費電力量が約18%(0.30kWh)削減される。
省エネモードなどを活用する
冷蔵庫の機種により、省エネモード、節電モード、エコモードなどが設定できるものがある。ドアの開閉や庫内温度など冷蔵庫の使用状況に合わせて消費電力の少ない運転をしてくれるので、省エネになるのだ。
扉の開け閉めを気を付けよう
普段から冷蔵庫の中は詰め込みすぎず整理整頓しておき、ムダな開閉を減らすようにしよう。冷蔵庫の開閉時間と回数を半分にすれば、一日あたりの消費電力量は約12%(0.199kWh)削減される。
庫内の吹き出し口の位置を確認する
庫内にある冷気の吹き出し口の前に物を置くと庫内温度が下がりにくくなることがある。吹き出し口の位置を確認し、すぐ前に物を置かないようにしよう。
熱いものは冷ましてから入れよう
食材などを熱いまま入れると庫内温度が上昇し、他の食品が傷んだり、消費電力が増加する。冷ましてからしまうようにしよう。
より冷やしたい物は下段に入れる
冷蔵庫の上段や扉の内側は温度が高くなるので、設定温度を高め(中~弱)にした時は、低い温度で保存したいもの(生魚や肉など)は下段に置くようにしよう。
古くなったパッキンは交換
ドアのパッキンが古くなっているとすき間から冷気がもれて消費電力が増加してしまう。名刺などをはさんでずり落ちるようであれば、パッキンを交換しよう。