メルカリと言えば、スマホから出品するイメージが大きい。しかし中にはスマホよりもパソコンの方が得意のため、パソコンから出品したいと考える方もいるのではないだろうか。はたしてパソコンからの出品は可能なのか。また、仮に可能だったとして、スマホから出品するのとどちらが便利なのだろうか。今回はそんなメルカリの出品方法のメリット・デメリットについてまとめてみた。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
「メルカリ」が大人気
「メルカリ」とは、大人気フリマアプリの名称だ。2013年にサービスを開始し、年内に100万ダウンロードを達成。翌年には海外へもリリースし、2017年には海外ダウンロード数も合わせて7,500万件にまで達している(2017年調べ)。次いで人気の「フリル」のダウンロード数に比べても、その差は約6,500件とかなりの差で圧倒していた。
ちなみにフリルは、2018年2月より同じくフリマアプリである「ラクマ」と統合し、新生「ラクマ」に生まれ変わっている。
メルカリ普及まではヤフオク!の独壇場
今まで日本におけるネットオークションサービスはヤフオク!の独壇場だった。現在はヤフオク!の中で "フリマモード" というフリマ機能もあるため、ヤフオク!のオームページでは「フリマ、ネットオークションサービスで利用者数No.1」と宣伝されている。
ヤフオク!はスマホが普及される前の1999年より日本でサービスが開始され、パソコンからアクセスするのが一般的だった。また、落札時間により時間制限があるため、頻繁に確認する必要もなく、パソコンからの利用でも不便はなかったのだ。
メルカリは「アプリ」で成功
メルカリはスタート当時からすでにスマホが普及しており、初めからアプリとしてリリースされた。フリマアプリは何と言ってもスピードが大切。出品からわずか数分で売れる場合もある。そうなれば、出先でもすぐさま対応できるスマホで取引したいと考えるところだ。きっとメルカリは時代とサービス内容が合っていたのだろう。
実のところ、ヤフオク!はメルカリが登場する前からアプリ展開をスタートしていたのだが、もともとパソコンから利用する方が多かった上、メルカリに比べてユーザーの平均年齢が高めだったことから、相変わらずパソコンで楽しむ方が多かった。メルカリはもともとアプリからのスタートで成功したため、アプリのダウンロード数のみで言えばメルカリの方が利用者は多いのだ。
メルカリの出品はパソコンからもできる?
長らくヤフオク!を利用している方などからすれば、やはりパソコンから出品することに慣れている。また、現在はWi-Fiを持っていなくても出先でパソコンを使える場面も増えてきた。そのため、中にはメルカリをパソコンから利用したいと考える方もいるだろう。
実際のところ、メルカリの出品はパソコンからもできるのだろうか。
パソコンから出品可能
もともとメルカリは、アプリ専用のサービスだったため、パソコンからでは閲覧や購入のみなど、制限がある内容だった。しかし2016年7月よりパソコンからでも出品できる仕様に変更。さらにサービスの幅が広がったのである。
パソコンからなら閲覧もスムーズ
パソコンからメルカリを開くと、その閲覧の快適さに感動する。 アプリから開くと商品一覧画面にずらっと商品画像と各値段が重なって表示されるが、パソコンからなら商品一覧画面にて「商品のタイトル」と「いいね!」の数も合わせて確認ができる。
もともとブランド名などで検索している場合は別だが、大まかなカテゴリーで検索している場合、気になった商品をいちいち開かなくてはならないのが手間となるが、パソコンからならいちいち出品詳細を開かずとも内容がわかるので閲覧がとてもスムーズなのだ。
アプリの出品方法との違い
アプリ利用と異なるのは閲覧仕様のみではない。出品方法も少し異なってくるので、以下にてアプリからの出品とパソコンからの出品との内容の違いを紹介していこう。なお、出品ボタンはアプリ版と同じく商品閲覧画面の右下の「出品」ボタンを押下すればフォーマットに移動する。
写真の加工ができない
メルカリは、アプリを通してスマホから出品画像を撮影できるのが魅力。だが、今回利用するのはパソコン。撮影できないのは当然なのだが、実は加工もできなくなってしまうのだ。
アプリから出品する際には、出品前に写真の明るさや色味、ピンボケなどを加工できる編集機能を使用できるが、パソコンからの出品の場合、加工機能は使えない。お持ちのパソコンに画像編集ソフトが入っているなら、出品前に加工してからアップする必要がある。
ただ、一眼レフやデジカメで撮影した写真を使用したい場合には、パソコンからの出品の方が簡単だ。使用する写真のクオリティや撮影方法によってアプリからかパソコンからか使い分けるといいだろう。
写真サイズに注意
メルカリは出品写真がスクエアサイズで商品閲覧画面に掲載される。スマホからの出品なら仮に4:3サイズで投稿しても勝手にスクエアサイズに編集されて投稿されるが、パソコンからの出品だと、リサイズの機能はない。自分でリサイズしない限り本来の比率のサイズで投稿されてしまうのだ。
メルカリは写真が重要なため、4:3のサイズの写真では魅力が半減。投稿前には必ず1:1のスクエアサイズにサイズ調整をするか、はじめからスクエアサイズで撮影しよう。しかし、画像加工とは違いスクエアサイズの調整のみならパソコンからのフォーマットでも可能。手動でサイズ調整が必要なだけなので、そこまで心配しなくても大丈夫だろう。
出品の下書きができない
そのほか出品のフォーマット上で不便なのが、出品内容の下書きができないこと。スマホから投稿する際には入力途中で下書きできるので便利だが、パソコンからの入力だと作業を中断することができない。そのため、パソコンから出品するときは一気に編集しきらなくてはならないのだ。
配送方法に注意
パソコンから出品する際は配送方法が限定される点も注意が必要。
アプリから出品する場合は、いくつかある配送方法の中から「ゆうゆうメルカリ便」と「大型らくらくメルカリ便」という配送方法も利用できるが、パソコンからの出品の場合、どちらもその項目自体が表示されない。実はこの配送方法を利用できるのはアプリからの出品のみのため、パソコンからの出品は対象外になってしまうのだ。
「ゆうゆうメルカリ便」と「大型らくらくメルカリ便」とは
では、「ゆうゆうメルカリ便」と「大型らくらくメルカリ便」とはどのようなサービスなのだろうか。メルカリによる説明文から引用すると、
- ゆうゆうメルカリ便:日本郵便と連携して開始した「かんたん・お得・あんしん」なサービス
- 大型らくらくメルカリ便:ヤマトホームコンビニエンスと連携して開始した「かんたん・あんしん」な大型配送サービス
とのこと。以下にて詳しい内容を確認していこう。
「ゆうゆうメルカリ便」と「大型らくらくメルカリ便」のメリット
「ゆうゆうメルカリ便」の最大のメリットは、小さいサイズの配送なら最安175円から利用できるところ。そして全国一律の送料で配送ができ、日本郵便の基本運賃との差額はメルカリが負担してくれる。その他にも匿名で配送できるため、名前や住所などが相手に伝わることなく取引ができる点など、安心なポイントがたくさんある。
また「大型らくらくメルカリ便」は幅広いサイズに対応しているため、家具や家電などの大型の商品向きのサービスだ。最小サイズは200㎝からとなるが、こちらも全国一律の送料となり、最小サイズの200㎝は4,320円から発送ができるのだ。どちらのサービスもこの他にまだまだ多くのメリットがあるが、今回は割愛させていただく。
「らくらくメルカリ便」ならパソコンからでも利用可能
上記の2つのサービスは選択できなくとも、「らくらくメルカリ便」は変わらず利用できるので安心していただきたい。「らくらくメルカリ便」は「ゆうゆうメルカリ便」と少し内容が似ているが、連携先が異なるのがポイント。
こちらはヤマト運輸と連携したかんたん・お得・あんしんなサービスだ。最小サイズで最安195円と、「ゆうゆうメルカリ便」より少し値段は上がってしまうが、配送可能サイズの幅が広がるメリットがある。
「ゆうゆうメルカリ便」は最大100㎝までが対象となるが、「らくらくメルカリ便」は最大160㎝まで配送可能。お得に安心して配送したいと考えるなら「らくらくメルカリ便」も十分利用価値はあるだろう。ただ、どうしても「ゆうゆうメルカリ便」と「大型らくらくメルカリ便」にこだわるのであれば、やはりアプリから出品する必要がある。
パソコンから購入する際の注意点
パソコンから出品する際の注意点は上記の内容となるが、購入する際にも注意していただきたいポイントがあるので説明していこう。
商品を購入する際の支払い方法
メルカリは、商品を購入する際の支払い方法を自分で決められる。
- 1.コンビニ/ATM払い(手数料¥100)
- 2.d払い(ドコモ)(手数料¥100)
- 3.auかんたん決済(手数料¥100)
- 4.ソフトバンクまとめて支払い(手数料¥100)
- 5.クレジットカード払い
上記の5つが選択できる支払い方法だ。また、他にも今までの売上金を使って買い物する方法もあるが、未出品で購入のみの利用の方は、上記の5つの支払い方法から決める必要がある。
クレジットカード以外選択できない
ここで気をつけていただきたいのが、パソコンから購入する場合、1〜4は選択できず、利用できるのはクレジットカードのみとなってしまう点。
もともとクレジットカード払い希望であれば問題ないが、カードを持ってない場合、購入ができなくなってしまうので、1〜4の支払い方法を希望するのであればアプリからの購入に切り替えよう。また、パソコンからの利用であっても売上金の買い物は可能なので安心していただきたい。
アプリとパソコンどちらから利用する方がよいのか
ここまでは、アプリからメルカリを利用する場合と、パソコンから利用する場合のメリットやデメリットなどを詳しく紹介してきた。結局のところ、自分にはどちらの利用方法が適しているのか少し考えてみよう。
見極めるポイントはこれだ
まずは購入方法。これはもう先ほどクレジットカードの有無で異なる点を説明したので、クレジットカード払い希望であれば、パソコンからの利用でも問題ないことは伝わっただろう。そしてその他の支払い方法を希望するのであれば、必然的にアプリから利用することになるので判断は簡単だ。
そして出品については割と好みで決めてしまっていいと言える。
なるべく安く配送したい、カメラロールに出品画像は保存したくないのでアプリ上で完結させたい、などのこだわりがあるのならアプリから出品が最適だ。
しかし、商品説明は簡潔にする予定なので下書きする必要がないし、一眼レフで撮影した写真はパソコンに保存してある、配送だって送ることができればなんでもいいなど、特にこだわりがなければパソコンからの出品だって全く問題ない。出品できることには変わりないので、実際これは個人の好みやこだわりによって選択してもらうほかないだろう。
サービスは進化していく
もともとはスマホアプリの展開のみだったメルカリ。
スタートから3年目の年に、当初は閲覧と購入しかできなかったPCサイトに出品機能を追加した。メルカリは常にスピーディな進化を遂げ、サービスの幅を広げ続けているのが魅力。そのため、ここからどんどん機能が追加されたり、今までできなかったこともできるようになる可能性は存分にある。現在PCサイトからできることは限られているが、ぜひ今後の展開に期待してみてはいかがだろうか。
まとめ
今回はメルカリの出品はパソコンからもできるかどうかについてまとめた。一部内容に制限はあるが、出品自体は問題なくできそうだ。また、出品自体はパソコンから行ったとしても、リアルタイムの購入者とのやりとりはスマホから行うなど、臨機応変に活用していただくのがいいだろう。しっかりサービス内容を理解し、満足のいく取引へ繋げていただきたい。
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メルカリでもスマホは購入できるが、やはり直接やりとりするとなるとトラブルになったり、中には故障して使えないなどがありえる。中古スマホもせっかっく買うならトラブルなくいい状態で使いたと思うのが本音だろう。
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