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ルイ・ロデレール クリスタルの買取相場・査定情報まとめ

読了目安:9分
更新日:2019/03/20
公開日:2019/03/14
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フランスのシャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインのことをシャンパンと呼ぶが、一口にシャンパンと言ってもさまざまな企業が作っており評価もさまざまだ。そんな数多くあるシャンパンの中で世界的に高い評価を得ているのが「ルイ・ロデレール クリスタル」である。

ルイ・ロデレールは、他のシャンパンを製造している企業とは異なる特徴を持っている。その特徴とはどういったものかやルイ・ロデレール クリスタルの買取相場・査定情報などについてまとめたので、参考にしてみてはいかがだろうか。

ルイ・ロデレール クリスタルの買取相場・査定情報まとめ

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ルイ・ロデレールの歴史

ルイ・ロデレールは、ランスに本社を置く1776年に創業したシャンパン製造会社の名前でもあり同社が製造するシャンパンのブランド名でもある。ルイ・ロデレールが送り出す最高級シャンパンが「クリスタル」である。

家族経営を守り通すシャンパンメゾン

ルイ・ロデレールが他のシャンパン製造会社と大きく異なるのはその経営スタイルだ。フランスのシャンパン製造会社やワイン製造会社の多くは、他業種の参入が盛んに行われているのが現状である。しかし、ルイ・ロデレールは1819年以来、一族による家族経営を崩していない稀有な存在なのだ。

ルイ・ロデレールはもともと1776年にデュボワ親子により創設されたシャンパンメゾンだ。その後、ニコラ・シュレッダーに売却されてから家族経営が途切れていない。ルイ・ロデレールという名前は、ニコラ・シュレッダーの甥っ子であるルイ・ロデレールによる。ニコラ・シュレッダーとの共同経営の後、メゾンの経営を譲り受けて社名変更し、その名が現在に引き継がれている。

ロシアとの深い関わり

ルイ・ロデレールは海外への輸出に力を入れており、1868年には年間250万本ものシャンパンを輸出していた。中でもロシアへの輸出依存度は高く、1873年頃はルイ・ロデレールのシャンパン製造量の4分の1以上がロシア市場向けに占められていたのだ。

ルイ・ロデレールの最高級シャンパンである「クリスタル」は、1876年ロシア皇帝アレクサンドル2世の要求に応える形で生産が始まったのである。

繊細なブレンドを保つシステムの確立

1917年に十月革命が勃発し、ルイ・ロデレールはロシア市場を失ってしまう。しかし、レオン・オルリー・ロデレールが複数のヴィンテージを繊細かつ一貫してブレンドしていき常にクオリティを保つシステムを確立した。このシステムによってメゾンの復興を果たすと同時に、今にも伝わるメゾンの礎となっている。

さらなる発展へ

レオン・オルリー・ロデレールが亡くなり、未亡人となったカミーユ・オルリー・ロデレールが1975年までの40年経営者となった。その後カミーユの孫であるジャン・クロード・ルゾーが社長に就任すると、ブドウ畑および栽培を強化。醸造家であり農学者でもあるジャン・クロード・ルゾーは自社シャンパンの発展に加え、数多くのシャトーも獲得するなどルイ・ロデレールの経営を盤石なものにしていった。

2006年からジャン・クロード・ルゾーの息子であるフレデリック・ルゾーが社長に就任しているように家族経営のスタイルを今も守り続けており、業績も年間輸出総量は300万本を超えるほどになっている。

ルイ・ロデレールの美味しさの秘訣

ルイ・ロデレールは2013年現在において410の区画合計で240haにも及ぶ自社畑を保有している。ルイ・ロデレールの美味しさの秘訣は自社畑にある。

広大な面積の優良な自社畑

ルイ・ロデレールで生産されるシャンパンの約3分の2はこの広大な自社畑で生産されたブドウで作られているのだ。

特にヴィンテージワインに関しては自社畑で作られたブドウのみを使用しており、シャンパーニュ地方では非常に珍しいこととして知られている。ヴィンテージワインで使用されていることからも分かる通り、ただ単に広大な畑を所有しているというだけではなく、格付け95~100%の優良な畑である。

区画ごとに特色がある

ルイ・ロデレールでは、410もの区画をそなえているが、これは区画ごとに備わった独自の能力に注目しそれぞれの区画を集めることによって独特なワインを仕上げることが可能となったのだ。地区に関しても、モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランのシャンパーニュ地方を代表する伝統的な地区に分散している。

このようなやり方をすることによって安定的にクオリティの高いワインを作り出すことができると同時に、選択肢も豊富にすることができるのだ。

作られているのは3品種

ルイ・ロデレールの自社畑で作られているのはシャンパーニュの伝統的な品種であるシャルドネピノ・ノワールピノ・ムニエの3種である。上品さに長けたシャルドネに力強さのあるピノ・ノワールで熟成に耐えうるものになり、ピノ・ムニエは洗練さにはかけるものの適応力が高く調和やまろやかさを生み出すものである。

これらのブドウは区画ごとにバケツに手摘みで収穫をしているのが特徴だ。収穫後はすぐに圧搾を行うことで果汁本来の色や透明感を保つことができる。区画ごとに醸造を行うことでブドウの産地や情報だけではなくブドウ樹の1列1列まで管理することが可能となる。これによりブレンド直前までそれぞれのブドウの特徴が保たれ、最高品質のワインを作ることができるのだ。

ルイ・ロデレール クリスタルとは

ルイ・ロデレールの中で最も有名なワインが「クリスタル」である。

クリスタルの誕生

クリスタルは、1876年ロシア皇帝アレクサンドル2世のために生まれたワインである。アレクサンドル2世はもともとルイ・ロデレールの愛好家で「ロデレールのシャンパンボトルを並べたときにどれであるか区別するために、底の厚いクリスタルボトルで作ってくれ」と依頼してきたことが始まりだ。クリスタルの名前の由来は、アレクサンドル2世に依頼に応え作った最高のシャンパンを平底のクリスタル・ガラスのボトルに詰めたことにある。

クリスタルの特色

クリスタルは優良年にのみ作られるシャンパンで、シャルドネ40%、ピノ・ノワール60%などブレンド比率は年毎に異なるがおおむね半々程度なことが多い。平均で6年の熟成期間を取っており、ものによっては20年以上の熟成期間を取っているものもあるほどだ。

シャンパンは封緘後15カ月以上の熟成を経ていなければならないが、クリスタルは約5倍以上の熟成期間を要するということでもある。逆にいえば、それだけの長い熟成に耐えられるボディである証拠でもあるのだ。

イエローセロファンの秘密

クリスタルは日本でもヴィンテージワインを扱っている店舗や飲食店などで販売されているが、市場に売り出されているものは黄色いセロファンが巻かれていることに気がつくだろう。

なぜこのようなイエローセロファンを巻き付けているのかだが、クリスタルは透明なボトルを使用しているために紫外線の影響を受けやすいのだ。したがって、紫外線からシャンパンを守るためにこのようなセロファンを巻き付けて品質を保つ必要があるのである。この紫外線からシャンパンを守るセロファンについては商標登録もされておりクリスタルの代名詞的な存在でもあるのだ。

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ルイ・ロデレール クリスタルの買取相場

クリスタルの買取相場だが、クリスタルと一口に言ってもヴィンテージや種類によって買取価格は異なる。

一般的なクリスタルの相場

最も一般的なクリスタルである「ルイ・ロデレール クリスタル ブリュット」の場合、状態などにもよるが15,000円程度での買取が一般的ではないだろうか。

これが「ルイ・ロデレール クリスタル ロゼ」になると25,000円程度まで買取価格はアップする。ブリュットやロゼも高級シャンパンであるのは間違いないが、クリスタルにはさらに高額買取が期待できるものも存在している。

クリスタル ヴィノテック 1995

高額買取の可能性が非常に高いクリスタルの1つが「クリスタル ヴィノテック 1995」である。ヴィノテックは2017年12月1日に発売されたのだが、1995年のヴィンテージで10年間瓶で熟成させたクリスタルを澱引きしてさらに12年間熟成させたという1本だ。発売本数も非常に少なくトータルでわずか450本のみの限定販売となった。

さらに、日本で販売された本数は60本のみとなるので非常に希少価値が高いボトルであることは間違いないだろう。数が少なすぎるので相場を出すのも難しいが、数万円から10万円を超える可能性もある1本だ。ヴィノテックにはロゼもあるのだが、こちらはさらに数が少なく、総生産量がわずか150本で日本では18本のみの販売だった。買取価格は数十万円に及んでもおかしくはないだろう。

クリスタル 2002・ジェロボアム

クリスタルの中でも最も高級な1本となるのが「クリスタル 2002・ジェロボアム」である。卸売り価格で200万円近くに価格になるこのボトルがなぜこれだけ高いのかは、特別限定モデルのボトルに理由がある。24金で作られた特別限定ボトルで、24金を使用しているだけではなく、影が全くできない設計となっているのも特徴だ。

限定で200本のみで日本では80本が販売されたのだが、買取価格は卸売価格を超える金額となってもおかしくないだろう。クリスタルはこのジェロボアムの24金は特別だが、その他のボトルであっても名前の通りクリスタルで作られたボトルなため、ボトルそのものの価値も高く買取価格は高額になりやすく、空きボトルにも価格がつくのが特徴と言えるのだ。

ルイ・ロデレール クリスタルを高く売るためには

いらないクリスタルが家で眠っている場合にはできるだけ早く買取に出す必要がある。クリスタルなどのワインは非常に専門性が高く、温度や湿度を適切に保つのは素人には難しいのだ。では、クリスタルを高く売るにはどのような点に注意をすれば良いのだろうか。

ラベルを剥がさない

まずラベルなどは剥がさずそのままにしておかなければならない。ラベルにはヴィンテージなども記載されているため、ラベルを剥がすことでそれらが分からなくなるので査定額が下がるのだ。

複数の買取業者を比較する

また、買取業者を比較することも大切になってくる。クリスタルの買取を行っている店舗は多数あるが、どの店舗でも同じような査定結果になるかと言えばそんなことはないのだ。その店舗の在庫状況などによっても変化するため、いくつかの店舗で比較することが必要になる。

宅配買取なども増えてきており、そういったところの中にはメールやSNSなどで問い合わせることと目安となる査定額を教えてくれる場合があるので有効活用したいところだ。

まとめ売りで査定アップ

クリスタルだけでなくその他のシャンパンなども不要であれば一緒に買取してもらうと良いだろう。複数のシャンパンを同時に買取してもらうことによって、買取価格に色を付けてくれるケースは少なくない。また、ケースなどが存在する場合にはそれらも全てセットで買取に出すのを忘れないようにしたい。

まとめ

今回はシャンパンラバーの方におすすめの、ルイ・ロデレール クリスタルの買取相場・査定情報を紹介した。シャンパンは専門性が高く、きちんと管理するのは素人には難しい。買取を考えているのならば、できるだけ早く買取に出す必要がある。

その際には、複数の買取業者を比較し高値をつけてくれる業者に買取を依頼するのが大切だ。クリスタルだけでなくその他のシャンパンなども不要であれば、一緒に買取してもらうとより高値での買取が見込めるだろう。納得のいく価格で買い取ってもらえるようこの記事を参考にしてほしい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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