高級コニャックの代名詞であるハイン。そんなハインのなかでも、最高額をつけたのがハイン250バカラだ。1953年に生誕250周年を記念して作られたコニャックで、日本円で160万円以上の値がついたことで知られる。
そんなハイン250バカラの買取相場や査定情報などについて調べたことをまとめてみた。
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ハイン250バカラはどのようなお酒なのか
コニャックはフランスのコニャック地方でつくられたブランデーの1種で、そのなかでも高級コニャックとして世界中から親しまれているのがハインだ。ハインの歴史含めてその特徴について述べてみたい。
ハインの歴史と特色
高級コニャックの名門メーカーとして知られるハイン社は1763年に創業した。ハインという名称はイギリス人のトーマス・ハインに由来している。トーマス・ハインは1791年にフランスのコニャック地方にわたり、イギリスへの輸出拡大に大きく貢献した人物だ。
フランスのコニャック地方は、気候や風土がブドウの栽培やブランデー製造に適しているといわれてきた。 ハイン社がつくるコニャックには、コニャック地方のなかのグランド・シャンパーニュ及びプティ・シャンパーニュにある厳選された50組の農家が生産した高級ブドウのみを使用している 。
蒸溜して樽に詰められたコニャックは次は熟成に適しているとされるイギリスのテムズ川沿いの倉庫に移動する。18年から25年熟成し瓶詰めして商品が完成する。ブドウ本来のうまみを引き出すため、ブランデーの熟成年数は4年以上の年月をかけて熟成した原酒のみ使用できるV.S.O.P.クラス以上のみしかつくらないという徹底ぶりだ。
ハインはヨーロッパの上流階級を中心に親しまれてきた。1962年にイギリス王室のエリザベス2世により、英国王室御用達に選ばれ、イギリス王室の晩餐会の際にふるまわれるなどして大きな注目を浴びた。
ちなみにハインは現在でも英国御用達となっている。そんな高級コニャックであるハインのなかでも、最高の価格をつけたのがハイン250バカラである。こちらは1953年に生誕250周年を記念して製造された限定品だ。ボトルは豪華なバカラ製で重厚な木のケースに入っている。 日本円で160万円以上の値がつけられたと伝えられている。
ハイン250バカラの味と風味
ハインを開栓するとフローラル系の香りが一気に漂ってくる。その味わいは強さを秘めつつも長期熟成によって完成したまろやかさがある。芳醇さがあり、フルーティーな風味がフローラルへ。そんな伸びと深みのある高級感あふれるブランデーである。
ハイン250バカラの買取相場
ハイン250バカラは、ブランデーとしては破格の値がついた上に、日本に流通している本数はほどんどないといわれるほど希少性が極めて高い。それだけに、仮に眠っているハイン250バカラがあれば、相当な査定額が提示されることは想像するに容易い。
お酒の買取業者に対して売却する場合
仮にハイン250バカラを売却したい人が存在すると仮定した場合、どのようなところに問い合わせればいいのかというとお酒専門の買取業者に問い合わせてみることをおすすめしたい。とりわけ古酒の買取実績が豊富であり、かつプロの鑑定士が在籍している業者がよいだろう。
お酒の買取業者に査定してもらう場合
ハイン250バカラはあまりにも高額であり、かつレアな銘柄であるため、 買取強化銘柄に指定している業者はおそらくないだろう。ただ、条件次第では買取を検討する可能性がある業者はあるのではないだろうか。
お酒の買取業者に買取を依頼する場合、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つのパターンを用意していることが多い。 それぞれの買取方法について注意点と簡単な流れについて述べておこう。
店頭買取の流れと注意点
店頭買取は 査定してもらいたいお酒を直接店舗に査定してもらう方法のことだ。買取業者の店舗は東京や大阪など大都市に集中しているが、中には全国に支店を展開している買取業者もあるので、地方在住の方はインターネットなどを使って調べていただきたい。
店頭買取を依頼する場合、まずは買取業者に問い合わせをすることからだ。 その上で破損しないように気をつけて買取業者の実店舗まで運ぶようにしよう。店頭に到着すると お酒の関係に詳しい鑑定士がお酒を鑑定して査定額を教えてくれる。
その査定額で納得いく場合は 取引成立ということで査定額を受け取ることができる。査定してもらうこと自体、基本的には無料であるしキャンセルするのも自由である。
出張買取の流れと注意点
出張買取は 買取業者のスタッフが自宅まで足を運んで査定をしてくれる買取方法のことだ。高級ブランデーのような高額でありかつ割れやすい商品の場合、極力この出張買取を選ぶようにしたい。出張買取の場合、自宅から一歩も出ずして査定から取引まで完結するので、最も手間がかからず安全な方法だといえるからだ。 出張買取の流れとしてはまずは買取業者に電話かWebフォームで問い合わせをすることからである。
近年は LINE査定に対応している業者も増えており、買取業者との連絡体制は非常に便利になっているLINEを使う場合、まずは買取業者にLINE追加をおこない、その後は査定してもらいたいお酒の写真や説明文を買取業者に送ると仮査定額を教えてくれるという流れだ。その仮査定額で値段なら売ってもいいと思った場合は出張買取を申し込めばよいし、その金額では売りたくないと思えば他の業者をあたればよいだろう。
日時を決めて出張買取を依頼したら、身分証や印鑑など必要なものを準備し、指定された日時に自宅にて待機しておくだけでよい。なお、そのときに、業者によっては他の商品もついでに査定してくれる。例えば美術品も取り扱っている業者ならば、お酒と美術品をまとめて査定してくれるといった具合だ。人によっては自宅に眠っている不用品の整理も兼ねられるので便利だといえよう。
難点としては、業者によっては全国に対応していないケースが少なくないことだ。地方や離島に住んでいる方の場合、なかなか出張買取に対応している業者が見つからないという状況が発生するかもしれないわけだ。 そんなときは宅配買取を検討するのがよいかもしれない。
宅配買取の流れと注意点
宅配買取は査定してもらいたいお酒を梱包した状態で買取業者に直接発送して査定してもらう買取方法のことである。宅配買取のメリットとしては、基本的に全国に対応しているという点だ。
デメリットとしてはお酒は割れやすい商品であるため、万が一、運送時に破損した場合、その価値が著しく失われてしまうことだ。だから梱包するときには緩衝資材など使って丁寧に梱包する必要がある。
買取業者によっては宅配キットといってダンボールや緩衝素材、着払い伝票などがセットになったものを無料で準備してくれることもある。もしそういったサービスがあれば活用してみよう。
宅配買取の場合、発送時の送料は業者負担であることがほとんどだが、万が一キャンセルしたとき、その返送料は査定する側が負担しなければならないことがある。 仮にハイン250バカラを運送するとなると高額商品であるだけに、保険の問題などから運送料はかなり割高になることが想像できるため、事前に確認しておくのがよいだろう。
お酒を高く買取店に買ってもらうためのコツ
酒類の買取をおこなっている買取業者はいろいろあるが、同じお酒でも、業者によって査定額は一律ではない。 それは買取業者によって査定基準が違うからだ。ここでは買取業者に少しでも高い査定額をつけてもらうためのコツについて述べておこう。
ブランデーに適した環境下で保管する
お酒を買取業者に高く買い取ってもらうには普段から適した環境で保管しておくことが必要である。ブランデーはアルコール度数が34%~50%とかなり高いので、基本的には腐らないし賞味期限というのも設けられてはいない。
ただ、コルクは別だ。仮にコルクにカビが生えてしまったり臭いが移ってしまったりしたら、買取は不可になるか、あるいは査定額がかなり下がってしまうことは免れない。だから、適した環境で普段から保管しておくことが必要なのだ。
一般的にはブランデーは冷暗所に保管するのがよいとされている。ブランデーは直射日光と熱に弱いからだ。家の中で言えばクローゼットや押入れの中、あるいは床下などが適しているとされる。
なお、冷蔵庫に保管してる人は少なくないがあまりおすすめはできない。野菜や魚の匂いがついてしまって風味や香りが損なわれてしまう可能性があるからだ。
査定には付属品もそろえて出す
付属品や箱があればそろえて査定に出すようにしよう。ハイン250バカラの場合、バカラ製のボトルや木箱もかなり高額な査定額が期待される。なおボトルに汚れがあったり、ラベルが剥がれていたりしてもあまり気にせずに査定に出すようにしたい。
掃除をして査定に出す
長期熟成型のブランデーの場合、長年にわたって保管しているという人は多いことだろう。すると、どうしてもボトルの表面などにホコリが積もっている状態も考えられる。そのようなホコリについてはきめ細やかな布などを使って可能な範囲で除去しておくほうがよいだろう。 そうすることによって買取業者の立場からするときれいに保管しているということで査定額もアップしすいのだ。
情報を多く伝える
ハイン250バカラのような超高級品の場合、高い査定額が期待できるが、買取業者からするとそれが本物かどうかという点を慎重に精査することになる。その上で重要な手がかりとなるのは、ラベルや付属品、入手ルートなどである。
だから、ラベルの状態やボトルの特徴、入手場所や購入価格、付属品の状態ほか情報についてはできるだけ多く買取業者に伝えておくのがよいだろう。情報が多ければ、買取業者からすると本物であるという確信に至りやすくなり、査定額がアップしやすいのである。 なお、最初に買取業者に問い合わせをするとき、LINEやWebフォームで写真を添付することができるなら、積極的に活用したい。
複数の買取業者に査定に出す
ブランデーを積極的に買い取っている買取業者は全国にはいろいろあり、同じ商品でも査定額はバラバラだ。つまり、1社に限定して査定してもらう必要はどこにもないわけだ。とりわけハイ250バカラのような高額商品の場合、業者によってその査定額は数十万の差が出てくることが予想される。
それならば複数の業者に査定を依頼して、一番高い査定額を提示してくれた業者に販売するというのが賢い方法だといえよう。
まとめて査定に出す
ハイン250バカラ以外にも自宅の倉庫などにお酒やブランドもの、美術品などが眠っている場合、まとめて査定に出すことで査定額がアップすることがある。それは買取業者からすると、お得意様になってくれる可能性が高いと判断するからだ。今後のことも考えて、相場よりも若干高い値段で査定額を提示してくれるケースも鑑定士によってはあるということだ。
買取業者によって買取ってくれるものと買取対象外となるものはあるが、もしいろいろ自宅に不用品が眠っているならば、在庫整理も兼ねてそれらもついでに査定してもらうとよいかもしれない。
ハイン250バカラの買取相場
ハイン250バカラの買取相場についてだが、非常に高額であることは確かだが、明確な買取参考価格を提示している業者は見つからなかった。「リストにないから現時点では何ともいえない」、「値がつかない」といった回答ばかりでいずれにしても、査定をしてから検討ということだ。
ハイン250バカラのような超高級ブランデーの場合、あまりにもその値段が高いために積極的に買取をおこなっている買取業者はおそらくない。そもそも国内に流通していることがほぼ見込まれないために、買取業者からすると買取を想定していないという事情もあるわけだ。また、仮に買取ったとしてもより高い値段で買ってくれる顧客が見つかるかどうかわからないというリスクを抱える問題も見え隠れする
。お酒の買取業者での買取相場
そこで今回は、ブランデーの買取実績が豊富なお酒の買取業者2社を紹介しておきたい。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ストックラボは東京都新宿に本社があり、業界トップレベルのお酒買取業者である。ブランデーの買取にも力を入れており、ハインついては、ハインアンティークバカラボトルやハインナポレオンブランデーなどの買取実績がある。
電話、メール、LINEで仮査定をしてくれて、とりわけLINE査定は便利だ。友達追加をして売りたいお酒の写真とともにその商品の詳細をLINEで送ったら査定結果が送られるというシステムになっている。営業時間内であれば1時から2時間ほどで仮査定額を知らせてくれる。買取方法としては店頭買取、宅配買取、出張買取に対応。
ライフバケーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ライフバケーションは世界各国のブランデーや洋酒を中心に買取を展開しているお酒の買取専門店である。買取は店頭買取、宅配買取、出張買取に対応している。
出張買取はスタッフが自宅まで来てくれるので何かと便利な方法だ。神奈川県の横浜市内に本店があり、東京都、神奈川県、静岡県、栃木県に店舗がある。出張買取は関東を中心に行っている。
ヤフオクを活用して売る場合
高級ブランデーを売る場合、プロの鑑定士が在籍しているお酒の買取業者に査定してもらうのが最も確実な方法だ。
ただ、それ以外の方法で売却したいという場合、ヤフオクなどネットオークションを活用して売却する方法も考えられる。ネットオークションの場合、落札者とやり取りをしたり梱包して発送したりしなければならないので何かと手間がかかるが、驚くほど高い金額で落札される可能性はある。
ちなみにハイン250バカラについて調べてみたが、残念ながらヤフオクでの出品履歴や落札履歴は見つからなかった。それはその商品自体が高額であり、かつレアなことが関係しているだろう。ここではヤフオクへの出品の流れと注意点について簡単に述べておこう。
ヤフオクの出品の流れ
ヤフオクに売りたいものを出品する場合、まずはYahooプレミアム会員になり、Yahooウォレットへの登録をおこなう。商品に関する説明文を写真を添えてアップし、入札者のなかで一番高い値をつけた人が落札者となる。出品者は落札者と連絡しあって商品発送や入金確認をおこない取引を完結させる。
インターネットで酒類を売るときの注意点
酒類をインターネットで売る場合、出品前に酒税法に遵守しているか確認しておいたほうがいいだろうる。例えば、お酒の販売を継続してするときには酒類販売業免許が必要などいくつか決まりごとがある。曖昧なケースは出品前に国税局や税務署など所定の窓口で確認しておくことをおすすめしたい。
まとめ
ハイン250バカラは1953年に生誕250周年を記念して製造された超高級コニャックだ。日本円で160万円以上の値がついた超レアな限定品ということもあり、日本国内にはほぼって回っていないと考えられる。そういった背景から積極的に買取をおこなっている買取業者はおそらくないだろう。
ただ、それも状況と査定次第である。もし眠っているハイン250バカラがあれば、プロの鑑定士が在籍しているお酒の買取業者に相談してみて欲しい。少しでも高く売るには、適切な保管状態を保つことや付属品と一緒に査定してもらうことなどいくつかのコツもあるので試してほしい。