十四代 大吟醸 龍の落とし子は、全国屈指の日本酒ブランドとして知られる山形県高木酒造が生んだ銘柄十四代の大吟醸酒である。本稿では十四代 大吟醸 龍の落とし子の特徴や査定情報、買取業者や買取相場を紹介する。
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十四代とは
幻の酒ともたとえられるほどに入手困難な日本酒として名をはせる十四代は、山形県村山市にある高木酒造が製造する最高級ランクの日本酒である。高木酒造は江戸時代初期にあたる1615年に創業した由緒ある酒蔵であり、銘酒十四代は十四代目高木辰五郎氏と息子で十五代目の高木顕統（あきつな）氏の手によって生まれた。十五代目の高木顕統氏は蔵元でありながら杜氏の顔も持つ。
東京農業大学の醸造科で学んだ知識を生かし、熟練した職人の指導のもと日々納得のいく酒造りに打ち込んだという。こうして究極の酒造りに日夜研究に研究を重ねた結果生まれたのが、日本酒業界の最高峰に君臨する十四代だというわけだ。1993年の発売以来その確かな品質が評価を高め、十四代は2003年と2004年、2006年から2008年、2010年と2011年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞している。
十四代 大吟醸 龍の落とし子の特徴
十四代のなかには龍泉や本丸など、プレミア価格のつく銘柄が存在するが、今回取り上げる十四代 大吟醸 龍の落とし子とは、いったいどのような日本酒なのだろうか。
酒米に龍の落とし子を使用
十四代 大吟醸 龍の落とし子は、原料となる酒米にその名も龍の落とし子を使用している。龍の落とし子とは、高木酒造の十四代目高木辰五郎氏が18年もの歳月を費やして交配と育種を重ね開発した酒米（さかまい）のことだ。酒米の王と称賛される山田錦と、同じく酒造好適米の金門錦を交配させた山酒4号を父系に、淡麗できりりとした味わいになることで定評のある美山錦を母系に持つ酒米龍の落とし子。
十四代の最高峰銘柄の呼び声も高い龍泉にもこの龍の落とし子が使用されている。そして酒米龍の落とし子を50％以下に磨き上げ、醸造アルコールによって香り高く醸造されたものが、十四代 大吟醸 龍の落とし子というわけだ。
十四代の入門に適した銘柄
清酒といえば辛口が主流だった1990年代初期に、爽やかでフルーティーな飲みやすさとすっきりとした後味を前面に打ち出し、日本酒業界に旋風を巻き起こした十四代。その人気ぶりから高値がつきやすい日本酒十四代の銘柄の中でも、十四代 大吟醸 龍の落とし子は比較的手頃な価格で取引され、居酒屋やバーなど外食産業で扱われることの多い銘柄であるようだ。手が届きやすく、十四代というブランド酒の入門として最適な銘柄であると言えよう。
十四代 大吟醸 龍の落とし子の買取価格と市場相場
十四代 大吟醸 龍の落とし子を査定に出す前に、買取価格の相場は気になるところだろう。本章では買取業者が公表している十四代 大吟醸 龍の落とし子の買取相場と、参考までに市場での販売価格がどのくらいなのかを見ていく。
大黒屋の買取価格
買取業界大手の大黒屋ではほかの有名な銘柄同様、十四代 大吟醸 龍の落とし子の買取価格を公表している。それによると同銘柄の買取参考上限価格は、18,000円となっている。この買取価格は製造年や付属品、保管状態によっても変化する。
電話査定は最短30秒で可能なこともあるので、気軽に相談してみてほしい。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
- 会社名
- 大黒屋
- 住所
- 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-6-19 第二大黒ビル2F（質東京駅前店）
- 営業時間・定休日
- 平日11:00～20:00 土日祝10:00～19:00 定休日なし
- 査定方法
- 電話査定、LINE査定、メール査定
- 買取方法
- 店頭買取、宅配買取、出張買取
Amazonの販売価格
Amazonで十四代 大吟醸 龍の落とし子1800mlは37,000円の値段で販売されている。参考までに、十四代 純米大吟醸 龍の落とし子1800mlの販売価格は458,000円、十四代 純米吟醸 龍の落とし子1800mは36,000円が販売価格となっている。いずれもかなり高額で販売されていることから、十四代 龍の落とし子の人気の高さがうかがえる結果と考えてよいだろう。
楽天市場の販売価格
楽天市場では2013年製造の十四代 大吟醸 龍の落とし子1800mlに、税込みで95,040円という高額の値が付いている。日本酒や焼酎・シャンパンを扱う酒販売専門店からの出品で、氷温冷蔵で大切に保管されているため、品質に問題はないとのこと。本来なら査定額に影響するはずの賞味期限だが、この価格設定はむしろプレミア価格といってもよい値段だ。
それだけ十四代 大吟醸 龍の落とし子の需要が高い証拠と言えるのかもしれない。
十四代 大吟醸 龍の落とし子を高く売るコツ
もし飲まない十四代 大吟醸 龍の落とし子が手元にあり、少しでも高く売りたいと考えているなら、買取の際の査定ポイントを知っておくことが大切だ。そこで大吟醸酒を始めとする日本酒を、買取業者に査定してもらう際の注意点を以下に挙げる。査定に出す前のチェックポイントとして参考にしてもらいたい。
未開封のものに限る
糖度の高い日本酒は、品質が変わりやすいという性質を持っている。従って日本酒買取は、未開封のものであることが条件だ。日本酒は冠頭（かんとう）と呼ばれるアルミ製のキャップシールがついているが（まれにワインのようにコルク栓のものもある）、このキャップシールに損傷があると開封済みとみなされ、査定額に響く可能性が高い。
賞味期限を確認する
また経年変化によって価値の上がるウイスキーやワインと違い、鮮度がポイントとなる日本酒には賞味期限が設けられている。大吟醸酒は製造日からおよそ半年から10カ月前後が賞味期限で、賞味期限を過ぎたものは買い取ってもらえなくなる可能性が高くなる。そして製造日に近いものであればあるほど高額査定につながる可能性があることは言うまでもないだろう。
理想は製造日より3カ月以内、できれば半年以内に査定に出すのが望ましい。人気の高い十四代の日本酒は、業者によっては賞味期限を過ぎていても買取に応じてくれる場合もある。但し通常の査定価格の半額かそれ以下など、大幅な減額は覚悟しないといけないことを覚えておきたい。
日本酒買取に強い業者を選ぶ
賞味期限付きという日本酒の性質上、酒買取専門店でも日本酒の買取はおこなっていないという業者も決して少なくはないので注意が必要だ。また日本酒を扱っていたとしても、全国合わせて数万種類の銘柄があるといわれる日本酒の生産地や酒蔵の知識や査定経験が豊富にあり、的確に査定価格を出してくれる業者ばかりではない。次の章では日本酒に詳しい鑑定士がいる買取業者や、十四代ブランドの日本酒買取強化を宣言している業者を紹介していく。
おすすめの買取店7選
本章では十四代 大吟醸 龍の落とし子をはじめ、日本酒の買取実績が豊富なおすすめの買取業者を7店挙げる。LINE査定を受け付けている業者は増え、いずれも無料なので気軽に相談できるのがポイント高い。買取も利用者のニーズに合わせた方法が選べるようになっているところが多い。
複数の業者に査定依頼を出して、納得のいく価格を提示してもらえる業者を見つけてもらえれば幸いだ。
ライフバケーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ライフバケーションは横浜にある本店や世田谷店、神田店、静岡店そして宇都宮店での店頭・郵送・宅配や出張買取をおこなっている酒の買取専門店。十四代の日本酒は海外からの問い合わせも多く、買取価格が高まる傾向にあるという。飲まない日本酒を買取に出すことで、ちょっとしたお小遣い稼ぎも夢ではなくなるかもしれない。
まずは気軽に相談してみるとよいだろう。
- 会社名
- ライフバケーション
- 住所
- 〒221-0062 神奈川県横浜市神奈川区浦島丘2-35 1F （横浜本店）
- 営業時間・定休日
- 10：00～20：00 定休日なし
- 査定方法
- 電話査定、オンライン査定、店頭査定、LINE査定
- 買取方法
- 店頭買取、宅配・郵送買取、出張買取
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
東証一部上場企業グループJOYLAB 株式会社による運営の酒専門の買取サービスジョイラボ。日本酒は基本的に製造から半年以内のものを対象にしており、買取実績も豊富だ。ジョイラボは新宿と渋谷の東京2店舗、そのほか札幌、名古屋、心斎橋、小倉にも店舗を構えている。
無料のオンラインやLINE査定で、気軽に査定依頼ができるのが嬉しい。
- 会社名
- JOYLAB 株式会社
- 住所
- 〒150-0011 東京都渋谷区東2-17-12 パーシモンチバ1階（渋谷店）
- 営業時間・定休日
- 10:00～19:00 定休日は店舗によって異なる（水曜または木曜）
- 査定方法
- 電話査定、FAX査定、オンライン査定
- 買取方法
- 宅配買取、店頭買取、出張買取
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズは酒の買取を専門におこない、十四代の日本酒を強化買取ブランドに挙げている業者のひとつ。十四代の真の価値を理解し、適正な価格で査定してもらえる可能性が高いだろう。但しどの業者にも言えることだが、買取には保管状態がよいことが大前提となっている。
直射日光や温度による劣化を避けるためにも、新聞紙にくるんで冷蔵するなど細心の注意を払って保管したい。そしてできる限り早めに査定に出すことを推奨されている。
- 会社名
- 株式会社ファイブニーズ（Five Needs Inc.）
- 住所
- 〒130-0012 東京都墨田区太平4-13-2 太平サクラビル3F
- 営業時間・定休日
- 9：00~19：00 年中無休
- 査定方法
- オンライン査定、LINE・写メ査定、電話査定、FAX査定
- 買取方法
- 宅配買取、店頭買取、出張買取
スパナ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
酒の買取専門店スパナでは、十四代や黒龍など、買取市場で人気の高い代表的な銘柄の買取価格例一覧を公表しているので参考になる。十四代 大吟醸 龍の落とし子の買取価格はこのなかで公表されていないものの、十四代 純米大吟醸 龍の落とし子1800mlは26,000円、十四代 純米吟醸 龍の落とし子1800mlは20,000円の買取価格となっている。スパナで十四代ブランドは高価買取の対象になっているので、大吟醸 龍の落とし子も査定依頼に出すなど気軽に相談してみよう。
- 会社名
- 株式会社SPANA
- 住所
- 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-1-7 新宿ダイカンプラザA館423号室
- 営業時間・定休日
- 10;00～20:00（土曜・祝日は15:00まで）日曜定休
- 査定方法
- 電話査定、FAX査定、オンライン査定、LINE査定
- 買取方法
- 宅配買取、店頭買取、出張買取
- 会社名
- 株式会社ストックラボ
- 住所
- 〒160‐0022 東京都新宿区新宿2-12-16セントフォービル203
- 営業時間・定休日
- 11:00～20:00 定休日なし（年末年始と臨時休業を除く）
- 査定方法
- 電話査定、メール査定、LINE査定
- 買取方法
- 宅配買取、店頭買取、出張買取
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合リユースビジネスを展開するストックラボは酒のみならず、ブランド品や着物、宝石、骨董などの買取も手がける会社で、ECサイトにおけるリユース品の販売業にも力を入れている。十四代は丁寧な酒造りをおこなっているため圧倒的に生産量が少なく、また公式サイトやSNSなどでの宣伝もしていないことから、市場でのプレミア価値がついているブランドであることをストックラボは認識している。十四代 大吟醸 龍の落とし子への評価も期待したいところだ。
まとめ
十四代 大吟醸 龍の落とし子の特徴や買取相場、高く売るためのコツなど査定情報を見てきたがいかがだっただろうか。複数の買取業者から高価買取対象商品に指名され、その希少性からプレミア価値のつきやすいのが十四代の日本酒であることはお分かりいただけただろう。そのなかでも価格的に比較的手の届きやすい銘柄とはいえ、十四代 大吟醸 龍の落とし子も生産量は少なく、市場にあまり出回っていないのが現状だ。
需要が高くなっていることから思いがけない値がつく可能性も十分に考えられる。飲まない十四代 大吟醸 龍の落とし子が手元にあるなら、劣化させないうちに早めに査定へ出すことをおすすめする。
