ルイヴィトンから2014年に新たにメンズラインとして登場したのがダミエ・コバルトだ。今までメンズラインで主流だったグラフィットよりさらにモダンな印象を楽しむことができるデザインで、新しいシリーズながら徐々に注目を集め始めている。
今回は、そんなダミエ・コバルトについて、その特徴や人気アイテム、さらには実際の買取相場などについて見ていこう。
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ダミエ・コバルトとは?
ダミエ・コバルトは2014年秋冬のコレクションで登場したメンズラインである。ルイヴィトンのメンズスタイルのディレクターであるキム・ジョーンズ氏が手がけたもので、パリジャンをイメージしたデザインと発言している。青空や深海を思わせる深いコバルトブルーが印象的でルイヴィトンの歴史あるダミエと絶妙なマッチを見せている。
洗練され落ち着いた雰囲気のコバルトブルーは、持つ人の心を穏やかにそして気品溢れるものにしてくれるだろう。上品で知的な印象を与えることができるのでビジネスシーンでも大活躍しそうなアイテムがそろっている。このダミエ・コバルトの発表は世界中で注目されており、ライブ中継されたことでも話題となった。オンラインでの先行発売をおこなったのもこのダミエ・コバルトラインが初めてである。
ダミエ・コバルトとグラフィットの違い
ダミエ・コバルトが登場するまで、ルイヴィトンのメンズラインで主に人気があったのはグラフィットである。もちろんグラフィットは今でも大人気のシリーズであり、ダミエ・コバルトの登場の際はしばしばグラフィットと混同されることもあった。実際に比較してみても柄の大きさなどにもほとんど違いがなく、色味も非常に似ている。
ダミエ・コバルトのコバルトブルーは、かなり黒に近いカラーをしており、よく見なければブラックとは見分けがつかないだろう。しかしこの絶妙なブルーがダミエ・コバルトの最大の持ち味となっており、光に当たるとブラックよりもツヤ、透明感を感じることができるのだ。
グラフィットはルイヴィトンの中でも人気のデザインだが、他の男性とアイテムが被ってしまう可能性も高い。そんなときにダミエ・コバルトのアイテムを選べば、一見すると他の人には分からなくても自分だけのおしゃれを楽しむことができるだろう。
ダミエ・コバルトの人気アイテム
ダミエ・コバルトはまだ登場したばかりの歴史の浅いラインだが数々の使いやすいアイテムが登場している。その中から人気のあるアイテムをチェックしてみよう。人気のアイテム、かつ状態のいいアイテムであれば、中古市場でも高い金額で取引される。
お手元にダミエ・コバルトのアイテムがあるという方は自分の持っているアイテムが人気のアイテムなのかどうか確認してみよう。
ポルト ドキュマン・ ビジネス
ダミエ・コバルトはメンズ向けのアイテムが多く、その中でもビジネスシーンで使用できるアイテムがたくさん登場している。その中でももっともオーソドックスなビジネスバッグがポルト ドキュマン・ ビジネスである。コンパクトですっきりとしたシルエットでありながら、たくさんの荷物を入れることができる機能性の高いバッグとなっている。
内側にもポケットがあり、資料、財布などをきちんと整理して入れておくことが可能。さらに外側にもファスナーつきのポケットがついている。反対側にはキャリーケースに引っ掛けられるベルトもついているので出張の多い方でもストレスなく使うことができるデザインだ。
また、ショルダーバッグにするためのストラップが付属しており、荷物が多い方、自転車などで通勤している方にもおすすめだ。シンプルなデザインでダミエ・コバルトの美しさを堪能することができる。
グラフィットと比較するとその違いを実感することができるだろう。他のビジネスマンとは一味違うバッグで個性を出したいという方は、ぜひダミエ・コバルトのポルト ドキュマン・ ビジネスをチェックしてみてほしい。
トート ・グリニッジ
トート ・グリニッジは、縦長のトートバッグとなっている。A4サイズのファイルやノートパソコン、タブレットなどをしっかり収納することができ、それでいて普通のビジネスバッグとは一味違ったデザインを楽しむことができる。全面のダミエ・コバルトも印象的だが、ハンドル部分や上部のレザーがアクセントになっている。
鍵もポイントとなっており、他のルイヴィトンのシリーズではなかなか見られないレアなアイテムだ。そのため、中古市場でもトート ・グリニッジのアイテムは高価格で取引されやすい。ストラップが付属しているので、これらの付属品などもきちんとそろえて買取に出すことで高価買取を期待することができるだろう。
メッセンジャー・グリニッジ
カジュアルにもビジネスシーンにも使えるバッグがほしいという方におすすめなのがメッセンジャー・グリニッジである。トレンドのメッセンジャーバッグの形を取り入れつつ、ルイヴィトンらしい品格も楽しめるデザインとなっている。上部にファスナーがついており、開閉も簡単。
中にもポケットがたくさん取り付けられているので荷物がバラバラになることもない。外側にはファスナー付きのポケットもあり、機能性も非常に高いバッグである。近年は自転車やバイクで通学、通勤する方も増えてきており、このようなカジュアル寄りのバッグも高い人気がある。
ルイヴィトンはハイブランドの中でも、このようなカジュアルなビジネスバッグがたくさん登場している。中でもダミエ・コバルトにはユニークなデザインのバッグが多いので、1度チェックしてみよう。
キーポル・ア・ド
ルイヴィトンの中でも歴史が長く、人気が高いシリーズとしてキーポルがある。ボストンバッグの元祖とも言われているシリーズで、大容量でたっぷりの荷物を収納することが可能だ。サイズによっては1泊2日程度の旅行もこれ1つで済ませることができる。
ダミエ・コバルトから登場しているキーポル・ア・ドは、さまざまな使い方ができる画期的なキーポルの新シリーズとして注目を集めている。普通の大きめのハンドバッグとして持つことはもちろん、付属のショルダーストラップをつけることで肩掛けにも斜めがけにも使うことができる。さらにリュックにできるストラップが付属しており、このストラップは肩が痛くならないようなクッション性の高い素材が使用されている。
荷物が重たくなってしまう方や自転車、バイクなどで通勤、通学、旅行に出かける方などには非常におすすめのアイテムと言える。他のラインからはこのキーポル・ア・ドは登場していないので、非常にレアなアイテムである。中古市場でも高額で取引されているので納得のいく価格で買取に出すことができるだろう。
ポルトフォイユ・マルコ
メンズ向けのコンパクトなふたつ折り財布の中でも人気が高いポルトフォイユ・マルコ。スマートな設計になっており、パンツのポケットにも違和感なく収納することができる。紙幣、カード、小銭を入れることができるので必要最低限のアイテムであればこれ1つで済ますことができるだろう。
ルイヴィトンのポルトフォイユ・マルコはさまざまなラインから登場しているが、ダミエ・コバルトのアイテムも非常に人気がある。他の人とは違う、それでいて使いやすくスタイリッシュなふたつ折り財布がほしいという方におすすめだ。
ポルトフォイユ・ブラザ
ルイヴィトンの財布の中でも比較的大きく、収納力が高いポルトフォイユ・ブラザ。サイズ感は大きくなっているが、スリムなデザインなのでジャケットの内側のポケットにも入れておくことができる。フランス人の探検家、ピエール・ブラザにちなんで名付けられたとおり、生活に必要なあらゆるものをこれ1つに収めることが可能だ。
カードのポケットが16個あり、紙幣、名刺、チケット、レシートなどを収めることができる。深めのポケットがたくさんあるので大切なものを区別して入れておくことも可能。小銭入れもしっかり大きくなっているので、財布の中身がごちゃついてしまいがちだという方にはおすすめだ。
ダミエ・コバルトの買取相場
ダミエ・コバルトのアイテムの買取相場をチェックしてみよう。ダミエ・コバルトはまだ登場したばかりのラインなので、買取価格も総じて高めになっている。発売日から日が経ってしまうとこれよりも安くなってしまう可能性が高いので、不要になったダミエ・コバルトのアイテムは早めに買取に出すようにしよう
新品未使用品の場合
新品未使用品のダミエ・コバルトのアイテムは、定価の80%~86%程度での価格で買取可能な業者もある。財布やビジネスバッグなど、需要のあるアイテムであれば高い金額で買い取ってもらうことができるだろう。
反対にあまり需要のないようなアイテムであっても、ダミエ・コバルトのラインは世界的にも人気があるので比較的高い価格での買取が可能だ。買取業者がダミエ・コバルトのアイテムを買い取ったことがあるか、また実際の買取金額などをしっかりチェックしてから査定を申し込むようにしよう。
一般的な中古品の場合
数回使用し、やや使用感のあるアイテムの場合は、定価の50%~70%程度での買取が可能となっている。バッグは型崩れしていない、財布なら擦れがないようなアイテムは比較的高い価格で取引することができるだろう。やや型崩れしている、財布の内側の擦れなどが気になるというアイテムでも、まだまだ使えるような状態であれば定価の半額程度での取引が可能だ。
買取業者に査定を依頼して査定金額に納得できない場合は、その理由を聞いてみよう。査定基準は買取業者によっても大きく変動するので、内容によっては他の業者に相談することでより高く買い取ってもらうことができるかもしれない。
ダメージが大きい場合
ファスナーが壊れている、底面の汚れが気になる、付属品が欠けているといったいわゆるB品のアイテムでも、定価の30%程度で買い取ってもらえる可能性がある。ビジネスバッグやトートバッグ、財布などは、多少ダメージが大きくても十分に値段をつけて販売することができるため、諦めずに査定に出すようにしよう。
より高く買い取ってもらいたい場合は、他のブランド品とまとめて買取に出したり、下記にご紹介する高く買い取ってくれる買取業者選びもチェックしてみてほしい。
ダミエ・コバルトを高く買い取ってくれる業者
ダミエ・コバルトを買取に出す際、より高く買い取ってもらうにはどのような業者を選ぶべきなのだろうか。買取査定を依頼する際は、1つの業者にいきなり決めてしまわずに複数の業者に査定を依頼して査定金額や対応を比較する必要がある。より高く買い取ってくれる業者にはどんな特徴があるのか、またどんな買取方法を選べばいいのかなど、買取業者選びについても考えていこう。
ブランド品の買取を専門にしている
買取業者は近年は非常にたくさんあり、どこを選べばいいかわからないという方も多いだろう。その中には家具や家電、アパレルアイテムなどを何でも買い取ってくれる総合買取業者もあるが、ルイヴィトンなどのハイブランドのアイテムを買取に出す場合はブランド品の買取を専門にしている業者を選ぶことをおすすめする。
ブランド品の査定のマニュアルが整っており、スタッフも経験豊富である可能性が高い。またブランドのトレンド、最新情報もしっかりチェックしている業者が多いので、そのときの1番適正な価格での取引が可能だ。ブランド品の中でもハイブランド、さらにバッグや財布などのレザーアイテムの買取を得意としている買取業者を選ぶようにしよう。
ルイヴィトンの買取実績が多い
ブランド品買取業者を見つけたら、次はルイヴィトンの買取実績についてチェックしてみよう。ホームページに買取実績を掲載している業者は多いので、事前に確認しておくことをおすすめする。ルイヴィトンはハイブランドの中でも世界的にメジャーなブランドなので買取をおこなっている業者は多い。
しかしその中には、モノグラムやダミエ、エピなどの人気のラインの買取ばかりをおこなっている業者もある。ダミエ・コバルトのような最新のラインの買取もおこなっているのか、また買取金額はどれくらいになっているのかを見てみよう。十分な買取実績があるのか、また買取金額には納得できるものなのかよく考えてから買取査定を申し込む必要がある。
ネットでの取引をメインにしている
買取業者には店頭で直接査定をおこなうタイプとネットでのみ買取、販売をおこなっているタイプがある。その中でもより高く買い取ってもらえる可能性が高いのはネットでの買取、販売をメインにしている業者である。店舗を運営するには家賃、人件費、光熱費などがかかり、その分のコストを買取金額から差し引かれてしまう可能性が高い。
反対にネットでのみ運営をおこなっている業者は、家賃などのコストがかからない分、買取金額を上乗せしてくれるのだ。ネットでの買取はホームページから申し込みをし、宅配キットを受け取って自分のペースで買取の準備を進めることができる便利なシステムとなっている。高く買い取ってもらいたいという方だけでなく、近くに買取業者がない、売りたいものが多くて店舗に持っていけないという方にもおすすめの買取方法である。
中には出張買取という、査定スタッフが自宅まで査定に来てくれるという方法を採用している業者もあるので、スタッフと対面して取引をしたいという方はこちらの方法を試してみてもいいだろう。
手数料などが無料
買取業者に査定を依頼する際は、手数料にも着目しておこう。査定料、キャンセル料、送料、振込手数料など、買取業者の中にはさまざまな名目で査定料を差し引くというところもある。
事前の査定の金額がよくても、このように査定金額から手数料を差し引かれてしまうと結局他の業者の金額と変わらない。場合によっては安くなってしまうという可能性もある。とくに宅配買取、出張買取の場合は、送料や宅配キットの料金、出張料などに注意しよう。
まとめ
2014年に登場したばかりの新しいメンズライン、ダミエ・コバルト。従来のグラフィットに似ているラインではあるが、より深いブルーが加わり、味わい深く美しい色合いが特徴的だ。まだ登場したばかりで品数は少ないが、グラフィットや他のラインにはない個性的なアイテムも多数登場している。流通している数も少ないため、中古市場ではまだまだ高額で取引されているアイテムばかりだ。
買取査定に出す際は、ブランド品の買取を専門としている、ルイヴィトンの買取実績が多い、また手数料がかからないなど買取業者選びも慎重におこなうようにしよう。きちんと買取業者を選ぶことで、より満足のいく価格での取引が可能となるだろう。
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