ポピー超合金の買取相場を徹底調査

ポピーといえば現代におけるバンダイのことであるが、実は超合金というのはポピーの専売特許である。マジンガーZの中に出てくる金属から名付けられたブランド名が、今ではホビー用品の1ジャンルを築きつつあることは言うまでもない。

超合金のアイテムは数あれど、ポピー時代のレトロな超合金は非常に値打ちものだ。そういうわけで、本記事ではポピー超合金の買取相場を徹底的に調査していきつつ、そもそもポピー超合金とはいったいどのようなアイテムを指すのかや、ポピー超合金を売る際に実践してほしいテクニック、おすすめの買取業者などについて、解説をしていきたい。

Mazinger Z / mekanoide

ポピー超合金について

ポピー超合金といえば、1974年以降に発売されているロボットアニメーションや特撮系番組を中心とするキャラクターなどのホビー用品だ。ポピーという名前にはあまり馴染みがないという方も多いかもしれないが、これは現代におけるバンダイである。

また、超合金というブランド名は発売開始時には付けられておらず、後にアニメーション作品・マジンガーZで登場する特殊金属・超合金Zという合金素材から名付けられたことも有名だ。ポピー時代の超合金はもちろんレトロホビーのジャンルとなるため希少価値が高い。それに現代においては高年齢層から好まれていることが多いため、高く買取されているのである。

ポピー超合金の買取相場を徹底調査

さて、先ほどポピー超合金について簡単に見てきたが、こちらではポピー超合金の買取相場を徹底的に調査していくとしよう。ただし、以下の買取相場はすべて2020年1月時点のものとなるため、時期によって変動が起こる可能性も考慮いただきたい。

ポピー SG01 超合金 鉄人28号：300,000円

ポピー SG01 超合金 鉄人28号の買取価格は、300,000円であった。こちらの超合金は昭和に発売されたアイテムながらも、ボディの開閉やエレベーター内臓など、さまざまなギミックが組み込まれている。キャッチコピーは「超迫力！鋼鉄巨人のすごいやつ！」。鉄板部分は厚さが1.2ミリメートルと分厚く重厚感のある仕上がりがコレクターに好まれている。

ポピー GA50 デラックス ガイキング：300,000円

ポピー GA50 デラックス ガイキングの買取価格は、300,000円であった。1976年〜1977年にかけて放映されていたアニメーション作品・大空魔竜ガイキングにて、主人公・ツワブキサンシローが搭乗するのがこちらの超合金だ。

発売当時で2,800円と子ども向けの玩具としては非常に高額であったが、現代においてはその比にならないほどの値上がりを見せている。超合金ガイキングのほかに超合金大空魔竜がセットとなっているため、欠品が無ければ非常に高い価格で買い取ってもらえるはずだ。

ポピー ポピニカ 早乙女研究所 ゲッターロボ基地：120,000円

ポピー ポピニカ 早乙女研究所 ゲッターロボ基地の買取価格は、120,000円であった。こちらは1974年〜1975年に放送されていたアニメーション作品・ゲッターロボで実際に登場したゲッターロボ基地が超合金で再現されたアイテムである。

超合金といえばロボットのイメージが強いが、超合金の独特な重厚感を生かし、迫力ある基地に仕上がっている。ちなみに、ゲッターロボ基地はゲットマシンやコマンドマシンを発射できるギミックが搭載されており、ほかにも各所開閉機能なども組み込まれている。実際に販売されたのは1974年〜1978年の4年間のみで、今となっては非常に珍しい値打ち品だ。

ポピー GA-64 おばけのQ太郎：140,000円

ポピー GA-64 おばけのQ太郎の買取価格は、140,000円であった。先ほどのゲッターロボ基地だけではなく、おばけのQ太郎のようなアニメーションキャラクターの超合金も実は存在する。1964年から漫画が連載され、こちらの超合金が実際に販売されたのは10年後。今となっては手に入らない代物である。

ポピー 7401 超合金 ストロンガー：100,000円

ポピー 7401 超合金 ストロンガーの買取価格は、100,000円であった。こちらもロボットではなく、昭和の仮面ライダーシリーズの1つである。テレビ放映は1975年で約1年間の放送期間があった。

ちなみに仮面ライダーシリーズとしても第5作目と非常に古いライダーシリーズとなっており、ストーリーの複雑化を避けて分かりやすく、そして西部劇のような雰囲気の漂う世界観が人気を博した。そのため仮面ライダーストロンガーの超合金は当時、子どもから絶大な人気を誇り、現在にいたってもプレミア価値が高いアイテムである。

ポピー 超合金 ミサイル コンバトラーV：260,000円

ポピー 超合金 ミサイル コンバトラーVの買取価格は、260,000円であった。ミサイル コンバトラーVといえば、1970年代に放映されていたアニメーション作品・超電磁ロボ コン・バトラーV主人公・葵豹馬が搭乗していたロボットである。かなり古いアニメーションのため、当然超合金自体も古く、プレミア価値がかなり高まっているということがわかった。

ポピー 超合金 UFOロボ グレンダイザー：210,000円

ポピー 超合金 UFOロボ グレンダイザーの買取価格は、210,000円であった。UFOロボ グレンダイザーといえば、知名度は若干劣るものの、マジンガーZやグレートマジンガーと同じ世界観で描かれたアニメーションとして一世を風靡した作品である。

上記のように、UFOロボ グレンダイザーは超人気ロボットアニメーションの世界観で活躍するロボットのため、マニアックなコレクターも多い。ちなみに当時、こちらのアイテムの販売価格は14,990円程度だったと言う。たしかに当時としては高額な超合金だが、現在価値はその10倍以上にも高まっていることがわかった。

ポピー 超合金 マジンガーZ ミニミニ 兜号 オートバイ：210,000円

ポピー 超合金 マジンガーZ ミニミニ 兜号 オートバイの買取価格は、210,000円であった。そもそも超合金という言葉自体が、マジンガーZのアニメーションに出てくる金属・超合金Zに由来するものだ。そういう意味では、やはりマジンガーZの超合金が本家だといえるだろう。

本アイテムは、マジンガーZの主人公・兜甲児がオートバイに乗っているデザインを忠実に超合金で再現。発売は1973年と非常に古いが、精巧な作りがマニアには堪らないという。そういった意味で、非常に高い値段で買取がおこなわれているというのもうなずける。

ポピー 超合金 ガッチャマン ゴッドフェニックス：154,000円

ポピー 超合金 ガッチャマン ゴッドフェニックスの買取価格は、154,000円であった。ガッチャマンといえば、2015年にガッチャマン（GATCHAMAN）が放送されたこともあり、近年にも人気が再燃しているアニメーションシリーズである。しかし、その歴史は古く、初期のアニメーションは1972年に放映が開始された。

そういうわけで、本作品には老若男女のファンが多く、超合金の価値も上がったというわけだ。中でもガッチャマン ゴッドフェニックスは、ガッチャマンが操作する大型戦闘機である。ブルーとホワイトの色味が原作に近く、完成度が高いアイテムのため、現代においても非常に人気だ。

ポピー 超合金 仮面ライダーストロンガー：139,000円

ポピー 超合金 仮面ライダーストロンガーの買取価格は、139,000円であった。上記でも紹介したが仮面ライダーストロンガーは、昭和初期作品のうちの1シリーズだ。分かりにくい表現をできるだけ控え、西部劇チックな雰囲気の演出によって、1975年の放送当時たいへんな人気を博した。

そういった背景もあり、特にアニメーション放映時に若年層だった世代のコレクターからの支持が非常に厚く、現代においても高額で買取がおこなわれているのであろう。

ポピー超合金を高く売るテクニック

さて、ここまでポピー超合金の買取相場を徹底的に調査してきた。その結果、ポピー超合金は現代において特にマニアックなコレクターから人気商品の場合、200,000円を超えるほどの値上がりが確認できた。

そんな高額買取が特徴のポピー超合金だが、より高い値段で買い取ってもらうことができるように、ポピー超合金を高く売るテクニックをご紹介していこう。ぜひ、高額買取が成立するように以下のテクニックを実践していってほしい。

いらなくなったら早めに売る

1つ目にご紹介するポピー超合金を高く売るテクニックは、いらなくなったら早めに売るということである。今回はポピーのレトロな超合金の買取相場を見てきたが、中には数十年もの間自宅に眠らせていたという人も少なくないのではないだろうか。

自宅に放置してしまうと、さまざまな要因で劣化してしまう可能性がある。劣化すると買取相場から減額されることがほとんどのため、できるだけいらなくなったら早めに売るようにしてほしい。

買取査定前にセルフクリーニングをする

2つ目にご紹介するポピー超合金を高く売るテクニックは買取査定前にセルフクリーニングをするということである。レトロなおもちゃは自宅でホコリをかぶっているものも多い。そのまま買取に出してしまうとマイナス評価を受け、買取価格が下がるかもしれない。

反対にしっかりとセルフクリーニングをおこなって、綺麗な状態で持ち込めば、かなりのプレミア価値がつくはずだ。ぜひポピー超合金を売る際には、買取査定前にセルフクリーニングをするようにしてほしい。

付属品をそろえて売る

3つ目にご紹介するポピー超合金を高く売るテクニックは付属品をそろえて売るということである。数十年前のアイテムなので、箱や取扱説明書などの付属品がそろっている方が珍しい。新品購入時の状態に近ければ近いほど、やはり買取相場は上がるというものだ。

古いアイテムなのですべてとは言わないが、そろえられる付属品はそろえて買取査定に出す方が査定額がアップしやすいため、ぜひ付属品をそろえて売るようにしよう。

複数の買取業者に査定してもらう

4つ目にご紹介するポピー超合金を高く売るテクニックは複数の買取業者に査定してもらうということである。今回、徹底的に買取相場を調査してきたが、場合によってはもっと高く買い取ってくれる業者がいたり、逆に買取相場以下の値段しか提示してくれない業者もいるはずだ。

より高い値段で買い取ってくれる業者を比較するためにも、ポピー超合金を売る際には複数の買取業者に査定してもらうことをおすすめしたい。

ポピー超合金のおすすめ買取業者

さて、ここまでポピー超合金を高く売るテクニックについて詳しく紹介をしてきた。少しでも紹介したテクニックを実践していただければ高価買取の可能性をアップさせられるが、中にはおすすめの買取業者がわからないという方もいるだろう。

そこで本コラムの最後に、ポピー超合金のおすすめ買取業者をご紹介していこう。もしポピー超合金を買い取ってもらう業者に迷ったのであれば、以下に紹介するおすすめ買取業者を参考にしていただければ幸いである。

リヴァシス

リヴァシスは、店頭買取・出張買取・宅配買取に対応しているため、全国どこからでも利用可能なおすすめ買取業者である。また、手軽にLINEやWEB、電話で査定を受けることもできるため、実際にポピー超合金を店頭に持っていかなくても、気軽に査定額を知ることが可能だ。

買取コレクター

買取コレクターは、おもちゃやフィギュア、ゲーム関連のホビー用品を専門に買取しているおすすめ業者である。鑑定料や査定料、振込手数料、出張査定料など、買取に関わるすべての諸経費が無料のため安心して買取をおこなうことができる。

また、2020年1月現在において宅配買取なら30%、出張買取なら40%の買取査定額アップをおこなっていることがわかった。高額アイテムならなおさら、こういったキャンペーンを利用して高価買取を成立させたい。

ぱそまる

ぱそまるは、フィギュアやアニメーショングッズ、イベントグッズやガチャポン景品など幅広いジャンルのホビー用品を専門に買取しているおすすめ買取業者だ。定期的に買取キャンペーンをおこなっているようなので、時期によってはポピー超合金の買取価格をアップさせられる可能性も高い。近くに店舗がない場合にも、WEBから申込の宅配買取を利用できるため、実質的には全国で利用することができる。

まとめ

本記事ではポピー超合金の買取相場を徹底的に調査してきた。また、そもそもポピー超合金とはいったいどのようなアイテムを指すのかやポピー超合金を売る際に実践してほしいテクニック、おすすめの買取業者などについても解説をしてきた。

ポピー超合金は、当時においてもなかなか高価なアイテムであったが、特にコレクターから人気のある商品は200,000円を超えるほどの値上がりしていた。

大事なコレクション品であればいいのだが、もし自宅の倉庫に眠っているというのであれば買取業者に売ってしまうことを本当におすすめしたい。ぜひ、不要なポピー超合金は早めに買取に出し、欲しがっている人の手に渡るようにしていただければ幸いだ。