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ヤフオクでバイクを売買する時のトラブル事例まとめ

読了目安:9分
更新日:2021/05/27
公開日:2019/01/18
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バイクのように高い買い物をするならヤフオクが便利だ。中古品が多くなってしまうものの、ヤフオクであれば安価でバイクを購入可能である。ただし、ヤフオクでは出品者と入札者の間でトラブルも絶えない。あらかじめトラブルの種類を知っておけば、危険な利用者は避けてヤフオクを楽しむことができる。また、理想に近いバイクを手に入れられるだろう。

この記事では、ヤフオクでバイクを売買するときに起こりがちなトラブルを解説していく。

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ヤフオクでは「現状販売」が大半

ヤフオクに出品されているバイクを眺めていると、確かに価格は安い。中には、正規店の半額以下で出品しているバイクもある。大半は中古品だが、「少しくらい古くても安く買えるなら得だ」と考える入札者もいるだろう。

現状販売とは何か

ヤフオクの出品物はほとんどが「現状販売」である。現状販売とは、オークション出品時の状態で落札者に引渡すという意味だ。つまり、出品物に何らかの問題があったとしても、特別な事情がない限り修理はされない。

タイヤがパンクしていようと、エンジンが故障していようと、修理するのは落札者の負担である。現状販売を確認せずにバイクを落札してしまうと、いざバイクが届いてから状態の悪さに驚く可能性が生まれるのだ。

出品者はできるだけ高くバイクを売りたい

現状販売がさかんになった最大の理由は、出品者にメリットが大きいからである。修理や手入れをしたうえでバイクを出品すれば、多くの入札を集めることも可能だろう。そのかわり、出品者の金銭的負担は大きくなる。

ともすれば、落札者が現れても収支がマイナスになってしまうほどだ。出品者にとって、ヤフオクではできるだけ損をせずに取引を終えることが大事である。現状販売にしてしまえば、状態の悪いバイクを高額でさばける。中古ショップでは取り扱ってくれないレベルのバイクも、入札者の了承さえとりつけたなら売買して許されるのだ。

こうした出品者の考えはヤフオクの規則に反する内容ではない。現状販売を理解したうえで故障したバイクを買うのは入札者の責任である。

収支を考えてオークションに入札する

ヤフオクでは現状販売でないバイクのほうが珍しい。ただし、あまりにも状態が悪いバイクだと入札者が現れなくなる。出品者もさすがに、最低限の整備や掃除を終えてからバイクを出品している。

ヤフオクでバイクを探す際には、写真や出品者のコメントからバイクの状態を予想しよう。現状販売であっても、比較的落札者の負担が少なくて済みそうなバイクを見つけるのがコツだ。

ちなみに、大切に乗られてきたバイクは、年季に関係なくコンディションが保たれている。出品者がバイクに思い入れがあるかどうかは重要なチェックポイントだ。出品情報などを読み込み、バイクへの思い入れが感じとれるような出品者からバイクを買うようにしよう。

代理出品はトラブルの元

基本的にヤフオクでは、いらなくなった持ち物を本人が「出品」する。そして、入札状況を本人が確認し、気に入った入札者と連絡を取って契約を成立させる。ところがそうではないことがある。

ヤフオクの代理出品とは何か

ときには本人の持ち物ではなく、頼まれた持ち物を代理で出品している人も少なくない。これが「代理出品」である。代理出品を行う理由はさまざまだ。本人が忙しい場合もあれば、パソコンを持っていないので友人や家族に頼む場合もある。未成年が出品する際にも代理人は必要だ。

しかし、マナー違反の取引をしようとしている人が、確信犯的に代理人を立てている可能性もありえる。できるだけ、代理出品によるバイクのオークションは避けて通るのが無難だろう。

どうして代理出品が要注意なのか

事情があって代理出品を行っているケースもあるため、代理出品は必ずしも悪いと断定できない。それでも、代理出品を行うことで入札者からの問合せをかわせるのは事実だ。

ヤフオクでは取引ナビなどの機能を使って、出品者と入札者が連絡を取れる仕組みになっている。もしも取引に疑問点を感じたら、入札者は出品者に追及し、納得のいく回答を要求できる。

だが、代理出品者は「自分にはわからない」と回答することが可能である。そして、「もしも気に入らないなら入札しなくてもいい」という態度で入札者をあおる代理出品者もいる。こうしたタイプの出品者とは、トラブルを避けるために関わらないほうがいい。それでも、中には口車に乗せられて入札してしまう利用者も出てくるのだ。

取引を避けるべき代理出品者のポイント

バイクのように、状態と安全性が重要な品物に関しては、信頼できる出品者から購入するべきである。以下のような特徴を持った代理出品者には入札を行わないようにしよう。

商品知識がない

バイクに関して質問をしても返答ができない代理出品者はあまりにも危険だ。本当に情報を知らないだけのケースもあるが、意図的に都合の悪い情報を隠している可能性も疑おう。

代理出品を隠している

ヤフオクで代理出品を行う理由として、「評価」が挙げられる。ヤフオクでは優良な取引を繰り返し、高い評価を得てきた出品者ほど信用を集めている。そこで、評価の高い利用者に頼んで不良品を代理出品してもらい、売りつけようとする動きもあるのだ。

こうした取引では、代理出品の事実を伏せがちである。明らかにレスポンスが遅く代理出品の確率が高いのに認めようとしないなら、入札を控えておこう。

取引成立後の対応に関するトラブル

ヤフオクでは、取引が成立するとまず落札者が代金を支払う。そして、入金を確認してから出品者が品物を郵送する仕組みになっている。

ただし、落札者からすれば品物が届いて取引は終わりといえない。届いたバイクが事前に聞いていたスペックと同じかをチェックしなければいけないからだ。もしも疑問点があれば、出品者に質問して回答をもらいたいところである。

ところが、代金が支払われた時点で態度を豹変させる出品者も少なくない。

お金さえもらったら無関係を決め込む出品者

落札者からの質問を完全に無視したり、「うるさい」と怒ったりする出品者もいるのだ。こうした出品者は「お金さえもらえたらこっちのもの」と考えている。そして、落札者が泣き寝入りをするのを待っているのだ。

ヤフオクは利用者間のトラブルを解決してくれるか

原則として、ヤフオクは利用者間の諍(いさか)いに介入しない。ただし、出品者と落札者がコンタクトを取る手段はあるし、おたがいの身元も確認できる。もしも出品者が不正行為で落札者をだまそうとしているときは、決してあきらめずに出品者を追求し続けよう。

また、出品者に低評価をつけたり、連絡掲示板でやりとりを公開するのも有効である。今後のヤフオク利用に支障をきたすのであれば、出品者も落札者からの問合せを無視できない。

それでもあくまで出品者が逃げようとするなら、警察に届けるのもいたし方ないだろう。刑事事件になったときも、落札者は少しでも有利な立場になるよう、出品者に連絡を取り続けた記録を残しておこう。

出品者の不正行為にあったときにやってはいけないこと

もしも落札者が悪質な出品者に出会い、説明と違うバイクを送られてきたなら、あきらめずに戦うべきだ。以下、落札者がやってはいけないことのリストである。

出品者の主張を認める

無茶な理屈でも落札者が出品者の主張に同意してしまうと、落札者は取引を認めたことになってしまう。出品者から恫喝や脅迫を行われたとしても、同意だけはしないようにしよう。

連絡の間を空ける

落札者は「出品者に何度も確認した」と主張できると、警察沙汰になった後で有利になる。たとえ相手が怖くても、間を空けずに問い合わせ続けよう。

会話の記録を消す

メールやFAXなどは落札者の正当性を証明できる大切な記録だ。しっかりと保管しておこう。

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不良が後で発覚するケース

ヤフオクでバイクが出品されると、コメントと一緒に写真が掲載される。全体図の写真があり、しかも鮮明に写っている場合は出品者を信用しやすくなる。ところが、写真だけでは正確なコンディションがわからないのもバイクの難しいポイントである。

写真だけでは細かいコンディションがわからない

たとえば、転倒したことのあるバイクはブレーキがゆがみがちだ。しかし、写真だけでは微妙なゆがみまで確認できない。また、乗車してからのエンジン音、振動なども写真でわからない要素である。

写真が充実しているオークションは参考になるものの、「絶対に安全」とまではいえない。ヤフオクの情報だけで、入札を行うのは危険だと踏まえておこう。

可能な限り現車確認を行う

もしも出品者に会いに行けるようなら現車確認を行うのが得策だ。現車確認とは、実際にバイクを見て状態を判断する作業である。中には現車確認を嫌う出品者もいるが、バイクに自信があるなら断る理由はない。現車確認を拒否した時点で、取引を中止しても損はしないだろう。

現車確認の中心は、写真でわからない細部の点検である。タイヤの寿命グリップの消耗度合いなどは、直に見るからこそはっきりするだろう。また、出品者に許可をもらったうえでバイクに乗ってみるのも大切だ。特に問題のないバイクでも、持主との相性があるからだ。

運転してみてしっくりこないバイクを載り続けるのは、安全面から見てよくない。無理をして落札する必要性は低いだろう。

トラブルを回避できる現車確認

現車確認のメリットは、バイクだけでなく出品者にも会えることである。現車確認では必ず、出品者が立ち会うはずだ。そのとき、相手の人間性やバイクへの愛情を注意して見ておこう。丁寧に質問にも答えてくれるような人間であれば、安心して取引ができる。

逆に、ぶっきらぼうな対応をされたらバイクのコンディションも疑わしい。取引中止も視野に入れるべきだろう。また、現車確認で抱いた疑問点はその場で出品者に聞くのが鉄則である。時間が経つと忘れてしまう恐れがあるし、細かいニュアンスは実物がないと伝わりにくい。健全な取引をしたいと考えている出品者なら、入念な確認にもつきあってくれる。現車確認でヤフオクのリスクを減らすようにしよう。

まとめ

ヤフオクでバイクを売買するときのトラブル事例を見てきた。出品者の不正行為にあったときにやってはいけないことも紹介したので、ぜひ参考にしてほしい。

原則として、ヤフオクは利用者間の諍いに介入しないので、一人でトラブルを解決することが難しい場合は弁護士や警察に相談してみるという方法もある。

ヤフオクでバイクの取引しようと考えている人は、トラブルを回避するための行動を心がけて、気持ちの良い取引をしていただければと思う。尚、トラブルを避けたければ買取業者やバイク屋に査定依頼する手もあるだろう。家の近くに懇意にしているバイク屋がない場合は以下のバイク一括査定サイトに関する記事を読んでみて欲しい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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