ルイヴィトンの代名詞でもあるモノグラムをロマンティックに楽しむことができるモノグラム・イディール。女性向けのラインで、通常のモノグラムよりもフェミニンな印象のアイテムがそろっている。
モノグラム・イディールの特徴やカラー、人気のアイテムについて見てみよう。さらに買取相場、高く売るためのコツについてもご紹介する。
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モノグラム・イディールとは?
モノグラム・イディールは2010年にモノグラム・ミニラインの後継として誕生した。小さめの品のあるモノグラムが特徴的だ。ミニ・ラインの特徴と言えば光沢感のある素材、カーフレザーとの切り替え。
このようなミニラインの特徴はそのままにモノグラム・イディールはより女性らしいデザインのラインとなっている。シックなカラーがそろっており、ハイブランドのアイテムを上品に持つことができる。モノグラムのラインの中でも珍しいカラーになっているので、これまでにルイヴィトンのモノグラムのアイテムを持っていたことがあるという方でも新鮮な気持ちで手に取ることができるだろう。
素材はコットンとナイロンをミックスした素材になっており、従来のミニラインよりもしなやかでしっとりとした仕上がり。身体にフィットし、使うたびに馴染んでいく楽しさを味わうこともできるだろう。軽く丈夫になっており、どのようなシーンでも使うことができる。荷物が多い方の通勤、通学に、また大きなサイズのものであれば旅行に持っていくことも可能。
さまざまなシーンで活躍してくれるアイテムがそろっている。イディールとは理想の恋、純愛という意味のフランス語。ロマンティックでフェミニンな印象が強いネーミングとなっている。
モノグラム・イディールのカラー
モノグラム・イディールには主に主に3つのカラーが登場している。どれも明るいパステルカラーでありながら、サイドや淵に使用されているレザーが全体をきゅっと引き締めてくれている。ルイヴィトンらしい、絶妙なバランスの取れたカラーを楽しもう。
モノグラム・イディールのアイテムは品のあるカラーばかりとなっているが、それぞれに違った印象を楽しむことができる。それぞれのカラーの特徴、印象をチェックしてみよう。
セピア
アンティークローズ風のカラーのセピア。ピンク、ブラウン、レッドなどを感じさせる品のあるカラーで、モノグラム・イディールの中でもより一層女性らしい印象となっている。
パーティーシーンに活躍しそうなバッグや毎日使える財布などに取り入れる方が多いようだ。
アングル
ブルーのインクのようなカラーがアングルである。透明感の強いカラーで、普段カジュアルなファッションを好んでいるという方でも取り入れやすいカラー。
1年を通して使いやすく、どんなシーンにも活躍するのでモノグラム・イディールの中でも人気の高いカラーである。
フザン
黒に近いチャコールブラウンのカラーを楽しめるフザン。モノグラム・イディールの中でもより一層大人っぽいカラーになっている。
どんな年代の女性でも使いやすく、またビジネスシーンや通学、公式な場でも使いやすい品のあるカラーである。
モノグラム・イディールの人気アイテム
モノグラム・イディールからはさまざまなアイテムが登場している。ルイヴィトンの人気シリーズのバッグからモノグラム・イディールの生地を存分に楽しめるシンプルで機能性の高いアイテムまで、いずれも人気があり今でも高額で取引されている。正規店で購入できなくなっているものであれば、中古市場でもますますその需要は高まることだろう。
不要になったモノグラム・イディールのアイテムがあるという方は、そのアイテムが人気アイテムかどうかを確認してから買取査定に出すようにしよう。買取業者によっては強化買取中になっている可能性もあり、金額を上乗せしてくれるケースも多い。
ランデヴー
デイリーユースにおすすめのショルダーバッグがランデヴーである。くったりとしたシルエットが特徴的で、身体にぴったりとフィットする使い心地を楽しむことができる。大きめのサイズのバッグで、A4の書類などたくさんの荷物を入れておくことが可能だ。
通勤、通学にももってこいのバッグである。さらに開閉も簡単なのでマザーズバッグとして使えば必要なものをすぐに取り出すことができるだろう。サイズは数種類あり、主に人気なのはMMとPMである。
MMは横幅41センチ、PMは横幅37センチとなっている。荷物が多い方はMMサイズ、コンパクトで収納力の高いバッグがほしいという方にはPMサイズがおすすめ。モノグラム・イディールのランデヴーはその独特の生地の質感を堪能できるだけでなく、サイドやワンハドルのレザーのカラーも楽しめるデザインになっている。
ソミュール
カジュアルな印象になってしまうメッセンジャーバッグを上品にまとめたのがソミュールである。ベルト部分やフラップ部分のフチ取りのレザーとモノグラム・イディールの生地の切り替えがインパクトを与え、さらにレザーのストラップが全体をより上品な印象にまとめてくれている。
このストラップは取り外し、サイズ調整が可能でハンドバッグのように持ったり斜めがけにして使うことも可能。両手をあけて行動できるのでショッピングや小さなお子様との外出にも便利なバッグである。
コンパートメントはふたつに分かれており、コンパクトなバッグながら収納力が高く、大切なものをわけて収納することができるという機能性においても人気である。横幅24センチのPM、横幅30センチのMMがあり、どちらも人気である。より上品に使いたいという方にはコンパクトなPMがおすすめだ。
ノエ
一時期は廃盤になっていたものの、近年の巾着バッグの人気にともなって復活したのがノエである。ころんとしたフォルムが可愛らしく、女性らしいフェミニンな印象のバッグだ。正面にはルイヴィトンの刻印があり、高級感を高めてくれている。巾着式で開閉が簡単という手軽さも人気の理由の1つである。
もともとはシャンパンを運ぶためのバッグだったというだけあり、収納力は抜群。シャンパンの瓶を5本も持ち歩けるほどの大容量で、中には仕切りなどもないのでたくさんの荷物を持ち運ぶことが可能だ。ノエは横幅が32センチあり、かなり大きめ。通勤や通学にももってこいのサイズ感である。
ややコンパクトにノエの魅力を楽しめるのがノエPMである。横幅27センチとなっており一回り小さいが、それでも機能性、収納力は変わりなく使うことができる。レザーのストラップで全体の高級感が一層増し、どんなファッションでも上品にまとめることができるだろう。
ネヴァーフル
ルイヴィトンの中でも人気の高いバッグ、ネヴァーフル。シンプルなトートバッグで、それでいてしっかり荷物を入れることができる。ハイブランドのトートバッグがほしいという方から高い人気があり、ルイヴィトンからもさまざまなラインでこのネヴァーフルを発売している。
ネヴァーフルの魅力はその収納力だけでなく、モノグラム・イディールの柄を堪能できるという点にもある。小さいモノグラムが散りばめられたモノグラム・イディールのネヴァーフルは、カジュアルなイメージのトートバッグをラグジュアリーな印象に変えてくれる。
モノグラムは派手すぎるものの質のいいバッグを使いたいという方には、モノグラム・イディールのネヴァーフルはおすすめである。さらにモノグラム・イディールの素材はかなり軽いので、荷物が多くなってしまう方の負担にもなりにくい。丈夫で雨などにも強いので通勤、通学など毎日使っても長くキレイなままで楽しむことができるだろう。
ポシェット・アクセソワール
近年はコンパクトなバッグがどんなシーンでも人気である。モノグラム・イディールのコンパクトで上品なバッグがほしいという方におすすめなのがポシェット・アクセソワールである。シンプルなファスナー開閉式のバッグで、中に仕切りなどはなく必需品だけをいれて持ち歩くことができる。
ストラップが付属しているので商品名のとおりポシェットとして使うこともできるが、取り外してバッグインバッグとして利用することも可能。旅行や出張の際の必需品を入れておいたり、機内持ち込みしたいアイテムだけを入れておくという使い方もおすすめ。1つあれば何かと便利なバッグである。カジュアルからフェミニンまで、どんなファッションにも合わせやすく使用用途は非常に幅広い。
ポルトフォイユ・サラ
ルイヴィトンから登場している長財布の中でも女性からの人気が特に高いポルトフォイユ・サラ。フラップで開閉するタイプのデザインで、フェミニンな印象を楽しむことができる。紙幣入れが2つ、ファスナー式の小銭入れ、さらにカードポケットが8個、内ポケットが1つと収納力が高く、レシートやカードをたくさん入れたいという方にも使いやすいと人気の財布だ。
モノグラム・イディールからは2種類のポルトフォイユ・サラが登場している。1つはフラップ部分がカーフレザーになっているもの。フラップが丸みを帯びたデザインになっており、女性らしく気品のある印象を楽しむことができる。モノグラム・イディールが主張しすぎないので大人の女性が持つのにもおすすめの財布だ。
もう1つはフラップ部分もモノグラム・イディールの生地を使用しており、大きなバックルがポイントとなっているデザイン。全体的にモノグラム・イディールの生地を楽しむことができるだけでなく、カーフレザーのアクセントも楽しめるようになっている。バックルがレトロな印象を与えてくれて、近年のトレンドにも沿ったデザインである。
モノグラム・イディールの買取相場
モノグラム・イディールの買取相場をチェックしてみよう。モノグラムラインは基本的に中古市場でも人気があり、時代によって価格が上下することは少ない。新商品などは一時的に買取価格が高騰するが、しばらくすると落ち着くというのがパターンである。
買取相場は業者の在庫状況などによっても変動するが、基本的にはある程度の相場は変わらない。そのため、モノグラム・イディールの買取相場はそのアイテムの状態によって決められるケースが多い。新品未使用品の場合、一般的な中古品の場合、さらに使用感が強いアイテムにわけて、それぞれの買取相場を確認していこう。
新品未使用品
1度も使っていない新品未使用品の場合は、定価の7割程度での買取が可能である。モノグラムラインの中ではやや低めの買取相場となっているが、これはモノグラム・イディールが女性向けのアイテムであること、あまり知名度が高くないことも関係している。
やはりモノグラムと言えばブラウンの大きな柄のものが有名なので、パステルカラーのミニモノグラムはやや人気が落ちるようである。それでもきちんと買取業者を吟味して選べば適正な価格で買い取ってもらうことは可能なので、安く買い叩かれないように慎重に準備を進めていこう。
一般的な中古品
何度か使用し、やや使用感が見られるといったアイテムは定価の4割~5割程度での買取となるケースが多い。こちらも同様にやや買取相場は低めになっている。中にはこれよりももう少し低い金額で買取をおこなっている業者もあるようだ。数回使用したアイテムの査定金額を事前に予想するのは難しい。
買取業者によって査定基準がバラバラであり、ある業者では安くても別の業者に依頼すると数万円も高くなったというケースはよくあるのだ。しかしモノグラム・イディールは丈夫なので、数回使用した程度ではそこまで買取金額が落ちることはないだろう。
角に傷はないか、底面の汚れをきちんと落とせているか、ポケットや内側の汚れは気にならないかを事前に確認してから買取査定に出すことをおすすめする。
使用感の強い商品
傷が入っていたり角が汚れている、レザー部分が変色している、またストラップなどの付属品が欠けているといった使用感がかなりあるアイテムは、定価の1割程度での買取となる。ファスナーが壊れているなど、使用する上で支障のあるアイテムはこれよりも安く買い取られてしまうケースも多い。
しかし、モノグラム・イディールのアイテムであればどんな状態でも買い取ってくれるという業者がほとんど。ボロボロになってしまったから処分したいとお考えの方は、捨ててしまう前に1度買取業者に相談してみよう。
モノグラム・イディールの高価買取のコツ
モノグラム・イディールのアイテムをより高く買い取ってもらうためのコツをご紹介しよう。アイテムの状態が悪くても、ちょっとしたことに気をつけるだけで当初の金額よりも高い金額で取引が可能になるケースも多い。
安い査定金額をつけられたからといって諦める必要はなく、自分の納得のいく価格で取引してくれる業者、買取方法を見つけることをおすすめする。
買取業者を比較する
まずは買取業者を複数ピックアップし、それぞれを比較していこう。ホームページをチェックし、これまでの買取実績、実際の買取価格、またどんな方法で買取、販売をおこなっているのかをチェックしてみてほしい。ブランド品の買取に特化しており、ルイヴィトンの買取実績が多い、さらに買取金額も高いという業者がおすすめである。
買取店舗が近くにないという場合は宅配買取や出張買取はおこなっているのかの確認も必要だ。実際に良さそうな業者を数社集めて、それぞれに査定の依頼をしてみよう。1社に決めてしまうと安い金額をつけられても他と比較することができない。
事前査定などを利用して複数の業者に申し込めば、それぞれの業者の査定金額を把握することができる。その中でもっとも高い金額を提示してくれた業者と取引するのもいいし、他店に対抗してくれる業者があるのなら見積もり表を提示して価格交渉をおこなってみよう。
手数料を抑えた買取方法を選ぶ
買取方法にはさまざまな種類がある。実際に店頭に持ち込んでその場で査定してもらえる店頭買取、売りたいアイテムをダンボールに詰めて送るだけの宅配買取、さらに査定スタッフが自宅に来て査定してくれる出張買取。
この中で、より手数料がかからない方法を選ぼう。近くに店舗がなく交通費がかかるようであれば万が一キャンセルした際には無駄足になってしまう。宅配買取、出張買取の中には送料、出張料を差し引く業者もある。送料、出張料が無料で、ほかにも振込手数料や査定料、キャンセル料など諸々の手数料が無料の買取業者を選ぶことがおすすめだ。
まとめ
モノグラムラインの中でも女性らしい上品な印象を楽しむことができるモノグラム・イディール。機能性の高いアイテムが多く、働く女性、家事や育児に奮闘する女性の強い味方になってくれることだろう。
モノグラム・イディールのアイテムは中古市場でも人気があり、どんな状態でも買取が可能なケースが多い。不要になったモノグラム・イディールのアイテムは、早めに買取に出すようにしよう。
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