プリンターを処分する時の費用は？無料の引き取り業者はある？

プリンターは日々進化しており、写真愛好家である人は鮮明なプリンターが出たら新しいのを買おうと考える人も多いのではないだろうか？また、無線で印刷ができるようになり、有線タイプの人は買い替えを検討しているかもしれない。

しかし、このプリンターを処分しようと思った時に、正しい処分方法は知っているだろうか？プリンターの大きさは、大きすぎず小さすぎないサイズだ。そのため、処分するときにどのような方法がいいのか判断に困るだろう。

そこで今回は、プリンターの処分方法や注意点、捨てるのではなく買い取ってもらう方法なども紹介していく。

プリンターを処分する際は適した方法を知った上で処分する

プリンターなどの機器は、普通にごみ袋に入れて捨てる方法では、間違っているように感じる人もいるだろう。どうしても機器は、それなりに適した処分の方法が存在しているものだ。そのため、しっかり処分方法を調べた上で処分をしないとトラブルに発展してしまう可能性もある。ごみひとつでトラブルを起こすのは避けたいものだろう。処分する前に適した方法を調べておいて損はない。

家電リサイクル法では対象外になっている

プリンターを使う場面といえば、パソコンで作成した書類などの印刷や写真の印刷などではないだろうか。 プリンターを買い替えようとする際もパソコンを買い替えるついでという人も少なくない。そこで、パソコンとプリンターの処分方法を確認する人が多いと思うが、処分方法はそれぞれ異なる。

パソコンの場合は「家電リサイクル法」というもので、処分の方法が決められている。この方法以外では処分はできない。違った方法で処分しようとしてしまうと、法に触れてしまう可能性もある。そのため、パソコンの場合は処分方法をしっかり確認しておかなければならない。

しかし、プリンターの場合は「家電リサイクル法」で処分の方法が定められていない。そのため、パソコンよりかは処分しやすいようになっている。

プリンターの適切な処分方法は？

特に法律でプリンターは処分方法が決められているというわけではない物の、ルールは存在する。このルールから外れてしまうと処分ができないので、確認しておかなければならない。では、プリンターを処分する場合はどのような方法が適切と言えるのだろうか？

買い替えをする場合は購入店に引き取ってもらえるかもしれない

プリンターが故障して処分しなければならないというわけではなく、新商品に買い替えるために処分をするのであれば、購入店が古いプリンターを引き取ってくれるところもある。自分で処分しなければならない手間が省けるので、利用者には嬉しいサービスだろう。しかし、すべての家電量販店が引き取ってくれるわけではないので、処分をしてもらいたいのであれば、事前に問い合わせた上で購入をした方がいいだろう。

その際は、引き取りに来てくれるのか、持ち込まなければならないのかも確認しておくといいだろう。お店によってはプリンターは持ち運びができるので持ち込みのみOKとしているところもあるようだ。

また、家電量販店などが引き取ってくれるとは言っても無料で引き取ってくれるわけではないので、注意してもらいたい。有料のところが大半なので、どれくらいの費用が掛かるのか確認しておくべきだろう。

自治体に回収してもらう

ごみ袋に入らないものを出す方法として一番なじみ深いのは、“粗大ごみ”ではないだろうか？プリンターも粗大ごみとして回収できるとしている自治体が多い。しかし、粗大ごみの規定などはその自治体ごとに異なる。そのため、粗大ごみとして自治体に回収をしてもらいたいのであれば、まずは問い合わせてみなくてはならない。

粗大ごみとして支払う費用も自治体で異なるので、聞いておくと安心だろう。

無料回収業者に依頼する際は注意が必要

費用をかけてまで処分するのに気が進まない人もいるだろう。そんな時に思い出すのが、なんでも引き取ってくれる“無料回収業者”ではないだろうか？

無料で引き取ってくれるのであれば、是非利用したいものだが、利用する際には注意が必要になる。

許可をもらっているところか確認が必要

無料回収業者を利用する際に、まず確かめなければならない点は、「許可」を得て行っているのかどうかだ。回収をしたい業者は、基本的に市区町村の許可が下りなければやってはいけないことになっている。しかし、その許可を得ないで回収を行っている業者も存在している。つまり、違法行為を行っているのだ。そういった業者は、様々なトラブルを巻き起こすので使わないに越したことはない。

無許可のところに依頼すると不法投棄をされてしまうかもしれない

無許可でも、利用してもいいのではないかと思う人もいるだろう。しかし、このような業者は、私たちの生活にも悪影響を及ぼしている。それが、近年問題視されている“不法投棄”だ。この不法投棄により、火災や悪臭などの被害が広がっている。環境汚染を増進させてしまうので、できるだけ無許可の無料回収業者は使用しない方がいいのだ。

無料のはずが高額な費用を請求される場合もある

“無料”が魅力の無料回収業者だが、お金を請求される事態が発生している。積荷などに搬入し終えると、突如態度が変わり高額な請求書を突き付けてくる業者が出てきている。無料という目先の利益にとらわれると、このようなトラブルにも巻き込まれかねない。

もし、それでも無慮回収業者を利用しようとするのであれば、事前に請求書などを出しておいてもらうと安心だろう。

プリンターを処分する際の注意点

プリンターは、パソコンのようにデータを移し替えたり、個人情報の漏えいに気を付けなければならないという危機感はあまり持っていない人が多いだろう。しかし、プリンターを処分する際には、いくつか注意しておくべきことがある。最新型のプリンターの方が注意すべき点が多いので、確認してもらいたい。

個人情報を抹消してから捨てる

最新型のプリンターの中には、データを保存する機能などが内蔵されているものがある。このタイプは、データの削除などを行わないとそこから個人情報が漏えいしてしまう可能性があるのだ。

データ以外にもインクリボンにも印刷した内容が残っている場合がある。そこも個人情報が洩れてしまう危険性があるので、確認してもらいたい。

自治体に処分方法を確認する

上記でも少し触れたが、プリンターの処分方法は自治体ごとに異なる。そのため、必ず処分する際には、自治体に処分方法を確認しなければならない。電話で聞いたり、自治体のホームページを確認すれば大方の処分方法は把握できるので、問い合わせなどをしてみよう。

友人や知人に譲る方法もあり

どうしても処分するとなると、費用がかかってくる。しかし、お金をかけずに安心して処分をしたいなら、友人や知人に譲るという方法も検討してみる価値はあるだろう。

信頼できる友人であれば、データの消去をし忘れていてもまだ安全性はあるといえるだろう。それに、データ消去を忘れていてもそれをすぐに友人に頼むこともできる。

業者に買い取ってもらう方法も検討してみよう

友人にプリンターを欲しがっている人がいるなら、譲る方法がいいが、プリンターを売ってお金にして処分したい人は、買い取ってもらうといいだろう。

でんすけという業者でプリンターの買い取りを行っている。どのような方法で取引が行われ、幾らくらいで買い取ってくれるのか確認してみてもいいだろう。他にもいくつか買取業者があるので、特徴やサービス内容など比較をしてもらいたい。

故障品も買い取りしてくれるところがある

プリンターが壊れてしまっている場合は、買い取りは難しいと考えがちだが、故障していても買い取ってくれる業者もある。しかし、かなり買い取り可能としている機種の幅や取り扱っている業者が限られているのも現状だ。全くないわけではないので、調べてみる価値はあるだろう。ハードオフなどで、故障品を買い取っている実績があるので、確認してみるといいだろう。

オークションで売る

買い取りという方法ではなかなかうまくいかなかった場合は、オークションの利用もおすすめだ。業者に買い取ってもらおうと思ったが、思ったより査定金額が低かった時などにオークションを利用すると、最低落札額などを決めることができる。

ある程度、落札額は決められるのがメリットではあるが、欲しい人がいないとなかなか落札してもらえない。そのため、長期戦になる可能性が高い。発売してまだ日が経っていないのであれば需要もあるだろうが、古い機種は業者に買い取ってもらった方がいいかもしれない。

まとめ

プリンターは、粗大ごみでも出せるので、比較的手間をかけずに処分が可能といえる。しかし、自治体ごとにプリンターの処分方法が異なっているため、確認してから処分することをオススメする。

また、友人に譲ったり、買い取り業者を利用することで処分費用が無料になるので、コストを抑えたい人にはおすすめの方法だ。買い取りが行われれば、臨時収入も得られるのでまずは査定に出してみた方がいいだろう。