レミーマルタンの歴史の始まりは、1724年にさかのぼる。2019年現在に至るまで295年もの歴史を紡いでいる。レミーマルタンは、質の高いコニャックの販売を続け、名実ともに世界最大のコニャック生産企業となった。
レミーマルタンが生み出したコニャックは世界中で愛され、<レミーマルタン創立250年の節目には、レミーマルタン250周年記念ボトルが販売されている。
コニャックファン、ブランデーファンの方の中には、大切にレミーマルタン250周年記念ボトルを所持している方もいるだろう。本記事では、レミーマルタンのコニャックの魅力から解説し、250周年記念ボトルの買取相場・査定情報を明らかにしていく。
CONTENTS
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レミーマルタンとは
レミーマルタンは、最高級のブランデーであるコニャックの生産・販売を行う企業だ。250周年ボトルの買取相場や査定情報を調べる前に、創立から300年にも到達しようとする歴史あるレミーマルタンについて知ることから始めよう。
レミーマルタンはどのような歴史をたどり今に至るのか、レミーマルタンの代名詞であるコニャックとは何か、レミーマルタンのコニャックの強みは何かについて解説していく。
レミーマルタン社の歴史
コニャックの一つ、レミーマルタンの由来は、創立社であるワイン醸造家・ポールエミールレミーマルタンの名前である。レミーマルタン氏は、1724年にコニャックの販売を始め、1738年には、ルイ15世がコニャックに感銘を受け、新たな葡萄の作付を許可した。
高品質な葡萄を期待できる栽培地域・グランドシャンパーニュ産の葡萄を使用したコニャックの誕生やケンタウルスロゴの採用など、さらに事業を拡大し、世界中にレミーマルタンの名前を轟かせた。
1924年にセラーマスターとなったアンドレ・ルノー氏により、最高品質のコニャックだけを生産することを決定し、現在のレミーマルタンを作る土台が出来上がった。その後、セラーマスターの代を経るごとに、樽製造所の設立、ワイン生産者とのパートナーシップづくりなど発展を続け、現在も輝かしい実績を誇っている。
レミーマルタンの代名詞・コニャック
レミーマルタンといえば、コニャックと言うことができるほど、レミーマルタンとコニャックは切っても切り離せない存在だ。レミーマルタンを語る上では、コニャックについても知る必要がある。
コニャックは、フランスのコニャック地方を名前の由来としたブランデーの一種である。ブランデーの基本となる製造過程は、収穫、発行、蒸留、熟成、ブレンド、ボトリングである。
フランスで作られるブランデーの中でも、コニャックは、コニャックと認定されるための条件が設けられるため、限られたブランデーだけがコニャックと名乗ることができる。
特定種の葡萄を使うこと、ポットスチルと呼ばれる蒸留器で2回蒸留すること、オーク樽で2年間熟成することが条件である。厳選された素材、設備、時間を要するため、コニャックは高級で希少なブランデーと言うことができる。
レミーマルタン厳選の原材料のみを使用したコニャック
コニャックと呼ばれるブランデーは、厳選された素材、設備、熟成の3拍子を揃えなくてはならない。レミーマルタンのコニャックは、最高級のコニャックであるべく、さらにこだわりを持って生産されている。
コニャック地方は、6つのクリュと呼ばれる栽培地域に分けられる。その中でも良質なクリュであるグランド・シャンパーニュ、プティットシャンパーニュの葡萄のみを原材料として使用している。
素材だけでなく、製造過程にも、レミーマルタンのこだわりを見ることができる。蒸留過程で発生する主成分の結晶である澱をそのまま蒸留することで、風味や香りを逃がすことなくコニャックに閉じ込める。
長期間の熟成を経て、レミーマルタンにしか表現できないコニャックができあがるのである。
レミーマルタンのコニャックラインナップ
レミーマルタンの歴史を作ってきたコニャックには、いくつかのラインナップがある。レミーマルタンの進化の過程で、それぞれのコニャックが評価を受け、レミーマルタンを大きくしてきた。250周年を迎える過程にあるラインナップをさっそく見ていこう。
レミーマルタンVSOP
レミーマルタンVSOPは、クリュにこだわった最高品質のコニャックで、レミーマルタンの地位を確立した象徴とも言える逸品だ。フルーティさや香り、味ともにバランスがよく、そのまま飲んでも、カクテルで飲んでも絶品のコニャックである。
レミーマルタン1738
レミーマルタンがルイ15世に賞賛された時のコニャックが、レミーマルタン1738だ。
葡萄の作付の許可を取り付け、レミーマルタン1738をきっかけに、レミーマルタンが世界に広がっていったとも言うことができる。オーク樽の香り、ナッツの香りなど香りに特徴を持った本格的なコニャックである。
レミーマルタンXO
レミーマルタンVSOPよりもさらに洗練されたコニャックとして、レミーマルタンXOが1981年に誕生した。
最高品質の葡萄のみを使用したコニャックのブレンドによって、香り、味などを進化させた。果実の香りとフルーティな味わいをより長く味わうことができるコニャックに仕上がっている。
レミーマルタンカルトブランシュ
現在のレミーマルタンセラーマスターであるバティスト・ロワゾーによって作られた新時代のレミーマルタンだ。
レミーマルタン伝統の熟成方法によって生産され、7000本限定で販売された。甘くスパイシーな香り、洗練された味わい、余韻の長さを実現したレミーマルタンスタイルを継承した新たなコニャックである。
レミーマルタン 250周年 記念ボトルとは
コニャックの代表格とも言えるレミーマルタンは、洗練されたラインナップとともに、歴史を重ねてきた。1724年に創業し、2024年には300周年を迎える。
約300年にも及ぶ歴史の中で、節目といて250周年の1974年に、レミーマルタン250周年ボトルが限定販売されている。数万本しか販売されなかったレミーマルタン250周年ボトルが、いかに貴重かを実感しよう。
創業250周年を迎えた1974年に販売
レミーマルタンが創業した1724年から数えて、250年を経過した1974年に、レミーマルタン250周年記念ボトルが販売された。
創業から熟成されたコニャックをブレンドして作られた記念にふさわしい贅沢なコニャックだ。生産数は38709本と言われており、手に入れることの難しいレアコニャックとも言うことができる。
ボトルに加えて証明書と木箱が付属
レミーマルタン1724-1974とデザインされたラベルはもちろん貴重であるが、レミーマルタン250周年記念ボトルには、付属品として木箱、証明書が存在する。
ボトルと同じく、木箱にも1724-1974の印字があり、ケンタウルスのロゴもデザインされている。レミーマルタン250周年ボトルであることを示す証明書もコレクターにはたまらない付属品だ。
レミーマルタン 250周年 記念ボトルの買取相場
レミーマルタン250周年ボトルは、世界的にも希少なコニャックであるが、買取業者やネットオークション、フリマアプリなどで幅広く取引が行われている。
希少性が高いため、買取が行われる際には、高価買取が期待できる。買取業者での相場、ネットオークション・フリマアプリでの相場を確認していこう。
買取業者における相場
レミーマルタン250周年記念ボトルは、様々な買取業者で買取が行われている。
買取価格を公開している買取業者は少ないが、
- ・45,000円(2019/4/16現在)
- ・230,000円(2019/4/16現在)
上記のような買取実績があった。
.最低価格でも45,000円と高値での買取が期待できる。買取業者によっては、230,000円という買取価格もあり、状態や付属品次第では、45,000円以上の買取も可能と言うことができる。
ネットオークション・メルカリにおける相場
ヤフオクなどのネットオークション、メルカリなどのフリマアプリでも、レミーマルタン250周年記念ボトルは、積極的に出品されている。
ヤフオクでは、
- ・51,840円(2019/04/16現在)
- ・72,360円(2019/04/16現在)
といった出品がされている。
メルカリでは、50,000円から130,000円(2019/04/16現在)の間で出品されている。売却済の出品は、付属品があり、50,000円以下であることが多い。
おすすめ買取業者3店
レミーマルタン250周年記念ボトルの買取相場は、50,000円ほどと言うことができる。買取相場通りに買取してもらいたい、相場よりも高値で買取したい場合は、買取業者での買取がおすすめだ。
コニャックなどのブランデーに強い専門買取業者や買取方法に種類のある買取業者などを、おすすめ買取店を参考に、自分に合った買取業者を選んでいこう。
レッドバッカス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取専門業者であるレッドバッカスは、ブランデーをはじめとした高級ワイン、ウイスキーなどのお酒の高額買取を実現する。
他店よりも1円でも安ければ返品可能であること、上乗せ査定、スピード査定などによって、買取制約率99.7%を誇る信頼できる買取店である。
買取に関わる査定料やキャンセル料、振込手数料などを全て必要としないため、気軽に査定依頼をすることができる。
24時間以内の査定結果連絡、振込などスピード感抜群で、買取価格も伴っている。自宅に眠るレミーマルタン250周年記念ボトルをすぐにでも売りたいという方には最適の買取と言うことができる。
リンクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リンクサスでは、世界各国のお酒を高価買取している。ブランデーの買取実績も豊富で、レミーマルタン250周年記念ボトルについては、50,000円の買取価格が設定されている。(2019/04/16現在)
高価買取を実現できるのは、幅広い販路やコスト削減、お酒のニーズに合った市場選択があるからこそだ。
査定方法には、
- ・LINE査定
- ・電話査定
- ・オンライン査定
- ・店頭査定
の4つの方法があり、自分に合った査定が可能である。
買取方法についても、宅配買取、出張買取、店頭買取と選択肢があるため、時間や手間を抑えて、レミーマルタン250周年記念ボトルの買取を依頼してみよう。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ストックラボの魅力は、専門鑑定士による確かな査定による高額買取である。レミーマルタン ルイ13世は単品で100,000円の買取価格が設定されているため、レミーマルタン250周年記念ボトルの買取価格も期待できる。
ストックラボの買取は、複数のお酒をまとめて売るおまとめ買取で買取額が大幅アップする。レミーマルタン250周年記念ボトルのみを売るだけでなく、不要になったお酒も合わせて売ることで、さらに高く買い取ってもらうことができる。
LINE査定や出張買取などをおまとめ買取と組み合わせることによって、高額で、手間のかからない効率的な買取を実現する。
高額買取のコツ
希少性の高いレミーマルタン250周年記念ボトルは、そのままの状態でも価値があり、ある程度の買取価格が期待できる。
世界中でも約4万本しか生産されていない250周年ボトルを長年大切に保管していた方もいるだろう。大切にしてきたレミーマルタン250周年記念ボトルの付属品を揃えることや状態維持を行い、高額買取を可能にしよう。
木箱・証明書・替えコルクを揃える
レミーマルタン250周年記念ボトルが、特製の木箱に入れられており、証明書も付属されている。木箱、証明書ともに、レミーマルタン250周年記念ボトルである証明となるため、高価買取には必須の付属品である。
レミーマルタン250周年記念ボトルには、木箱、証明書の他に、替えコルクも付属している。替えコルクも揃えておくと、より高価買取を狙うことができる。
買取業者やネットオークション、メルカリでの高価買取実績を見ると、ほとんど全て木箱、証明書が付属している。木箱、証明書がない場合には、高価買取が期待できないと言っても過言ではない。
未開封が望ましい
コニャックなどのブランデーは、アルコール度数が高く、長年保管しているものでも問題なく飲むことができる。高価買取の材料となる保存状態については、中身の劣化よりも、開封済か未開封の新品かを査定される。
開封済であると、買取価格が下がるまたは買取不可の可能性があるため、できるだけ高値で買取されるには、新品同様がベストと言うことができる。
未開封であっても、ボトルのボディが汚れていたり、ほこりをかぶっていたりすると状態が悪いと判断される可能性もある。未開封で、汚れやほこりのないレミーマルタン250周年記念ボトルが高値買取を実現する。
まとめ
世界的なコニャックブランドであるレミーマルタンは、質にこだわったコニャックの提供を続け、創業から現在まで約300年の歴史を誇っている。1974年には、創業250周年の節目に、レミーマルタン250周年記念ボトルが販売された。
記念ボトルを収納する木箱や証明書が付属し、1724-1974の年代表記、ケンタウルスのロゴデザインが印象的だ。レミーマルタン250周年記念ボトルの高価買取を実現するためには、付属品が揃っていること、新品であることが求められる。
買取相場やおすすめ買取業者などを参考に、レミーマルタン250周年記念ボトルの高価買取を実現しよう。