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ラグジュアリーブランドの古着買取相場・メルカリ売買相場まとめ

読了目安:8分
更新日:2018/12/19
公開日:2018/12/18
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近年になって拡大を続けている古着市場において、特にニーズが高くなっているのがラグジュアリーブランドの衣類である。これらは新品で購入すると数万円から数十万円もする高価なものであるが、古着であればそれよりもかなりリーズナブルな価格で購入することができるため、高い人気を集めている。

そこで、以下では代表的なブランドについて見たうえで、その商品が古着市場においてどの程度の価格で売買されているかをチェックしてみることとする。


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アルマーニの古着事情

アルマーニとはどのようなブランドか

アルマーニは、イタリアを代表するファッションブランドである。その誕生は1975年に遡り、現在では「ファッション界の帝王」という異名を有するジョルジオ・アルマーニによって設立されている。設立時に、彼にはセルジオ・カレオッティというパートナーがおり、二人で共同して設立したというのが実態である。

基本は自社の商品のデザインをメインで手がけていたが、それ以外にもエルメネジルド・ゼニアなどのファッションブランドから依頼があった場合には、これを受けてデザイニングを行っていたこともある。

その後、同社は順調に成長を続け、1979年にはメインラインに加えて新たに「ARMANI COLLEZIONI」と「MANI」というサブラインを発表している。さらに、1981年にはセカンドラインとして「EMPORIO ARMANI」を発表し、加えて「ARMANI JEANS」というカジュアルラインの展開も開始している。

同社の商品展開はアパレルに留まらず、1999年にはアクセサリーを、2000年にはコスメや家具を手がけるようになっている。また、世界各国にも店舗を展開し、日本でも東京各地をはじめ全国の主要都市に多くの店舗を構えている。

2000年代に入ると異業種とのコラボレーションも盛んに行うようになり、2007年にはサムスン電子と組んでアルマーニがデザインする携帯電話を発売したり、日本でもソフトバンクとの提携によって同社の携帯電話をデザインしたりしている。

さらに、2010年には新たにホテルビジネスにも進出し、同社初のホテルがアラブ首長国連邦のドバイにオープンした。その翌年には、本拠地であるイタリアのミラノにも2号店を開業させている。

アルマーニのスーツの新品価格とは

このアルマーニであるが、高級ブランドということもあって、その代表的な商品であるスーツの価格は10万円を超えるのが通常である。なかでも、同社のファーストラインである「GIORGIO ARMANI」のスーツは既製品であっても30万円前後するものがほとんどであり、セカンドラインである「EMPOLIO ARMANI」のスーツであっても20万円前後の高額商品となっている。

アルマーニのスーツの買取価格とは

このように高額なアルマーニのスーツであるが、一般的な古着買取店での価格はどれくらいであろうか。古着の場合は、もともとの価格だけでなく、その状態によっても大きく査定が変わってくるため一概に金額を特定することは困難である。

しかしインターネットで調べたところによると、「GIORGIO ARMANI」の状態のよいもので5,000円から1万円程度、「EMPOLIO ARMANI」の同様のもので3,000円から5,000円程度で取引されているものが多いようである。

メルカリにおけるアルマーニのスーツの取引事例

スマートフォンのフリマアプリとして知られるメルカリでアルマーニのスーツの取引事例を見た場合には、買取店とは異なるレンジで取引されていることが分かる。実例を見てみると、「GIORGIO ARMANI」のスーツは15,000円から30,000円程度、「EMPOLIO ARMANI」のスーツは5,000円から15,000円程度で取引されていることが多い。

このことからいえるのは、再販売を予定している古着買取店よりも最終ユーザーに直接販売するメルカリの方が平均的に取引価格が高い傾向にあるということである。

エルメスの古着事情

では次に、アルマーニと並ぶラグジュアリーブランドであるエルメスについて見ていくこととしよう。

エルメスとはどのようなブランドか

エルメスが誕生したのは1837年のことで、その創始者はフランス人のティエリー・エルメスである。創業当初は馬具工房を営んでおり、それが現在のエルメスのブランドロゴにも用いられている。当時からそのデザインや技術は高く評価されており、フランス皇帝であったナポレオン3世などの名だたる王侯貴族が同社の商品を好んで愛用していたとされる。

その後、同社はティエリーの息子であるシャルルが2代目を継承し、1878年に開催されたパリ万国博覧会では見事金賞を受賞するといった快挙を成し遂げている。

さらに、3代目のエミール=モーリスの時代になると、業容の拡大に乗り出し、現在では同社の主力商品に発展したバッグや腕時計などを手がけるようになっていく。その後、さらに事業の多角化を進め、アパレルや香水など幅広い商品ラインナップを有するに至っている。

一方で、ライバルであるルイ・ヴィトンが次々と大手高級アパレルを買収して巨大企業として成長していったのとは対照的に、エルメスは長い歴史を有する老舗ブランドの買収に注力し、規模はそこまで大きくないものの確かな技術を有するブランドとして現在まで堅実な経営を維持している。

エルメスのスーツの新品価格とは

エルメスのスーツは前述のアルマーニのスーツよりもさらに高額となっており、その新品での価格は50万円からといったところである。基本的には高度な縫製技術を有するベルベスト社に委託して製造されており、そこに用いられる最高級の生地とエルメスの持つデザイン力とブランド力が組み合わされて、このような価格帯となっているのである。

エルメスのスーツの買取価格とメルカリでの取引事例

エルメスのスーツは中古買取店においてもアルマーニよりも高額で査定される傾向にあり、公表されている事例を見ると状態のよいものであれば50,000円から80,000円程度の価格が付けられている。

一方、メルカリでの成約事例を見たところ、30,000円から50,000円程度で売買されているものが多かったが、そもそもの出品数が少ないため、この金額がエルメスのスーツの古着全般に当てはまるかは定かではない。

エルメスのスーツそのものは流通量がそれほど多くなく、また基本的には新品でも躊躇なく購入できる富裕層が好む傾向にあることから、メルカリなどで取引されるケースはそれほどないのかもしれない。

プラダの古着事情

プラダとはどのようなブランドか

プラダはアルマーニと並んでイタリアを代表するラグジュアリーブランドである。同社の創業者はイタリア人のマリオ・プラダであり、1913年の創業時の業態はカバン工房であった。

1958年にマリオがこの世を去ると、その後しばらくの間プラダは低迷期を迎えることとなる。これを打開したのが1978年にデザイナーに就任したミウチャ・プラダで、その洗練されたデザインによって瞬く間にファッション界における地位を高めていくこととなる。1993年にはセカンドラインである「MIU」の展開を開始し、紳士服にも進出している。

さらに、同業他社の買収にも積極的であり、1999年にはヘルムート・ラング、ジル・サンダー、チャーチといった一流企業を次々と傘下に収めた。ただし、これらは現在ではすでに手放されている。

また、アルマーニと同じく異業種とのコラボレーションにも前向きであり、2008年にはLG電子と提携して同社の携帯電話のデザインを手がけていたり、現代自動車から発売された自動車の外装や内装を担当したりといった試みも行っている。

2013年には創業100周年を迎えており、日本をはじめ世界各国に店舗網を拡大し、世界有数の高級ブランドとしてますます成長を遂げている。

プラダのスーツの新品価格とは

プラダのスーツは新品で購入すると、30万円から40万円程度となっており、アルマーニとエルメスのちょうど中間の価格帯となっている。商品によって価格に差があるのは、デザインが異なることに加えて、用いられている素材が何であるかにもよる。より高級な素材であるモヘアやカシミアなどが使われているスーツであれば、その分高額な金額になるというわけである。

プラダのスーツの買取価格とメルカリでの取引事例

古着買取店のウェブサイトで公開されているプラダのスーツの買取事例を見ると、状態がよければだいたいは7,000円から15,000円程度の値段で買い取られているようである。

新品価格と同様に、アルマーニとエルメスの中間の価格となっていることが分かるであろう。エルメスと比べて金額が低めになっているのは、プラダの場合は流通量がそれなりに多いため希少性という点で劣るためではないだろうか。

一方、メルカリでの取引事例であるが、こちらは5,000円から20,000円程度とかなり金額に乖離がある。実際に取引されている商品を見てみると、5,000円というのはやや状態が悪いものであったことから、そうでなければ10,000円程度では売却することが可能であろう。

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以上の事例から分かること

ここまでアルマーニ、エルメス、プラダという代表的なラグジュアリーブランドの古着の取引事例を見てきた。大衆人気のあるラグジュアリーブランドはユーザー層の裾野が広いメルカリなどを使って直接最終消費者に売却した方が高額となるのに対し、富裕層に人気が集中するブランドについては専門の買取業者に査定してもらった方が高値がつく傾向にあるということである。

そのため、ラグジュアリーブランドの古着を売却しようという場合には、基本的にはメルカリなどのフリマアプリを利用した上で、思ったように売れない場合には専門の買取業者に下取りに出すといった使い分けを行うのがよいのではないだろうか。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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