バリュエンスグループは、グループ企業であるバリュエンスリアルエステート株式会社による、国内における不動産事業を始動した。不動産仲介新ブランドは「なんぼや不動産」で、2020年6月8日(月)より開始している。今回はこちらのトピックについてみていきたい。
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バリュエンスグループについて
バリュエンスグループは、ブランド品の買取・販売の「なんぼや」や「ブランド コンシェル」をはじめ、骨董・美術品の「古美術八光堂」などの買取サービスを展開している。また、事業者向けには、「STAR BUYERS AUCTION」や「THE EIGHT AUCTION」などのオークションを展開中だ。
なんぼや不動産について
今回の不動産仲介事業への参入は、昨今、日本国内においては、超高齢化時代が近い将来、また突然の新型コロナウィルス感染拡大の影響により経済が低迷するなどといった将来への不安から、自分身をはじめ家族を守るための資産形成への関心が強まっているという課題感からだ。ブランド品や骨董・美術品から土地、家などの不動産といった、人生で手にする大切な実物資産の管理・運用を一括して相談できる存在になることを目指すと語る。
なんぼや不動産は、まずは東京・神奈川を対象にサービスを展開するようだ。今後はさらに国内主要都市へとエリアを拡大し、従来の不動産の概念にとらわれることなくサービスの改善と拡張に邁進しグループ全体におけるライフタイムバリューの向上と、さらなる事業拡大を目指すと語っている。
まとめ
なんぼや不動産は、長年ブランド品や骨董品、美術品の買取事業で培ってきたノウハウの蓄積を活かして、顧客にとって素晴らしいサービスとなるはずだ。また、バリュエンスグループにとっては、既存のブランド品、骨董・美術品の買取機会の増加に繋がるだろう。不動産の購入・売却のタイミングは、引越しを伴う場合が多いはずだ。その際、不用品が出ることや、持ち物の売却を考える人は多いだろう。そのような顧客と自社のサービスを通じて繋がっていくことが容易にできるようになるはずだ。
そういった文脈からいえば、買取事業者にとっても、不動産仲介業を行う事業者や、引越しの業者などと繋がりを持っておくことはとても重要になってくるだろう。顧客が商品の売却を考える上で、起点となるようなアクションに関わるサービスを展開する事業者と積極的に繋がっているところが、効率の良い商品の仕入れを実現し、成長していくと考えられる。
参考: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000020761.html