今や自宅の玄関に欠かせなくなったドアホンだが、家の建て替えなどを機に、最新機種への買い替えを検討している人もいるのではないだろうか。買い替えや交換をするときに、古いドアホンの処分方法に困ることもあるだろう。
ドアホンは中古でも高値で売れる可能性があるので、捨ててしまうのはもったいない。ヤフオクに出品すれば、予想外の高値で売れる可能性もある。ここでは、ヤフオクでドアホンを売買する時の落札相場や、ヤフオクに出品する際の注意点などを解説していく。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
人気の高いドアホン
来客時に玄関に出なくても相手の顔を確認できるのがドアホンの魅力だ。画面越しに相手の顔を確認できるため、セキュリティ面でも効果が高く、一戸建てを始めマンションにも採用されている。
ドアホンは家電量販店で購入できるほか、インターネットでも購入できるので、買い替える際も手間がかからない。ただ一口にドアホンといっても、さまざまなメーカーから販売されているので、どれを購入すればいいか迷ってしまうこともあるだろう。
まずは各メーカーの特徴を把握して、最適なドアホンを探し出してみるところから始めてみよう。
パナソニック
パナソニックのドアホンは、スマホで来客の顔を確認できる業界初の性能が魅力だ。外出しているときでも、スマホで来客対応ができるため、宅配便の受け取り時などに役立つ。
壁に据え付けるタイプだけでなく、持ち運べるサイズのドアホンも販売されているため、家の中どこにいても来客の対応がすぐにしやすい。ドアホン市場の半分以上をパナソニック製品が占めていることから、パナソニックのドアホンが多くの人に親しまれているのがわかる。
アイホン
アイホンはドアホンの定番メーカーとして知られ、シンプルなデザインが人気を集めている。高齢者でも使いやすい受話器式のドアホンや、取り付けが簡単なドアホンなどが販売されており、高性能よりシンプルな性能のドアホンを求めている人に人気だ。
1万円前後の比較的安値で購入できるのも、アイホンが人気を集める理由の一つだと言える。
パイオニア
パイオニアのドアホンは値段が安いのが最大の魅力だ。4,000円台から購入できるドアホンもあるので、コスト重視で選びたい人に最適だと言える。デザインもシンプルなので、和風と洋風どちらの家にも自然に溶け込むことができるだろう。
ドアホンの落札相場をチェック
要らなくなったドアホンは業者に依頼して買い取りしてもらうこともできるが、少しでも高値で売りたいならヤフオクに出品してみるといいだろう。
国内最大級のネットオークションであるヤフオクなら、大勢の買い手がいるため、うまくいけば相場よりも高値で売ることができる。まずは、ヤフオクの落札相場をチェックして、出品すべきかどうか考えてみよう。
ヤフオクの落札相場
ヤフオクで人気が高いのは、パナソニックのワイヤレスモニター付テレビドアホンだ。
パナソニック
パナソニックのドアホンは、業者に依頼するよりもヤフオクのほうが高値で売れる可能性が高いと言える。
- ・どこでもドアホンVL-SWH705KS→3〜4万円
- ・どこでもドアホンVL-SWD501KS→は3万円前後
- ・ワイヤレスモニター付テレビドアホンVL-SWD501KL→2万円前後
アイホン
定価の安いアイホンのドアホンでも、5千円前後で落札されることが多く、ヤフオクの落札相場はかなり高いと言える。使わなくなったドアホンがあるなら試しに出品してみるといいだろう。
- ・アイホンVG-2AT-5→15,000円
- ・アイホンテレビドアホンGBM-2M→12,000円前後
最新の落札相場をチェックする方法
ドアホンの相場は常に変動しているので、最新の落札相場をチェックしてから出品したほうがいい。ヤフオクの落札相場をチェックする方法はいたって簡単だ。
まず、ヤフオクのトップページにアクセスし、出品しようとしているドアホンを検索する。そうすると、検索結果一覧の上部に「落札相場を調べる」というリンクが出るため、そこをクリックすれば過去120日間の落札相場をチェックできる。
落札価格の安い順、もしくは高い順に並び替えることもできるため、ヤフオクに出品する際の参考にしてみるといいだろう。
ドアホンを高く売るコツ
ドアホンは中古でも安定した需要があるので、高値での売却が期待できる。高く売るコツを抑えておけば、満足のいく取引ができるだろう。
汚れを落とす
汚れているドアホンだと、高値で売るのが難しくなる。目につく汚れがあるなら、事前に掃除してから売りに出したほうがいい。長期間外に放置していたドアホンは、土汚れなどをしっかり取り除いてから売却しよう。
まとめて売る
ドアホンの他に不用品があるなら、まとめて売ったほうが高値がつきやすい。別で購入したSDカードがあるなら、ドアホンと一緒に売りに出そう。
製造から2年以内のドアホン
製造から2年も経過していない比較的新しいドアホンであれば、高値で売りやすい。特に新品未開封品であればかなりの高額で売れるので、使っていないドアホンがあれば早めに売ってしまおう。
付属品も一緒に売る
ドアホンには壁に備え付けるカラーディスプレイを始め、ワイヤレスのモニター子機などさまざまな付属品がある。本体と一緒に付属品をまとめて売れば、高値での売却が期待できるだろう。
国内メーカーのドアホンを売る
中古市場で人気があるのは、パナソニックやアイホンなど国内メーカーのドアホンだ。高機能でセキュリティ面でも優れている有名メーカーのドアホンであれば、他のメーカーよりも高値で売りやすい。
ドアホンを買うときは、将来売却するときのことを考えて、国内メーカーのものを選ぶといいだろう。
売れないドアホンの特徴
中古市場で人気の高いドアホンだが、必ずしも売れるという保証はない。状態の悪いものだと買取を断られる可能性もあるので注意が必要だ。
製造から5年以上経過したドアホン
ドアホンに限らず、電化製品は製造から5年以上が経過すると、売却するのが難しくなってしまう。たとえ見た目が新品のように綺麗でも、製造からある程度時間が経過したドアホンは、買取不可となる可能性もあるので注意しなければならない。
使わないドアホンを家に置いていても価値がどんどん下がっていく一方なので、もう使わないと決めたなら1日でも早く売りに出したほうがいい。
付属品がないドアホン
ドアホンを購入した時にあった取扱説明書や液晶テレビ、リモコンなどの付属品が欠けていると、高値で売るのが難しくなる。無名のメーカーだと買取を断られることもあるので注意しよう。
将来ドアホンを売却する予定があるなら、付属品は捨てずにきちんと保管しておいたほうがいい。
正常に動作しないドアホン
インターホンを押しても反応がなかったり、無線が機能しないドアホンは故障品扱いとなり、売るのが難しくなってしまう。ヤフオクなら故障品でも売ることはできるが、すぐに買い手を見つけるのは難しいだろう。ドアホンを売る前に、正常に動作するかきちんと確認しておこう。
ヤフオクに出品するときの注意点
初めてヤフオクを利用する際は、出品作業など初めてのことだらけで、いろいろと戸惑うことがあるだろう。ヤフオクは個人間取引になるため、落札者からクレームがくることもあるので注意しなければならない。
事前に注意点を把握しておくと、トラブルを避けながらオークションを楽しむことができるだろう。
商品写真はきれいに撮影する
ヤフオクには複数の商品写真を掲載できるので、なるべくきれいな写真を掲載しよう。写真が暗かったりブレていたりすると、商品のイメージがダウンしてしまい、落札されにくくなってしまう。
複数の角度から撮影した写真を掲載すれば、入札者の安心材料が増え、入札数も順調に増えていきやすい。ただ、綺麗な写真を掲載したいからといって、傷がついている部分をあえて撮影しないのは問題だ。
傷や汚れがある部分もしっかり撮影しないと、あとで落札者からクレームがくることもある。トラブルを未然に防ぐためにも、マイナスポイントもきれいに偽りなく撮影しておこう。
商品タイトルに注意
ヤフオクでは商品を検索して探す入札者が多いため、検索結果にひっかかるようなタイトルをつけないと、入札者に商品の存在を気づいてもらうことができない。
なるべく多くの入札者に気づいてもらうためにも、商品タイトルは適当につけるのではなく、商品名や型番、メーカー名などをきちんと記載しよう。「送料無料」「1円スタート」「美品」というように、タイトルを魅力的に工夫することも大事だ。
商品説明は細かな点まで書く
商品説明欄には商品の詳細を細かく記載しよう。商品名やスペック情報だけでなく、付属品の有無や傷の有無まできちんと記載したほうがいい。
事前にたくさんの情報を掲載しておけば、落札者から質問を受ける回数も減って手間がかからなくなる。トラブルを避けるために、公式ページのリンクを貼っておくのもいいだろう。
注意事項を書く
商品に不具合があるなら、そのことを隠さずにきちんと記載したほうがいい。注意すべきことを事前に説明しておけば、落札者を安心させることができるとともに、トラブルを未然に防ぐことができる。
開始価格は低めに設定する
商品の開始価格は自分で設定できるが、高い価格に設定するのは避けたほうがいい。最初から高い価格に設定してしまうと、入札されにくくなってしまう。
かといってあまりに安い価格を設定すると、その安値のまま落札される可能性もあるので注意しなければならない。人気商品であれば、1円でスタートしても最終的には高値で落札されることもあるが、マニアックな商品だと1円のまま終了してしまうこともあるので要注意だ。
一番いいのは、相場7割ほのどの価格に設定することだ。事前にヤフオクの落札相場をチェックすれば、ある程度の相場を知ることができるため、その相場を参考に開始価格を設定してみるといいだろう。
終了時間は夜に設定する
オークションの終了時間は22時〜24時の間に設定するのがベストだ。この時間帯であれば、仕事から帰宅してオークションに参加する人が多いため、最後に落札価格が跳ね上がって高値がつきやすくなる。
特に週末はオークションに参加する人が多くなるため、終了時間は週末の夜の時間帯に設定するといいだろう。
まとめ
今回はヤフオクでドアホンを売買する時の落札相場や、高く売るコツ、ヤフオクに出品する際の注意点などを解説した。国内最大級のネットオークションのヤフオクなら、うまくいけば相場よりも高値で売ることができる。高く売るコツを簡単にまとめると次の通りだ。
- ・汚れを落とす
- ・SDカードなどをまとめて売る
- ・製造から2年以内のもの
- ・子機なども一緒に売る
- ・国内メーカーのもの
これらの点や出品する際の注意点をおさえて、不要になったドアホンをヤフオクを活用して売買してほしい。