釣り人口は2004年をピークに徐々に減り続けているというものの、まだ700万人以上の人が釣りを楽しんでいるとされている。釣りを趣味とする人は、こだわりを持った人が多いため、釣具は非常に一人一人個性の出る商品と言える。ベストセラー商品とされるものはあっても、万人に適した商品は存在しないと言うことだ。実際に使用してみないと本当に自分に適しているかどうかも分からないため、使用してみてフィーリングの合わなかった商品を中古市場に持ちこむ人が多い。そのため中古市場は常に活況を呈している。今回ヒカカク!では釣具の中でも人気商品であるロッドやリール以外にも売れる釣具をいかにして高い値段で買い取ってもらえるかといった方法とその注意点をまとめていくので、今後の参考にして欲しい。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
そもそも買取業者とは?
買取業者とは不要になったものを買い取ってくれる業者であり、大きく3つのサービスから成り立っている。それらのサービスとは店舗買取、宅配買取、出張買取である。買取までに要する時間、費用などが異なってくるため自分に合うサービスを選ぶことが大切である。また、釣具になると細かく繊細パーツなども多いため紛失などの恐れのある方法や破損の可能性のある方法は控えたいところだ。それぞれのメリット・デメリットを紹介するので、買取業者を選ぶ際に参考にしてほしい。
店舗買取のメリット
・即日買取成立が可能
・即日現金で支払いが完了されるため急な出費に便利
・査定に立ち会うことができるので安心
店舗買取のデメリット
・店舗にで向かわなければならないため時間を要する
・重みのある商品を持ち込むのは意外と大変
・点数のあるもの、かさばる大型商品は持ち運びが大変
宅配買取のメリット
・人を家に招かないでいい
・時間調整をせずに済むため時間が取れない人に向いている
・送料無料
・梱包資材を送ってくれる業者が多い
・振込手数料無料
・基本的に全体的なコストがかからない
宅配買取のデメリット
・梱包を自分でしなければならない
・買取成立が即日で完了しないため時間を要する
・郵送時のトラブルが心配
出張買取のメリット
・梱包から持ち帰りまで業者が行なってくれる
・即日査定・買取成立・支払いまでできるため引っ越しなど時間のないときにおすすめ
・査定に立ち会うことができるので安心
出張買取のデメリット
・人を家に招かなければならない
・業者と日程時間を合わせなければならないため都合がつきにくい
・わざわざ出向いてくれたから、と断りづらいという声も
自分のライフスタイルに合った買取業者を選ぼう
店舗買取宅配買取出張買取のメリット・デメリットを紹介下が、ゴルフクラブの場合一概にどの買取サービスが一番向いているか、とは言えないので自分のライフスタイルや性格に合った買取サービスを選んでみてはどうだろうか。
また、上記でも記しているように小物などのパーツの紛失、繊細なパーツの破損の可能性がなるべくない安全な買取サービスを選ぶ方が賢いと言えるだろう。中には紛失・破損時の保証つきと記されていても口コミや体験談をみるとそのような保証をしてくれなかった、などと行ったケースもあるのでホームページ上の売り文句はもちろん、口コミや評判もしっかりと確認しておきたいものだ。
ロッドやリール以外も売れる買取店を紹介
竿の部分であるロッドや巻き軸となるリール以外にも、釣具は売ることができる。まずは釣具の買取を行なってる業者をいくつかご紹介しよう。
タックルベリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
タックルベリーのように、中古の釣具だけを専門に扱う買取業者もいるほどであり、この点が他のジャンルの商品と大きく異なっている。業者に持ちこめる商品は業者間で多少の差はあるものの、多種に亘る。ロッド、リールはもちろん、針やオモリ、ウキ、ワーム、ルアー、糸、ハリス、タックルボックス、タモといった小物やプライヤー、ハサミ、ラインクリッパーといったツール関係、フローターといった大物、テント、パラソル、クーラーボックス、ヘッドライト、リュックサックなどのアウトドア用品、ウエア、ライフジャケット、ウェーダ―、偏光サングラスなど衣に関したもの、魚群探知機、GPS時計など電気製品など、様々なものが多くの場合、買取可能である。
ただし、ウエアやリュックサックなどデザイン性が要求されるものは釣具メーカーの製品でないと高い値段がつきにくい。中には、釣りのDVDなども買取可能としている業者もある。タックルベリーなどは、折れた竿は買取不可であるので要注意。
釣りking
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
釣kingのように、「古い、キズがある釣具、ヨゴレ・ホコリまみれ、糸巻いたままのリール、穂先が折れた竿などもそのままの状態で買取します」としている業者もあるので、難有り商品を持っている場合は比較することが大事な作業となる。
つりや釣具店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
つりや釣具店では釣具、リール、ルアー、ロッド、(釣り竿)、魚探など釣り具用品を全般的に買取している。同社は、修理やメンテナンスを自社でできるので、傷や汚れのある物はもちろん、動作不能品やジャンク品も買取可能。宅配買取は送料、梱包材が無料で、買取価格がアップするお得なキャンペーンも頻繁におこなっているので、一度利用してみよう。
釣具を高額査定にする方法・注意点
買取については持ち込みである店舗買取のほか、宅配買取、量の多い場合は出張買取を行っている業者もある。宅配買取の場合は専用の箱や専用の梱包セットなどを無料で付けてくれる業者とそうでない業者があるので、買取に出す場合は、その点も押さえておきたいポイントだ。さきほどはヨゴレ・ホコリまみれのものでも買うという例を紹介したが、きれいにメンテナンスされていたほうが、高額査定になるのはいうまでもないので査定前には必ずお手入れを怠らないことを心がけよう。リールなどは動作確認を行いグリスアップをしておくことが大事である。
また電動リールなど電池を使用するものは、バッテリー切れになっていないかを確認しておき、切れていれば交換しておくくらいの気配りが欲しいことろである。竿(ロッド)の場合は箱が付いているのと付いていないのでは、査定の際、価格に結構な違いが出る場合も多いので、もしかしたら転売するかもしれないと思ったなら箱は捨てずに取っておいたほうがよいであろう。これはリールの場合も同様だ。また取扱説明書、保証書なども取って置き、なるべく新品に近い状態に戻して査定に出すことが高額買取のコツである。
釣具のメンテナンス方法
釣具を高い値段で売るためにも、パーツごとのお手入れの仕方を紹介していく。
リールのお手入れ方法
リールはスプールを外して布で拭こう。もし、海水がかぶったのであれば、水道水で本体を満遍なくよく洗おう。良く拭いて、ハンドル、ベール、ストッパー、ビスなどに良質のオイルを注入しておくのもポイント。また、分解は極力避けてほしい。短時間でも海水の中に浸かってしまった場合にだけ分解を行うようにし、分解なしでは洗えないところまで洗ったり、拭いたりと隅々まで気を利かせて手入れを行おう。ただし、構造が複雑で繊細な部分があるので、その場合はメーカーにお手入れの依頼をした方が良いのではないかと思う。
竿(ロッド)のお手入れ方法
ロッドは2種類のお手入れ方法を紹介する。
アウトガイドのロッド
1.ガイドは常に清潔にしておき、使用後はぬるま湯とブラシで優しく丁寧に汚れを洗い流そう。ガイドが傷つくとライントラブルが発生してしまうため要注意。
2.ロッドの本体は、ガイドカバーを付けたまま尻栓を外し、シャワーなどでぬるま湯を流し込んで汚れや塩分を除去する。リールシートの内側などもブラシで軽く擦ろう。
3.乾いた布で拭いて乾燥させ陰干しまでできたらなお良いだろう。
4.最後にボナンザで拭こう。。これでべた付きなど解消される。
インナーロッド
1.竿尻栓を外し中間のインナーガイド、トップガイド(ネジ式のもの)全てを外す。
2.塩分ゴミを除去するため、シャワーなどでぬるま湯を竿の中に1、2分注ぎ込む。
3.乾いた布で拭く。中に溜まっている水滴を竿を振って出そう。乾燥に2、3日要すが、完全に乾燥させてほしい。急ぐ場合はドライヤーの熱乾かそう。
4.外側はボナンザ(表面処理専用の布)で拭こう。中は乾燥してから、インナー用スプレーで撥水性を保持してほしい。
査定額アップサービスが行われている場合も
業者によって独自のサービスを行っているところがある。ポイントサービスや取引額の多寡により、会員のランクを付ける方法だ。たとえばタックルベリーは利用金額(購入、買取額の合計)が多いほど、買取金額が高くなる会員サービス(増割)を行っている。
たとえば、年間利用額が2万円以内だと会員登録で割増になる買取金額は2%だが、2万円から5万円では4%増、5万円から10万円では5%増、十万円以上のプラチナ会員となると買取金額が10%増となる。利用金額の多い人は、一考する価値がある。
釣具買取に出すを売り時も要チェック
釣具を買取に出す時期によっても査定価格はかなり変動する。釣りのシーズンに入る前が一番、高い値段での買取となる。逆にオフシーズは買い手が減るため、市場に物余り現象が起きるので、買取に出す時期も一考の必要がある。
釣具の買取について
やはり使い手をあまり選ばないロッドやリールの買取が圧倒的に多い中、釣具の買取は釣具を専門で取り扱っている専門店が買取をも行なってくれる場合が多いので、お近くの釣具専門店に問い合わせしてみると良いだろう。また、魚の種類によって異なる釣具などはそれ専門の買取業者もあるので確認してみよう。