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ブランド鑑定の勉強・講習・研修はどこで受けられる?

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更新日:2021/02/25
公開日:2018/01/25
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ファッションの分野で欠かすことが出来ないアイテムといえば、なんといってもブランド品であろう。

流行の最先端をいく最新のデザインを用いたアイテムから、長年にわたって愛される変わらないデザインの定番のアイテムまで、様々ブランドが活躍している。特に、ルイヴィトンやシャネル、ロレックスといった一流ブランドは、ファッションに興味がない人でも、聞けばだいたいわかるほど世界的に高い知名度を誇っている。

ブランド品がもてはやされるのは、デザインや素材、製法が優れていることも有るが、ブランド品、特に一流と目されるブランド品は、一般の製品に比べてかなり高価であり、高級品、とのイメージが強いことから、ブランド品を持っている事自体がステータスになることが、一番の理由と考えられる。

ファッション界で無敵の強さを誇るブランド品であるが、そのブランド品を脅かす問題もないわけではない。その問題の1つとして、偽ブランド品がある。

偽ブランド品は、ブランド品そっくりな製品、もしくは、そのブランドが制作したと偽った製品で、ブランドとは全くかかわりがない偽物の事を指す。

前述のようにブランド品がとても高価であるため、その偽物を安価で制作して販売すれば、通常の製品の偽物を制作するよりはるかに儲かることから、残念ながら、今も多くの偽ブランド品が市場に流通している。

偽ブランド品は、製品としての価値は皆無に近く、質屋やブランド品買取ショップに売却しようとしても、買取を断られてしまうだろう。偽ブランド品と知っていて販売する事は、法律に違反するため、偽ブランド品を買い取っても、中古品として販売できないためである。

そのため、中古品買取ショップでは、買取時に本物のブランド品か偽ブランド品か、判別することがとても重要となる。そして、実際にブランド品の真贋を判定するのが、ブランド品鑑定士と呼ばれる人達である。

今回は、ブランド品鑑定士について記載していく。


Goed Zoekveld / Bart van de Biezen

CONTENTS

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ブランド品鑑定士とは

ブランド品鑑定士とは、質屋やブランド品買取ショップにおいて、買取時に、ブランド品の真贋の判定を行う人達を指す。また、ブランド品を本物と判定した場合は、そのブランド品の状態や中古市場の相場などから、ブランド品の査定を行い、買取金額を算出する場合もある。

質屋やブランド品買取ショップなどは、偽ブランド品の買取を防ぐために、また、ブランドの品の査定を行うために、ブランド品鑑定士を配置する場合が多い。

ブランド品の買取を行うショップは、昔からの質屋のほか、リサイクルショップ、そして近年増加している金やプラチナ、ブランド品など高級品のみを買取するブランド品買取ショップなど、様々な形態がある。

近年は、店舗を構えずに、インターネット経由で受付を行い、宅配や郵送でブランド品を送付して鑑定や買取を行うブランド品買取ショップも増えており、それと相対してブランド品鑑定士を必要とする店舗は拡大しているといえる。そのため、インターネットの求人サイトなどでは、ブランド品鑑定士に対する求人が多数掲載されていることもある。

ブランド品鑑定士になるための条件とは

多数の求人が出ているブランド品鑑定士であるが、では、ブランド品鑑定士として就職するには、特別な資格が必要とか、専門の学校を卒業するとか、何か条件が必要となるのであるのか。

実は、ブランド品鑑定士として就職するのに、どちらも必ずしも必要ないのである。

もちろん、ブランド品の鑑定の実務経験がある場合は、優先して採用されたり給与面などで優遇されたりなど、まったくの未経験者よりは有利であるが、未経験者が就職できない、というわけではなく、採用条件で、未経験でも可とするブランド品買取ショップも多い。

例えば、ある大手ブランド品買取ショップでは、ブランド品鑑定士の多くは、そのブランド品買取ショップに就職して、ブランド品鑑定士となる前は、業界とは無関係だった、とホームページに記載してある。

つまり、未経験者であっても、ブランド品鑑定士となることは可能であるといえる。

ブランド鑑定の勉強・講習・研修はどこで受けられる?

未経験者でもブランド品鑑定士になることはできる。しかし、ブランド品鑑定士は、ブランド品の真贋や、ブランド品の状態や中古市場などから価値を査定して買取価格を決定するなど、質屋やブランド品買取ショップにとっては、非常に重要な役割を果たすことから、就職する前は未経験であっても、ブランド品鑑定士となったからには、ブランド品の知識を蓄えたり、ブランド品鑑定の経験を積んだりして、ブランド品鑑定士として活動できるだけの技術を習得する必要があるといえる。

ブランド品鑑定士が、ブランド品の鑑定の真贋を間違ったり、相場より高い金額で買取してしまったりした場合は、そのブランド品買取ショップに損害を与える可能性があり、ブランド品鑑定士の技術の向上は、ブランド品買取ショップにとって、必要不可欠な事といっていいだろう。

そこで、多くのブランド品買取ショップにおいて、自社内で、ブランド品やブランド品鑑定に関する研修などを実施している。さらに、社内でブランド品鑑定に関する独自の試験などを実施するところもあり、試験をして一定の技術を習得できた人をブランド品鑑定士として、実務にあてているようだ。

さらに、ブランド品買取ショップで実際にブランド品の鑑定や査定など実務をこなすことで、ブランド品鑑定の経験を積んでいき、技術を向上させていく。

また、実務をこなすことは、鑑定経験を積む以外にも目的がある。ブランド品鑑定士は、依頼人と対面して、鑑定結果や査定金額を伝える必要があり、接客業という側面もある。

依頼人から買取を依頼されたブランド品を鑑定し、査定して買取金額を決めて、依頼人に提示するわけだが、そのように鑑定もしくは査定した根拠を依頼に説明し、了承してもらう必要があるからだ。

中には、偽ブランド品であったり、買取金額が安かったり、と、依頼人の期待通りの結果とはならない場合もあり、説明に納得してくれればいいが、鑑定結果や買取金額などにクレームを付けられる可能性もあり、その場合でも、トラブルにならないように対応することが必要である。

このようなコミュニケーション技術は、研修などでは身につかず、実際に依頼人との対応を繰り返し実施していくことで経験を積んでいくしかなく、そのような技術を身に着けるためにも、実務経験が必要なのである。

その他にも、偽ブランド品の流通防止と排除を目的とした一般社団法人の日本流通自主管理協会が、ブランド品鑑定に関する様々な研修を実施しており試験に合格したブランド鑑定士を「協会基準判定士」と認定するなど、ブランド品買取ショップ以外でも、鑑定に関する研修を行うところもある。

このようにブランド品鑑定士は、ブランド品買取ショップや外部機関において鑑定技術の研修を行ったり、実際に実務経験をこなして経験と積んでいったりすることで、ブランド品鑑定士としての技能を磨いていくことになる。

ブランド品鑑定士の研修などについて記載したが、ブランド品鑑定士は、特定の資格などがなく、ブランド品鑑定士の腕前がすべての実力の世界である。いい加減な鑑定や査定、依頼人に対し丁寧な対応を行っていない場合は、買取の依頼がなくなったり、ブランド品買取ショップに居場所がなくなったりする可能性もある。

ブランド品鑑定士として生活していくためには、ブランド品の知識を蓄えたり、鑑定技術を習得したり、市場動向などに注意したり、など、常に学習や情報収集することが必要であると思われる。

ブランド品の買取を依頼する側としても、ブランド品に対し常に真摯に向き合うブランド品鑑定士に依頼したほうが安心であるので、そのようなブランド品鑑定士を探して、買取を依頼したほうがいいだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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