ボトルに特徴があるお酒は、多少古くても査定を受けてみる価値がある。こういったお酒はコレクターからも人気があり、比較的高い価格で買取してもらえるケースが多い。例えば、ハイン(HINE)のブランデーであるハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドなどは、買取価格に期待が持てるお酒の1つだ。このブランデーの買取相場を、この記事では紹介する。
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買取相場
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの買取価格は、査定を受けるお店によって変わることが多い。ただ、このブランデーにも一定の買取相場はあるようだ。売る前に相場を知っておくと、いろいろなメリットがある。
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの相場
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドは、10,000円~15,000円が買取相場になっている。お酒買取専門店のリンクサス(LINXAS)のサイトでは、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの一般的な買取査定額が10,000円ほどであることが紹介されている。
また、いろいろな品物を買取している大黒屋は、買取価格表でこの銘柄の参考買取価格を公開している。2019年7月29日に更新された情報では、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの参考買取価格は10,000円になっている。大黒屋の参考買取価格は、上限の金額だ。そのため、品物によっては10,000円以下の金額がつく可能性もある。
ライフバケーション(LIFE VACATION)では、2019年8月3日の時点で箱付きのハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの参考買取価格を10,000円から15,000円と紹介している。
ハイン XO 鹿ボトル リモージュ ブルーの相場
ハイン(HINE)の鹿ボトルでは、藍色のボトルに入ったハイン XO 鹿ボトル リモージュ ブルーも有名だ。こちらのブランデーには、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドよりもいくぶん安い価格をつけるお店もあるようだ。
大黒屋では2019年7月29日の時点でハイン XO 鹿ボトル リモージュ ブルーの参考買取価格を5,000円にしている。一方、ライフバケーションでは、箱付きのハイン XO 鹿ボトル リモージュ ブルーの買取価格が、10,000円~15,000円と紹介されている。このハイン XO 鹿ボトル リモージュ ブルーの場合は、買取価格にやや幅が見られる。
5,000円が買取上限額になっている場合、5,000円以上の金額で買取してもらうことは難しいが、ほかのお酒と一緒に売ったときなどは例外的に上限を超える価格がつく可能性もある。レミーマルタン(REMY MARTIN)のブランデーやマッカラン(The MACALLAN)のウイスキーなどとまとめ売りをすると、高価買取が期待できるかもしれない。
買取相場は時期によって変わることがある
ブランデーの買取相場は、少し時間がたつと変わるケースがある。大黒屋のサイトでは、一部のブランデーの買取価格が2016年と2019年とで変わっていることが紹介されている。
例えば、レミーマルタン 13世 現行品のブランデーは2016年6月の時点では135,000円だったが、3年後の2019年6月には160,000円になっている。また、2019年6月のヘネシー リシャール 現行品の買取価格は、2016年6月よりも60,000円上がって200,000円になった。ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの場合も、このように時期が変わると買取価格が前後することがあるかもしれない。
買取相場が高い銘柄
ハインのブランデーには、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドよりも買取相場が高い銘柄がいくつかある。次のような銘柄を売るときは、15,000円以上の買取価格がつく可能性がある。
- ・ハイン トーマスハイン ファミリーリザーブ バカラ
- ・ハイン トーマス・デ・マリアージュ バカラ
- ・ハイン ナポレオン バカラ
ハイン トーマスハイン ファミリーリザーブ バカラは、ハインの創業者にちなんで発売されたブランデーだ。ハインは、イギリスからフランスに移り住んだトーマス・ハインが創業したメーカーとして知られている。こちらのブランデーは、バカラ社(Baccarat)の美しいボトルに入っているのが特徴になっている。
ハイン トーマスハイン ファミリーリザーブ バカラの買取相場は、300,000円前後と高額だ。ハイン トーマス・デ・マリアージュ バカラも、バカラ社製のボトルが使われている。こちらの銘柄の買取相場も、40,000円以上になる可能性が高い。70,000円から100,000円前後の価格をつけているお店も見られるため、買取店によっては高価買取が見込めるだろう。
ハイン ナポレオン バカラも、バカラ社のボトルに入ったブランデーだ。大黒屋では、2019年7月29日の更新情報で、この銘柄の参考買取価格を15,000円にしている。こういったバカラ社のボトルを使った銘柄は、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドよりも買取相場が上がる傾向があるようだ。
ちなみに、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドのボトルは、ベルナルド(BERNARDAUD)社製のリモージュ磁器が素材になっている。ハイン ナポレオン 凱旋門 やハイン リモージュデキャンタなども、リモージュ磁器を使ったハインのブランデーだ。
高価買取の条件
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドを高く買取してもらうには、いくつかの条件を満たしている必要がある。条件に適っているか否かをチェックするのが、売却時におこなわれる買取査定だ。満たしている条件が多いほど、買取価格は上がることが多い。
ボトルに欠けやヒビ、割れなどがない
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドは、中身のブランデーもさることながら、リモージュ磁器のボトルにも価値がある。ハインの鹿ボトルは、金色の牡鹿がモチーフになっているのが特徴だ。牡鹿の角の部分などは細くデザインされているため、扱い方によっては欠けてしまうことがあるかもしれない。
査定では、担当者がボトルを隅々までチェックして、欠けやヒビ、割れなどがないかどうかを確認する。そのお店が紹介している最高額で買取してもらうには、査定の際にこういった問題がないことが1つの条件になる。ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドを保管するときには、衝撃などが生じない場所を選び、取り扱い方にも気を配ろう。
ボトルのロゴがはっきりと読み取れる
このブランデーのボトルには、ハインや磁器を製造したベルナルドのロゴが入っている。このようなロゴがはっきりと読み取れることも、高価買取の条件になる。ロゴが傷ついていたり、一部の文字が消えていたりすると、最高額で買取してもらうのは難しくなるかもしれない。
リモージュ磁器はデリケートであるため、拭き掃除をする際にも洗剤などは使用しないほうが無難と言える。また、研磨作用があるスポンジや布を使用するのも避けたい。
箱が付いている
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドには、ハインのロゴがデザインされた付属の箱がある。箱がそろっていれば減額される可能性は低くなるが、箱がないと買取価格が下がってしまうケースが多い。
買取店では、付属品が付いていることを前提にして参考買取価格を紹介していることもあるため、箱の有無は重要だ。箱がなくても買取してもらうこと自体は可能だが、最高額での売却は期待できない。高価買取を狙うときには、付属の箱も一緒に査定に出そう。
販売後に価値が上がる場合がある
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドのようなブランデーは、発売されてから価値が上がることがある。次のような特徴があるブランデーは、とくにこのような傾向があるかもしれない。
- ・長期熟成型のブランデー
- ・生産が終了している
- ・コレクターから注目されている
コニャックなどのブランデーは、数年の熟成期間をへて商品化される。熟成の期間によってカテゴリーがわかれる点は、ブランデーならではの特徴だ。例えば、20年以上熟成させたブランデーはVSOPと呼ばれており、愛好家からも人気が高い。
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドは、長期熟成型のブランデーだ。このような品は、販売されてから買取価格が上がるケースも珍しくない。
また、すでに生産が終わっているブランデーも、後に価値がアップすることがある。新品の購入が難しい場合、未開栓の中古品を購入する人が増える。ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドも、2019年の時点ではすでに生産されていない。こういった品は、ニーズが高くなったために市場価値がアップすることが考えられる。
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドは、ボトルに特徴があるブランデーだ。コレクターには、ボトルが目当てでこの手のブランデーを購入する人もいる。ブランデーのボトルにはユニークなデザインのものが多く、コレクションしている人も少なくない。
1店舗のみで査定を受けるリスク
ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドの査定を1つのお店だけで受けている場合、以下のようなリスクがある。
- ・相場よりも安く売却してしまう
- ・より高い価格で売れるお店を見逃してしまう
1店舗のみで査定を受けていると、提示された金額が相場に合っているかどうかが判断しにくくなる。ヤフオクの落札価格もわからないときは、買取店の査定額を客観的にチェックするのが難しい。お店の言い値を正確に判断できない場合、相場よりも安く売却してしまう可能性がある。
また、より高い価格をつけてくれる買取店を見逃してしまうことも1つのリスクだ。ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドなどのブランデーの買取価格には、お店によって数万円の差が生じることもある。
1店舗の査定額しかわからないと、ほかにもっと高く売れるお店があっても気付くことができない。こういったリスクを避けるためにも、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドを売るときには複数の買取店で査定を受けておこう。
まとめ
買取相場やヤフオクの落札価格などをチェックしておくことが、ハイン エクストラ 鹿ボトル リモージュ ゴールドを高く売るための1つのコツになる。ブランデーの買取は、お酒専門の買取店やリサイクルショップなどのいろいろなお店がおこなっているが、査定価格は千差万別だ。買取相場や落札価格をしっかりと押さえておけば、買取店がつけた価格を冷静に判断できるだろう。