プロトレック(PROTREK)は、日本の時計メーカーカシオの腕時計ブランドの1つで、登山などのアウトドアで使用することを想定した腕時計を販売している。
1995年にプロトレックとして初の腕時計を発売。以降、機能の追加や改良を加えながら様々な腕時計を発売してきた。プロトレックの腕時計の開発には、登山家・竹内洋岳や岩崎元郎が協力しており、実際に使用した際の感想などをフィードバックして次のモデルの開発に生かされている。
プロトレックの腕時計の特徴は、登山などで使用できるように、温度センサー・気圧センサー・方位センサーのトリプルセンサーを搭載し、気温・気圧・方位が計測できる点にある。その他にも、タイドグラフ機能や日の出・日の入り予測機能など、アウトドアで使用するのに便利な様々な機能を搭載している。
PRT-400. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
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人気モデルと買取価格について
トリプルセンサーのほか、潮の満ち引きを読み取るタイドグラフ、フィッシングタイム機能など水まわりで使用する機能を搭載した「トリプルセンサー タフソーラー PRW-7000-1AJF」は、40,000円台前半を上限に買取されている。
視認性を向上させるためにSTN液晶を搭載、さらに夜間の視認性を向上させるために時分針の中に蓄光処理を実施、さらに計測速度、間隔を向上させたトリプルセンサーVer.3を搭載した「プロトレック トリプルセンサー タフソーラー PRW-6100Y-1JF」は、買取業者にもよるが、20,000円前後を上限に買取されている。
プロトレックの腕時計は、人気もあり比較的高額で買取される傾向にあるが、「トリプルセンサー タフソーラー PRW-7000-1AJF」、「プロトレック トリプルセンサー タフソーラー PRW-6100Y-1J」とも発売が開始されてからそれほど日が経過していないので、両モデルとも高額で買取されているようだ。
腕時計を売却する際の注意点について
人気もあり比較的高額で買取される傾向にあるプロトレックの腕時計であるが、場合によっては、期待したような価格で売却できないこともある。腕時計を売却する際にはいくつか注意点があるので記載していく。
売却すると決めたらできるだけ早く売却する
プロトレックの腕時計を売却すると決めたら、できるだけ早く売却する。腕時計に限らず、アイテムは時間が経過するほど買取価格が安くなる傾向にある。使用する時間が長くなるにつれてアイテムとして劣化も大きくなるため、製品としての価値は下がり、買取価格は安くなる傾向にあるのだ。
また時間が経過すると、そのアイテムのより高性能な後継機種などが発売され、そのアイテムの魅力が薄れ、やはり買取価格は安くなってしまう。前述の「トリプルセンサー タフソーラー PRW-7000-1AJF」、「プロトレック トリプルセンサー タフソーラー PRW-6100Y-1JF」は、発売されてからそれほど時間が経過していないため、高額での買取となっている、とも考えられる。
売却時には付属品も売却する
プロトレックの腕時計の売却時は、腕時計本体はもちろんのこと、腕時計が入っていた袋、箱、説明書、保証書(ギャランティ)、など腕時計購入時に付いていた付属品も一緒に売却すると、買取価格が上がることがある。逆に不足している場合は買取価格が下がることもある。
中古でアイテムを販売する時は、付属品の有無が価格に大きく影響する場合がある。アイテムの詳細には、腕時計の状態などのほかに付属品の有無などが記載されていることが多いのはこのためである。そのため、腕時計を買取業者に売却する場合も、付属品が揃っていればアイテムとしての価値が上がり、買取価格も上がる場合もあるのだ。
売却前に清掃をする
腕時計に限らず、アイテムの状態が良ければ買取価格が上がる場合がある。逆に、状態が悪ければ買取価格が下がる場合もある。そのため、売却前に清掃をして腕時計の状態を良好にしたほうがいいだろう。
腕時計の裏蓋やベルトなど肌と触れる部分には、汗や脂などが付着して汚れとなることがあるので、専用のクロスなどで汚れを丁寧に拭き取る。風防やベゼル、ケースなども同様に専用のクロスで拭いて汚れやチリやホコリを拭き取った方がいいだろう。
キズや凹みなど物理的損傷は、ユーザにより修復する方法はないが、浅い擦り傷程度であれば、買取価格に影響しない可能性もある。また、キズなど物理的な損傷を修理する方法としては、業者に依頼して、分解して清掃したり部品を交換したりするオーバーホールがある。オーバーホールすることで、新品同様の状態まで回復できることから、買取の際の評価は上がり、買取価格も上がる可能性は高い。
しかし、オーバーホールは、かなり手間がかかるため費用が高額となることから、状態が良くなったことによる買取価格の上昇分よりオーバーホールの費用の方が高くなる可能性もある。そのため、オーバーホールは実施する前に買取業者に相談したほうがいいだろう。買取業者によっては、事前のオーバーホールを勧めない業者もあるのだ。
買取業者の選択について
アウトドアでの使用に特化したカシオのプレミアムブランドとして人気の高いプロトレックの腕時計は、多くの買取業者で買取されている。売却する場合はその中から1社選択する必要があるが、できれば高額でプロトレックの腕時計の買取をする買取業者を選択したいところだ。
高額でプロトレックの腕時計の買取をする業者を見つけるには、複数の買取業者に見積を依頼するといいだろう。得られた見積を比較して、一番高額の見積を提示した買取業者に売却すれば、より高額で売却する可能性があるといえる。
複数の業者に見積を依頼することは手間がかかる作業ではあるが、ネットには複数の買取業者に一括して見積を依頼できるサイトもある。そのようなサイトを利用して効率的に複数の見積を入手するのもいいだろう。