長年乗ったホンダ車の買い替えを検討しているなら、メーカーに下取りする前に買取店への査定依頼をするのがおすすめだ。近年では簡単な手続きで複数社に見積もり依頼ができる一括査定サービスも増えているため、次の車購入に使う軍資金集めとして売却の方法にこだわってみても良いだろう。
今回はそんなホンダ車の中古需要が高い理由や、人気シリーズの買取実績などの情報をご紹介していきたいので、今後の参考にしてほしい。
/ kennymatic
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ホンダの中古車はなぜ高値で売れる?
ホンダの中古自動車が高価買取される背景や理由を詳しく知ることができれば、愛車の査定依頼も自信を持って行えるようになるかもしれない。
リセールバリューは国内2位
国内他社とは比べ物にならないレベルのエンジン性能と高品質の車体で知られるホンダ車は、トヨタに次いで国内2位のリセールバリューを誇る人気メーカーである。
ホンダの中古自動車は トラブルの少なさでも定評があるため、買取店側でも「安心して店頭に並べられる」という理由で高値をつけやすいのだ。
男性でも満足の軽自動車が豊富
ホンダから発売されている軽自動車は、カジュアルなトールワゴン「ザッツ」や、商用車としても利用できる「バモス」、スポーティーな「S660」といった軽特有の狭い・可愛すぎるといったネガティブなイメージを一掃するものばかりである。
軽自動車人気の背景には、男性でも気軽に乗れるホンダの頑張りがあると言われているため、幅広いユーザから好まれるという意味でもホンダの軽自動車は高価買取される傾向があるのだ。
日本のミニバンにおける先駆者でもある
高価買取されているのは、軽自動車やコンパクトカーだけではない。ホンダには、独身層やプレファミリー、子離れ層をターゲットにしたミニバン「ジェイド」があるため、ミニバン市場におけるシェア率や知名度という意味でもホンダ車の需要は高いのである。
スポーツグレードやMT車も充実
レーシング仕様のスポーツグレードにも力を入れるホンダには、独身男性の多くが憧れるMT搭載車種もたくさん存在している。 ホンダには「運転を楽しみたい」というユーザが多く集まる傾向があるため、MT車を歓迎する専門店では高価買取をするメーカーとして注目しているのだ。
世界的にも販売台数を伸ばしている
ホンダの市場は、米国や中国などにも広がっている。特に中国には日本で買い取られたホンダの中古車が多く流れているため、国内で需要が落ちている旧車種でも十分に高価買取が狙える状況なのだ。
ホンダの人気シリーズと参考買取相場を調査してみた
ホンダの人気車種ランキングを調べてみると、ミニバン、コンパクトミニバン、コンパクトカー、軽自動車という形で車体の大きさにとらわれることなく、人気が分散化しているのがわかる。また新車購入価格の高いオデッセイ等の場合は、5年以上前の車種でも100万円を超える査定額が見込めるため、どんな車でも自信を持って買取店に査定依頼をかける行動力が高額査定に直結すると言えるだろう。
オデッセイ
・オデッセイ アブソルート(平成17年式、走行距離11万キロ) 35万円
・オデッセイ アブソルート(平成20年式、走行距離9万キロ) 100万円
フィット
・フィット G(平成21年式、2万キロ) 30万円
・フィット 13G Fパッケージ(平成26年式、3万キロ) 19万円
ステップワゴン
・ステップワゴン G Eセレクション(平成26年式、2万キロ) 150万円
・ステップワゴン スパーダS(平成17年式、10万キロ) 16万円
NBOX
・N-BOX G(平成28年式、1万キロ) 110万円
・N-BOX G Lパッケージ(平成24年式、3万キロ) 75万円
ライフ
・ライフ ディーバ(平成19年式、8万キロ) 20万円
・ライフ C(平成11年式、12万キロ) 5万円
フリード
・フリード G(平成22年式、5万円) 75万円
・フリード G エアロ Lパッケージ(平成20年式、6万キロ) 22万円
ヴェゼル
・ヴェゼル ハイブリッド X(平成26年式、1万キロ) 195万円
・ヴェゼル ハイブリッド Z(平成26年式、3万キロ) 198万円
フィットハイブリッド
・フィットハイブリッド Lパッケージ(平成25年式、3万キロ) 85万円
・10th アニバーサリー(平成24年式、7万キロ) 70万円
ホンダの中古車をオークションに出す場合には
ホンダの中古車をネットオークションに出すならできるだけ高く売りたいもの。しかし、正しい出品の仕方を知っておかないと入札が少なかったり、思うように値が上がらないことも多い。そんな時に役立つネットオークションに出品する際の大事なポイントやコツについて紹介していこう。
写真の重要性
入札者は商品ページの説明文と写真を参考にして入札するかどうかを検討する。特に写真は入札者がいちばん注目する部分である。そのため、できるだけ写真映りの良いものを掲載することが重要になる。
入札者は車の外見はもとより内部の清潔さも気にしている。外見は良くても内部が汚いとなかなか入札が伸びない。そのため内部の写真を撮るときは、ゴミなどが散らかっていないか注意しよう。ペットボトル、タバコの吸い殻、チラシ、ホコリのたまり・・・そういう小さな部分の悪印象が入札を減らしてしまう。
入札側は中古とはいえできるだけ新品に近いものを求めている。まるで新品であるかのような印象を与えるためにも、外もピカピカに磨き、中も綺麗に清潔に整えたものを商品ページに掲載しよう。
細部の綺麗な写真を見れば入札側も安心して入札をすることができるし高額落札となる可能性も高まる。
記載しておくといい情報
車の種類や年式、走行距離などの情報は当然として入れよう。また、売りたい車のアピールポイントもしっかり記載しておくと入札側へ好印象をもたらす。そのアピールも単に 車本体だけでなく、パーツ付きならパーツ付き、おまけ付きならおまけ付きと、一緒にアピールもすると相乗効果で入札が増えやすい。
しっかりと自分だけのアピールをするということは、他のライバル出品者との差をつけるということでもある。入札者が「これはお得だ!」「これは買いたい!」と思えるような説明文を書くことが重要なポイントとなる。出品する際は自分の車のアピールポイントや詳細な説明文を前もってまとめておこう。
アピールポイントだけ強調すると、あざとさが生まれて入札者が離れてしまうこともある。なのでもし売りたい車に悪い部分(欠陥部分)があるならば正直に記載することも大切だ。
どこどこにキズがある、ここに不具合がある、少し動きが悪い、パーツが足りない・・・など、その車の欠点・欠陥部分も逃さずすべて書いたほうが良い。そのほうがより誠実な印象を与え、なおかつ落札者から後日クレームがくるといったことも少なくなる。隠そうとしてごまかすとかえってトラブルが発生しやいので注意しよう。
オークション終了時間で入札の伸びが変わる
オークションでは商品を出品すると同時に、そのオークションの終了日時を設定することができる。ここでのポイントは「オークションの終了時間は夜にしたほうが高額落札になりやすい」ということだ。
特に土曜日の夜や日曜日の夜に設定すれば入札も熱を帯びてくる。具体的には夜の9時~11時くらいがいいだろう。この時間帯は仕事が終わってのんびりしている時間帯の人が多くオークションサイトへのアクセス率も高い。これが休日や週末の土日ともなるとさらにアクセス率が上がるので高額落札の可能性も高まる。
入札期間についても注意しよう。あまりに長い入札期間を設定すると入札熱も冷めてくるので、適度な期間を設けることが大事だ。大体5日から7日くらいの入札期間がちょうどよい。短すぎても長すぎても良くない。これに合わせて「土日の夜に入札終了」となるように日にちを逆算して出品スケジュールを調整してみよう。
最初に出品する際の「初期値設定」については、売りたいホンダ中古車の買取相場をネットで事前に調べてそこから適正な価格を検討しておこう。
まとめ
若い男性やファミリー層を中心に人気の高いホンダには、トヨタや日産とは全く異なる需要の高さがあると断言できる。また、ホンダ車の高価買取を狙うなら、必ず複数社の相見積もりを取るのが理想と言えるだろう。売却先に苦悩した時には、買取店に関する情報が詰まったヒカカク!も活用してみてほしい。