パイロットの万年筆の高額査定のポイントはどのようなところなのだろうか。査定ポイントを知っておくだけで、買取価格が大幅アップする可能性もあるのだ。自分が持っている万年筆が思いもよらぬレア物の可能性もあるので、ぜひ査定ポイントを覚えておこう。
ここでは高く売るための参考買取相場と高額査定のポイントについてまとめてみた。
Namiki Pilot Vanishing Point Fountain Pen / Sharada Prasad
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パイロットの歴史と魅力
大正時代から続く、日本を代表する、三大万年筆メーカーのひとつパイロット。文具、筆記具の総合メーカーとして、東証1部に上場している。前身は株式会社並木製作所、高級品と海外では、現在もNamikiブランドで発売されている。
高級ラインから普及品まで多彩なラインナップを持ち、キャップレスなどの万年筆の常識を覆す冒険したモデルもラインナップされている。
また、万年筆にとどまらず、文具の総合メーカーとしてボールペンやサインペン、マーカーペン、さらに筆記具だけでは無く事務用品も手がける多彩なメーカーである。
<>pキャップレスを始めとして先端な技術も多く、消せるボールペンでおなじみのフリクションシリーズや肩や腕に負担のかかりにくいDr.グリップなどが人気。東証1部上場と万年筆を手がけるメーカーでは、日本では一番大きな企業となるパイロット。大メーカーの強みで、高品質で優れた商品を開発、販売している、代表的な万年筆メーカーである。人気商品「エラボー」
パイロットの和のテイストが発揮された万年筆が、エラボーである。そのコンセプトは、「日本語に適した万年筆」。西洋の文字を書く場合はファインでかっちりした書き味が適しているが、日本語ならではの美であるとめ、はね、はらいを表現するのには若干の難しさがあった。
エラボーは、ペン先にダイナミックなうねりをつけることによって、適度なしなりをペン先に持たせ、とめ、はね、はらいの表現を、まるで毛筆を用いているかのように再現した意欲作である。ペン先をうねらせながらも、インクは滞りなく供給されるという技術の高さも、いかにも日本の魅力が現れていて素晴らしい。
今の日本では、グローバル化に伴って、日本文化の美しさを発信することが盛んに行われているが、パイロットはその取り組みを、100年前から行っているともいえる。まさに社名の通り、先陣を切って潮流の先を見通すパイロットといえるだろう。
新品に近い形で売るのが高額査定のポイント
パッケージや説明書・替えインクなどの付属品を揃え、手あかやインク汚れ・ほこりや詰まりなどの汚れを除去しておくことは、パイロットに限らず万年筆全般の高額査定ポイントになるのでおさえておこう。
インク詰まりは自分で解消しておくべき
特に万年筆は書けなければ買い取り対象にならないので、インクの詰まりはぜひ自分で解消しておきたいところだ。
万年筆のインクが詰まってしまった場合はインクを取り外し、ペン先を水につけると解消されることが多いのでぜひ挑戦してみよう。カートリッジタイプは、首軸を外してから水に一晩つけると解消されるので参考にしていただきたい。
ただし正しいメンテナンスをしないと逆効果も
ただ吸入式やコンバーター使用の場合は水にペン先を入れて出し入れする。もし改善されなければ、カートリッジと同じく一晩つけておくと解消されることもあるので試していただきたい。注意したいのは薬剤や熱湯を使うのはペンを傷める原因になり査定額を下げてしまうので避けるようにしよう。
パイロットの万年筆を使わなくなったらすぐに売ろう
「最近使わなくなったな」、と思ったらパイロットの万年筆をすぐに売り出して欲しい。使わなくなったら早い時期に売るのが、どのような商品においても高額査定のポイントだと言えるのだ。
万年筆の買取価格は市場価格によって左右され、人気商品ほど高く売れる傾向にあるので、自分が持っている万年筆の市場価格もチェックしておきたいところだ。
また新商品ほど人気が出る傾向があり、人気商品ほど高く売れる傾向にあるのがブランド品である。ところが時間の経過とともに人気と市場価格は下落していき、パイロットの万年筆は安くなってしまうだろう。また新作が出ることで旧作の買取価格も下がってしまうので使わなくなったらすぐに売りたいところだ。
万年筆専門業者で査定依頼しよう
万年筆を売却する際は、セルフメンテナンスをしっかり行ったうえで、買取専門業者で査定を依頼すると良い。リサイクルショップに売却するのも良いが、一般の買取基準に沿って査定を行う業者が多いのだ。
リサイクルショップの査定には注意
リサイクルショップの買取査定だと、ブランド品としての正しい査定が行われない可能性がある。もし価値が高くなる要素があったとしても、安く買い取られてしまうので、査定に出す業者は慎重に決めるべきだろう。
専門業者の鑑定士による査定は正確
万年筆などの高級文房具専門買取業者では専門の鑑定士によって査定を行っていくので、一般のスタッフでは見つけられない高額ポイントを見つけ出せる可能性が高い。また複数の査定業者で価格競争させられるので、より高い査定額に導けるだろう。
パイロットの万年筆の参考買取相場
パイロットの万年筆の参考買取相場をまとめてみたのでご紹介しよう。個々の買取価格は買取業者ごとの査定基準や万年筆の状態によって異なってくるが、買取相場もひとつの基準になるので目安にするといいだろう。
・ジャスタス95 7000円
・カスタムシリーズ 2500円~14000円
・アサヒヤ紙文具店オリジナル カスタム845 20000円
・ナガサワオリジナル カスタム742 6500円
・グランセシリーズ 2000円~6000円
・平蒔絵 4000円~8000円
・キャップレス 2500円~10000円
・ナミキ 7500円~65000円
・エリートS 9500円
・シルバーン 松竹梅 16000円
・エラボー 6500円~9000円
・スーパー500 42000円
・ステラ90S 2500円
・研出蒔絵 10000円
ヒカカク!掲載の買取業者を紹介
最後に、「ヒカカク!」掲載の万年筆買取業者をいくつか紹介する。高額査定を引きだすために、様々な業者を比べて見て欲しい。
キングダムノート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高級文房具専門の買取を行なっている「キングダムノート」は、専門の鑑定士が適切な買取価格を出してくれる。配送査定になるが、全て無料で行なってくれるので気軽に見積をおねがいすると良いだろう。
ホームページではパイロットの万年筆の効果買取を大々的に歌っているため、高く買取してもらえることが期待できるだろう。中にはリストの中のモデルのものは表記された値段で買取してくれるワンプライス買取という便利なサービスもある。
しっかりとホームページに買取対象の状態のものとそうでないものが記載されているため、査定に向かってから買取できないと言われてしまう心配がない点がおすすめだ。
ジュエルカフェ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジュエルカフェは万年筆の買取を専門的に行っている買取業者だ。取り扱っているメーカーも数多く、専門の査定士がしっかりとした知識を持って査定してくれるので安心だ。
買取方法は最もメジャーな宅配買取、出張買取、店舗買取の三種類ある。中でもおすすめは宅配買取だ。今なら元の買取価格より20%増額した値段で買取してくれるキャンペーン中だ。ぜひ、この機会に問い合わせてみてほしい。
URERU(ウレル)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品の買い取りを行なっている「URERU(ウレル)」では、万年筆専門ではないものの、ブランド品としてしっかりと査定を行なってくれるだろう。査定時に”笑う”と買取額アップという面白いキャンペーンも行なっている。
「e-万年筆」
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
万年筆買い取りのウェブ買い取りサロンでは、新品はもちろん、中古の万年筆を高価買い取りをしている。
ドイツを代表するモンブラン、ペリカン、イギリスのパーカー、アメリカのフィッシャー、フランスのウォーターマン、デュポンなどはもちろん、アウロラ、クロス、デルタ、ビスコンティ、ファーバーカステル、ラミーなど買い取り対象ブランドは幅広い。
また、セーラー、パイロットなどの国産モデルも買い取り強化中で箱や説明書、保証書、ギャランティカードがなくとも、もちろん買い取りしてくれる。付属品が無くなってしまった万年筆も買い取り可能である。
パイロットの万年筆を高額査定してもらうためには
パイロットの万年筆の高額査定のポイントは新品に近づけておくこと・早めに売ること・専門業者で売ることだ。思わぬ金額になることもある万年筆を安く売ってしまうのはもったいないのでしっかりコツをつかんで売るようにするといいだろう。