ルイ・ヴィトンは知らない人はいないほど、世界的に有名な高級ブランドだ。1854年の誕生以来、160年以上世代を超えて愛されるルイ・ヴィトン。ダミエやモノグラムといった定番ラインのほかにも、豊富なラインを取りそろえているのがルイ・ヴィトンの特徴だ。
エピも人気ラインの一つだが、2001年に登場したエピ・メタリックはその中でも一際存在感のあるシリーズである。こちらでは、ルイ・ヴィトンの歴史や代表的なコレクションに触れつつ、エピ・メタリックの特徴や、高額買取のコツ、おすすめ買取業者について解説していく。
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ルイ・ヴィトンの歴史
早速ルイ・ヴィトンの歴史を振り返ってみよう。
草創期
誰もが知るファッションブランドであるルイ・ヴィトンの創業者であるルイ・ヴィトンは1821年にフランスで生を授かった。12人兄弟のうち6番目の子供だった。14歳の頃に家出をしてパリに向かったルイは、そこで荷造り用トランク職人の見習いとなった。
メキメキと実力をつけていったルイはやがてフランスでも有名な職人へと成長していった。ブランドのルイ・ヴィトンが誕生したのは1854年のことである。ルイはパリ・カピュシーヌ通りに世界初となる、旅行カバンの専門店をオープンさせたのであった。
開発されたトランク
丸蓋のトランクが一般的だった時代に、ルイは平蓋のトランクを開発した。積み重ねることができるようにという意図だった。ルイのトランクがほかと違うのは形だけではなかった。
特殊なコットン素材を使用することで、防水加工や軽量化にも成功したのだった。一号店をオープンさせた年に結婚したルイは1857年に子宝にも恵まれた。生まれてきた子供はジルジュと名付けられた。1885年にはロンドンに初出店を果たす。この頃になると模倣品も出回るくらいにヴィトン社は知名度も高く、名声を得ていた。
ダミエやモノグラムの誕生
1888年には今でも人気のあるダミエ・ラインが開発された。元々は模倣品防止のためにつくられたのだった。ヴィトン社が世界的な企業へとさらなる発展を遂げるのは、ルイの息子であるジョルジュが全権を握ってからのことだ。
創業者のルイが息を引き取ったのは1892年で、その年にヴィトン社はハンドバッグの販売を開始した。ダミエ・ラインの模倣品を出回っていたことから、1896年にはモノグラム・ラインを発表。LVのマークはルイ・ヴィトン製品のシンボルともなっている。
LVMHの誕生
今のLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が誕生したのは1987年のことである。ヴィトン社がシャンパンメーカーであるモネ・ヘネシーと合弁契約を結び、コングロマリットを形成したのであった。現在では60近くの購入ブランドを傘下に持つ世界最大のファッション業界大手企業体だ。
ルイ・ヴィトンの代表的なライン
ルイ・ヴィトンは豊富なラインをそろえているが、その中でも代表的なものをいくつか紹介したい。
ダミエ
歴史の中でも触れた通り、ダミエは1888年に誕生したラインだ。1896年のモノグラム・ライン誕生に合わせ一度は廃盤になったものの、モノグラム・ライン100周年を記念して1996年に復活を果たした。
ダミエはグラフィカルな模様のデザインが特徴だが、日本の市松模様(二色の正方形や長方形を交互に配置した格子柄の一種)からインスピレーションを受けている。シンプルでありながらも優雅な雰囲気を醸し出すダミエ・ラインは、トラベルバッグや財布、小物類など、幅広いラインアップが取りそろえられている。
モノグラム
1896年にモノグラム・ラインを生み出したのは、ルイ・ヴィトン社二代目のジョルジュだ。1959年には3代目のガストンによって、現在も使用されているトアル地のモノグラム・キャンバスが誕生している。モノグラムとは英語で組み合わせた文字という意味だ。
ダミエと同様に、モノグラム・ラインもジャポニズムにインスピレーションを受けている。創業者ルイ・ヴィトンの頭文字を取ったLとVをあしらったロゴと、日本の家紋をヒントにした、星や花柄のパターンがデザインの特徴だ。誕生から120年以上経った今もルイ・ヴィトンの象徴的なラインとして人気を博している。
ヴェルニ
モノグラム・ライン誕生100周年から2年後の1998年に世に送り出されたのがヴェルニだ。生み出したのはマーク・ジェイコブスだ。ヴェルニは当時アーティスティック・ディレクターに就任したマークのデビュー作にあたる。
ヴェルニとはフランス語でエナメルを意味する。ヴェルニ・ラインのデザインはモノグラムが型押しされたカーフスキンをエナメル加工しているのが特徴だ。そのため光沢感があり、独特のカラーリングも相まって、定番のダミエやモノグラムとは一線を画したラインである。
特に新規性を求める女性から高い支持を集めているヴェルニは、ルイ・ヴィトンの革新を象徴するようなラインと言える。
エピ
1985年に誕生して以来、多くのファンに愛されているラインがエピだ。エピとはフランス語で麦を意味する。使用されるグレイレザーの表面に型押しされた線状のデザインが、揺れる麦の穂のように見えることから、エピ・ラインと名付けられた。
エピ・ラインは型崩れしにくく、耐久性や耐水性に優れているのが特徴だ。そのためルイ・ヴィトン製品の中でも特に長持ちするラインとして知られている。光の当て方によって色彩や光沢が変化するのも特徴で、長く使うほど味わいが増すのもエピ・ラインの魅力。カラーバリエーションも豊富なため、自分に合った色を探しやすいのもファンが多い理由の一つだ。
エピ・メタリックの特徴
エピ・メタリックは、2001年の春夏コレクションで登場したラインだ。メタリックという名の通り、ゴールドやシルバーのメタリックな色合いが特徴で、近未来的なイメージを醸し出している。豊富なカラーバリエーションがエピ・ラインの強みであるが、その中でもこのメタリックはゴージャスで華やかな印象を与えている。
エピ・メタリックからはギャラクシアというハンドバッグが生産されている。このバッグは6角形のフォルムとなっており、メタルハンドルにも存在感がある。ゴールドカラーの内部はライトグリーン、シルバーカラーの内部はライトブルーで仕上げられており、この内外のカラーリングのコントラストもエピ・メタリックの魅力の一つである。
エピ・メタリック高額買取のコツ
エピ・メタリックを買取に出すのであれば、少しでも高額買取してもらえるように次のようなことに注意すると良い。
できる範囲のメンテナンスをする
当然のことながら、売りたい品物が汚れていると、査定額は低くなってしまう。そのため自分でできる範囲で品物を手入れしておくことをおすすめする。エピ・メタリックは次のように手入れをするのが良い。
まず、レザーソープを布に馴染ませて品物の表面を拭き取る。このとき布自体が汚れていないかに気を付ける。続いて乾いた布で乾拭きをする。
ソフトガミを所持しているのであれば、傷つけない程度に優しく汚れを落とす。次に栄養クリームを綺麗な布に染み込ませて、全体的に馴染ませながら拭き、その後乾いた布で拭きとっていくが、エピ・メタリックも含めて、エピ・ラインは線状の型押しの部分にクリームが残ってしまうことがあるため、それに注意しながらクリーニングする。
簡単には落ちない汚れの場合は、無理に手入れしなくても良い。かえって生地を傷つけてしまえば、査定額にも影響してしまうからだ。
型崩れの対策をする
品物の見た目は査定額に大きな影響を与える。型崩れを起こしていると、見た目の印象が悪いため、査定に響いてしまう。そのため、もし型崩れしている場合には、査定に出す前に形を整えておきたい。
具体的には、中に詰め物をしておくとよい。そうして数日の間置いておけば、ある程度型は戻っていく。
複数の買取業者に見せる
エピ・メタリックは希少価値が高いが、その派手な見た目から好みが分かれる品物でもある。よって、定番のダミエやモノグラムよりも査定額がブレることが考えられる。少しでも高く買い取ってもらいたいのであれば、複数の買取業者に査定をお願いしてみよう。
付属品を一緒に査定に出す
エピ・メタリックの製品を購入したときの付属品が残っているのであれば、それらも一緒に査定に出そう。付属品自体に値段がつかなくとも、購入したときと同じような状態に近づければ近づけるほど、買取額がアップすることを覚えておいてほしい。すでに付属品を処分してしまっている人もいるだろう。
その場合こそ複数の買取業者に査定依頼をしてみてほしい。付属品がそろっていなくても、高額買取をしてくれる業者も存在する。
複数アイテムをまとめて査定してもらう
もしエピ・メタリックの製品以外にも買取に出したいものがあるならば、別々に査定を依頼するのではなく、まとめて買取業者に持っていくほうがよい。なぜなら、買取業者によっては、複数アイテムのおまとめ査定の場合、査定額がアップするからだ。
複数アイテムを一度に査定できるほうが、業者としても買取コストを抑えることができる。その分を買取額に上乗せすることができると考えると、納得がいくだろう。エピ・メタリックのおすすめ買取業者
ルイ・ヴィトンは高級ブランドの中でも特に人気が高いため、たくさんの買取業者が買取に応じている。その中でもエピ・メタリックを売却する際におすすめしたい買取業者を紹介していこう。
リファスタ(Refasta)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リファスタ(Refasta)はルイ・ヴィトン製品の買取実績も豊富な買取業者である。店舗買取、宅配買取、出張買取に対応している。まずは査定だけお願いしたい場合にはLINEやメールで査定してもらうことも可能だ。
配送・査定・返送料などすべて無料のため、気軽に査定依頼をすることができる。また、チャット機能も充実している。査定や買取について不安な点があるならば、一度問い合わせてみてはどうだろうか。
さらにリファスタ(Refasta)が親切なのは、ルイ・ヴィトンの中でも、査定額が低くなってしまう製品まで説明してくれているところだ。例えばサイズが小さすぎたり大きすぎたりする製品は、使う機会も限られてしまうため、買取額が落ちやすいことがホームページにも掲載されている。
また、ネヴァーフルのように比較的リーズナブルに購入できるため、供給過多となっている製品も買取額は低くなりがちということだ。このように査定額が低くなる理由まで教えてくれる業者はそれほど多くはない。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国に実店舗を持つなんぼやもルイ・ヴィトンの買取に定評がある買取業者だ。海外で再販売するルートがあるため、日本では売れにくい人気のない製品でも、中国や香港などで売却することができるのが、なんぼやの特徴だ。それにより、幅広いアイテムの買取が可能となっている。
店舗買取、宅配買取、出張買取と、利用者には都合の良い豊富な買取方法を提供している。LINEでの査定も対応しており、撮影した品物の写真を送るだけで査定をしてもらうことができる。
LINE限定キャンペーンも定期的に開催しており、2019年5月31日までは買取金額10%アップに加え、抽選で500名に1,000円分のamazonギフト券もプレゼントしている。LINE査定を申し込む場合は、次の写真を撮るときの注意を参考にしてほしい。
- ・明るい場所で撮る
- ・品物にピントをしっかりと合わせる
- ・ブランド名やロゴがはっきりと写るように撮影する
- ・ギャランティカードや保証書がある場合は、型番や商品名が読めるように写す
買取エージェント
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取エージェントは年間取扱実績が100億円を超える実績豊富な買取業者である。経験豊富なスタッフによって、適正価格の査定をモットーとしている。海外に流通ルートを持っているのも特徴だ。
買取方法は上記2社同様に、店舗買取、宅配買取、出張買取を用意している。仮に1,000万円以上の高額買取結果になったとしても、即現金で支払いをしてもらうことができる。また、LINEでの無料査定も対応している。利用者の名前の声も掲載されているため、一度ホームページを覗いてみてはどうだろうか。
銀蔵
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
銀蔵は累計買取額が600億円を超える、創業15年以上の買取業者だ。高額買取が可能なのは、加点方式を採用した、独自の査定方法によるものだ。買い取った品物は自社店舗や通販で販売している。
ほかに卸すわけではないことから、中間マージンが発生しないのも高額買取が可能な理由の一つだ。スピーディーな買取も特徴の一つであり、宅配買取の場合にも、査定合意後、24時間以内に指定の口座に振り込んでくれる。LINEやメールでの査定も対応しているから、まずは査定だけお願いしてみるのもよい。
まとめ
ルイ・ヴィトン エピ・メタリックは豊富なカラーバリエーションが特徴のエピ・ラインの中でも、ゴールドやシルバーといった色使いによって一際目立っている。ダミエやモノグラムと比較しても出回っている数が少なく、希少価値が高い。一方で万人受けするタイプの製品ではないため、好みが分かれることも事実だ。
買取に出す際は、セルフクリーニングをしたり、型崩れを防いだり、複数アイテムのおまとめ査定も視野に入れたりしてみよう。ルイ・ヴィトンの買取実績豊富な買取業者に査定依頼すれば、高額買取の期待ができる。一回目の査定金額で即決するのではなく、複数業者から見積を取るのがおすすめだ。ぜひこちらの内容を参考にしながら、エピ・メタリックの高額買取を目指してほしい。
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