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ヤフオクで中古ホームシアターを購入する際の注意点と完全チェックポイント

読了目安:9分
更新日:2021/02/16
公開日:2019/01/16
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映画館のような臨場感ある映像と音を自宅で楽しみたい、という願いを叶えてくれるのがホームシアターだ。かつては非常に高価で100万円を超える製品が当たり前だったが、次第に価格も手頃感が出てきており、10万円を切る製品も珍しくなくなってきた。

普及に伴ってヤフーオークション(ヤフオク)でも出品が増えつつあり、価格の安さと入手しにくい機種も出品されていることもあって、一定の人気を集めている。しかし、中古のホームシアターには購入に際して注意をしたい点も多い。

そこで今回は、ヤフオクで中古ホームシアターを購入する際に失敗しないための完全チェックポイントをまとめてみた。

中古ホームシアター選びのポイント

ヤフオクには多くのホームシアターが出品されているが、闇雲に選んでも間違いなく後悔してしまう。なぜなら、ホームシアターは設置する部屋の広さや用途を考えて機種を選ぶことが重要なためだ。

ここでは、中古ホームシアターの機種を選ぶ上でのポイントを見ていこう。

セットで買うか、個別に買うか

ホームシアターを始めるには、プロジェクターサウンドシステムという2つのアイテムが必要だ。これに加えてホームシアターセットでは、スクリーンや再生機器が一緒になっていることが多い。ヤフオクではセットの出品もあれば、プロジェクターなどを単体で出しているものもある。

セットで買う場合のメリットは、対応機器や難しいセッティングなどを気にせずにすぐにホームシアターを楽しめる点だ。初めてホームシアターを導入したい場合は、セットになっている出品を狙うのがおすすめだ。

一方、個別に必要な機器を購入するメリットは、自分のこだわりを活かしやすい点にある。例えばサウンドには力を入れたいので、5.1chサラウンドシステムには特定のメーカー製品を購入したりといったことも容易だ。

スクリーンは部屋の広さに合っているか

スクリーンは大きければ大きいほど良いのではなく、部屋の広さに見合ったものをチョイスしないと、逆に鑑賞しづらくなってしまう。

スクリーンとプロジェクターの距離も考えると、6畳間のスペースで60インチあたりが快適に鑑賞できる限度だ。8畳間ならば80インチ10畳間ならば100インチを目安にスクリーンはチョイスするのがベターだ。

価格は適正か

いくら状態の良いホームシアターをヤフオクで見つけても、価格に見合ったものでなければ購入する利点も薄くなってしまう。価格をチェックする上で参考にしたいのは以下の3つだ。

  • ・新品販売価格
  • ・中古販売価格や買取相場
  • ・ヤフオクの過去の落札価格や、メルカリなどの出品価格

新品価格との比較の場合は、例えばプロジェクター単体ならば新しい機種以外は、新品の3割から6割程度の価格が適正だと言われている。理由としては、プロジェクターはランプの消耗もあってコンディションの差が新品と中古では大きいためだ。

また、専門店の中古販売価格や買取相場も参考になる。ヤフオクでは、その中古販売価格と買取相場の中間あたりの出品価格が多い。さらに、過去の取引の落札価格やフリマアプリでの出品の価格なども参考に、価格の是非を判断したい。

プロジェクターに関する注意点

プロジェクターとは映像をスクリーンに投影するための装置で、これがないとホームシアターは当然始められない。それだけに中古のプロジェクターの状態は重要で、ヤフオクで出品を探すときにも最初に見ておきたい。チェックポイントには次のようなものがある。

投影方式

投影方式の違いはそのまま価格と映像の質に繋がるので、最初に見ておきたい。主にホームシアターで採用されている投影方式は以下の3つだ。

  • ・液晶
  • ・DLP
  • ・LCOS

このうち液晶方式はもっとも安価なため、ヤフオクでも買い求めやすいが、解像度が低めのものが多い上に「黒」の描画がやや弱いとされている。

そして、LCOSはハイエンドモデルに採用されていることが多い投影方式だ。価格は高いが高画質を楽しみたいならば、これがおすすめだ。

DLPは液晶方式とLCOSの中間にあたると思って良い。

画素数は必要を満たしているか

画素数とは解像度のことで、高画素数のものほど高画質と捉えてよい。この画素数が必要な条件を満たしているかも、中古ホームシアター選びで注意したい点だ。

例えば、ハイビジョン映像を楽しむならば1280×720の画素数が、4Kならば3840×2140の画素数に対応したプロジェクターがないと、本来の映像よりも解像度が下がってしまう。現状ヤフオクでは、プロジェクターの対応画素数は出品によってまちまちだ。そのため4K対応ブルーレイで映画を楽しみたいといった需要ならば、特に画素数に注意をしておきたい。

ランプの寿命

プロジェクターにはプロジェクターランプと呼ばれる、非常に強い光を発するランプが内蔵されているため、部屋の隅から隅まででも映像を問題なく投影できる。

しかし、中古のホームシアターはこのプロジェクターのランプの寿命が短くなっているものが多い。ランプの寿命は製品によって異なるが、新品で1,500から2,000時間前後が一般的だ。

ただし、ランプの寿命は単純に使用時間や製造年式からは分からないので要注意だ。プロジェクターの明るさのモードを「ダイナミック」のように強めの出力設定にしていると、その分だけランプの寿命は短くなるからである。逆に出力設定が低いと寿命が伸びやすい。

このため、ヤフオクの出品者が使用時間は短いと説明していても鵜呑みにするのは失敗のもとだ。

万が一プロジェクターランプが切れた場合は、ランプを買い換えることで再びプロジェクターを使用できる。そのため使用時間が長いプロジェクターでも、気に入った機種を見つけたのならランプの寿命は無視するのもありだ。

ただし、交換ランプの費用は安い機種のものでも数千円なので、その点は留意しておきたい。

汚れや傷が目立たないか

高出力のランプを使用していることもあり、プロジェクターは熱を持ちやすい。そのため中古品は熱を放出する排気口周辺などに、黒ずみや黄ばみといった汚れが目立ちやすい。

映像を反射させる内部のミラーも同様に、古い機種だと汚れが付着してそのままになっていることも多い。ミラーの汚れや傷はそのまま映像の不具合となるため、特に慎重に見ておきたい。

冷却ファンの状態

プロジェクターは放熱のためにファンが搭載されている。この冷却ファンに不具合があるとプロジェクターも故障するリスクが高くなるので要注意だ。

また中古品はファンの動作音が煩いものもある。ファンの駆動音が大きいとホームシアターを楽しむ上でも支障となるため、出品説明で冷却ファンの不具合の記載があるものは避けたい。

音響機器に関する注意点

大画面で映像を楽しめるだけがホームシアターの魅力ではない。映画館とほとんど同じデジタルサラウンド(立体音響)を楽しめる点も、ホームシアターが人気の理由だ。

それだけに、音響機器についてもチェックしておきたいポイントは多い。

スピーカーは揃っているか

ホームシアターの音響は「5.1ch」や「7.1ch」などで楽しむのが一般的だ。「5.1ch」の場合は5つのスピーカーと1つのサブウーファーを意味するが、製品によってはリアトップスピーカーなどをさらに追加できる。

しかし、ヤフオクの出品の中にはスピーカーが一部欠品だったり、不具合を抱えていることもあるので気をつけたい。

また、ホームシアターをセットで購入したユーザーの中には、自分でスピーカーを他社製品に交換しているケースもある。最初から付属しているスピーカーなのかどうかも、一応チェックしておきたい。

AVアンプの性能

AVアンプはサラウンドレシーバーと呼ばれるところからも分かるように、複数のスピーカーの同時再生をコントロールしている。AVアンプの性能はそのまま音の良さに繋がるため、以下5つの項目をチェックしたい。

  • ・出力
  • ・対応スピーカーの数
  • ・ネットワーク対応
  • ・「Dolby TrueHD」や「Dolby Atmos」への対応
  • ・HDMI等の入出力端子の数と種類

このうち、あると便利な機能はネットワーク対応だ。スマホにインストールしたアプリから音楽を再生したり、ネット上のコンテンツを再生する上でも重宝する。「Netflix」といったストリーミングサービスも楽しむ予定ならばあったほうが良い。

「Dolby TrueHD」や「Dolby Atmos」は高音質なフォーマットであり、ブルーレイならば「Dolby TrueHD」や「DTS-HD Master Audio」が採用されている。現状はほとんどのAVアンプはこれらに対応しているので問題ないが、一応出品を見るときは確認しておきたい。

コードレスかどうか

「5.1ch」や「7.1ch」などのサラウンドシステムを採用している場合は、スピーカーの多さから配線が問題となりやすい。前の使用者がグチャグチャな配線で使用していた場合は、配線コードそのものが傷んでいることもあるので要注意だ。またこの手の問題を解決するために、コードレスタイプのスピーカーも最近は多い。

ホームシアター構築時にはまず配線図から作るのがセオリーとも言われるほど、配線は非常に厄介な問題になりやすい。慣れないうちは配線が最小限で済むコードレス対応の音響機器をヤフオクで選ぶのも1つの手だ。

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スクリーンに関する注意点

映像を出力するのがプロジェクターなのに対し、実際に映像を浮かび上がらせる機器がスクリーンだ。スクリーン選びは間違うと鑑賞がしにくかったりと不便になりやすい。ここではヤフオクでホームシアターを購入する際の、スクリーンに関するチェックポイントを挙げる。

スクリーンのタイプ

スクリーンには壁掛け天吊りの2タイプがホームシアターでは多いが、床置きタイプフラットタイプもある。ヤフオクでの購入にあたっても、好みのタイプのスクリーンかどうかをチェックしておきたい。

また、一部製品はリモコンを使って電動で収納も可能だ。

生地の状態

中古のスクリーンで気になるのは、使われている生地の痛みだ。汚れや傷の他、スクリーンは長期間使用すると映像の焼き付きが発生することもある。変色や退色にも弱いので、スクリーンの状態は念入りにチェックしておいたほうが良い。安いスクリーンや状態の悪いスクリーンは画質も荒くなるため、重要なチェックポイントだ。

まとめ

ヤフオクで中古ホームシアターを購入する際の注意点と完全チェックポイントをまとめた。ホームシアターはセットで買うか個別で買うかや、プロジェクターやスピーカーの種類によって価格差は大きい。10万円を切るような商品も多数出品されてはいるが、安さだけを優先して購入すると、そのクオリティに後々後悔することになりかねない。

そうならないためにも、今回ご紹介した注意点とチェックポイントを取引前にしっかり確認し、ぜひ希望通りの商品を見つけてほしい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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