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メルカリでオーディオ機器を売買する時のトラブル事例まとめ

読了目安:8分
更新日:2021/02/12
公開日:2019/01/10
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音楽に多様性が存在するように、オーディオ機器の世界もまた幅が広い。今では手に入りにくい機器も多いが、それが揃う場所もある。その1つが「メルカリ」だ。昭和時代に名を馳せたメーカーのオーディオ製品や、レトロな真空管アンプも手に入る。もちろん、DACなどの近年流行の機器も出品されている。

しかし、オーディオ機器の売買にはトラブルもつきものだ。「メルカリ」で実際に起きたトラブル事例を知って、自分が当事者とならないための備えとしよう。

商品状態に起因するトラブル事例

「メルカリ」は新品や中古に加えて、動かないジャンク品も含めて多数のオーディオ機器が出品されている。当然商品状態もまちまちであり、出品者と購入者の間でトラブルに発展するケースが後を絶たない。

ここでは、そういった商品状態に起因しているトラブル例を見ていこう。

新品を購入したのに中古品が届いた

新品未使用のオーディオインターフェイスを購入したところ、ホコリだらけの明らかな中古品が届いたという事例も「メルカリボックス」には寄せられている。新品や美品といった表記の商品でも、このように明らかに使用感のある中古品が届くトラブル例は頻出だ。

状態の判断に関しては人それぞれのため、どうしても双方の間で食い違いが生じやすい。

説明と明らかに状態が違う

上記と似たようなトラブル事例として、商品状態が説明と明らかに異なっていたケースもよく見られる。「メルカリボックス」で報告されている事例では、目立った傷や汚れはないと記載しているオーディオ機器を購入してみたが、汚れが酷くてベタベタしていたので、まともに使用できなかったというものがある。

このケースでは、さらに返品を巡って強硬な態度の出品者とトラブルになっており、ある意味二重に被害を受けていると言えるだろう。

模倣品や偽物だった

オーディオ関連の取引では被害が多く、有名な事件もいくつかあるので知っている人も多いだろう。

特に、ハイエンドケーブルは比較的容易に偽物が作れるため、大量に出回っている。中国製の偽物が大量に出品された「NORDOST」をはじめ、「CARDAS」「KRELL」など狙われたところは多い。

また、ヘッドホンやイヤホンも同様に偽物が多く出回っており、「メルカリ」でも報告例があるので要注意だ。海外の有名なスピーカーブランドであるKlipsch」の人気モデル「X10」も偽物が出回って話題となった。

「メルカリ」に出品される模倣品や偽物のオーディオ機器に対する備えとしては、商品知識を身につけて対処するしかない。なぜなら、出品者も偽物と知らずに出品している可能性もあるためだ。特定の商品については偽物の見分け方が容易なものもあるので、常に情報を仕入れて対策をしておきたい。

臭いが気になる

実は、オーディオ機器では意外と多いトラブル事例だ。古いアンプやスピーカーは独特の臭いがするが、それが気に入らないという人もいる。また生活臭が機器についてしまったり、イヤホンやヘッドホンのような機器では、前の人の体臭が染み付いていることもある。

さらに出品者が喫煙習慣のある人だと、煙草臭いオーディオ機器もある。非喫煙者にとっては耐え難い臭いとなりやすいため、返品を希望してトラブルになりがちだ。臭いは購入前に分からないため、出品者の良心に頼る部分も多い。

拾ってきたオーディオ機器を売買してトラブル

オーディオ機器は場所を取ることもあり、引越しや買替などで捨てられることも珍しくない。それらを拾ってきて「メルカリ」に出品している人もおり、トラブルになりがちだ。

理由は、自分が使っていた機器でないため商品について詳しくないためだ。このような事を行っている出品者の特徴として、スペック情報はメーカーの公式サイトからコピペで済ませていたり、商品説明が曖昧なことが多い。

また、元々捨てられているオーディオ機器だけに当然状態も悪く、動かないといった購入後の被害報告も多い。「メルカリ」だけでなく「ヤフオク」でもこの手の要注意出品者は存在し、出所不明の出品者情報もネット上に出回ったりと問題が横行している。

出品者や購入者に起因するトラブル事例

取引を行うのは人である以上、そこで意思の齟齬や知識不足、不誠実な対応などが原因となりトラブルに発展するケースは「メルカリ」でもよくあることだ。オーディオ機器の取引で特に気をつけたいのは、商品に対する知識不足や不注意が招くトラブルである。以下にトラブル事例を挙げていく。

セットなのに足りないものがある

オーディオ機器は、複数の機材で構成されているものも多い。スピーカーならば5.1chや7.1chのものはいくつもの機材で成り立っているし、ホームシアターセットもそうだ。

ところが「メルカリ」に出品されるオーディオ機器には、セットのはずの一部の機材がないものも結構ある。単に紛失しているものもあれば、出品者の知識不足で気づいていないこともある。

細かなアクセサリー類にいたっては、出品者と購入者の双方が気づかないまま取引を終えてしまい、後からトラブルになるケースもよくある。防振関連だとインシュレーターやスタビライザーなどが、ラインケーブルといったケーブル類も欠品が生じやすいアクセサリーだ。

出品者の取り扱いが不適切でトラブルに

デリケートで取り扱いに注意を要するものもオーディオ機器には少なくない。例えば真空管アンプもその1つだ。スイッチ類を入れる順番を間違えるだけで故障することもあるため、取り扱いが難しい。パワー管など消耗品も多いため、メンテナンスも不可欠だ。

実際に扱い方が不適切なために出品時に破損させてしまい、購入者との間でもめるケースも起きている。

購入のキャンセル

「メルカリ」では、取引を開始してしまうと購入のキャンセルはできない。しかし、実際にはキャンセルをしようとする人も多く、入金されずに放置されるトラブルは日常的に起きている。

オーディオ機器での事例で見ていくと、お金が足りなかったという理由以外に、よく調べたら自分のオーディオ機器に接続できないと分かった、といった知識不足が原因とする理由も目立つ。

また、購入手続き開始後に価格が高いと分かってキャンセルする人もいる。価格については事前に中古相場を調べておけば、判断を誤りにくい。「ヤフオク」のようなオークションサービスでの同商品の落札額を調べたり、オーディオ買取に強いリユースショップや買取専門店の査定価格を参考にすると、相場も分かりやすい。

送料込だったのに着払いで届いた

送料が高額になりやすいため、オーディオ機器の取引ではこれが原因でトラブルになりやすい。「メルカリ」では送料を出品者が負担することも多いが、オーディオ機器ではケースバイケースだ。

送料込みで購入したのに、商品が着払いで届いたというトラブル事例も起きている。送料をどちらが負担するかは必ず確認しておきたい。

ハンドメイドの販売でトラブル

奥が深いオーディオの世界では、自分でスピーカーやケーブルなどを製作してしまう人も存在する。「メルカリ」の中にはそういった自作のオーディオ機器を販売している人もおり、一定の人気を集めている。

しかし、ハンドメイドは製作に時間が掛かる上に独自の仕様もあったりと、性能面でピーキーなものも存在する。そのため納期についてもめたり、購入後に動かないといったトラブル事例も少ないが起きている。

ハンドメイドのオーディオ機器は情報もほとんどないため、購入は自己責任だ。レアリティという観点からもオーディオ機器として価値が高いものもあるが、購入リスクも存在することを意識しておくべきだ。

メルカリの独自文化に起因するトラブル

フリマアプリの草分けである「メルカリ」は、独自のルールが発展しているのも特徴の1つだ。そのためオーディオ機器の売買に際しても、それらが原因でトラブルになってしまうこともある。

特に、利用に慣れていない人はこの手のトラブルに遭遇しやすい。「メルカリ」の独自文化が関係するトラブル事例についても知っておこう。

取り置きを頼んだが連絡がない

取り置きとは、商品の購入が今すぐできないので、出品者にしばらく確保を頼むことである。理由としては、今すぐ払えるだけのお金がないとか、別の商品も気になるのでキープをしておきたいとか様々である。

しかし、中には取り置きを頼んでおきながら、期日まで待っても連絡がない人もいる。オーディオ機器の場合はスピーカーのようにサイズが大きかったり、アンプのように重量のある商品が多い。そのため取り置きを放置されると、出品者側も扱いに困りやすい。対策としては、最初から取り置きを断るか、期日を短めに設定して専用出品を行うなどがある。

横取りされた、あるいは横取りした

横取りとは、「メルカリ」の独自ルールである専用出品の商品を対象者以外が購入してしまうことだ。専用出品は値段交渉が成立したときに、改定された値段で出品するために行われることが多い。しかし人気のオーディオ機器だと、値下げされた出品を見て専用出品でも横取りする形で購入する人がいる。

横取りはトラブル防止のためにもしないほうが良いと言われているが、どうしてもほしい商品を見つけた場合、実際には横取り購入をしてしまう人も多い。購入希望者の準備ができるまで値段を一時的に上げるといった対策もあるが、完全に横取りを防ぐことは不可能なので気をつけたい。

コメント必須のオーディオ機器は注意

「コメント必須」という記載もメルカリの出品でよく見られる。このようなオーディオ機器を購入する場合は少し注意が必要だ。このケースでは、他のオークションサイトやアプリでも同様の商品を販売しており、同時に売れることを防ぐためにコメントを残すように要求していることが多いためだ。

しかしそのような対策をしても同時に売れることも当然あり得るため、両方の購入者のどちらかが購入できないというトラブルの引き金になる。コメント必須のオーディオ機器を購入するときには、このリスクを頭の片隅入れておいたほうが良い。

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まとめ

メルカリでオーディオ機器を売買する時のトラブル事例をまとめた。オーディオ機器に限った話ではないが、多くの人が気軽に利用できるメルカリでは、故障品や偽物、送料や購入キャンセルについてのトラブルが起こりやすい。そのため、オーディオ機器のような高額な商品の場合は特に注意する必要がある。

メルカリ独自のルールにも目を光らせながら、商品情報だけでなく出品者情報についてもしっかりと安全を確認したうえで、トラブルに巻き込まれない取引をしてほしい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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