ヤフオクでPSVITA(プレイステーションヴィータ)を売買する際には情報が必要になる。中でも大事なのが落札相場に関する情報で、落札相場は色々な要因によって多様に変化する。色々な要因というのは、生産が終了されている商品かどうかや、付属品に何がついているかなど多岐におよぶ。
ここでは主にそういった徐々に変化していくPSVITAの相場変動に関わりやすい知識、PSVITA本体の平均落札価格などの情報について紹介する。
この記事の監修者
PS Vita / Sergey Galyonkin
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
PSVITAとは
PSVITA(プレイステーションヴィータ)とは2011年12月17日にソニーコンピュータエンタテインメント(SCEI)から日本国内で発売された携帯型ゲーム機だ。同じ会社から発売された携帯型ゲーム機PSP(プレイステーションポータブル)の次世代機にあたる。
特徴
特徴としては有機ELディスプレイや2本搭載されたアナログスティックである。携帯ゲーム機としては史上初の3G回線の搭載、背面型タッチパネルなど、その他にもさまざまな試みが施されたハードウェアである。
2013年10月10日にはPCH-2000と呼ばれる最新モデルのシリーズが発売された。その際に画面が有機ELディスプレイから、液晶モニタに変更されており、またバッテリーも1時間程度長く持つように改良されている。
生産中止予定
ちなみに旧型モデルの型番はPCH-1000シリーズである。このPSVITA(プレイステーションヴィータ)は前世代機の大ヒットを記録したPSP(プレイステーションポータブル)と比べると売り上げが振るわなかった。
その売り上げの不振にはスマートフォンのアプリなどの進化による、携帯ゲーム機自体の需要の低下や、同社が発売していたPS4(プレイステーションフォー)がヒットしたことなどが要因としてあげられる。
したがってPSVITA(プレイステーションヴィータ)は2019年には生産が中止されることが発表されている。
また後継機の開発についても今後予定はないと言及されているため、もしこの生産中止が予定通り実行された場合、PSVITA(プレイステーションヴィータ)がソニーコンピュータエンタテインメント(SCEI)における最後の携帯ゲーム機となる可能性が高いといえる。
しかしながらPSP(プレイステーションポータブル)やPS3(プレイステーションスリー)のゲームが高画質でできる携帯ゲーム機は現時点ではこれだけなので、一定数の需要は期待できるハードウェアである。
PSVITAのゲーム機としての長所
PSVITA(プレイステーションヴィータ)には他のゲーム機にはない特徴が多々ある。ここではPSVITA(プレイステーションヴィータ)を売買しようと考えている人のために、参考になるようなPSVITAの長所についていくつか紹介する。
画質が優れている
PSVITA(プレイステーションヴィータ)は携帯ゲーム機の中でもその画質の高さに定評があるハードウェアだ。画質のよさというのはそのままゲームに対する没入感に関わってきやすい要素なので、重視する人も多い性能だ。
具体的には同じくソニーコンピュータエンタテインメント(SCEI)から発売されている、据置型ゲーム機のPS3(プレイステーションスリー)とほぼ同じ画質でゲームをプレイできる。これは携帯ゲーム機における画質としては、頭一つ抜けているといっていいだろう。
PSP(プレイステーションポータブル)のゲームも遊ぶことができる
PSVITA(プレイステーションヴィータ)には前世代機のPSP(プレイステーションポータブル)のゲームも遊べるという機能がある。したがって高画質でPSVITA(プレイステーションヴィータ)のゲームだけでなく、PSP(プレイステーションポータブル)のゲームも遊びたいという人にも需要があるのだ。
ただし注意点としては、PSVITA(プレイステーションヴィータ)でPSP(プレイステーションポータブル)のゲームを遊ぶ場合は、オンラインでPSP(プレイステーションポータブル)のソフトをダウンロードする必要があるという点が挙げられる。
その理由としてはPSP(プレイステーションポータブル)では、UMDディスクという形式でゲームソフトが作られていたが、PSVITA(プレイステーションヴィータ)ではUMDディスクを読み込む機構が搭載されていないためだ。
そのためPSP(プレイステーションポータブル)のディスクを所持していても、そのディスクをPSVITA(プレイステーションヴィータ)で使用できない。
ただしPSP(プレイステーションポータブル)本体とそのソフトを所持していれば、PSVITA(プレイステーションヴィータ)でPSP(プレイステーションポータブル)のタイトルをダウンロード購入する時の値段が、7割程度安くなるというサービスが受けられる。
ノベルゲームに適している
ノベルゲームというのは、主に物語を楽しむことをメインとした選択式のアドベンチャーゲームのことだ。例えば恋愛シミュレーションゲームなどが、これらのジャンルにあてはまる。そしてPSVITA(プレイステーションヴィータ)はそういったノベルゲームをプレイするのに適したハードウェアといえる。
PSVITA(プレイステーションヴィータ)は画質はPS3(プレイステーションスリー)などと遜色がないが、フレームレートなどがそれらに比べると少し劣っている。
そしてフレームレートなどが劣っていると、動きの多いアクションゲームなどをプレイした時に違和感を感じやすい。しかしながらノベルゲームなどでは基本的に背景と、主要キャラクターの立ち絵などの静止画のプレイ画面が主となる。
そのため高いフレームレートが必要ではなく、PSVITA(プレイステーションヴィータ)の大きな特徴である画質のよさがノベルゲームではそのまま生きやすいのだ。
更にPSVITA(プレイステーションヴィータ)は携帯ゲーム機であるため、電車の中や飛行機の中で本を読む感覚でノベルゲームをプレイしやすいという利点もある。
またPSVITA(プレイステーションヴィータ)の前世代機にあたるPSP(プレイステーションポータブル)ではノベルゲームが数多く発売されている。
そのためPSVITA(プレイステーションヴィータ)とPSP(プレイステーションポータブル)の互換性を利用して、そういった過去のノベルゲームを高画質でプレイできる点も、PSVITA(プレイステーションヴィータ)ならではの長所といえるだろう。
PS3(プレイステーションスリー)のゲームをプレイできる
PSVITA(プレイステーションヴィータ)にはPS3(プレイステーションスリー)と接続することで、PSVITA(プレイステーションヴィータ)でPS3(プレイステーションスリー)のゲームを遊べるという機能が備わっている。
この機能を利用することでテレビやモニターの画面の前に貼りつかなくても、楽な体勢でPS3(プレイステーションスリー)のゲームを楽しむことができる。
また厳密にはPS3(プレイステーションスリー)を遠隔操作するシステムなので、映画などの他のコンテンツをPSVITA(プレイステーションヴィータ)で楽しむことも可能だ。
本体の大きさに対して軽量
PSVITA(プレイステーションヴィータ)は他の携帯ゲーム機に比べてゲーム画面が大きめだ。しかしながらその大きいゲーム画面のわりには、本体の重さは軽めで腕に負担がかかりにくい。携帯ゲーム機の中にはゲーム機本体が重くて腕に負担がかかりやすい上に、画面が小さめで目が疲れやすく、不自然な体勢を強いられるものもいくつかある。
しかしながらPSVITA(プレイステーションヴィータ)は画面が大きくて軽量なため、携帯ゲーム機に起こりやすい問題点が、ある程度緩和できているハードウェアだといえるだろう。
ヤフオクでのPSVITA購入時の注意点
PSVITA(プレイステーションヴィータ)をヤフオクで売買する際に気を付けておきたいことがある。ここではその2つの点について紹介する。
PSPのソフトとセット
ヤフオクではまれにPSVITA(プレイステーションヴィータ)とセットでPSP(プレイステーションポータブル)のソフトが売られているケースが存在する。しかしながらPSVITAではPSP(プレイステーションポータブル)のゲームは、ダウンロード版でしかプレイできない。
したがってPSVITA(プレイステーションヴィータ)とセットでPSP(プレイステーションポータブル)のソフトが売られていたとしても、意味がほとんどないといえる。
それゆえにPSVITAを購入してPSP(プレイステーションポータブル)のゲームもプレイしたいと考えている人は、この点には注意してPSVITA(プレイステーションヴィータ)でPSP(プレイステーションポータブル)のソフトが、プレイできると勘違いしないように落札する商品を選ぼう。
メモリーカードの存在
PSVITA(プレイステーションヴィータ)でゲームのセーブデータなどを保存する時には、PSVITA(プレイステーションヴィータ)専用のメモリーカードと呼ばれるものが別で必要になる。
メモリーカードがないとPSVITA(プレイステーションヴィータ)を扱う上ではかなり不便なことが多くなる。そのため実際にはPSVITA(プレイステーションヴィータ)とメモリカードはセットといっても、過言ではないくらい重要なものといえる。
そしてこのPSVITA(プレイステーションヴィータ)のメモリーカードは、他のゲーム機などで同様の役割を果たすものと比べると少し高額である。それゆえにPSVITA(プレイステーションヴィータ)本体をヤフオクで安く落札できても、メモリカードを別で購入したら、結果的にはそこまで安くならなかったというケースが起こり得る。
したがってメモリカードも後々購入するつもりなら、PSVITA(プレイステーションヴィータ)本体とメモリカードをセットで販売している出品者から落札するのがオススメだ。何故ならばそういったセット販売をしている出品者は、バラバラに本体とメモリーカードをそろえるよりも得になりやすい、最低入札金額を設定している場合が多いからだ。
PSVITAの平均落札価格について
続いて、PSVITA(プレイステーションヴィータ)の平均落札価格を見ていく。
本体のみ
PSVITA(プレイステーションヴィータ)本体のみの平均落札価格は大体5,000円~7,000円程度。ただし未開封の美品などについてはこれらの平均落札価格よりも基本的に高額になる。
本体プラス付属品
メモリカードや充電器などの、他の付属品がつく場合1,000円~3,000円程度本体価格に加算される。ただしこのPSVITA(プレイステーションヴィータ)のメモリーカードに関しては、保存できる容量の最大値によって値段が変わってくるので、より高額になる可能性もある。
限定商品
また注意点として本体のみの販売でも、俗にリミテッドエディションなどと呼ばれる限定販売のPSVITA(プレイステーションヴィータ)については、値段が普通のものよりも高額になるので間違えないように注意が必要だ。
リミテッドエディションの見分け方については、本体や箱に特定のゲームタイトルのキャラクターなどのデザインがほどこされていることで見分けることができる。しかしながら基本的には商品の説明文と値段をしっかりと見れば間違えることはないので心配はないだろう。
PS VITAを高価買取している店舗
自宅に不要なPS VITAがある方は、ヤフオクだけではなく、買取店への売却も考えてみてはどうだろうか。総合リサイクルショップではなく、ゲーム買取に特化した専門店を選ぶと買取額もグッとあがるのでおすすめだ。
トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ゲームを全国から買い取っているトイズキングでは、知識と査定経験の豊富な専門スタッフが1点1点ていねいに査定をおこなう。PS VITAはもちろん、その他のゲーム機やホビーアイテムも買取しているので、不用品をまとめて売ることもできる。
全国に買取センターがあるので、そこに持ち込んでも良いし、宅配や数量が多い場合は出張買取も利用できる。どちらも送料、出張料などの手数料がかからないのでおすすめだ。
まとめ
PSVITA(プレイステーションヴィータ)の特徴や、購入する際の注意点などをご紹介した。PSP(プレイステーションポータブル)やPS3(プレイステーションスリー)のゲームが高画質でプレイできる携帯ゲーム機は現時点で(プレイステーションヴィータ)のみである。
PSVITA(プレイステーションヴィータ)では、PSP(プレイステーションポータブル)のゲームはダウンロード版でのみプレイが可能である。よって、ヤフオクなどで購入する際は、セットで売られているPSPソフトはプレイできないので注意しよう。
また、PSVITA(プレイステーションヴィータ)のメモリーカードは、単体で買うと少し高額なため本体とメモリカードをセットで販売している出品者から落札した方がお得である。これらの特徴や注意点を確認し落札相場を把握することで売買の参考にしてほしい。
この記事の監修者