ルイヴィトンからは、毎日でも使えるようなショルダーバッグがたくさん登場している。その中でも、シンプルながらルイヴィトンらしいこだわりを見せているのがリポーターだ。
リポーターとはどんなバッグなのか、どのような人に人気なのかをチェックしてみよう。また、リポーターの買取相場や高く売るためのコツについてもご紹介するので、リポーターをお持ちの方はぜひ参考にしてみてほしい。
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リポーターの特徴
リポーターは、カメラを収納するためのカメラバッグのような形をしているのが特徴のショルダーバッグである。丸みを帯び、奥行きのしっかりあるデザインはどこか愛らしく、カジュアルな雰囲気を楽しむことができる。
しかし、モノグラムやダミエ、タイガといったルイヴィトンの中でも人気の上品なラインから登場しているので、カジュアルになりすぎず、大人の品格を漂わせることも可能だ。
リポーターの収納力
コンパクトなショルダーバッグであるが収納力は高く、ファスナー開閉式なのでスムーズにストレスなく荷物を持ち運ぶことができるだろう。また、ファスナーは2つついており、2つのコンパートメントにそれぞれ荷物を仕分けしていれることができる。ひとつのコンパートメントにはポケットもついており、カードやハンカチなどすぐに取り出したいものをしまっておくのにも最適だ。
外側には、ファスナーやフラップのないオープンポケットがひとつついている。こちらにもスマホなどの荷物を入れておくことができ、機能性もかなり高いバッグとなっている。リポーターは廃盤になってしまったバッグではあるが、その機能性、時代を感じさせないデザイン性から、今でも多くの人に愛用され続けているバッグである。
リポーターはどんな人に人気?
リポーターはタイガラインからも登場していることから、メンズ向けのシュルダーバッグとして登場した。男性が持ちやすいような使いやすさ、ショルダーストラップの太さになっている。ちょっとした外出でもおしゃれなバッグを持ちたい、両手をあけて、できるだけ荷物を少なくして行動したいという男性にはぴったりのアイテムとなっている。
しかし、リポーターはころんとしたフォルムが可愛らしいバッグでもある。近年は女性のあいだでコンパクトなバッグがトレンドになっていることからも、リポーターは男性だけでなく女性にも人気が高い。手帳や財布の他、化粧品、スマホなど、さまざまなものを仕分けできる便利さも相まって、女性のちょっとしたお出かけからデート、さらに小さなお子様がいる方でも気軽に使えるようになっている。
カジュアルなファッションからフェミニンなファッションにまで合わせやすいので、ひとつ持っておくと非常に使えるシーンの多いバッグと言えるだろう。
リポーターの種類
リポーターには2つのサイズがある。それぞれどれくらいの大きさなのか、どのような使い方ができるのかをチェックしてみよう。
バッグは、サイズによっても定価が変動する。それに従って買取相場も変動するので、買取に出す前には自分の持っているリポーターがどのサイズなのかを把握しておく必要がある。
リポーターPM
リポーターPMは、リポーターの中でも小さめのサイズである。横幅28センチ、高さ21センチ、奥行き11センチとなっており、必要最低限の日用品を入れるのにぴったりのサイズとなっている。
あまり大きなバッグを持ちたくない、コンパクトに荷物をまとめたい、普段から荷物は少ない方という方には、こちらのPMがおすすめだ。上品なサイズ感なので、男性が持っても女性が持っても違和感なくファッションに華を添えてくれる。
リポーターGM
リポーターGMは、かなり大きめのサイズ感となっている。横幅37センチ、高さ26センチ、奥行き15センチ。A4の資料なども楽に収納することができるだけでなく、コンパートメントにわけてさまざまなものを収納することができるので、スポーツをする方や出張、ちょっとした旅行にも最適なサイズ感である。
リポーターPMよりも重たく、かなり存在感があるので、小柄な方や女性には敬遠される傾向にある。定価もリポーターPMより安く、買取価格もそれに従って安くなってしまうようだ。
リポーターのライン
リポーターは、ルイヴィトンの人気のラインから登場している。それぞれのラインの特徴と、どんな印象のリポーターになっているのかについてチェックしてみよう。
ルイヴィトンのアイテムは、このラインによっても買取価格が変動する。人気のラインから登場しているリポーターであれば、かなり高い金額での取引が可能となる。不要になったリポーターが人気ラインのものなら、早めに買取に出すようにしよう。
モノグラム
ルイヴィトンと言えば、このモノグラムをイメージするという方も多いだろう。ダークブラウンの生地にルイヴィトンのロゴ、紋章などが美しく配列されたパターンのもので、バッグ、財布、アパレルアイテムなど、ルイヴィトンの多くのアイテムにはこのモノグラムが採用されている。
リポーターも例外ではなく、モノグラムラインから登場しているものがかなり多い。ひと目でルイヴィトンのアイテムとわかるものの、リポーター特有の可愛らしいフォルムで大人っぽくなりすぎず、ちょうどいいバランスで使いこなすことができるだろう。
モノグラムのデザインは男性でも女性でも使いやすく、持つ人の年齢やファッションも問わない。そのため、中古市場でも高い価格で取引しやすく、買取業者に持ち込めば比較的納得のいく価格での取引が可能となることだろう。
タイガ
タイガは、ルイヴィトンから登場しているメンズラインである。ルイヴィトンからメンズラインが登場したのはこのタイガが初めてで、登場以来シックで高級感溢れる素材感が今でも大人気のラインである。ビジネスシーンで使いやすいシンプルなものから、リポーターのように日常でも使いやすいアイテムなど、ラインナップが豊富にそろっているという特徴がある。
細かい型押しがされた無地のレザーが特徴的で、男性でも使いやすいシックなカラー展開が人気の理由のひとつでもある。全体的にツヤを消したような質感になっており、大人の男性が持つのにぴったりだ。もちろん若い男性でも持ちやすく、とくにリポーターのようなカジュアルなバッグはひとつあると何かと役立つことだろう。いつものファッションも大人っぽくしてくれて、コーディネートに品格を与えてくれるアイテムとなっている。
ダミエ
ルイヴィトンの中でも非常に歴史が長く、世界中の人に愛され続けているのがこのダミエラインである。日本の市松模様のような格子柄が特徴で、非常に上品な印象がある。
モノグラムは女性らしすぎて使いにくいという男性や、ブランドものをアピールしすぎていて好きではないという女性が意外と多い。そのような方には、さりげなくアピールできるダミエは非常におすすめである。
ダミエはデザイン性も高く、それでいてファッションの邪魔をしない落ち着いたカラーの組み合わせ。リポーターは比較的カジュアルなデザインのバッグであるが、それでも大人の品格を楽しむことができるだろう。
リポーターの買取相場
リポーターの買取相場についてチェックしてみよう。買取業者の査定ポイントでもあるアイテムの状態から、新品未使用品、一般的な中古品、ダメージの多いアイテムにわけて、それぞれの買取相場をご紹介する。
リポーターの買取相場での位置付け
リポーターは、すでに廃盤になってしまったバッグである。廃盤になったバッグは高く買い取ってもらいやすいイメージを持っている方が多いかもしれないが、ルイヴィトンのバッグではあまりそのようなケースはないようだ。
ルイヴィトンのバッグは流通数が多く、少し前に廃盤になってしまったようなものは中古市場で簡単に入手することができる。そのため、プレミア価値がつきにくい。また、廃盤になってしまったとしても同じようなデザインのバッグがすぐに登場するので、新品がほしいという方はそちらに目を向けてしまうのだ。
これらの理由から、リポーターが高額買取されるという可能性は低いが、状態のいいものなら比較的満足のいく価格での取引が可能となるだろう。
新品未使用品の場合
新品未使用品のリポーターの場合、定価の4割から5割程度での買取が相場となっているようだ。ルイヴィトンからはたくさんのバッグが登場しており、その中でもモノグラムのものは非常に人気が高い。中には、定価の8割近い価格で取引されるバッグもある。そういった例を見てみると、リポーターの買取相場はかなり低めと言えるだろう。
リポーターはビジネスバッグや通勤、通学用のバッグとしては使いにくく、デイリーユースに限られている。さらにショルダーバッグは女性向けのイメージが強く、メンズラインでありながら男性に敬遠される傾向にもある。このような理由から、中古品を買い取っても高い価格で販売することができないため、買取業者でもあまり高い買取金額をつけることができないのだ。
新品未使用品ではなく何度か使ったことのあるアイテムなら、さらに買取金額は低くなる。まだ使っていないリポーターがあるという方は、買取金額が下がってしまわない内に早めに買取に出すことをおすすめする。
一般的な中古品の場合
何度か利用したことのあるバッグは一般的な中古品として査定される。このようなバッグは、定価の2割から3割程度での買取が相場となっている。
一般的な中古品といっても、そのダメージの受け方や買取業者の査定基準にはかなりバラつきがある。まだまだ十分に美品と言える段階のものから、底面の擦れや汚れ、ストラップ部分の劣化などが目立つものまで、さまざまな状態の中古品がある。そのため、一概にこの金額で買取が可能とは言い切れない。買取業者によっても、かなり甘く査定してくれるところから厳しく減額していく業者までさまざまである。
査定金額に納得がいかない場合は、どうしてその金額になったのか、査定スタッフにきちんと理由を説明してもらうようにしよう。その理由に納得できない場合は、違う買取業者に依頼しなおすという方法もおすすめである。
ダメージがかなりある場合
ファスナーがかなり劣化しているものや、ヌメ革の変色が激しいもの、全体的に色あせていたりにおいがついているものなどは、B品として査定される。これらは定価の1割以下での買取となることもあるが、多くの場合は1万円を切ることはないようだ。
リポーターは全体的に買取相場は低めであるものの、決して需要がないというわけではない。むしろカジュアルに使うためにあえてボロボロの安いリポーターがほしいという方もいるので、よほど使用感に問題があるという段階でなければ買取金額をつけてもらうことはできるだろう。ボロボロになってしまったリポーターは処分してしまうのではなく、一度買取業者に相談してみることをおすすめする。
リポーターを高く売るためのコツ
リポーターは決して買取相場の高いバッグではないが、少しでも高く売るためにコツを押さえておくことは可能だ。どのような点に注意すれば買取金額をアップさせることができるのか、そのポイントをチェックしてみよう。
メンテナンスをしておく
リポーターだけでなく、ブランド品の買取金額はそのほとんどがアイテムの状態によって決められてしまう。どんなに人気のバッグであっても状態が悪ければ買取金額は低くなり、反対に人気のないバッグでも、新品未使用品に近い状態であればある程度の金額をつけてもらうことができる。
日頃から丁寧に扱う
リポーターを買取に出すつもりがあるのなら、日頃から丁寧に扱うことが大切だ。使うたびに底面や内側の汚れに気を遣い、定着してしまう前にすぐに拭き取るようにしよう。リポーターのポケット部分に利用されているヌメ革は変色しやすく、傷もつきやすい素材になっている。そのため、あまり触らないようにしたり、必要以上にポケットを利用しないようにすることも大切だ。
使っていないときの注意点
使っていないあいだは箱にきちんと収納し、型崩れが起きないようにしておこう。買取に出す前に全体の形を整える、ほこり、よごれを取り除く、中のポケットをキレイにしておくなどの工夫をするだけでも、バッグの状態をよく見せることができる。きちんと手入れされているバッグは査定スタッフからの心象もよく、高い査定金額をつけてもらうことができるだろう。
他のブランド品と売る
買取業者の多くは、一点のみの買取よりもまとめて複数点のブランド品を持ち込んだほうが高い査定金額をつけてくれる。
買取コストの負担
最近は宅配買取や出張買取といった、ネットで申し込める気軽な買取方法も増えてきている。ユーザーにとっては便利なシステムと言えるが、買取業者が送料や宅配キット、出張料を負担していることが多く、その分のコストを買取金額から差し引かれてしまうのだ。
一点のみの買取となるとその分差し引かれる割合も高くなってしまう。買取業者にとっても、一点のみの買取よりもたくさん買い取って在庫を増やしたいというのが本音である。買取業者の中には、一定数以上でなければ送料や手数料をユーザーが負担しなければならないところもあるので注意しよう。
キャンペーンを利用する
複数点をまとめて売ることで買取金額をアップしてくれたり、プレゼントとしてギフト券をくれる買取業者もある。このようなキャンペーンを開催している買取業者を選べば、より高い金額での取引が可能となるだろう。
買取業者を比較する
買取業者は非常に種類が多く、どれを選べばいいかわからないという方が多いだろう。テレビCMでよく見かけるから、検索で一番上に出てきたからという簡単な理由で買取業者を選んでしまうと、後悔するかもしれない。きちんと買取業者を選び、さらにその中からもっともスムーズに、高い金額で取引してくれる業者を探すようにしよう。
ブランド品の買取実績が多い、ルイヴィトンのアイテムの買取を強化している、キャンペーンやサービスが充実している、手数料がかからないといった買取業者を複数選び、それぞれに買取査定を依頼してみよう。その中から買取金額が高い業者を選んでもいいし、他店に対抗してくれる買取業者があるのなら、その見積書を提示して価格交渉もしてみよう。
その他、対応が早い、親切に対応してくれるなど、スムーズに取引ができる信頼できる業者を利用するというのもおすすめだ。
まとめ
ルイヴィトンから発売されたリポーターについてご紹介した。リポーターはメンズ向けのバッグでありながら、女性でも使いやすく、デザイン性も機能性も高いショルダーバッグである。買取相場はあまり高くならないが、きちんとメンテナンスをおこない、買取業者をきちんと比較することで満足のいく取引をおこなうことができるだろう。
リポーターの他にも、不要になったブランド品がたくさんあるという方は、この機会に買取業者にまとめて査定を依頼してみよう。
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