ユーイング冷蔵庫の査定情報・買取相場まとめ

ユーイング（旧社名森田電工株式会社、MORITA）は、大阪市に本拠地を置く電機メーカーである。

室内で野菜などを育てる事が出来る水耕栽培器といった特殊な電機機器の製造の他、扇風機、冷蔵庫、電機カーペット、電気ヒーターといった生活家電の製造も行っている。

特徴

ユーイングの冷蔵庫は、50リットルから200リットル程度の小型冷蔵庫がラインナップされている。

シンプルな作りながら、電子レンジがおける耐熱トップテーブルが備わっていたり、大容量フリーザーが搭載されていたり、冷蔵庫内には丈夫で扱いやすいガラストレーが使われていたり、と使い勝手が良くなる工夫が随所に盛り込まれている。

高く売れる人気機種

モダンな収納家具のようにどんなお部屋にも馴染むデザインで、110リットルクラスの小型冷蔵庫としては最大級の容量である40リットル相当の引き出し式フリーザー、2Lのペットボトルがタテに入るドアポケットを搭載したUR-F110H。

プライベート空間にちょうどいい50リットルサイズの小型冷蔵庫で、ワンルームにも置けるよう運転音が約25dbと静穏化設計されている1ドア冷蔵庫UR-D50H。

ユーイングの冷蔵庫の売却について

ユーイングは日本の電機メーカーであるが、知名度と言う点では、中国メーカーのハイアールやハイセンスとそれほど変わりは無く、そういう意味ではあまり需要が無いメーカーとなる。日本では、電気製品、特に白物家電は、知名度で選ばれることが多く、知名度の低いメーカーは選択されにくい。

若い世代における需要

しかし、ユーイングが主に展開している小型冷蔵庫は、若い世代の需要が大きいジャンルである。若い世代は、価格やデザインで選ぶ傾向にあり、知名度は年配者ほどこだわらない。

また、webサイトなどで「小型冷蔵庫10選」のような特集があれば、ユーイングの冷蔵庫は必ず名前の挙がる評価の高い冷蔵庫なので、知名度は低いが性能は評価され、若い世代を中心に一定の需要はある冷蔵庫といえそうだ。

売却に有利な時期

ユーイングが主に展開している小型冷蔵庫は、通常の冷蔵庫の需要が高くなる夏だけでなく、若い世代が独り暮らしを始める春にも需要が高まるため、夏だけでなく春にも買取価格が上がる傾向にある。中古価格の推移を見て、一番有利な時期に売却するようにしよう。

査定基準について

ユーイングも含め一般的な冷蔵庫の査定基準は、冷蔵庫が製造された年式、冷蔵庫の需要、冷蔵庫の状態、付属品の有無が挙げられる。

製造年式

冷蔵庫が製造された年式は、新しければ高額査定となり、年月とともに下がっていき、製造から5年が経過すると買取されなくなる。冷蔵庫のような生活家電は、耐用年数が5年で設計されている事が多いからである。また、ユーイングが展開している小型冷蔵庫は、元々の価格がそれほど高くないことから、物によっては5年経過しなくても買取されなくなる事もあるので、事前に買取業者に確認したほうがいいだろう。

冷蔵庫の需要

冷蔵庫の需要については、冷蔵庫の人気によるが、ユーイングの冷蔵庫は、それほど人気があるわけではなく需要も高いとはいえない。それでも、前述のように時期によっては、需要が大きくなるので、有利な時期を見極めて売却したほうがいいだろう。

冷蔵庫の状態

冷蔵庫の状態については、冷蔵庫が正常に動作するか、冷蔵庫の外観、内部の汚れなどがあるが、外観や内部の汚れは、清掃により落とす事で査定が上がることもあるので、売却依頼前に普段掃除しない場所まで念入りに清掃しよう。

付属品の有無

付属品が揃っていると査定も高くなる。買取業者の中には、付属品の有無を重視する業者も多いので、できるだけ揃えておこう。

冷蔵庫のお手入れ方法

冷蔵庫は口に入れるものを保存しておくため、衛生的にも高く売るためにも常にキレイにしておきたい。

庫内を掃除するときは、口にいれても大丈夫な「重曹水」を使おう。重曹水をつけたキレイな布で拭いたあと、水拭きで仕上げ拭きをしよう。重曹による脱臭効果も期待できる。

冷蔵庫のドアまわりは意外に汚れがたまるので、こまめに掃除して清潔に保ちたい。ドアはホット重曹水で掃除しよう。重曹をお湯で溶いてホット重曹水を作ろう。全体掃除をしてから部分掃除をするのが、すばやく掃除をするコツである。まずは最初にキレイな布やマイクロファーバーでドア全体を拭き、次にゴムパッキン部分を掃除しよう。パッキンの中の部分の汚れも、綿棒やわりばしにガーゼを巻きつけたものでしっかりとかき出して掃除をしてほしい。最後に水拭きをして終了である。

冷蔵庫の節電方法

プチ知識として冷蔵庫の節電方法を紹介していく。

設定温度を再確認

庫内の設定温度を「標準（中）」にしておこう。そうすれば１年中自動で温度調節をしてくれる。さらに冬場や食品の入れ具合に応じて設定温度を「弱」にすると、設定温度が「標準（中）」の時と比べて一日あたりの消費電力量が約18％（0.30ｋＷｈ）削減される。

省エネモードなどを活用する

冷蔵庫の機種により、省エネモード、節電モード、エコモードなどが設定できるものがある。ドアの開閉や庫内温度など冷蔵庫の使用状況に合わせて消費電力の少ない運転をしてくれるので、省エネになるのだ。

扉の開け閉めを気を付けよう

普段から冷蔵庫の中は詰め込みすぎず整理整頓しておき、ムダな開閉を減らすようにしよう。冷蔵庫の開閉時間と回数を半分にすれば、一日あたりの消費電力量は約12％（0.199ｋＷｈ）削減される。

庫内の吹き出し口の位置を確認する

庫内にある冷気の吹き出し口の前に物を置くと庫内温度が下がりにくくなることがある。吹き出し口の位置を確認し、すぐ前に物を置かないようにしよう。

熱いものは冷ましてから入れよう

食材などを熱いまま入れると庫内温度が上昇し、他の食品が傷んだり、消費電力が増加する。冷ましてからしまうようにしよう。

より冷やしたい物は下段に入れる

冷蔵庫の上段や扉の内側は温度が高くなるので、設定温度を高め（中～弱）にした時は、低い温度で保存したいもの（生魚や肉など）は下段に置くようにしよう。

古くなったパッキンは交換

ドアのパッキンが古くなっているとすき間から冷気がもれて消費電力が増加してしまう。名刺などをはさんでずり落ちるようであれば、パッキンを交換しよう。

参考買取例

大阪買取コムにおいて2015年製2ドア冷蔵庫UR-J110Hが2,000円で買取された実績がある。