ルイヴィトンと言えばモノグラムやダミエが人気である。ブラウンの落ち着いた色をベースにしたシックで落ち着いた柄は、持つ人の年齢や性別を選ばず、世界中で多くの人から愛されている。そんな中、ダミエの印象をがらっと変えたのがダミエ・アズールだ。
ダミエ・アズールとはどんなシリーズなのか、買取に出すとどれくらいの価格がつくのか、さらにダミエ・アズールを高く売るコツについてご紹介していこう。
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ダミエ・アズールとは?
ダミエは、ルイヴィトンを代表するモチーフであるモノグラムが誕生するよりも前に登場していた歴史の長いシリーズである。
特徴
日本の伝統的な市松模様からインスピレーションを受けた細かい格子柄が美しく、モノグラムより品格のある印象が特徴的だ。モノグラムの登場によって一時期は廃盤となっていたが、その人気ぶりに現在は復活している。ダミエ・アズールは2006年の秋冬のコレクションに登場した、比較的新しいシリーズである。ダミエの細かい格子柄はそのままに、白地のキャンバス素材を採用している。
イタリアのリゾート地として有名なリビエラをイメージしたダミエ・アズールの「アズール」は、「紺碧」を意味している。リビエラの美しい海にぴったりとハマるような、目にも鮮やかで爽やかな印象となっている。春夏に大活躍しそうなカラーだが、ダークトーンのファッションの差し色にもなってくれるだめ、秋冬のコーディネートにも合わせやすい。
現在は定番化
ダミエ・アズールシリーズは登場以来大人気となり、現在は定番化されている。ネヴァーフル、スピーディ、トータリーなど、ルイヴィトンの中でも人気のアイテムには必ずと言ってもいいほどダミエ・アズールのラインがある。
シンプルな形状のバッグであっても、ダミエ・アズールのアイテムは女性らしさ、洗練された印象を楽しむことができ、爽やかで好印象を与えてくれるだろう。ポーチ、キーケース、財布など、小物もたくさん登場しているので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてほしい。
ダミエ・アズールは男性も使える?
ダミエ・アズールは一般的に女性向けのアイテムが多い。バッグはショルダーバッグが多く、財布も女性に人気のポルトフォイユシリーズがメインとなっている。
しかし、ダミエ・アズールを愛用する男性は少なくない。白の爽やかな印象は若い男性が持つのにもぴったりで、コーディネートをランクアップさせてくれるだろう。
ユニセックスなデザインのバッグ
ネヴァーフルなどのユニセックスなデザインのバッグは通勤や通学に便利、かつファッションの邪魔をせず、ワンポイントになる。
斜めがけのバッグ
男性が使いやすい斜めがけのバッグなども登場している。
ジッピーウォレット
財布も、定番のジッピーウォレットが登場している。男性が使いやすいシンプルで機能的なシリーズなので、ダミエ・アズールの財布がほしいという方はこのようなアイテムをチェックしてみるといいだろう。
ファッションアイテム
キーケース、ブレスレットなどを選べば、さらに抵抗なくダミエ・アズールのアイテムを毎日身に付けることができる。
人気のダミエ・アズールのアイテム
ダミエ・アズールのアイテムはどれも定番で人気があるものばかりとなっている。しかし、その中でもより人気が高いアイテムにはどんなものがあるのか、チェックしてみよう。
これらの人気アイテムは、中古市場でも高額で取引されることが多い。そのため買取査定に出せば、比較的満足のいく価格での取引が可能となるだろう。
ネヴァーフル
ルイヴィトンのバッグの中でも大人気のアイテムであるネヴァーフル。どれだけものを入れてもいっぱいにならないような高い収納力があり、ビジネスシーン、通学、さらにマザーズバッグ、サイズの大きいものだとちょっとした旅行にまで対応できるのだ。
PMサイズ
PMはコンパクトなタウンユース向きのサイズ。それでも大容量なので、日頃荷物が多くなりがちだがバッグは小さくしたいという方におすすめだ。
MMサイズ
ネヴァーフルの中でも一番人気なのがMMサイズ。通勤、通学にもぴったりで、ダミエ・アズールの柄も堪能できる。中古市場でももっとも人気が高いので、このサイズのものが一番買取金額が高い。
GMサイズ
GMサイズは旅行、出張などに活躍するかなり大きめのサイズとなっている。
ノエ
ルイヴィトンからノエが誕生したのは80年以上も前のことである。当初はシャンパンのボトルを複数持ち運ぶためのバッグとして使用されていた。
特徴
巾着タイプで簡単に開閉ができ、中に仕切りなどはついていない。マチ、横幅、奥行きがたっぷりあるので、コンパクトな見た目ながらたくさん荷物を収納できると女性の間で話題となり、瞬く間にシャンパンを運ぶ人以外にも人気となった。一時期は人気も下火となっていたが、近年の巾着バッグブームを皮切りに再度トレンドのバッグとして注目を集めるようになった。
サイズ展開
シャンパンが5本入る大きさのノエはA4ファイルも収納可能。丈夫なストラップがついているので、重たくても壊れにくい。ショルダーバッグとしても使用できるノエBBはちょっとしたお出かけに便利なサイズ。その他にもプチ・ノエ、ナノ・ノエ、ネオノエ、ポッシュ・ノエなど、さまざまなサイズ展開がある。近年はトレンドにもあるとおり、小ぶりなサイズのノエが人気の傾向にある。
サリナ
サリナはネヴァーフルと同じくトートバッグだが、開閉口が柔らかく弧を描いており、非常にフェミニンな印象になっている。シンプルなデザインの中に女性らしさを感じることができ、通勤、通学に利用している方も多い。
開閉口が非常に広いので、中にあるものをすぐに取り出すことができる。トートバッグで仕切りがないので、入れたいものをたくさん入れて持ち運ぶことができるというのもメリットの一つだ。ストラップは長めになっており、肩からかけるとよりフェミニンな印象を楽しむことができる。
ロック部分はルイヴィトンのトランクケースから着想を得たスクイーズ・オープン式になっており、かっちりとした印象を与えることも可能だ。
ダミエ・アズールのサリナは白地のキャンパスと明るいカラーのストラップのコントラストが美しく、サリナの中でも人気が高い。
ポシェット・ミラ
パーティーシーンやちょっとしたお出かけに活躍するバッグがほしいという方におすすめなのがポシェット・ミラである。スタイリッシュで薄型のデザインで、エレガントな印象を与えることができるポシェット・ミラ。ファスナーで開閉するだけという気軽さながら、ルイヴィトンらしい品格を楽しむことが可能だ。
正面にはルイヴィトンのシグネチャーが刻印されたプレートがついており、さらに高級感を楽しむことができる。ストラップ部分はゴールドチェーンになっており、華やかでパーティーシーンにぴったり。ダミエ・アズールのアイテムはカジュアルなファッションにも合わせやすいので、オンオフいつでも使うことができるだろう。
ポルトフォイユ・エミリー
ポルトフォイユ・エミリーは、ルイヴィトンの数ある財布の中でも女性に人気が高いシリーズである。フラップ開閉式で、シンプルなゴールドのボタンが印象的。ポルトフォイユ・エミリーは、このフラップ部分が優しく弧を描くような形状になっている。
都会的な洗練された印象を、女性らしさを堪能できる逸品となっている。ダミエ・アズールのシンプルで爽やかな印象とも相性がよく、華やかな財布を持つことができる。
小銭入れ、札入れ、カード入れなどがすべて一気にチェックできるタイプになっているので、さっと必要なものをすぐに取り出すことができるのも人気の理由の一つだ。収納力も申し分なく、中古市場でも人気の商品となっている。
ポルトフォイユ・オリガミ コンパクト
ルイヴィトンのアイテムの中には日本の文化に影響されたものがいくつかある。ダミエは市松模様をイメージしたものだが、さらにこのポルトフォイユ・オリガミコレクションはその名のとおり折り紙をイメージして作られた財布である。
正面のデザインは折り紙で作ったような角ばったデザインになっており、さらに内部も左右非対称で折り紙のような印象。背面には紙幣やレシートを入れることができるポケットがついているのでわざわざ財布を開かなくてもスムーズに支払いができるというのも機能的。
ロングタイプとコンパクトタイプがあるが、近年はややコンパクトの方が人気の傾向にある。コンパクトはバッグが小さめの女性に、ロングは男性におすすめである。ポルトフォイユシリーズの中でもとくにユニセックスな印象が強いので、男性でも気兼ねなく使うことができるだろう。
ダミエ・アズールの買取相場
ダミエ・アズールのアイテムの買取相場をチェックしてみよう。ダミエ・アズールのアイテムはどれも定番で人気があり、トレンドやシーズンによって価格が変動することが少ない。また、モノグラム、ダミエ・エベヌと比較してもあまり買取価格が変わらないという特徴もある。
よって買取価格は、状態によって変動するケースが多いと言える。新品未使用品、一般的な中古品、ジャンク品の順に、それぞれどれくらいの買取価格になるのだろうか。
新品未使用品
新品未使用品のダミエ・アズールのアイテムは、定価の8割程度での買取が可能となっている。ネヴァーフル、ジッピーウォレットなどの男性、女性がともに使いやすいアイテムであれば、満足のいく価格で買い取ってもらえるだろう。
ご紹介したノエなどは、巾着バッグがトレンドになっているうちに買取に出しておくことをおすすめする。カバー、外箱なども込みで新品未使用品と査定してくれる買取業者がほとんどなので、これらの付属品も捨てずに取っておくようにしよう。
一般的な中古品
数回使用し、使用感がややあるようなアイテムは、定価の半額~7割程度での買取となる。使用頻度や使い混み具合によって価格が大きく変動し、査定基準も買取業者によってかなり違うので査定に出す前はよくその買取業者の買取実績、買取価格表などを確認しておくようにしよう。
底面のスレや内側のベタつき、汚れなどがあったり、機能面に影響があるような付属品がない場合は定価の半額以下の買取価格となるケースもある。
ジャンク品
ファスナーが壊れている、部品が欠品している、レザーが破れているといったジャンク品は、定価の1割程度で買い取ってくれるケースもある。ダミエ・アズールのシリーズは総じて人気があるので、よほど使えないというわけではない限り数千円でも買取価格がつく。処分してしまわずに、買取査定に出してみるようにしよう。
ジャンク品単品だけでなく、他のブランド品とまとめて売ることでより高い買取金額を期待できる。とくに宅配買取や出張買取など、買取業者の負担が大きい買取方法を選択する場合はまとめ売りをするようにしよう。
ダミエ・アズールを高く売るコツ
ダミエ・アズールの買取相場は1割~8割程度となっているが、その中でも一般的な中古品は買取金額の差が大きい。どのようなアイテムが高く売れるのか、また少しでも高く売るために何をすればいいのかを考えてみよう。
メンテナンスをおこなう
ブランド品はその状態が買取価格を大きく左右させる。少しでも中古品を高く売りたいのなら、定期的にしっかりメンテナンスをおこなうようにしよう。ダミエ・アズールは汚れにくいコーティングをしているのでよほどのことがない限り汚れが取れなくなるということはない。
汚れたらすぐに乾いた布で拭き取り、シミにならないようにしておこう。バッグの底面、角は汚れやすく、傷もつきやすい。よくメンテナンスしておき、売るつもりがあるのなら丁寧に扱うようにしよう。
状態が劣化する前に売る
どんなに大切に扱っていても、自宅で個人が保管しているとどうしてもい汚れが目立つようになったり使用感が出たりしてしまう。状態が劣化するとその分買取金額も下がるので、不要になったダミエ・アズールのアイテムは早めに買取に出すようにしよう。
ダミエ・アズールのアイテムはトレンドと関係のない定番のアイテムが多いが、それでも新作、新シリーズが登場した際は話題となり、買取価格も高騰する傾向にある。販売されて直ぐが一番買取価格は高くなるが少なくとも半年~1年以内に買取に出すと高く買い取ってもらうことができるだろう。
プレゼントでもらったものの使い道がない、趣味に合わないというアイテムは使用感が出てしまう前に早めに買取に出すようにしよう。
買取実績が豊富な業者を選ぶ
買取実績が少ない買取業者に買取査定を依頼すると、明確な査定基準がわからないまま適当な価格をつけられてしまう可能性がある。ダミエ・アズールは高く買い取ってもらうことができるシリーズなので、安く買い叩かれてしまわないためにもその買取業者の買取実績を確認することは大切だ。
どれくらいの年数営業を続けているのか、ブランド品の買取実績はあるのか、またルイヴィトンのアイテム、ダミエ・アズールのアイテムをどれくらいの価格で買い取っているのか、事前に下調べしておこう。十分に信頼できる買取業者だと自分で判断してから買取に出すことが大切だ。
買取業者の比較なら比較サイトが便利
最初から一つの業者にのみ査定を依頼してしまうと、正確な買取金額を把握することができず、損をしてしまう可能性がある。より高い買取金額を出してもらうためには、複数の買取業者に査定を依頼して比較し、さらに価格交渉をすることが大切だ。
しかし、一日になん店舗も買取業者をまわったり、何度も宅配買取を依頼するのは時間もかかる。近くに買取業者が複数ないという方も多いだろう。
そんなときにおすすめなのが一括比較サイトである。買取業者が複数登録されており、売りたいダミエ・アズールのアイテムやユーザーの情報を入力するだけでさまざまな買取業者からの査定金額を比較できるのだ。それからじっくり買取業者を決めることができるので、自分の都合で売却を進めたい、近くに複数の店舗がなくてもブランド品を高く売りたいという方にはぜひ利用してみてほしい。
まとめ
ルイヴィトンの中でも人気が高いダミエの中でも「白ダミエ」とも呼ばれることがあるダミエ・アズール。バッグ、財布、小物などさまざまなアイテムが登場しており、どれも非常に人気が高いアイテムばかりだ。
ダミエ・アズールのアイテムを売る際は、より高く買い取ってもらえるようにメンテナンスをおこなったり、早めに買取に出したり、買取業者選びにも注意する必要がある。買取業者の比較は、まとめて一度に複数の業者の査定金額を知ることができる一括比較サイトがおすすめだ。
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