高画質の映像を楽しみたい人には、4K対応薄型テレビが最適だ。ただ、高性能な新品テレビを買うとなると、予算オーバーになる可能性もあるので要注意だ。予算に余裕がないのであれば、中古品を購入してみるといいだろう。
中古の4K対応薄型テレビを購入できる場所はたくさんあるが、ヤフオクで購入するのも一つの方法だ。ヤフオクを利用すれば、相場より安値で購入できる可能性がある。
ここでは、ヤフオクで中古4K対応薄型テレビを購入する際のチェックポイントや注意点を解説する。
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アンテナとチューナーの問題
4K対応薄型テレビを買っただけでは、4K放送を楽しむことができない。この点を知らずに購入してしまうと後悔することもあるので、気をつけよう。
4K放送開始は2018年12月から
4K放送は2018年12月から開始されるが、4K放送になるのはBS・CS放送などに限られる。
地上波が4K放送になるのはまだ先だ。総務省が発表しているロードマップでは、現行の2K放送が2025年まで続くことを示しており、地デジでの4K放送はまだ予定されていない。
チューナーを買う必要がある
4Kテレビと違い、4K対応薄型テレビにはチューナーが備わっていないため、テレビを買っただけでは4K放送を楽しむことができない。4K放送を見るには、テレビとは別にチューナーを購入する必要があるので注意が必要だ。チューナーが備わっていない機種なら安く購入することができるが、普段CSやBSを楽しむ人にしてみれば、物足りなさを感じるだろう。
インターネットを使った動画配信ならチューナーなしで楽しめるが、4K放送を楽しみたいのであれば、どのテレビを購入すべきか慎重に判断したほうがいい。
専用のアンテナが必要
4K放送を楽しむには、専用のアンテナを設置する必要がある。すでにBSのアンテナを設置している人も、新たに買い替えなければならないので要注意だ。
新しいモデルを買うメリット
中古の4K対応薄型テレビを買う場合、古いものであれば比較的安値で購入できる。しかし、古いタイプのテレビには何かとデメリットがあるため、購入する際は慎重に判断しなければならない。安い値段につられてよく考えもせずに買ってしまうと、不便でストレスがたまることもあるので注意しよう。多少値段が高くなっても、中古テレビは新しい物を買うべきだ。
機能が豊富
最近発売されたばかりのテレビは解像度も良く、便利な機能が備わっているため、購入後の満足度も高くなる。古いモデルと比べて値段は高くなるが、長い目で見ればお得だと言えるだろう。
電気代が安くなる
テレビは新しいタイプの方が省エネ化が進んでいるため、電気代を安くおさえることができる。5年前の薄型テレビと現在の薄型テレビとでは、電気代が半分くらいになることもある。
せっかくテレビ本体を安値で購入しても、毎日高い電気代を払い続けていては意味がない。毎日テレビを見る時間が多い場合や、今後テレビを長く使い続けていきたいのであれば、最新型のテレビを買ったほうがお得だろう。
故障する可能性が低い
発売から1年未満のものであれば、故障する可能性は極めて低い。購入した後も長く使い続けることができるため、買い替える費用を節約することができる。
コストパフォーマンスをチェック
中古の4K対応薄型テレビは、テレビの機能と価格のバランスがとれているコストパフォーマンスのいい製品を購入するのがベストだ。高性能で、なおかつ値段の安いものがあれば理想だが、そのようなお得な商品はなかなか見つからないため、一つ一つの中古品をじっくり品定めする必要がある。
保証の有無をチェック
中古品を買うときは、必ず保証の有無をチェックしたほうがいい。新品に比べて中古品は故障する可能性が極めて高いため、保証の有無が重要なポイントになってくる。
特に4K対応薄型テレビのような精密機器は、故障する可能性がさらに高くなるため、品定めをしっかりおこなったほうがいい。
保証期間外の中古品だと、買ってからすぐに故障する可能性もあるので要注意だ。4K対応薄型テレビを長く使い続けたいのであれば、保証付の製品を選んだほうがいいだろう。
古いモデルはコストパフォーマンスが悪い
古いモデルのテレビであれば安値で買いやすいため、購入する意欲も増すだろう。
ただし、古いモデルだと機能が充実していない上に、故障する可能性が高いため、コストパフォーマンスが悪くなってしまう。買ってから後悔する可能性も高いため、できれば購入は控えたほうがいい。
安すぎるテレビに注意
高性能にも関わらず、相場よりかなり安い価格で販売されている中古テレビには要注意だ。不自然な安さで販売されている中古テレビは、何か事情がある可能性が高い。大きな傷があったり、短期間で故障する可能性が高いので、しっかり品定めをする必要がある。
中古価格相場を調べる
中古の4K対応薄型テレビを買うときは、事前に相場を調べておく必要がある。ヤフオクには相場を無視した商品もたくさん出品されているので、注意しなければならない。日頃から相場をチェックしていれば冷静な判断ができるため、損する心配もないだろう。
中古ショップの価格をチェックする
ヤフオクで4K対応薄型テレビを買う前に、リサイクルショップなどで中古の販売価格をチェックしてみるといいだろう。複数の中古ショップを見て回れば、中古の4K対応薄型テレビがどれくらいの価格で購入できるのか、おおよその相場を把握することができる。
相場を把握したあとヤフオクで商品を探せば、どの商品が安くて高いのか一目瞭然だ。相場より安すぎるテレビには、付属品が欠けていたり、不具合がある可能性もあるので、品定めをしっかりおこなってから購入すべきだ。
新モデル発売後が狙い目
テレビなどの電化製品は、新モデルが発売されると旧モデルの相場価格が急落する。4K対応薄型テレビを安く手に入れたいと考えている人にとって、このときが狙い目だといえる。電化製品の相場は1日で急落することもあるので、日頃から相場をしっかり調べておいたほうがいい。ヤフオクにも早い段階から新モデルが出回るので、最新型を安く手に入れたいなら、毎日こまめにチェックしてみるといいだろう。
発売間もないテレビであれば不具合なども少ないので、安心して購入することができる。最近は4Kテレビだけでなく8Kに対応したテレビも登場しているため、少し前まで高額だった高性能テレビも値引きされる可能性が高い。他の商品の状況も把握しながら、買うタイミングをしっかり見極めれば、満足のいく買い物ができるだろう。
過去の落札価格を調べる
ヤフオクで相場を調べるときは、過去の落札価格が参考になる。ヤフオクのウェブサイトの検索結果の上部にある「落札相場を調べる」をクリックすると、直近120日分の落札された結果一覧が表示されるので、そこで落札価格をチェックしよう。
過去に落札された4K対応薄型テレビの価格をチェックすることで、適正価格を知ることができ、どの程度の価格で落札可能なのか把握することができる。事前に相場を知っておけば、安すぎたり高すぎる商品に手を出すこともなくなるため、買ってから後悔することもないだろう。
まとめ
4K対応薄型テレビをお得に購入する方法と注意点についてご紹介した。安く購入したいならヤフオクで中古品を購入することがおすすめだが、価格・サービスなどが違ってくるので注意してほしい。
保証がきちんと受けられる商品を購入したいのか、とにかく安く購入したいのかをよく考えてから購入に進むようにしよう。