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ブランド品を査定するのに必要なプロの資格は?鑑定士ってどんな人?

読了目安:6分
更新日:2021/02/24
公開日:2018/02/01
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ルイヴィトン、シャネル、オメガ、エルメスなど、ファッションの分野では、ブランド物の人気が圧倒的といっていいほど高くなっている。

ブランド品の人気が高いのは、デザインや素材、作りなどが優れている事もあるが、ブランド品自体の価格が高価で、高級品とみなされているため、ブランド品を所有していることがステータスとなることが大きいだろう。そのような高い人気を誇るブランド品であるが、その人気を利用した偽ブランド品という問題がつきまとうことが多い。

偽ブランド品とは?

偽ブランド品とは、ブランド品をコピーした製品、もしくはそのブランドが制作したと偽った製品で、ブランド品とはまったくの別物であり、見た目はブランド品そっくりであっても、偽ブランド品自体の価値はほとんどないと言っていいだろう。

素人には見分けがつかない偽物も

そのため、ブランド品を購入する場合は、偽ブランド品かどうか注意する必要がある。高い代金を支払って何の価値もない偽ブランド品を購入しては目も当てられないからである。

ただし、ブランドやブランドの代理店などから直接購入する際は製品が偽ブランド品という可能性は低くいが、本物のブランド品ではない可能性がある中古品などを購入する場合に注意を払う必要があるといえる。精巧な偽ブランド品は素人には見分けがつかない場合があり、それがそのまま中古品として流通してしまうかもしれないからである。

買取時に本物か偽物かを調べる鑑定士

そのため、質屋やブランド買取ショップは、ブランド品の買取を行う際に本物か偽物かの鑑定を行っている。この鑑定を行うのが、ブランド品鑑定士と呼ばれる人達である。今回は、ブランド品鑑定士について記載していく。

ブランド品鑑定士とは

ブランド品鑑定士とは、一般に質屋やブランド品買取ショップなどで、買取を依頼されたブランド品の真贋などを鑑定する人達を指す。本物のブランド品は、状態などを査定して、市場価格などを考慮のうえ買取価格を決定する。

前述のように、市場には偽ブランド品が流通している場合があり、買取を依頼されたブランド品が偽ブランド品である可能性もないわけではない。特に人気のブランド品は、偽ブランド品が流通している可能性が、他のブランド品より多い傾向にある。

偽ブランド品は製品としての価値はなく、それどころか偽ブランド品と知りながら販売すると法令に違反することになるので、偽ブランド品を買い取ってしまうと中古品として販売することもできず大損となってしまう。

そのため、質屋やブランド品買取ショップは、ブランド品を鑑定するブランド品鑑定士を配置し、買取を依頼されたブランド品の鑑定を行い、偽ブランド品を買取しないように対応しているのである。

ブランド品鑑定士は公的な資格ではない

ブランド品の真贋の鑑定を行うブランド鑑定士であるが、ブランド品鑑定士になるにはどのような資格が必要となるだろうか。

明確な資格は存在しない

実は、ブランド品鑑定士という明確な資格は存在せず、ブランド品鑑定士になるのに資格試験やブランド鑑定の実務経験といった条件は存在しない。

極端な事を書くと、古物商許可証を取得し、自前でブランド品買取ショップを立ち上げればブランド品鑑定士としての活動は可能となる。ちなみに、古物商許可証は経歴などに問題がなければ、申請から2か月ほどで取得することが可能である。

「ブランド鑑定士」は肩書?

鑑定士というと、土地や建物の価値などを鑑定する不動産鑑定士が有名であるが、こちらは国家試験に合格し、さらに実務習得を経て修了考査に合格することで初めて不動産鑑定士として活動できるようになるかなりの難関資格で、ブランド品鑑定士とは全く別物となる。

つまり、質屋やブランド品買取ショップなどでブランド鑑定士として活動している人達は、肩書として「ブランド鑑定士」を名乗っていることになる。

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買取を依頼する時は信頼できるブランド品鑑定士に依頼することが重要

ブランド品鑑定士は、前述のように資格など明確な基準は存在しない。そのため、鑑定の腕前はブランド品鑑定士によりまちまちであり、差が大きい場合もある。

経験、知識が豊富な鑑定士に依頼しよう

もし、鑑定の腕前がイマイチなブランド品鑑定士に鑑定を依頼すると、適正な鑑定や査定が実施できず、本物なのに偽ブランド品と鑑定したり、査定結果が相場とかけ離れたり、真贋の鑑定や正確な査定が出来ない場合もある。そのため、ブランド品の買取を依頼する時は信頼できるブランド品鑑定士に依頼することが重要であるといえる。

例えば、様々なジャンルのブランド品の知識が豊富で、長年ブランド品の鑑定に携わっていたブランド品鑑定士は信頼のおけるブランド品鑑定士であるといえ、そのようなブランド品鑑定士が在籍している質屋やブランド品買取ショップに買取を依頼すると、納得のいく売却ができる可能性が高いといえる。

ブランド鑑定士養成に力を注ぐ買取ショップ

また、ブランド品鑑定士の腕前はそのままブランド品買取ショップの信頼や業績につながってくるため、多くのブランド品買取ショップはブランド品鑑定士の養成に力を入れ、ブランド品鑑定のための研修や独自の試験などを行い、ブランド品鑑定士の能力向上に努めている。

そのほか、ブランド品買取ショップとは別にブランド品鑑定士の研修を行う企業もあり、ブランド品鑑定士の腕前を上げることも可能である。

信頼のおけるブランド品鑑定士を見つけるには

ブランド品の買取を依頼する時は信頼できるブランド鑑定士に依頼することが重要と記載したが、では、その信頼できるブランド品鑑定士を探すのはどうしたらいいのだろうか。明確な基準がないブランド品鑑定士の腕前を外から見るのは難しいと言える。

評判や情報をリサーチ

まずは、口コミやインターネットの掲示板、SNSなどから、質屋やブランド品買取ショップの評判などの情報を集めて、評判の良い質屋やブランド品買取ショップを探すことが必要といえる。

また、ホームページを開設している質屋やブランド品買取ショップは、ブランド品買取の仕組みやブランド品鑑定士の育成についてを記載しているため、そのような情報も参考になるだろう。

鑑定を依頼してみる

さらに、実際にブランド品の買取を依頼してブランド品鑑定士の鑑定結果を確認することもブランド品鑑定士の腕前をみる有効な方法といえる。

依頼されたブランド品のどの部分をみて真贋を判断したか、本物のブランド品である場合、査定結果はどのようになるか、また、そう判断した基準についてなど、こちら側が納得する説明ができるブランド品鑑定士は信頼がおけるといえる。

ろくに説明もせず、ただ、本物か偽ブランド品か、もしくは査定結果だけを説明されても、ブランド品の買取を依頼した側は納得はできず、そのブランド品鑑定士を信頼することはできないだろう。

ブランド品の鑑定や買取を依頼する時に、満足のいく結果となるかどうかはブランド品鑑定士の腕前によるため、信頼のおけるブランド品鑑定士を見つけて買取を依頼することが重要といえる。

まとめ

ブランド品鑑定士について記載した。ブランド品の買取は信頼できるブランド品鑑定士に依頼することが重要であるので、ブランド品の売却を検討している場合は、質屋やブランド品買取ショップなどの情報を集め、信頼できるブランド品鑑定士が在籍している店を見つけるといいだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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