男性・女性問わずに長年愛され続けているブランドといえばルイ・ヴィトンだろう。ロゴを見ただけでも誰もがルイ・ヴィトンとわかるほどの知名度があるので、憧れのブランドとしてあげる人も少なくないのである。そんな数あるルイ・ヴィトンのアイテムの中でもポルトフォイユサラを知っているだろうか。
長年に渡り人気のあるラインになり、誰もが1度は見たことがあるかもしれない。デザインだけでなく機能性にも優れていることからファンを多く持つ長財布なのである。ポルトフォイユサラの買取を検討していて、少しでも高額買取を希望している人もいるだろう。でも中古品というと驚くほど安い買取額になってしまうことも少なくないのである。
中古品に出すのは手間もかかる割に損だと思っている人も少なくないはずである。そんなポルトフォイユサラを少しでも高額買取してもらうためのポイントに付いて説明しながら、査定ポイントや中古品相場について詳しく説明していきたいと思う。買取を検討している人はぜひ参考にしてほしいものである。
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ルイ・ヴィトンとは?
ルイ・ヴィトンのブランドができたのは1854年だと言われている。創設者のルイ・ヴィトン(※ブランド名と同じ)は1821年にフランスのアンシェにて産まれた。16歳の頃にパリのアトリエで職人見習いになり、その頃には旅行かばんの職人として生きると決めていたと言われているのである。
コピー品対策
ルイ・ヴィトンがいたアトリエでは木箱やトランクなどを顧客の要望に沿って特別注文によって作るなど今のルイ・ヴィトンのもとになったといわれているのである。その後、ルイ・ヴィトンは世界的に認められるようになる。その頃ルイ・ヴィトンを悩ませていたのは偽物(コピー品)が出回ってしまったことだろう。
これを解決したのは息子のジョルジュ・ヴィトンだったと言われている。偽物対策として生み出したのが今ではブランドのアイコン的な存在となっているモノグラムやダミエだったと言われているのだ。今ではルイ・ヴィトンについて詳しくない人であっても思い出すぐらい、人気のラインでもある。
転機と魅力
ちなみに今のルイ・ヴィトンはファッションなどの分野にも積極的に取り組んでいるのだが、これは1997年にマーク・ジェイコブスを共同開発者として招き入れたことにあると言われている。ルイ・ヴィトンにとって大きな転機になったといっても過言ではないのである。
時代の先端をいくおしゃれなアイテムを次々と発表しており、定番のモノグラムやダミエはもちろん毎年のように登場する新作や限定品を楽しみにしている人も多いのではないだろうか。コラボ商品なども多くルイ・ヴィトンならではの魅力で溢れている。
バッグやお財布などの人気アイテムはもちろん、化粧ポーチやオーガナイザーなどアイテムの種類も豊富なのが特徴である。どれも大人の上品さやエレガントさを感じられるのは、ルイ・ヴィトンがこだわり作っている本物の品だからだろう。
ルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラとは?
ポルトフォイユサラは、フランス語で封筒を指す言葉だと言われている。お財布なのに封筒とネーミングがついていることに不思議だなと思う人も少なくないのではないだろうか。お財布の形がとても特徴的でフラップ(蓋)がついている形をしているのである。ポルトフォイユサラが発売された当時はこの蓋の部分が真っ直ぐなシンプルな作りをしていたと言われている。
ポルトフォイユクレディと呼ばれるラインがあるのだが、この次に発表されたものになり、収納力を高くしたことでも話題になったのである。例えばクレジットカードポケットは6個、札入れ2個、小銭入れ1個、オープンポケット1個を兼ねそなえた財布と言われている。デザインはモノグラムになり落ち着いた印象のものとして、大人の女性に愛される財布だったのである。
2014年には形をモデルチェンジして、蓋の部分を逆三角形の形に変えている。カードポケットは16個、お札入れ2個、小銭1個、内ポケット2個、背面ポケット1個と中身の収納力も格段に高いものに変更している。この形にしてからより耐久性が高くなり角の傷みやスレが少なくなり、新品時の美しい姿のままで使えるアイテムとしてもさらに人気を高める結果になったといわれている。
今のポルトフォイユサラはモノグラム・ダミエ・エピなどの定番のデザインはもちろん、その年によって新作を生み出しながら時代の先端を行くデザインを作り出している。同じポルトフォイユサラであったとしてもデザインによって印象が変わるのも面白いポイントといえるのではないだろうか。機能性の高さも定評があるのでデザインも機能性もどちらも妥協したくない人から愛されているラインになるのだ。
ルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラの偽物もあるって本当?
ルイ・ヴィトンの人気は日本だけでなく世界的にも注目されているブランドである。そのため残念ながら偽物が多く出回ってしまっていることでも知られているのだ。どこで購入したのかによっても変わるのだが、直営店で購入した場合は偽物の心配はない。
しかし、通販サイトやオークションサイトで購入した場合は本物だと思って購入していた財布が実は偽物だったなんてことも珍しくないのである。例えば品質を保証するための保証書があったとしても、それが本当に正規の保証書である証拠はないだろう。なかにはその保証書も偽物だったなんてことも珍しくないのである。
偽物がたくさん出回っているからこそ、偽物と本物をどうやって見分けるのか事前に把握していないと損をする結果になってしまうのである。
ルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラの偽物を見分ける方法
誰もが気になるのがルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラの偽物と本物を見分ける方法ではないだろうか。見てすぐに偽物だとわかるものもあれば、見比べてみたとしても偽物か本物か区別ができないほど精巧に作られているポルトフォイユサラも存在する。
製造番号
例えば製造番号を知っているだろうか。ルイ・ヴィトンのバッグや財布などについているシリアルナンバーと呼ばれるものになるのだが、すべてのものに刻印されている。このシリアルナンバーがとても重要なポイントになり偽物と本物を見分けるときのポイントになる。
シリアルナンバーの番号を調べればわかるのだが、これは業者でないと判断できない。自分で確認するときのポイントとして刻印の深さが一定・均一になっていないものや文字のフォントがおかしいものなど、作りが雑になってしまっているものが多い。
基本的にシリアルナンバーの表記は、製造国のアルファベット2文字+製造週と製造年の数字4桁になるので、この法則にあっていないものは偽物の可能性があるのだ。
ブランドのロゴ
同時にブランドロゴでも判断できるのである。ロゴというのはいわばブランドの看板的な存在でもあるのだ。このロゴが粗雑な作りになってしまったり、フォントにちょっとした違いがある。
ルイ・ヴィトンのOが本物の場合はまんまるの形をしているのだが、偽物の場合は細長い形をしているなど明らかな違いがあるのである。文字が潰れていることも多く、看板であるロゴがこんなに雑に作られているはずがないのである。
他のポイント
他にも見分けるポイントとしてポルトフォイユサラの裁縫部分が均一でなく、使っているうちにすぐにほつれてしまう場合や素材の質が悪い場合なども偽物の可能性があるのだ。ルイ・ヴィトンはレザーを使ったアイテムが多く素材の質に徹底したこだわりがある。それなのにゴムのような質の悪いレザーを使用していて、硬いものになると偽物の可能性が高いのである。
偽物を見分けるためにはまずは本物を知ること。その上でおかしいなと思えるかどうかが重要なポイントだといえるのである。なかには偽物と気付かずに買取に出すときになって指摘されて偽物と気付く場合も少なくないのである。これでは損をすることになってしまうので、まずは本物と思い込まずに偽物かもと疑う気持ちを持つようにしたいものである。
ルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラの中古品買取相場は?
ポルトフォイユサラがどのぐらいの中古品相場になっているのか、買取額がどのぐらいなのか、誰もが気になるポイントといえるのではないだろうか。なかには想い入れのあるアイテムだからこそ納得できる取引額でないと買取に出したくないなんて人もいるかもしれない。
ラインによって違いがある
モノグラムやダミエの場合は5,000円~20,000円前後、モノグラムのヴェルニは3,000円~、モノグラム・アンプラントは50,000円~70,000円前後、ダミエは10,000円~15,000円前後、エピは20,000円~30,000円(※色による)、ダミエ・アズール5,000円~など、同じポルトフォイユサラでもラインによって買取額には大きな違いがあることがわかる。
もちろん買取店によっても違うので、今紹介した価格は一例にしか過ぎないのだが、少しでも高額買取してもらえたら嬉しいものだろう。
新品や未使用の場合
ルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラの買取額はどのぐらいの使用状況なのかによっても買取額が変わるものである。例えば新品や未使用品の場合は70%~75%程度の価格で買取されることが多いのだが、発売されてから新し目のものになると買取額が80%程度に上がることもある。
使用感が目立つもの
使用感が目立つものになると40%~50%前後になり、角スレや修理が必要なものになってしまうと定価の5%程度の買取額になってしまうこともあるのである。正直5%になると買取に出すべきか悩んでしまう人もいるかもしれない。
ルイ・ヴィトンの場合は偽物でもない限り、買取時に1円も価値がないものは存在しない。20年以上前に発売されたものだとしても買取してもらえる場合も多く、使わないからと捨ててしまうのであれば買取に出してみてもいいといえるのではないだろうか。
ポルトフォイユサラの査定のポイントが知りたい!
ポルトフォイユサラを買取に出すときに業者はどんなポイントを見て買取額を決めているのか、不思議に思ったこともあるのではないだろうか。査定ポイントは買取店によっても異なるのだが、査定ポイントを知っていると安心して取引ができるはずである。
汚れ
ポルトフォイユサラの場合、お財布ならではの汚れが出てしまう場合が多い。例えばカードポケットの部分がスレて汚れてしまったり、小銭入れの中が黒くなってしまうことも珍しくない。お財布の角の部分が剥げてしまっているなど使用頻度の多いものになるとどうしても汚れてしまうのである。
多少の目立たない傷や汚れであればそこまで買取額に影響することはないのだが、明らかに目立ってしまっている場合は買取店としても積極的に買取したいとは思えなくなってしまうので出来るだけキレイに掃除しておこう。
ブランド品に強い買取店を選ぶ
買取に出すときにブランド品に強い買取店を選ぶこともとても重要なポイントでおすすめになる。ブランド品に強くない買取店では、ブランド品の価値についての知識が豊富ではないため、対した金額にならなかったなんてことにもなってしまうのである。
ポルトフォイユサラを買取に出す前にセルフクリーニングは必須!
買取に出す前にポルトフォイユサラをできる限りできれいにセルフクリーニングをして買取店に持ち込むようにして欲しい。というのも査定をおこなうのは毎日何十個も中古品を見て査定をおこなうプロである。気持ちよく取引したいと思っていても状態が悪いものやきれいに使おうという気持ちがないものもあるのだ。
セルフクリーニングは自宅で簡単にできるもので構わないのである。例えばホコリを取ったり、小銭ポケットの中にあるゴミや髪の毛を取り除くだけでも十分なセルフクリーニングになるのだ。これだけで買取額が変わる場合も珍しくないのである。
ルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラを買取に出すときは買取店をしっかりと比較したうえで決めること、できる範囲でいいのでセルフクリーニングをするなど、ひと手間かけるようにしてほしいものである。せっかくなら高額買取してもらおう。
まとめ
今回はルイ・ヴィトンのポルトフォイユサラを少しでも高額買取してもらうためのポイントや査定ポイントや中古品相場について紹介した。買取額は長財布の状態によって違うのはもちろんだが買取業者によっても異なる。
きちんとメンテナンスをして買取業者選びを間違えなければ、納得の価格で取引することができるだろう。ぜひ今回の記事を参考にしてスムーズな取引をしてもらいたい。
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