中古車とカーパーツのECサイト「モタガレ」などを展開するMiddleFieldは5月27日、D4Vをリードに、千葉道場ファンドから出資を受けたことを公表した。今回はこちらのトピックについてみていきたい。
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MiddleFieldについて
MiddleField株式会社は、クルマを最高のエンターテイメントにというビジョンの元、自動車にまつわる様々なサービスを展開している。2016年3月に、クルマ好きのためのWEBメディア「Motorz」をリリース。2017年4月に、自動車アフターパーツECサイトである「Garage」をリリースした。「Garage」のサービス名が「モタガレ」へ変更された後、2019年4月には、海外向け自動車アフターパーツECサイト「Motagare Global」リリース。中古車ECサイトの『モタガレ中古車』はその後、2019年6月にリリースしている。今回の調達ラウンドはシリーズBで、総額3億4000万円を調達。累計調達額は6億円となっている。
サービスについて
「モタガレ」は、中古車の購入からパーツの購入、取付までをサポートするオンラインプラットフォームだ。今までネット上で探すのが難しかったカーグッズやチューニングパーツ、カスタムカーからレーシングカーまでの情報を集約。国内最大級のデータベースを保有しているのが特徴だ。 また、「Motagare Global」は、日本のカーパーツを世界へ届ける、海外向けECサイトだ。世界120カ国以上に輸出可能な独自の仕組みを構築しており、海外顧客の「買いたいけど買えない」を解決し、日本のクルマ文化を世界に発信している。
調達資金の使途は
今回の調達資金は、事業者向けサービスの展開に投資をするようだ。同社はこれまでに、ユーザー向けにプラットフォームの拡大に力を入れてきた。その中で、中古車販売店やパーツメーカーなどの店舗において、アナログで非効率な業務が作業時間を圧迫している現状が明らかになってきたとのこと。
具体的には、業務フローをオンライン化することができる業務効率化システム「モタガレビジネス」を中古車販売店やパーツメーカーへ提供する。「モタガレビジネス」を利用することで、事務作業を始めとした様々な業務をオンライン上で簡単に行うことができるようになる。業務フローの効率化によって生まれる時間や費用を顧客対応や商品開発などの業務に活用できるとしている。
参考: https://thebridge.jp/2020/06/middlefield-fundraise