ルイヴィトン モノグラム・メッシュは、スパンコールによるきらびやかさが印象的なAW限定モデルである。カラーはマロン×ドレ、ブラック×シルバーの2パターンで、コーデに上品さを与えられられるアイテムとして高い人気を獲得している。ルイヴィトン モノグラム・メッシュは点数が限られている関係で、現在は高値買取がおこなわれることが多い。
この記事では、ルイヴィトン モノグラム・メッシュの買取相場やブランド品の査定情報について詳しく解説していく。
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ルイヴィトンについて
ルイヴィトンは、1854年に創設者であるルイ・ヴィトン氏によって作られたブランドである。当時は、積み重ねしづらかった丸蓋トランクを改良して、積み重ねが容易な平蓋トランクを制作したことや持ち運びしやすい旅行鞄を制作したことで大きな注目を浴びた。王家からも仕事を引き受けていたとも言われるその手腕は、偉大な功績として今日まで語り継がれている。
現在まで続く世界的な活躍の礎を作ったのは、ルイ・ヴィトン氏の志を引き継いだ、息子ジョルジュである。ジョルジュはアイテムを製作していく一方で、ブランドの名を知らしめる宣伝にも力をいれていく。
1893年にはブランドアイテムをシカゴ万国博覧会に出品して話題を集め、1900年のパリ万国博覧会においては、レザー製品部門を受け持ち、そこでも大きくルイヴィトンの魅力をアピールした。こうした宣伝の影響もあり、ルイヴィトンの名は地域に収まらず国単位で評判になっていく。
模倣品のターゲットとされた
しかし、ジョルジュの時代は決して成功ばかりではなかった。高いブランド人気の一方で、模倣品の蔓延(まんえん)という悩みが付きまとう。当時は現在ほど規則が厳しくなかったため、名を大きく上げているルイヴィトンは、海賊品や模倣品のターゲットになりやすかった。
模倣品の流通に対する一手として製作されたのが、1888年に発表され、現在も高い人気を誇るダミエ・ラインである。ダミエ・ラインの商品は、チェス盤デザイン上にブランドロゴを配置しているのがポイントで多くの模倣品との差別化を果たしている。
最終的に模倣品の流れを完全に止めることはできなかったが、ダミエ・ラインを機にルイヴィトンは1896年のモノグラム・ラインの製作やそれに伴う各受賞をおさめ、オンリーワンの存在として成長していった。
ルイヴィトンのビジネス展開
今では世界的なブランドとなったルイヴィトンですが、本格的なビジネス展開をおこなったのは1937年以降からといわれている。1981年には日本の直営店第1号が東京にオープンし、数多くのルイヴィトンファンが押し寄せた。
現在まで続く、高級でクリエイティブなブランドイメージは、担当したクリエイティブ・ディレクターたちの尽力も関係している。中でも1997年以降より活躍したマーク・ジェイコブスはヴェルニ・ラインの製作や日本人アーティストとのコラボなど、多数の企画・発表をおこないルイヴィトンブランドの飛躍に尽力した。
その後に続いたニコラ・ジェスキエールやキム・ジョーンズ、ヴァージル・アブローといった数々のクリエイティブ・ディレクターの活躍も、ルイヴィトンブランドの拡大に繋がる要因になっている。
ルイヴィトン モノグラム・メッシュの特徴
ルイヴィトン モノグラム・メッシュは2002年に販売されたAW限定モデルだ。日常コーデに上品さを与えてくれるスパンコールが特徴で、エレガントな見た目に惹かれるファンが多い。
浮かび上がるモノグラム柄は、同モデルの個性的な要素だと言える。カラーリングはブラック×シルバー、マロン×ドレの2種類だ。限定品であるため、コレクター人気や買取需要も高いラインだ。
ルイヴィトン モノグラム・メッシュの買取相場
ブランド品の買取相場は、販売金額や製造年数、点数によって決まっている。しかし、業者毎で査定するポイントが異なるので買取金額は業者によって違いが出る。例えば、ブランド品買取業者ブランドリバリューでは、ルイヴィトンモノグラム・メッシュフランシスM92288に4万円の値が付けられた。
ルイヴィトン モノグラム・メッシュの買取は他の業者でもおこなわれているが、2万円台後半〜3万円台前半で買取している所が多いので、ブランドリバリューは比較的高値での取引をおこなったと考えられる。最近のブランド品買取業者は、気軽に査定できるところが多いので、ルイヴィトン モノグラム・メッシュの価値が気になる方は、ブランド専門の買取業者に相談してみると良いだろう。
査定に影響するポイント
ブランド品の買取では商品の状態が買取価格に大きく影響を与えるので、これから紹介する査定に影響するポイントに気をつけることが大切だ。特にルイヴィトンモノグラム・メッシュは高値が付きやすいモデルのため、品物の状態で買取金額を落とさないように気を付けよう。
品物の汚れ
査定に影響を与えるポイントとして挙げられるのは、品物に付着した汚れである。頻繁に使用していたアイテムほど手垢や汗によって汚れやすいので、使用前や使用後に全体を軽く拭き取り、定期的にケアをおこなうことが大切である。
ただし、水拭きは品質に影響を与えてしまう可能性が高いので注意が必要だ。ルイヴィトン モノグラム・メッシュはスパンコールで覆われているので、定期的に乾いた布で服など手入れをすると良いだろう。
金具やファスナーの歪み、傷つき
金具やファスナーの歪み、傷つきは、減額対象となることがしばしばある。目立ちやすいポイントでもあるので、アイテムの価値を下げたくないのならば普段から粗雑に扱わないことが大切だ。なお、金具が歪んでいたり、取れかけていたとしても自身自身で縫い合わせたり、接着しないでほしい。
不適切な方法でケアをすると手直しする前よりも大きく価値が下がる可能性が高い。また、商品に金属製の部品が使われている場合は、湿気によるサビや品質が変化しやすい傾向にある。将来的に買取してもらうことを考えているのならば、ルイヴィトン モノグラム・メッシュのスパンコールや金具部分に注意して取り扱ってほしい。
型崩れ
長期間使用されたバッグや財布などに起こりやすい型崩れにも注意しよう。型崩れは日ごろから必要以上に中身を入れすぎたり、重たいものを収納していると起こる症状である。
ルイヴィトン モノグラム・メッシュは柔らかい素材なので、収納したものによって形が変形しやすいが、容量を超過しないように気を付けてほしい。軽い型崩れならば詰め物をして形を整えた状態を長時間維持することで、ケアできる可能性があるので1度試してみると良いだろう。
擦れや磨耗
バッグやポシェット類の縫い目部分や紐の付け根に起こりやすい擦れや磨耗も、気を付けておきたいポイントである。収納するときにぶら下げないで保管したり、丁寧に扱うことで擦れや磨耗の起きる機会やリスクを減らそう。
色変わり
ブランド品の色変わりは、買取価格を下げる原因だ。雨による水濡れはもちろん、長期的な日光や蛍光灯の光に交じる紫外線の影響で色変わりが起きてしまうことがよくあるので、気を付けてほしい。商品をアウトドアで使用する場合や保管場所を決める場合は、保管場所の日あたりに注意を払おう。
色移り
色移りは、買取商品の価値を下げる原因になるので注意してほしい。ルイヴィトン モノグラム・メッシュのスパンコールや布部分に他の商品や紙などの色が移らないように、取り扱いには気を付けるべきである。色の付きやすいものを別に収納する、使用したあとはすぐに収納場所にしまうなど対策をしておこう。
買取価格をアップさせるポイント
ルイヴィトン モノグラム・メッシュの買取価格をアップさせるポイントを紹介します。買取価格をアップさせるポイントを知っておくだけで、予想以上に高額で買い取ってもらえることがあるので、これから紹介することは頭に入れておいてほしい。
付属品をセットにして査定に出す
ブランド品のみならず殆どの品物に言えることだが、1番価値が付きやすいのは販売時に近い状態だ。購入時に備わっていた付属品の有無は、買取査定において非常に重要である。ルイヴィトン モノグラム・メッシュを所持、購入したときは商品価値を下げないために付属品も合わせて保管するようにしてほしい。
相見積もりで複数の業者で査定してもらう
ルイヴィトン モノグラム・メッシュの買取相場は、販売価格や生産量によってある程度の金額ラインが設定されている。しかし、査定ポイントが異なるため、業者によって買取金額は異なる。実際にある業者では相場を下回る金額を付けられたのに、別の業者に頼んだら相場より上の金額が付いたという状況は買取業界ではよくあることだ。
できるだけ高額で買取してもらうために、買取をするときは複数の会社に査定をお願いしよう。複数の買取業者の買取金額を比較して、1番高い業者に買い取ってもらうことで損する可能性をぐんと下げられる。
モノグラム・メッシュのおすすめ買取業者
ルイヴィトン モノグラム・メッシュを高値買取してもらうときに肝心なのは、適切な知識と鑑定眼を持つ買取業者を選ぶことだ。ただ買取初心者は、どの業者を選ぶべきなのかがわからないだろう。編集部おすすめの買取業者を3つ紹介するので、これから買取を検討している人は3つ買取業者に見積もりを出してみよう。
ブランドリバリュー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランドリバリューは、ルイヴィトンの買取実績を多く持つブランド品専門買取業者である。買取に関する悩みや相談などに対するサポートが備わっているため、買取依頼をおこなったことがない方でも気軽に利用できる。特定ジャンルや商品の買取強化キャンペーンが定期的におこなわれているので、気になる方は是非公式サイトをチェックしてみてほしい。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
なんぼやは、ブランド品から古美術品まで幅広い買取をおこなっている業者だ。商品対応の柔軟さには定評があり、海外製品事情にも詳しいので適切な査定が期待できる。2点以上買取をおこなうと金額がアップするキャンペーンなど利用しやすいシステムがそろっているのが人気の理由だ。
リファスタ(Refasta)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リファスタ(Refasta)は、ブランド買取実績が多数ある買取業者である。通常の査定や出張査定はもちろん、LINE査定やメール査定にも対応してるのがポイントで、気軽に利用できることで人気が高い。
まとめ
ルイヴィトン モノグラム・メッシュは、2002年に発表・製作されたルイヴィトンの限定モデルである。コーデに華やかさと品格を与えてくれるスパンコールの輝きが、ルイヴィトン モノグラム・メッシュの特徴で日常的にも扱いやすいことから発売からしばらく経過した今でも高い人気を誇るアイテムだ。ブランド品買取業界では人気ぶりと限定品であることが考慮され、高値での取引が期待できるだろう。
また、ブランド品の買取を依頼する場合は、あらかじめ品物に関する色落ちや色変わり、素材の変化や劣化などに気をつけておくのが望ましい。これらのことは買取金額に大きな影響を与える可能性があるからだ。保存の仕方や使用法によっては品物を傷めない利用も十分可能なので、日ごろから品物を大切に扱っておくと良い。
なお、万が一品物の劣化や傷み、破損が見られても自身の手で修正や修復はおこなわないことだ。適切な方法でない限り、査定時に価値を下げる要素として判断されるからである。ちなみにブランド品は相場がある程度決まっているが、業者ごとにチェックする部分が異なる関係から買取金額でバラツキが起きてしまうことも少なくない。
ときには業者ごとの査定結果に数万単位の差額が発生する可能性も否定できないため、高値での取引を狙いたいのなら複数の業者に査定依頼を出してから取引対象を選ぶ、相見積りをおこなったほうが良い。
今回紹介したことを頭に入れてルイヴィトン モノグラム・メッシュ、及びブランド品をお持ちの方は、この機会に買取査定を業者に依頼してみては如何だろうか。条件や製造モデルによっては高い金額が付く可能性もある。