バブル時代というとどのようなイメージを持たれるだろうか。好景気でやることなすこと派手だった時代、というのが現在の一般的な印象ではないかと思う。実は、ひと昔前にはもはや時代遅れという扱いだったバブル文化が再び注目を浴びている。今回はバブル時代のファッションアイテムに着目し、おすすめの買取業者や、高く売るためのテクニックをご紹介しよう。
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バブルファッションの再評価
バブルが崩落して一息ついた頃の2000年代では、バブル時代のファッションというのは、もう古くてダサい、時代遅れという認識だった。しかし現在、バブル文化が再評価され格好いい、オシャレという認識に変わりつつある。
バブルネタでブレイクしたお笑い芸人平野ノラや、登美丘高校ダンス部のバブリーダンスなどバブル文化を前面に押し出したコンテンツが人気を集めたためそれに従いファッションも再評価され、バブル時代と呼ばれる1980年代の古着ブームが再加熱してきている。またファッション業界をリードする10代~20代の若者はバブル経済を体験していないため、新鮮さを感じるのも流行の要因の一つと考えられる。
DCブランドとは?
DCブランドとはDesigner’s&Character’sの略称で、バブル当時の若者のファッション業界をリードしたファッションジャンルの一つである。1980年代に社会的なブームを巻き起こし、バブル経済の指標の一つであった。
DCブランドの特徴は、ブランドのデザイナーがアイテムのデザインや会社のイメージ戦略や企画、生産にまで関わりブランドの看板としての役割を果たしていることである。そのためYohji Yamamotoやイッセイミヤケなどデザイナーの名前がそのままブランド名となっているものが多くみられる。
斬新で個性的なデザインで多くの若者から支持を得ていたDCブランドは、1980年代初頭では百貨店やデパートでも取り扱うようになる。都市部では路面店も出現するなど若者のファッションの代名詞とも言えるほどに人気を博していた。
しかし時代と共に流行は薄れ、DCブランドに身を包んでいた若者達が成長し社会に出るようになると徐々に衰退してゆく。現在でも活動しているブランドはいくつか存在するが、バブル時代のデザインを重視したラインナップから、同時に扱いやすさと着こなしやすさを意識した商品開発にシフトしている。 現在一度は時代の流れと共に衰退したDCブランドが、バブル文化の再評価と共に少しずつ人気が再燃してきている。
買取業者を選ぶためのポイント
買取業者を選ぶ上でまずお伝えしておきたいことは、DCブランドの古着は、どこの買取業者でも適正に買取が可能なわけではないということである。古着の取り扱いのある買取業者は多く見かけるが、なぜ専門業者の査定が必要なのだろうか。買取業者を選ぶポイントをご紹介しよう。
買取業者にはそれぞれ得意分野が存在する
エルメスやグッチといった高級ブランドのアイテムをメインに買取を実施している業者でも、古着の取り扱いはおこなっている。ハイブランドの古着であれば適正価格での買取は可能だろう。しかし、買取業者にはそれぞれ得意分野がある。
貴金属やブランドアイテムについては信頼できるノウハウを蓄積している業者であっても、必ずしもDCブランド古着の買取ができるとは限らない。つまりDCブランドの査定に対して十分に知識と経験を持ち合わせていない可能性が高く、そのため価値を正しく評価できない危険がある。せっかくの思い出の品を査定に出したとしても、持ち込み先の業者によっては値段が着けられず、無料でなら引き取りますという回答になるかもしれない。
DCブランドは古着の専門業者に持ち込むのがおすすめ
古着の買取を専門におこなっている業者であれば、ファッションアイテムに関する造詣が深くDCブランドの価値を正しく理解してくれる。単純なブランドの価値だけでなく、現在の流行や相場も加味した上での査定をおこなってくれるため、買取価格も普通のブランド品買取業者に持ち込むより期待できるだろう。
フリマアプリやオークションの問題点
古着を処分する場合、オークションやフリマアプリを利用して販売する方も多いだろう。確かに、直接販売すれば買取よりも高値で売れることは多い。しかし、WEBでの直接販売は業者での買取にはない多くの危険性をはらんでいる。問題点のいくつかをご紹介しよう。
相場を調査する必要がある
個人で売買するとなると、手持ちのアイテムにどの程度の価値があるか自分で調査する必要がある。業者に依頼した場合は商品の状態やそのときの流行など独自の情報網から査定価格を算定して提示してくれるので、売主にファッションの知識がない場合でもお金に変えることができる。しかしフリマやオークションを利用するとなると、相場の調査は自分でおこなわなければならない。
バブル時代に流行した古着は、購入価格から現在の価値を出すのはほぼ不可能である。仮にマニアの欲しがる一品だったとしても、レアアイテムはWEBの履歴などから価格を割り出すのも難しく相場感が不明なため安く買い叩かれてしまう可能性もある。知識のない一般人には適正価格で売買するのは難しいだろう。
梱包や発送の手間がかかる
当然のことであるが発送準備として送り先の確認、商品の梱包や運送業者への持ち込みといった準備が必要となる。また防水用のビニール袋や段ボールの準備など梱包材の用意も必要だ。 それら全てを自分でおこなわなければならないため、相応の手間とお金がかかってしまう。
質問や値引き交渉に対応しなければならない
ネットオークションやフリマアプリを利用する場合、商品や保存状態について購入希望者から連絡が来ることがある。特にファッションアイテムにはサイズがある関係上、細かい質問に答えなければならないだろう。
また値引き交渉を持ちかけられることもある。販売開始から時間が経っているときは早く売るため値下げをすることもあるだろうが、ときには出品したてで半額以下の価格を要求される、無礼な態度でやり取りされて売買がストレスになってしまうことも多い。フリマアプリやオークションのモラル低下は各方面で問題となっているが、そういった問題にもその都度対応しなければならないのが個人販売の辛いところである。
販売後にトラブルになる場合がある
個人のネット販売で散見されるのが、販売後に購入者とトラブルになる例だ。送った商品が届かない場合や、実物が画像と違うとクレームを入れられることもある。
仮に販売者が最善を尽くしており非がない場合でも、購入者の勘違いや理解不足といった理不尽な理由でトラブルに巻き込まれることもある。全て終わってみれば結局は業者に頼んだ方が楽で手間もかからなかった…と後悔することも多い。
買取業者を利用することのメリット
ご紹介したように、フリマアプリやネットオークションにはさまざまな危険が潜んでいる。では買取業者を利用した場合はどうだろうか。実は、買取業者の利用には個人販売にはない多くのメリットがある。
現金化が早い
WEB販売のデメリットとして、アイテムによっては販売開始してから売却までにかなりの日数がかかることが挙げられる。誰でも知っている人気商品であれば即日売却も可能かもしれないが、バブル時代のDCブランド古着は、どちらかと言うと知る人ぞ知るお宝アイテムであり、知識がなければ目利きが難しい。
買い手がつかない場合はいつまでもクローゼットを占拠することとなり、断捨離のモチベーションも下がるだろう。業者に買取を依頼した場合、店舗に持ち込めば即日、宅配でも到着後2~3日という早さで振込が可能だ。現金化が早いのは大きなメリットの一つだろう。
買取方式を選ぶことができる
仕事や趣味で多忙な方は、アプリで出品して質問や値引き交渉の対応をするなど売れるまで商品の面倒を見続けるのも大変ではないだろうか。買取業者の多くは出張買取や宅配買取に対応しており、都合の良いときにスムーズかつスピーディーに引き取ってもらうことが可能だ。
宅配買取の場合は段ボールに詰めて集荷に来てもらうだけ、出張の場合は家まで来てくれるため服を準備しておくだけで良い。時間がない人でも簡単に古着の処分が可能な点は非常に魅力的である。
値段のつかない古着も引き取ってくれる
古着を処分する場合、一着だけでなく多くのアイテムを一度に持っていくことは多いだろう。自分で処分する場合、売れない古着は捨てるのにも手間がかかる。その点買取業者に依頼すると、値段のつかないものでも引き取ってもらえる場合があるのは嬉しいポイントである。クローゼットを一度に整理したいときは大助かりだ。
イチ推しの買取業者 PLAYFUL(プレイフル)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
PLAYFULは、ブランド古着を専門に取り扱う買取業者だ。取り扱いブランドには、コムデギャルソンやYohji Yamamotoを始めとしたDCブランドの有名どころが並んでいる。
ブランド古着買取は20年の経験があり、高額査定と丁寧な対応により、買取依頼者のうち92%がリピーターとなる驚きの実績を持っている。迷ったらPLAY FULに持ち込めばまず間違いないだろう。
大阪の吹田市に店舗があり持ち込み査定が可能なほか、宅配買取や全国対応の出張査定の合計3種類の買取方法を選択できる。店舗買取と出張買取はWEBから都合の良い日取りで申し込みが可能だ。宅配買取の場合も連絡すれば自宅まで宅配キットを送ってくれる。
もし途中で売るのをやめたくなった場合や、査定金額が納得いかない場合など、買取をキャンセルするときも返送料やキャンセル料といった費用は一切かからない。査定のみの利用も歓迎しているため安心して利用できるのも魅力的だ。
査定前のテクニック
古着の買取価格にはいくつか査定基準が存在するが、よくチェックされるポイントは古着の状態だ。査定前のお手入れで古着の状態を良くしておけば買取金額アップに繋がる。ここではブランド古着のお手入れ方法と手入れする上での注意点をご紹介しよう。
ホコリを落とす
バブル時代のDCブランド古着ともなれば、長らくクローゼットの中で眠っておりホコリを被ってしまっている、などということもあるだろう。ホコリまみれの状態だと査定額も下がってしまうため、どうにか除去しておきたいところだ。ホコリを取る際はブラシやテープを使うのが手軽でおすすめだが、いくつか注意点がある。
まずニット素材の場合、ブラシだとホコリや毛玉が十分に取れない場合がある。そうはいっても粘着力の強いテープだと余計に毛羽立ちが酷くなることもあるため、セロテープなどの粘着力の低いものでそっとホコリを取るようにしよう。皮革製品やエナメルの場合は柔らかいブラシでそっと払ってやると良いだろう。
中性洗剤で優しく洗う
服にシミや黄ばみなどがある場合、中性洗剤で落とせる場合がある。その場合も色移りや縮みの原因となるため、洗濯機は使用しない方が無難である。38度程度のぬるま湯を使い、優しく押し洗いすると良い。服の傷みの原因となるため、擦り合わせてゴシゴシと洗うのは避けよう。
ガンコな汚れはクリーニングに
もしどうやっても汚れが落ちないときや、年代物の黄ばみがついてしまっている場合はクリーニングに出そう。ムキになって漂白剤を使うと汚れだけではなく元の色まで抜け落ちて買取できなくなる場合がある。家での洗濯が難しい場合はプロに任せてしまうのが一番だ。
服の素材に注意
家で古着を洗濯するときに気をつけてほしいのが服の素材だ。特にバブル時代のDCブランド古着は機能性よりややデザイン優先で製造されていることがあり、服のパーツによって異なる素材を用いている可能性がある。素材の組み合わせによっては丸洗いが難しいため、素材に応じた部分洗いをおこなうか、いっそプロのクリーニングに任せてしまおう。
まとめ
一時期流行の波に飲まれ時代遅れと言われたDCブランドだが、今再び再評価の流れがきている。もしもお持ちの一品を売却する可能性があるならば、まずは価格調査として査定に出してみよう。クローゼットの中の思い出の品が意外な高価格で買取可能かもしれない。
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