先日首相官邸にドローンが現れたことが話題になったが、そもそもドローンとはどのようなものなのだろう?そこで今回は、ドローンについて活用目的から購入時に気をつけたいポイントまで分かりやすく解説したい。初心者でも気軽に購入できるオススメのドローンも4つご紹介するので、参考していただければ幸いだ。
Drone and Moon / Don McCullough
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ドローンとは何か
ドローンとは、一言で言えば無人の航空機のことだ。以前は軍事目的で使用されることが多かったようだが、現在は小型化され一般人向けにも販売されている。ドローンの見た目は種類によって様々だが、多くのものはヘリコプターのような回転翼が複数付いているのが特徴だ。専用のコントローラーやスマホ、タブレットを使って操作を行う。
ドローンの活用方法としては、例えば上空からの映像撮影が挙げられるだろう。最近ではGPSによって自動飛行するものも販売されており、将来的には宅配サービスへの活用も期待されている。
日本における、ドローン規制
Teledyne Ryan UAV Drone RPV Firebee / San Diego Air & Space Museum Archives
一般人がドローンを使用するには、まず法規制の存在を知っておく必要があるだろう。国によっては利用禁止区間が決まっていたり、飛行高度が規制されている所もある。ドローンによるプライバシーの侵害や事故が起こる可能性が少なからずあるからだ。
日本では現状ドローンに関する法規制はされていないが、航空法に乗っ取ったルールは存在している。航空機の飛行ルートでは地上から150m、その他の場所では250mまでしか飛ばせてはいけないと決められているのだ。ただし先日の事件をきっかけに、今後国土交通省がなんらかの法規制を設ける可能性は十分にあるだろう。
ドローンを購入するときに気をつけたいポイント
Drone controlled by perceptual computing / IntelFreePress
ドローンの価格帯は非常に幅広く、なんと5000円以下で買えるものもあれば何十万円もするものもある。初めてドローンを購入するならば、1万円以下がオススメだろう。1万円以下でも、全長50cm前後でカメラが付いているものが十分手に入る。あまり小さい機体を選ぶと、コントロールが難しくなるため注意が必要だ。
またドローンは電池の消耗が激しい。内蔵バッテリー式よりもバッテリー交換や充電式電池の入れ替えが簡単なものを選ぶと良いだろう。その他コントローラーやプロペラについても種類によって違うため、不安な方はお店で実際に手にして確かめてみた方が良いかもしれない。
初心者にオススメしたい、低価格でハイスペックなドローン4選
今回は、初心者でも気軽に操作できるドローンを4つ紹介したい。機体のカラーやカメラの機能を比べつつ、自分の目的に合ったドローンを探していこう。
1.Hubsan X4 HD
15700円。フライト時間は6分程で、カラーバリエーションは3種類ある。720p対応の200万画素HDカメラが搭載されているため、高画質にこだわりたい方にはオススメだ。
2.Syma X5C Explorers 4CH
6550円。フライト時間は7分程。搭載されているカメラは200万画素だ。全長は27cmと大きめのため、初心者でも比較的安定して飛行させることができるだろう。
3.Nine Eagles Q4α
4800円。前と後ろにLEDライトが付いているため、夜間でも気軽に飛行させることができる。全長は12cmと小さめだが、安定感も抜群だ。
4.ブラックサンダー4ch 2.4GHz
69500円。このモデルもLEDが付いているため、夜間飛行を楽しむことができる。簡単な操作で空中回転させることも可能だ。
ドローンは種類によって様々な機能を搭載している。初心者はなるべく1万円以下で、安定感のある機体を選ぶと良いだろう。飛行に慣れてきたら、更にハイスペックなドローンにも是非挑戦してみて欲しい。