ヤフオクで中古ヘッドホンを売買する時の落札相場情報まとめ

ヘッドホンは次々に新しいモデルが販売されているので、買い替えを検討している人もいるだろう。使わなくなったヘッドホンの処分に悩んでいるなら、ヤフオクに出品するのも一つの方法だ。ただし、必ず売れるという保証はないため、事前に落札相場をチェックしておいた方がいい。

ここでは、ヤフオクで中古ヘッドホンを売買する時の落札相場や、ヘッドホンを高く売る方法などについて解説する。事前にヘッドホンの売却方法や相場を知っておけば、損するリスクを軽減できるだろう。

ヘッドホンの売却方法

世の中にはさまざまな買取業者があるので、ヘッドホンをどこに売ろうか迷ってしまうことがあるだろう。少しでも高値で売りたいなら、ヘッドホンの売却先を慎重に選んだほうがいい。

オーディオ機器専門店に売る

ヘッドホンはリサイクルショップに売るよりもオーディオ機器専門店に売ったほうが高値がつきやすい。不用品の買取をおこなっている業者は他にもたくさんあるが、オーディオ機器専門店であれば、知識や経験豊富なスタッフが査定してくれるため、本来の価値をきちんと評価してもらいやすい。

大量のヘッドホンを持ち込んでも、1点1点丁寧に査定してくれるため、思わぬ高値で売れる可能性がある。1点だけの持ち込みであっても、人気モデルであれば高価買取が期待できるだろう。

ネット買取

最近はネットで買取を受け付けている専門店もあるので、店まで出向くのが面倒な人はネットから買取を申し込むといいだろう。ネット買取であれば、ヘッドホンを自宅から店に発送するだけで簡単に査定を受けることができるため、普段仕事で忙しい人でも気軽に利用しやすいメリットがある。

無料見積もりサービス

LINE査定などの無料見積もりサービスを実施している店もあるので、事前に買取価格を知りたいときは、そのようなサービスを利用してみるといいだろう。

リサイクルショップに売る

自宅近くにオーディオ機器専門店がないと、リサイクルショップに売ろうと考える人もいるだろう。ただ、リサイクルショップには専門の査定スタッフがいないため、ヘッドホンは年式や状態だけで価値を判断されやすい。

相場より安い価格で買取される可能性が高いので、高値で売りたいなら別の売却方法を選んだほうがいいだろう。

オークションやフリマアプリで売る

ヤフオクやメルカリなどのサービスを利用すれば、自分でヘッドホンを売ることも可能だ。特にヤフオクは国内最大級のネットオークションなので、買い手が見つかりやすいメリットがある。上手く買い手が見つかれば、買取業者に依頼よりも高く売れる可能性がある。

オークションやフリマアプリを利用する場合は、自分で出品準備や発送作業をしなければならず、ある程度手間がかかってしまうので注意が必要だ。慣れていない人は、出品するだけで時間がかかってしまうだろう。

オークションやフリマアプリで売る場合は、基本的に個人間取引になるため、落札者とのトラブルが発生するリスクもある。面倒なことが苦手なら、最初から買取業者に依頼したほうがいいだろう。

ヘッドホンの落札相場をチェック

これまでヤフオクを利用したことのない人だと、ヘッドホンがいくらで売れるのか心配になるだろう。事前に売りたいヘッドホンの落札相場を把握しておけば、価格設定をするときに役立つ。

ヤフオクの落札相場

ヘッドホンは数百円程度の価値しかつかないものから、2万円以上の高値がつくものまでさまざまだ。そもそもヘッドホンは、安いものから音質にこだわった名機までさまざまな種類があるため、落札相場にも大きな差が出る。

定価が高いものや、ボーズやソニーなどの人気ブランドのヘッドホンであれば需要が高いため、高値での落札を期待できるだろう。希少性の高いヘッドホンであれば、数十万円の高値で落札されることもある。

• ソニーのMDR-R10は70万円
• ソニーのQUALIAシリーズステレオヘッドホン・Q010-MDR1は40万円
• ファイナルD8000 FI-D8PALヘッドホンは26万円
• STAXコンデンサー型ヘッドホンSR-009は20万円

これら商品は高値で落札されたこともある。ヘッドホンの名機と呼ばれるものであれば、付属品が欠けていたり状態が多少悪くても5万円以上の高値で落札される可能性が高いため、買取業者に依頼するよりもヤフオクに出品して売ったほうがお得だと言える。

出品する前に落札相場をチェック

ヘッドホンの相場は変わりやすいので、出品する前に必ず最新の落札相場をチェックしておこう。

「落札相場を調べる」で落札されているかどうか確認する

ヤフオクのサイト上にある「落札相場を調べる」をクリックすれば、過去の落札価格が一覧で表示されるため、実際にどれくらいの価格で落札されるのか簡単に確かめることができる。

例えば、ヤフオクでよく落札されているソニーのMDR-Z7なら4万円前後、BoseのQuietComfort 35なら3万円前後の落札相場となっている。ヘッドホンのメーカーと型番を入力して検索すれば、過去の落札相場が簡単にチェックできるので、出品前に確かめておくといい。

過去に売れ行きがよくなかったヘッドホンは、出品しても落札されない可能性が高いので、別の売却方法を考えたほうがいいだろう。

落札相場を参考に価格を設定する

ヤフオクにヘッドホンを出品するときは、落札相場を参考に価格を設定してみるといい。ただし、相場より高い価格に設定してしまうと落札されなくなってしまうので、適正価格もしくは相場より安い価格に設定したほうがいいだろう。

ヘッドホンを高く売る方法

ちょっと工夫をすれば、ヘッドホンを高値で売ることが可能になる。やるのとやらないのとでは大違いなので、売るときに実践してみよう。

ヘッドホンを綺麗にする

外観の汚いヘッドホンは高値で売るのが難しいので、売りに出す前に必ず掃除をしておこう。長期間使っていなかったヘッドホンだと、ホコリや汚れが付着しているため、乾いたタオルなどで出来る限り取り除いておく必要がある。

イヤパッドやヘッドバンド部分は特に汚れやすいため、ウェットティッシュを使って汚れを取り除いておこう。ただし、ウェットティッシュを使うとレザーを痛めてしまうこともあるので要注意だ。無理してまで掃除しようとすると、かえってヘッドホンを傷つけてしまうことがあるので、自分のできる範囲で掃除をしておこう。

人気モデルやメーカーを知っておく

音響機器メーカーのボーズやデノン、世界的に信頼されているソニーのヘッドホンであれば、中古でも高値で売れやすい。音質にこだわった高性能のヘッドホンや、スタイリッシュなデザインの人気モデルであれば、多少古くても高値での取引が期待できるだろう。

売る前に付属品をそろえておく

ヘッドホンを少しでも高値で売りたいなら、付属品は全部そろえておく必要がある。延長ケーブルや変換プラグを始め、取扱説明書などの細かな付属品まできちんとそろえておこう。付属品が欠けていると減額されることがあるので注意が必要だ。

外箱を保管しておく

ヘッドホンを買った時にあった外箱は、捨てずに保管しておいたほうがいい。外箱の有無で買取価格が大きく変わることもあるので要注意だ。外箱の状態が悪くても無いよりはマシなので、必ずヘッドホンと一緒に売るようにしよう。

別売りアイテムも一緒に売る

イヤーピースやキャリングケースなど別売りアイテムを購入したなら、それらもヘッドホンと一緒に売ると高値がつきやすくなる。ヘッドホン単体だと価格が安くても、複数のアイテムを一緒に売れば高値で売れるため、家の中に使わないアイテムがないか探しておくといいだろう。

早めに売りに出す

ヘッドホンは各メーカーから新モデルが続々と販売されているため、古いモデルは相場が下がりやすい。ヘッドホンの価値は日々下がっていくので、もう使わないと判断したなら1日でも早めに売ってしまったほうがいい。

発売から1年以内のヘッドホンであれば高く売ることも可能だが、2年以上が経過してしまうと価格が大きく下がってしまうので要注意だ。

定価の高い高級なヘッドホンであれば、新モデルが発売されても相場が急落することはないが、それでも時間の経過とともに価値はどんどん下り続けるので、早めに売却を検討したほうがいいだろう。

ヘッドホンを売るときに注意すべきポイント

ヘッドホンは売り方を間違えると、安値で買い叩かれる可能性がある。そのようなリスクを避けるためにも、事前に注意すべきポイントを把握しておこう。

経年劣化に注意

ヘッドホンは劣化してくると音質まで変わってしまうので注意しなければならない。当然ながら、音質が変わってしまったヘッドホンは高値で売ることが難しくなってしまう。しばらく使っていなかったヘッドホンを売るときは、音質に問題がないか事前にチェックしておこう。

ヘッドホンなどのオーディオ機器は、使わない状態が長引いてしまうと、劣化して性能が下がってしまうので注意が必要だ。もう3ヶ月以上使っていないヘッドホンがあるなら、早めに売却を検討したほうがいいだろう。

ニオイに注意

ヘッドホンは見た目も大事だが、ニオイの有無にも注意が必要だ。どんなに高級なヘッドホンであっても、タバコや汗などのニオイがついているものだと、高値での売却が難しくなってしまう。

普段からニオイがつかないように心がける必要があるが、もうすでにニオイがついてしまっているなら、売りに出す前に消臭スプレーなどを利用してニオイを除去しておこう。

布に消臭スプレーを染み込ませて拭き取れば、ある程度のニオイを改善できる。ただし、しつこいニオイを完全に除去するのは難しいので、日頃からニオイがつかないように管理方法に気をつけたほうがいい。

メーカーの保証書をつける

純正製品であることを証明するためにも、ヘッドホンを売るときはメーカーの保証書があったほうがいい。保証書があるのとないのとでは、買取価格に大きな違いが出てくるので要注意だ。ヘッドホンを買った時は、メーカーの保証書を失くしてしまわないように大切に保管しておこう。

梱包方法に注意

ヤフオクに出品したり、宅配買取を利用する場合は、ヘッドホンの梱包方法に注意する必要がある。梱包方法が雑だと、配送中に傷がついて買取不可と判断されることもあるので注意しなければならない。

自分の不注意が原因で買取価格が下がることがないように、梱包材などでヘッドホンをしっかり包んでからダンボールに詰めたほうがいい。梱包材がない場合は新聞紙などを利用して、ダンボールに隙間がないようにしっかり詰めることが大事だ。

せっかく丁寧に使っていたヘッドホンを配送中に傷つけてしまうことがないように、梱包方法には十分注意しよう。

まとめ

ここまで、ヤフオクで中古ヘッドホンを売買する時の落札相場情報についてご紹介した。ヘッドホンを売却する際は、まずは自分に合った売却先を慎重に選んでほしい。

そのなかでヤフオクで出品をする際は、事前に落札相場を確認して価格設定の参考にしよう。高値で売りたい場合は、掃除をしっかりして、付属品や別売りアイテムと一緒に出品するといいだろう。ご紹介したようなさまざまなポイントに注意して納得のいく取引をおこなって頂きたい。