今の時代、何か売るとなると買取業者などや買取をおこなっている業者で売るだけでなく、ネットオークションやフリマアプリで売るという手段もあり、多くの人がネットオークションやフリマプリを利用して不用なものを売っている時代である。
そのなかでも、人気なのがフリマアプリメルカリ。利用者は口コミやCMなどの影響で数百万人が利用しており、大きな中古市場となっている。このメルカリを利用して不用なモノを売る人は今でも増加傾向にある。このメルカリでは、さまざまなモノが売りに出され、売買されているわけだが、ここで取り上げるiPhoneの本体も売れ筋となっているようだ。
そこで本コラムでは歴代iPhoneの2019年12月時点での落札相場を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
iPhone 8 / TheBetterDay
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iPhoneの価値
まずiPhoneの価値について、簡単に触れておく。今ではiPhoneと言えば広く認知されているスマートフォンではあるが、今一度、そのiPhoneの価値の高さを把握しておくほうが、iPhoneを売る上で役に立つはずだ。
シェア率は高い
世界的にみてもiPhoneのシェア率は非常に高いが、そのなかでも日本でのiPhoneのシェア率は特に高く、日本人はiPhoneユーザーが多いという認識も世界各国でされている。つまり、日本でiPhoneは売れやすいということだ。
中古iPhoneは積極的に買い取られている
このiPhoneだが、中古品であっても多くの買取業者で積極的に買い取られているほど、売れ筋のアイテムである。世界的に人気のあるスマートフォンであるため、なかには海外へ転売する業者も多い。それだけ、このiPhoneの価値は高く、中古品であっても売れる機種だということだ。これはメルカリ内でも同じことなので、iPhoneの価値をしっかり把握しておこう。
メルカリでの歴代iPhoneの相場まとめ
では、ここで歴代iPhoneがメルカリで、現在どれくらいの金額で売れているのか、その落札相場について調べてみたので紹介していこう。ただし、当然ではあるが、この落札相場はiPhoneの新商品などが発売される、それを超える端末が出た場合には変動するので、あくまで現時点での落札相場となるのでその点は注意しておこう。
iPhone
- ・iPhone：1,500円
最初に初代iPhoneの落札相場を調べてみたが、さすがに初代iPhoneの出品はあまりなかった。ほぼないと言ってもいいくらい出品はされていないようだ。ただ、全くないわけではなく出品すれば、まだまだ初代iPhoneは売れるスマートフォンだと言える。上記が例となるが、初代iPhoneであれば数千円で売れるようなので、捨てて処分するよりは、初代iPhoneを探している人へ売ったほうがいいだろう。
iPhone2G（日本未発売）
このiPhone2Gは日本では未発売であったこともあり、非常に高い金額で売れることがある。今回はメルカリでは出品しあれていなかった。
このように国内で手に入らない機種だと、古い機種であっても高値で売れることがあるようだ。古い機種だからあまり高値で売れないと決めつけないようにしよう。古い機種であっても一度リサーチをしてから売るようにしたほうがいい。
iPhone3G
- ・iPhone3G 16GB 白+ 3GS 16 GB 白：3,900円
iPhone3Gは未だに数千円で売れる傾向にあり、出品数もそこそこあったので、まだ売れる端末のようだ。iPhone3Gくらいの機種から国内では人気となっているので、生産された数も多いはずだが、未だに売れる機種のようだ。もし、数点iPhone3G端末を持っているならば、まとめて売るほうが高く売れるので、まとめ売りも検討しておくのもいいだろう。
iPhone3GS
- ・iPhone 3GS Black 32 GB：4,000円
- ・iPhone 3GS 16GB ブラック：2,030円
iPhone3Gの次に出た3GSだが、こちらもiPhone3G同様にまだ売れる機種のようだ。当時の販売価格からしたら時間も長く経過しているので、価値は低いが数千円で売れるようなので、出品して処分したほうがいいだろう。
iPhone4
次はiPhone4の落札相場になる。iPhone4になるとまだ使えると中古の端末を探す人が多く、出品数も多くよく売れていた。また、2台持ちで音楽プレイヤーとして歴代の端末を使う人も多いので、iPhone4の相場は～10,000円と高い相場であった。
iPhone4s
- ・iPhone 4s Black 16 GB：1,000円
iPhone4と同様にiPhone4sの落札相場も数千円～10,000円くらいが平均的な相場になっており、よく売れていた。とくにSIMフリー版となるとその価値は一気に上がるようだ。iPhone4sもしっかり売れるiPhone端末となるので安く売らないように注意が必要だ。
iPhone5
今回はメルカリで見つからなかったが、iPhone5くらいの機種となると、ジャンク品であっても売れる傾向にあるようだ。水没や液晶割れくらいであれば、直せる人も多いので、そのようなジャンク品であっても処分せず、メルカリへ出品してみるのもいいだろう。
iPhone5s
- ・iPhone 5s Silver 32 GB：4,000円
iPhone5sの落札相場は、数千円代と非常に高額な値段で売れる傾向にあった。これくらいの機種となれば、普通にまだ使える端末として買い求める人も多いようだ。iPhone5sはまだまだ現役の端末として人気があり、とくにSIMフリーとなればその需要も俄然高いので、安く値付けしてしまわないように気をつけるべきだ。
iPhone5c
- ・iPhone5c：3,500円
次はiPhone5cとなるが、iPhone5sに比べると少し人気は劣るようだ。それでも数千円で売れるiPhone端末ではあるため、売るときはしっかりリサーチして値付けをすべきである。iPhone5c端末は、先述したようにiPhone5sよりは人気が劣るので値付けは非常に重要になってくるだろう。
iPhone6
- ・iPhone 6 Silver 128 GB docomo 本体フルセット：17,000円
iPhone6までは国内の主要キャリアでSIMロック解除ができない端末になるのでSIMフリー端末が人気ではあるが、iPhone6ともなれば主要キャリアのものでも、提携のMVNOで利用ができるため需要は一気に上がるようだ。そのため、iPhone6の端末の出品は多い。
iPhone6s,6s plus
- ・iPhone 6s Space Gray 16 GB：12,000円
次のiPhone6sからは主要キャリアであってもSIMロック解除対象端末になっている。そのため売れる金額は一気に跳ね上がっているのが例から見てもわかるだろう。ジャンク品でも数万円で売れるほどその価値は高い。
iPhoneSE
- ・iPhone SE Silver 32 GB 新品：23,999円
iPhoneSEもiPhone6s以降の端末と同様にSIMロック解除が主要キャリアでもできる端末とあって、落札相場の平均も20,000～30,000円までの相場が平均的であった。通常の買取業者で売る場合も高いので、値付けは慎重におこなうようにしよう。
iPhone7 iPhone7plus
- ・美品 iPhone 7 Plus Silver 32 GB：27,000円
- ・iphone 7 32GB シルバー：15,880円
- ・新品未使用 iPhone 7 Gold 128 GB SIMフリー：37,800円
そして、現時点（2017年5月）で最新機種となるiPhone7やiPhone7plus。最新機種の需要は非常に高い。とくにSIMフリー版となれば十万円近い額で売れることもあるようだ。とくにフリマアプリであるメルカリでの相場は高いようだ。平均的に70,000～100,000円くらいの相場で売れているので、それくらいを目安にして売るといいだろう。
iPhoneをメルカリで売るときのポイント
ここで最後にiPhoneをメルカリで売るときのポイントを紹介ししておこう。メルカリでiPhoneは売れるだろう。だが、このメルカリでiPhoneを売ろうとしている人も多いので、出品しても値付けや情報の記載などのポイントを掴んでおかないと売れづらいというデメリットもあるようだ。なので、ここで紹介するポイントはしっかり掴んでおこう。
iPhone6s以降のスマートフォンは比較的高く売れる
上記のメルカリでの落札相場をみていくと、やはりiPhone6s以降のスマートフォンは売れやすい。このiPhoneでは主要キャリアが2015年のSIMロック解除の義務化を受けてiPhoneは6s以降を対象にしたこともあり、SIMロック解除が各キャリアでできるようになったiPhone6s以降のスマートフォンは比較的高く売れ、また売れやすい傾向にある。
とくに格安SIMの台頭でSIMロック解除ができる端末の需要は高まっているので、今が売り時であることは間違いないだろう。
メモリ容量が大きいものほど高く売れる
iPhoneの特徴としてメモリを拡張することができないという点がある。そのためメモリ容量の大きなスマートフォンほど高く売れる傾向にあるようだ。16GBのメモリよりも128GBのメモリ容量のあるiPhoneのほうが高く売れ、また需要も高い。
iPhoneはスマートフォンでありながら写真、音楽、動画などを聞いたり見たり、またデータ以降移行などiCloudを通じて一貫して管理ができる機能もあり、使う用途がさまざまであるため、メモリ容量を気にしているユーザーは多いのでメモリ容量の記載も抜かりなくしておくべきだろう。
古いiPhoneであっても需要が高い機種もある
また、iPhoneは世界的に人気で、とくに日本ではiPhoneのコレクターも多く、古い機種であっても高値で売れる場合がある。基本的には昔のiPhoneであっても海外版のSIMフリーであれば需要が高く売れやすいようだ。
ただ、日本で未発売となっている端末もある。それがiPhone2Gである。このiPhone2Gは上記の落札相場の一例をみてもわかるように、古い機種でありながら数万円で売れている。このような今では手に入らない機種は、希少価値があり高く売れることがあるので、古い機種だからと勝手に判断し、処分するのは非常にもったいないので、古い機種であっても出品してみるといいだろう。
ケースや付属品があるとプラスになる
メルカリだけではなく、中古市場全般で言えることではあるが、箱やイヤホン、説明書、保証書、充電ケーブルなど付属品がそろっていたり、画面保護のフィルム、iPhoneケースなどのおまけだったり、このような付属品やおまけが付いたほうがメルカリでは売れやすく、また高く売れる。同じiPhoneでも、このような付属品やおまけがあったほうが売れやすいのは当然だ。
そして、メルカリのようなフリマアプリではiPhoneなど人気があるアイテムは出品数が多いので、このような付属品やおまけ付けたほうがいい。多くのなかから、買い手が完備品やスマホケースなどのおまけ付きを買い求める傾向にある。このように同じ端末であっても少しの差で売れる金額はもちろん、売れやすさも変わるので、付属品やおまけはできるだけセットで出品したほうがいいだろう。
フリマサイトでiPhoneを売るのもあり
iPhoneを売るならスマホのマーケット（スママ）もおすすめだ。スママとは、中古スマホを専門に取り扱っているフリマサイトである。出品する際、個人情報の流出などで不安に感じる方もいると思うが、スママではデータ削除サービスなどのオプションも用意しているので、安心して売買できるだろう。不要なiPhoneを売る際は、スママを利用してみてはいかがだろうか。
https://smama.jp/
まとめ
本コラムでは、人気フリマアプリであるメルカリで歴代iPhoneがどれくらいの金額で売れるのかを紹介してきた。iPhoneは世界的に人気があるスマートフォンであるため、最新機種となれば非常に高い金額で売れるようだ。だが、歴代の古い端末であっても売れているので、その点も押さえておこう。
今でも根強い人気のあるiPhoneはメルカリでよく売買されているので、本コラムで紹介したポイントをぜひ参考にしてほしい。
