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ヤフオクでパソコンを売買する場合のトラブル事例まとめ

読了目安:8分
更新日:2019/01/23
公開日:2019/01/12
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欲しいものがある時や売りたいものがある時に、ヤフオクを利用するという人も珍しくはない。そんな身近なヤフオクで、パソコンの売買をしたいと考えている人もいるだろう。需要と供給が釣り合っていれば比較的簡単に売買が成立するヤフオクだが、パソコンを売買する際にはトラブルが発生することもあるのだ。

今回はヤフオクでパソコンを売買する場合のトラブル事例、トラブルに巻き込まれないようにするための対策などについて解説していく。

【買う】場合のトラブル事例

まずは、ヤフオクでパソコンを買う場合にどのようなトラブルが考えられるのか見ていこう。

Windowsが正規品でない場合がある

ヤフオクで安くパソコンを買ったという場合にたまにある事例が「Windowsが正規品ではなかった」というトラブルだ。正規品でないと何か問題あるのだろうかと考える人もいるだろうが、正規品でない場合にはWindows認証がされていないことになる。

そうなると、WindowsアップデートでWindowsの最新版を入手することができなくなるのだ。最新版を入手しないまま使っているとウィルスに侵入されやすい状態になってしまうというデメリットがある。そのため、結果的にパソコンがウィルスに侵されてしまいデータが破損したりひどい時には初期化したりしなければならなくなるのだ。

また、パソコンの出張サポートなどはWindowsの正規認証がされていないとサポート対象外というようなこともあるので、注意しよう。Windowsが正規品かどうかを画像などから知ることは難しくなっているため、このようなトラブルが起きやすい。

マイクロソフトオフィスが途中で使えなくなる可能性がある

パソコンを使う場合に、マイクロソフトオフィスを利用したいと考えている人も多いだろう。マイクロソフトオフィスは2002年から、ネットか電話での認証が必要になった。このため、落札して届いたらマイクロソフトオフィスが使えないというトラブルが起こる可能性があるのだ。

この原因としては、同じライセンスキーをほかのパソコンから認証したということが考えられる。パソコンは売りたいけれどマイクロソフトオフィスは継続して使いたいというような理由から同じライセンスキーで認証してしまって、結果的に落札した方のパソコンでは使えなくなってしまうというわけだ。

また、パソコンを大量に出品しているような出品者には要注意だ。この場合は、仕事としてパソコンをヤフオクで売っていることが考えられる。大量に販売しているためその中で、ライセンスキーの取り違えが起こっているケースもあるので気を付けてほしい。

パソコンが壊れていた

落札して届いたパソコンを使おうとしたら動かない、といったトラブルも少なからずある。しかし、新品ではなく中古品を買った場合には一概に出品者だけを責められないという事情もあるだろう。基本的に中古品の場合保証がない場合が多い。なかには1週間程度の確認期間を設けてくれている出品者もいるが、それも稀だ。

ヤフオクで競り落としたという場合には、宅配で送られてくることになるので輸送中の衝撃などが原因ということも考えられるだろう。個人の出品者の場合には梱包が甘いということもあるので、ヤフオクでパソコンを買う場合にはある程度覚悟しておかなければいけないだろう。

【売る】場合のトラブル事例

次は、ヤフオクでパソコンを売る場合のトラブル事例について見ていこう。

代金が入金されない

パソコンが競り落とされて条件などのやりとりをしたにもかかわらず、代金が入金されないというトラブルは少なくない。商品を送っていなければ未入金でも、損失はないのでそこまで気にすることではないだろう。

しかし、商品を送ってしまっていたという場合にはトラブルに発展する。連絡をしても入金してもらえない、連絡が取れなくなったということだと自分で解決するのは難しくなるだろう。そのような場合には、ヤフオクに相談をしてみると補償してもらえる可能性があるので、試してみてほしい。

写真と違うなどのクレームがある

パソコンの出品をして落札してもらった場合のトラブルで多いのは、落札者からのクレームがあるということだろう。写真と実物が違う、説明されていなかった傷がある、パソコンが動かないなどのクレームが来る可能性があるのだ。

小さな傷や擦れであっても神経質な人は気になってしまうので、説明不足だとあとあと返金や返送などのトラブルになる可能性が高いのだ。

データが残ったままになっていた

パソコンを売る場合にはデータを消去することは当たり前だが、ごみ箱に入れるというだけでは不十分だ。ごみ箱からデータを削除すれば見た目上はデータがなくなったように見えるが、実はデータは生きている。

専用のツールを使えば簡単に復元することが可能だ。初期化をするという人も多いだろうが、専用のソフトウェアを使えばこちらも復元可能になっている。このように、データの消去が不十分だと個人情報を悪用されてしまう可能性もあるのだ。

なかにはヤフオクなどでパソコンやジャンク品を買って中からデータを抜き出すというような悪いことを考える人間もいる。知らず知らずのうちに、データを抜き出されて悪用されるという危険性もあるのでデータの取り扱いには注意してほしい。

【買う】トラブルに巻き込まれないために!

ヤフオクでパソコンを買いたいと思っているのなら、トラブルに巻き込まれないように対策を取ることが重要だ。

出品者の評価は必ずチェックを

ヤフオクでは出品者ごとに評価が付けられている。これは、実際に取引した人からの評価なのだが、これをしっかりと確認することで過去の取引についてある程度知ることができるだろう。

高評価が多い出品者なら良心的で、気持ちのいい取引を多く行っているということになる。逆に低評価がたくさんついているような場合には、トラブルが起こる可能性が高いので避けた方がいいだろう。2~3件程度の低評価ならあまり気にしなくてもいいが、全体の評価の内10%程度が低評価なら要注意だ。

特に、値段が極端に安い場合などは出品者の評価を必ず確認してほしい。低評価が付いているような出品者の場合には、取引相手が現れず結果として値段を下げているということもあるので、値段に釣られてすぐに落札するのではなく前もって評価を確認しておこう。

パソコンの外観をチェックしよう

パソコンを落札する場合、パソコンの外観の傷を気にしている人はどのくらいいるだろうか。別にちょっとの傷ぐらいなら気にしないという人も多いだろう。

しかし、ヤフオクで落札する場合には傷があるものは避けた方が無難だ。傷の程度にもよるが、パソコン本体に大きな衝撃が加わっていて動作がおかしくなっているという可能性もある。落札したばかり頃は問題なくても、ちょっと使っただけで故障してしまうというリスクもあるので気を付けてほしい。

また、外観について「傷が多かったので同型機の写真を流用しています」というように書かれているものは、傷の程度がひどくて写真を載せられないという可能性があるので注意しよう。

どの程度の頻度で使っていたか聞いてみよう

基本的にヤフオクでパソコンを落札する場合には発売から3年以内のものを選んだ方がいいと言われている。発売から年数が経っているパソコンはトラブルが起きやすいからだ。

しかし、年数が経っていてもあまり使っていなかったというようなパソコンの場合には状態がいい可能性もあるので、どのくらいの頻度で使用していたのかを確認してみるといいだろう。質問することで、酷使されていたパソコンなのかそれともあまり使われていないパソコンなのか知ることができるだけでなく、質問へのレスポンスの早さを見ることもできる。

質問へ迅速に回答してくれる出品者は、落札後の取引もスムーズにいくケースが多くなっており、トラブルがあった時にも素早く対応してくれるケースが多いのだ。

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【売る】トラブルに巻き込まれないために!

出品する側もトラブルに巻き込まれないためにあらかじめ対策を立てておく必要がある。

入金前に商品を送らない

落札された後の対応として、未入金なのに商品を送るのはトラブルの元なのでやめておいたほうがいいだろう。○○日までに入金するのでその前に商品を送ってほしい、というような落札者もいるかもしれないが、本当に入金されるかどうかわからない。

入金されずに商品だけ取られてしまうというケースもあるので、必ず入金を確認してからパソコンを送るようにしよう。また、入金確認後すぐに送るのも重要だ。時間が空いてしまうと、詐欺なのではと落札者に思われてしまう可能性もある。事情があって遅れる場合には、必ず落札者に連絡を取って事情があって配送が遅れてしまう旨を伝えよう。

商品の説明は詳しく

商品の説明を詳しく書くのもトラブルを避けるためには重要だ。ちょっとした傷だからいいか、と記載しないでおくと落札者からクレームが来る場合もある。そのようなことを避けるために、傷や汚れについては詳しく書いておこう。

傷については写真も載せておくとあとあとトラブルになりにくいので、傷の写真を載せる、傷の詳細などについてしっかりと説明をするということを心がけよう。不良部分があるのなら、それもきちんと記載しておくとトラブルになりにくい。

データは完全消去しよう

データの取り扱いに関してもしっかりと行うことが求められる。初期化したぐらいではデータは完全には消えないので、データ消去専門のソフトを使う必要があるだろう。データ消去用のフリーソフトや市販のソフトがあるので、それらを利用してデータの消去をしよう。

市販のソフトの方が確実ではあるが、フリーソフトの中にも優秀なものはあるのでお金をかけたくない場合にはフリーソフトを選ぶといい。自分でデータ消去をするのは面倒、不安感があるという場合には、データ消去をしてくれる業者もあるので探してみるといいだろう。

料金はかかってしまうが確実にデータ消去してくれるので、安心感を得たいという場合にはおすすめだ。

まとめ

ヤフオクでパソコンを売買する場合のトラブル事例をご紹介した。身近なヤフオクで、パソコンの売買する際にはトラブルが発生することもあるので、トラブル事例や注意点を事前に把握しておく必要がある。

クレームやトラブルに発生しないために、あらかじめチェックポイントを押さえて対策をし、悔いのない売買を行いたいものだ。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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