長年使っていた万年筆が壊れてしまい、新しい物を購入しようとしたが「インクのタイプが異なる」ということは、万年筆愛用者であればよくある話だろう。その場合、持っているインクが使えないため不要になってしまう。
しかし万が一替えインクが不要になってしまっても、買い取ってもらえばムダにならない。特にモンブランやペリカンなどの高級万年筆がいらなくなり、インクもいらなくなったなどであれば非常に勿体無い。捨てずに売ってみることも一つの手だ。ここでは万年筆用インクの高額査定ポイントや参考買取相場についてまとめてみた。
Montblanc Sepia Ink / dailylifeofmojo
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
中古品か新品のインクかで異なる
まず万年筆のインクの買取価格は、中古品か新品かで異なってくる。当然、中古品だとインクの量が少ないので安くなってしまうだろう。
ボトルインクは残量に注意
残念ながらボトルインクの場合は、残量が半分以上なければ買い取ってもらえないことも多い。そのため、残量をしっかりチェックしてから買い取りに出すことが大切になってくる。
また、例え買い取ってもらえたとしても、使用済みの中古インクは高額査定になることがほとんどないという点は押さえておいて欲しい。
カードリッジは買取不可も多い
さらに、カートリッジ式のインクの場合はどのくらい使ったのかがわからないため、基本的に新品の買い取りしか行っていないことが多い。中古品は買い取りしてもらえないことが多いので注意しよう。
保管状況も高額査定のポイント
インクは、使えなければ売ることができないので保管状況は査定時の大きなポイントになる。直射日光・水分・高温多湿を避けて保存してきた万年筆のインクは、劣化が少ないと考えられるため高額査定が期待できる。
あまりにも保管状況が悪いと、減額や買取不可となってしまうので、売却を考えるのであれば保存状態にも気を遣って欲しい。
使用期限が2年なので早めに売却
万年筆のインクは、未開封で2年が使用期限だ。期限が付いている上に長くはないので、使わなくなったらすぐ売ることをおすすめする。後から売ろうと思っているとうっかり使用期限を超えてしまいかねない。
また、使用期限が残っていたとしても、残りの期限が短くなると業者側からしても在庫を抱えるリスクが大きくなってしまうため、買取不可になってしまうこともある。なかなか簡単に売ることができない。
使用済みのインクはふた口を拭くなど、手入れをしてから査定に出す
買取業者を見つけて、買取に出す際は最低限見栄えをよくするために、簡単な掃除くらいはしておこう。勿論、普段から丁寧に扱っていることが理想的だ。例えば、使用済みのインクはふた口のインクもしっかり拭いてからしまうようにすることで劣化を防ぐことに繋げられる。
インクの保管状況をよくし、最低限汚れやほこりなどを除去してから買取に出すことは高額査定のためにかかせないことだ。
万年筆用インクを買い取ってくれる業者を選ぼう
万年筆買取専門業者でも、インクのみの買い取りを行っていないところもある。注意しなければならない。まずは、その業者がインクを買い取ってくれるかを確認してから売るようにするべきだ。
主に万年筆専門店や、文房具系列のお店であれば、インクのみの買い取りを行っている場合があるので売却の際はチェックしてみよう。
また、やっとインクを買い取ってくれる業者を見つけたからといって即その買取業者に売ることを決めることは避けた方がいいかもしれない。
インクの買取を行っている複数の業者を見つけ、それぞれに見積もってもらい、査定額を出してもらった方がたとえわずかでも少し高く買い取ってもらえる確率が上がるだろう。
勿論、ほとんどの買取業者が査定料無料のため、査定料の心配は不要である。
万年筆のインクの参考買取相場
万年筆のインクの相場は、総じて安いと言える。特にカートリッジタイプは値段をつけるのが難しく、買取不可になることも多々あることを覚えておいて欲しい。
買取をしてくれたとしても100円程度の格安料金で査定されてしまうことがある点を理解して売りに出そう。
新品でも200円前後
万年筆のインクは新品であったとしても、おおよそ200円前後とかなり安く買い取られてしまうので覚悟しておこう。状態が良かったとしても、結局は消耗品なのである。
あくまでも付属品であり、期限付きの消耗品であるのでそれほど高くなることを期待しないで、在庫処分のつもりで売却するべきだろう。
もし正確な買取価格を知りたいのなら、買い取ってくれる業者に直接確認してみるといいだろう。
万年筆と併せて売却
業者によっては、「万年筆との合わせ売り」なら可能ということもあるだろう。インクのみだと価格がつかないが、万年筆と売ることによって万年筆の査定額を若干上げてくれる可能性もある。これも、詳しくは業者に訪ねてみる方が良いだろう。
また、逆に万年筆を売りに出そうと考えている場合も、インクを一緒に持って行った方が高額査定につながると言えるだろう。
自分が中古で万年筆を買うとき、万年筆を使うためには当たり前だがインクが必要になってくる。そんなとき、インクも同時に購入することができれば、わざわざインクを買いに行く手間が省け、便利だろう。
そのため、買取業者もインクも一緒に買い取った方がお得なため、インクが付いていれば万年筆のみ買うよりもインクがついている方が高額買取につながる。
ヒカカク!掲載のインク買取が見込める買取業者
最後に、ヒカカク掲載の買取業者を紹介する。通常のリサイクルショップでは、買取を行ってくれない場合も多い。
まずは「買取可」の店舗を見つけるのがなによりも先決だろう。その際の参考にして欲しい。
KINGDOM NOTE(キングダムノート)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「キングダムノート」は、数少ない筆記用具専門の買取店舗だ。累計6万点以上の買取実績があり、業界ナンバー1である。
万年筆など高級筆記用具をメインに買取を行なっているが、インクも買い取ってくれる可能性がある。キングダムノートは店舗買取、ライン査定、宅配、オンライン査定などの査定方法があり、全て手数料無料、金額に納得がいかない場合は返却してくれる。
自分の万年筆のインクの売却を希望する際は、まずは無料で見積もりを出してもらおう。
SEL-LIVE(セルライブ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「セルライブ」は、高額買取業者マクサスによる新しいオンライン買取査定サービスである。筆記用具専門ではないが、オールジャンル対応の総合買取を行っているため、インクの買取を行っているか問い合わせてみる価値はあるかもしれない。
また、ほか商品と一緒にしてまとめて売ることで買取が可能になるかもしれない。
セルライブは、ビデオチャットによるオンライン査定で、通常必要となるメールアドレスなどの面倒な登録が一切不要なサービスである。
セルライブホームページ上の「ビデオチャット開始」ボタンひとつで、家にいながらそのまま簡単に手軽に査定を始めることができる。
ビデオチャット査定のため、商品をビデオで映し出して査定を行う。それにより、その場ででた査定額がなんとそのまま買取額となる。買取額と査定額に差がでる心配がなく、その場でわかることができる。
金額に納得した場合は商談成立となる。最短30分で買取業者提携の物流業者が商品引き取りに伺うことができ、当日買取業者配送、検品出来次第即入金となる。
とてもスピーディに手軽に行うことができる。しかも一歩も外に出る必要もなく、まるでお店に行ったかのような速さで査定が行われる。忙しくて時間がない人、今すぐにでも売りたい人にとっては非常に便利なサービスだろう。
万年筆のインクは高額査定が難しい!消耗品なので売却は早めに
いかがだっただろうか。万年筆のインクの高額査定のポイントは中古か新品かどうか・保管状況はいいか・インクを買い取ってくれるかどうかということによって異なってくるのをご注意いただきたい。
また、他の中古の商品を買取に出す場合も同じことが言えるが、一つの買取業者にのみ査定、買取に出して決めてしまうのではなく、複数の業者に査定してもらってみよう。
インクの場合であれば、金額はわずかにしか変わらないかもしれないが、少しでも高く買い取ってくれるところや条件がいいところが見つかるかもしれない。そして、高級万年筆の替えインクでも高額査定は厳しいということを踏まえて買い取ってもらうと失敗ないだろう。