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ヤフオクで中古カメラを購入する際の注意点と完全チェックポイント

読了目安:10分
更新日:2021/07/10
公開日:2019/01/15
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ヤフーオークション(ヤフオク)には、数多くの中古カメラが出品されている。店舗ではもう売っていない型番が出品されていたり、高額のモデルが安く出品されていることがあるため、中古カメラを探している人にはぜひ検討してもらいたい購入手段だ。

しかし、実際の店舗と違い、オークションで中古カメラを買うのには不安を感じる人も多いかもしれない。そんな人のために、オークションで上手に中古カメラを買うためにはどんなことに気を付ければよいのか、注意点をチェックポイントとしてまとめた。順を追って確認していこう。

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商品名と型番を確認する

まず確認しなければならないのは、商品の名前や型番をしっかり確認することである。カメラの名前や型番は似たようなものが多く間違えやすい。そればかりでなく、悪い出品者はそれを見越して、意図的に型番を明記していない場合もある。

例えば、富士フイルムのミラーレスシリーズの型番を見てみると、x-pro2, x-t2, x-t20...のように大変似ているため、きちんと確認することが必要だ。

さらに、記載されている商品名と写真の内容が一致しているかどうかも確認しよう。商品名が記載されていなかったり、「写真をご確認ください」などと濁した表現になっている場合は、メーカー純正品でないことがあるため、特に注意が必要だ。

そして、商品が現行モデルなのか旧モデルなのかもよく見ておこう。現行モデルの場合は、製造元のメーカーのHPとよく見比べると、商品の概要や傷の具合が分かりやすいと思う。

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付属品が含まれているかを確認する

また、付属品が商品に含まれているのかどうかも確認しよう。一般的なカメラの付属品は、バッテリー、充電器、キャップ、ストラップ、元箱など。純正品なのかどうかも要チェックだ。これらが付いていないからといって問題があるわけではなく、本体のみの販売も十分有りうる。付属品不足を加味して、値段が安くなっている場合は、むしろお買い得なこともある。

付属品は、純正品にこだわらなければAmazonなどで後から買うことが可能であるため、そこも含めて検討しよう。ただし、バッテリーがついていない場合は、それを理由に動作確認を行っていないジャンク品の可能性があるので注意してほしい。

いずれにせよ、どのようなものが商品に含まれているのかをチェックしておくことは、のちのトラブルを回避するのに役立つ。付属品が付いているのかどうか確証が持てなかったら、出品者に直接質問しておくと良いだろう。

カメラの外観をチェックする

次に、写真を見てカメラ本体の外観をチェックしよう。

文章や写真からのチェック

掲載されている文章や写真から

  • 傷やホコリ、カビがないか
  • 塗装のテカリ剥げはあるか
  • 使用感はどれくらいか

をチェックしていこう。

この項目は、主観に強く影響されてしまう。同じカメラであっても、ある人が見ると「少し使用感があるけど実際に撮影する分には全く問題ない」と思うものが、違う人が見ると「ボロボロすぎて使い物にならない」と感じたりすることがある。それを利用して、商品を実際よりもよく見せようとする出品者もいるだろう。あまり文章には説得されることなく、自分の目で吟味することを心掛けてほしい。

「小さなカビがあるだけで、それ以外は全く問題なくお使いいただけます。」という書き方はよく見られるが、届いてみたら確かに一つ一つは小さいが、全体がカビだらけだったりするかもしれない。写真を見て、どの程度のカビなのか、使う際に本当に問題ないのかどうかは、自分で判断するようにしよう。

外観に凹みがある場合

外観に凹みが見られる場合は、カメラ本体を落下させたことがあると想定される。カメラは精密機器であるため、その衝撃は外観のみならず内部にも影響している場合がある。

また、センサー部分や、レンズ(付属している場合)のホコリ、曇り、カビは、映りに直接影響するため、念を入れてチェックしよう。

商品写真が極端に少ない場合

ヤフオクでは、商品写真は10枚までアップすることができる。これが極端に少ない場合は気を付けたほうが良い。様々な角度からの写真、付属品を合わせての写真など、色々なパターンを載せてくれている出品者を選ぶのが良いだろう。

商品写真がきれいすぎたり、白トビしていたり、不自然なアングルからとられていたり、すべての写真を確認しても見えない部分がある場合、出品者が商品の傷や汚れを購入者に分からないように隠している場合がある。違和感がある場合は、購入しないようにしよう。

「擦り傷があります」とその部分をアップで載せていたり、傷の説明を詳しく細かく書いている出品者のほうがむしろ誠実で、実際に購入したときに期待外れな結果にならない。

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動作確認をおこなう

動作確認をおこなったかどうかも、確認するべきポイントだ。購入側は商品が触れるわけではないので、ここは出品者の記載を信じるしかないが、「動作確認済です」「不具合はありません」と書いてあれば、到着時に問題があったときに返品できる理由になる。「シャッター速度、ボタン操作、AF、絞り、モニター確認しております。」など項目に分けて記載のある出品者はより信頼性が高い。

中古品は、当然新品のように綺麗なわけではなく、外部内部問わずそれなりの傷やダメージ、摩耗は発生する。ダメージについて何も記載がない場合は、むしろそれを不審に思って出品者に直接質問するくらいが良いと思われる。

ダメージの具合を理解した上で、製品の価値や売却価格と合わせて検討するのが中古品購入の醍醐味だ。出品者と購入者で、認識の違いが無いようにしたい。

出品者情報を確認する

出品者の情報を確認するのも、大変重要なポイントだ。特に、出品者の過去の取引における評価に着目しよう。ヤフオクの場合、評価は「非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪い」の5段階となる。しかし、滞りなく取引を進めていれば、購入者からは非常に良いと評価されるだろうから、悪い評価がつくことはほとんどない。「非常に良い」の評価が100%という出品者も珍しくないくらいだ。

購入を検討している商品の出品者に、「悪い・非常に悪い」という評価があった場合は、その理由をよく確認したほうが良いだろう。商品の状態が悪かったからなのか、記載と実物に乖離があったのか、発送が遅かったからなのか、悪い評価が付くのには必ず何かしらの理由がある。

特に、商品や商品詳細の書き方に問題があると考えられる場合は、同じ手口を繰り返している可能性があるため、購入を見送るほうが良いかもしれない。今までの取引のコメントをよく読み、信頼がおけるかどうか自分で見極めよう。

出品者の過去の取引数は多いほうがいい

出品者のこれまでの取引数も、出品者の信頼性を担保する重要な指標だ。取引数が少ないからといって、必ずしも信頼できないというわけではないが、やはり取引が多いほうが、過去の実績がある分比較的安心して売買できる。せめて取引数が10以上の出品者から買うようにしたい。

さらに、今までカメラを売ったことのない出品者の場合も注意が必要だ。信頼がおけないとは言えないが、カメラの動作確認の方法や配送方法を理解していない場合がある。そのため、今までの出品内容もチェックしておいたほうがいいだろう。

中古といえども、カメラは高額な買い物となる。安定した取引実績のある、信頼できる出品者から買うようにしたい。

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返品条件と配送方法を確認する

商品詳細に記載されている内容と写真を見て「問題ない、この商品がよい」と思ったら、最後に返品条件と配送方法を確認しよう。

最後の項目ではあるが、これが不十分だった場合は購入を見送ることも考えたほうが良いかもしれない。それほど欠かせないチェックポイントなので、忘れずに確認していこう。

返品条件の確認

返品条件については、優良な出品者であれば「初期不良・不具合の場合は返品を受け付ける」と明記してくれているはずだ。配送中に壊れてしまう可能性もあるため、返品を受け付けてもらえるというのは、カメラを買う際の担保として欠かせない。高額商品であればなおさらである。

逆に、「返品不可且つノークレームノーリターンで」と記載されている出品者から購入することはおすすめできない。何も問題がなければよいが、最悪の場合、届いてみたら粗悪品で、返品も返金もできずに、お金をドブに捨てることになる可能性がある。何も記述がない場合は必ずコメントなどで確認を取り、その画面をスクリーンショットなどで保存しておくのが良い。

配送方法の確認

配送方法も合わせて確認しよう。カメラとなれば、ある程度大きさがあるので、箱に入れて緩衝材で包んでくれると思うが、悪い出品者であれば、緩衝材もなく定形外郵便で封筒にそのまま入れて送られてくるという場合もないとは言えない。ゆうパック、ヤフネコ宅急便などの配送方法が明記されている出品者は信頼性が高い。

ちなみに、元払いなのか着払いなのかもチェックしておこう。カメラは精密機器なので、配送中の振動で不具合が起きることもある。緩衝材を含めた丁寧な梱包は必須である。今までの取引の評価コメントの中に配送や梱包についての記述があるかもしれないので、不安がある場合はそこもチェックしてみるとよいかもしれない。配送方法に関して記述がない場合は、購入前に出品者に問い合わせよう。

まとめ

今回は、ヤフオクで中古カメラを買う際に気をつけたいチェックポイントをまとめた。良い買い物をするためには、落札期間が短くても、焦らずにきちんとご紹介した内容を必ず確認することが大切だ。商品になにか不明点がある場合は、疑問がなくなるまで出品者に質問して、納得した状態で購入に進むようにしよう。

チェックポイントが多くて大変かもしれないが、カメラは中古で買っても長く使い続けることができ、むしろそれが独特の味になったりする製品だ。あくまで身構えすぎず、素敵なカメラが出品されていたら、ぜひ購入してみてほしい。読者が、良い中古カメラの取引ができることを願っている。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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