中古品買取の面倒な手間を一気に解決してくれたのが、次々に登場している即時買取サービスだ。メルカリNowやBANK「CASH」、ジラフ「スママダッシュ」といったサービスがスタートしたことで、思いついた時にその場で中古品の現金化が出来るようになった。 新しく始まっているサービスの特徴や、利用する時のポイントなどをお伝えしていく。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク！」と「magi」の紹介も含まれています。
フリマとは違ったメリットがあるメルカリNow
フリマアプリとして人気の「メルカリ」では、新たに「メルカリNow」と呼ばれるサービスを展開している。スマホを使って簡単に品物を現金化出来るのがメルカリNowの特徴で、スマホで品物の写真を撮影しLINEで送ると査定額がすぐに表示される仕組みになっている。
メルカリNowの魅力
メルカリNowの魅力は、現金化のプロセスが非常にスピーディーなところにある。通常の買取サービスは、品物と引き換えに現金を受け取るのが一般的だが、メルカリNowの場合は査定を受けて承諾をすれば、検品などを待たずにすぐに振込の手続きが行える。買取された品物は取引の後、約2週間の間に指定された住所に送られる。こういった配送のプロセスでも送料は一切かからず、数点ほどまとめて売る場合には買取額が上がることもあるようだ。
買取から出品の流れ
メルカリNowを通じてやり取りする品物は、メルカリのグループ企業である株式会社ソウソウが買取をする。その後、メルカリのマーケットに出品される形になっている。フリマアプリで売るよりも、負担が少ないのが1つのメリットと言えるでだろう。
メルカリNowを利用して売れるのは、主にブランド品のファッションアイテムだ。査定を受ける時には、ブランド名や状態などを指定するのがルールになっている。
迅速な買取サービスの火付け役となったBANK「CASH」
即時買取サービスとしていち早くデビューしたのが、BANK「CASH」だ。
その場で現金化できる
BANK「CASH」のアプリもその場で現金化出来るのが特徴になっており、買取のプロセスに時間がかからない。品物の写真を撮って査定を受け、提示された金額に納得が出来ればボタン1つで手続きは完了する。銀行口座などを登録しておけば、即日でお金を得ることも可能。電話番号などの簡単な情報で取引が出来るため、個人情報の煩わしい入力が苦手な方でも使いやすいアプリとなっている。
取引完了後の返品にも対応してくれる
買取の対象になるのは、ブランド品やスマホなど多種多様なアイテムだ。質屋アプリとしてPRされているこちらのサービスの場合、返金をすれば品物を返してもらえるという特徴がある。取引をしてから2か月以内に15%の手数料をプラスして返金をすると、品物を再び手にすることが出来る。
一般的な買取サービスは、取引完了後のキャンセル、品物の返品などには基本的に応じていない。その点、BANK「CASH」は後に品物を受け取れる可能性があるのだ。従来からある質屋のサービスをスマホで手軽に利用出来るようにしたのが、BANK「CASH」ということ。
上限金額を儲けているので
これまでの買取とは少し性質の異なるサービスになっているため、BANK「CASH」は注目を集めている。1回の取引には2万円の上限が設定されており、使い勝手などを確認しながら利用を進めていけるのも便利な点だ。
スマホの即時買取で一躍有名になったのがジラフのスママダッシュ
「スママDASH」は株式会社ジラフが提供するスマホの買取サービス、スマホのマーケットだ。
ジラフはBANKやメルカリといった同業他社から出資を受けており、中古品の買取サービスとして存在感を高めている。
スママダッシュの特徴
スママダッシュの場合は、品物をジラフが直接買取するのが1つの特徴に挙げられる。スママダッシュの即時買取の金額はジラフの査定によって決まるが、フリーマーケットに出した時の価格で引き続き販売することも出来る。
スママダッシュは買い手が見つかるまで長期間待つ必要がなく、好きな時にスマホを現金化出来るのがメリットになる。したがって、買取のスピードを重視する方にとっては特に魅力的なサービスと言えるだろう。
スピーディに現金化ができる
スマホはその時点の市場価値に沿って査定が行われるため、ほぼ相場の金額で取引が出来る。大幅な増額などが期待出来ない代わりに、必要な時にすぐに現金を手に出来るという便利さがある。
利用するに当たっては本人確認のプロセスが必要になるが、データを通じてやり取りが出来るので余り手間はかからない。スマホ1台の買取に付き、4万円という上限がある点は押さえておこう。
※2018年11月現在、サービス終了済
あいりぺ「MAIZOKIN」なら写真や動画を残せる
株式会社あいりぺが運営する「MAIZOKIN」も中古のスマホや携帯電話を買い取るサービスだが、こちらのサービスの場合は売る時に写真や画像といった古いデータを残せるのが1つのポイントになっている。古いスマホや携帯電話に保存されている写真や画像などを思い出として取っておきたいという方は少なくない。
とにかくスマホを安全に売却したい方におすすめ
「MAIZOKIN」のサービスでは、端末を買取に出した後に現金と一緒に写真や画像データを返してもらうことができる。このようなサービスの背景にあるのが、スマホの修理やデータの復旧を数多く手掛けてきた株式会社あいりぺの技術だ。
「MAIZOKIN」は、所持していたスマホや携帯電話を安全に処分したいという時にも一考の価値がある買取サービスと言える。買取を依頼したい時には、LINEを利用してすぐに申し込みが可能だ。その後はスピーディーに集荷が行われるので、急いでいる時でもストレスを感じずに済む。また、「MAIZOKIN」にはバイヤー登録のシステムがあり、友人や家族の不要な端末をサービスを通じて売却出来ることも魅力の一つだ。
古いモデルのスマホでも◎
年々新しいモデルが登場しているスマホや携帯電話は、年数が経過するごとに価値が下がる傾向がある。「MAIZOKIN」は、こういった市場価値の低下を気にする方にとっても便利なサービスになるだろう。
買取サービスを利用する時のポイント
新しいサービスが登場していることで中古品の買取事情も少しずつ変化してきている。ブランド品のファッションアイテムやアクセサリー、スマホなどは、特に取り扱うサービスが多いため、利用する際にも選択に迷ってしまうことがあるだろう。出来るだけ高く売りたい場合は、色々なサービスを利用して査定額を比較するのがポイントになる。
スマホの買取サービスを比較しよう
メルカリNow、BANK「CASH」などを利用する場合、取引を進める前に他のサービスと査定額を比べることはもちろん可能。例えばブランド品であれば、おたからやなども買取を行っている。また、ケータイゴッドやモバイルモバイル、じゃんばらなどはスマホの買取で有名なサービスの1つだ。このようなサービスを幅広く比較しながら、買取を進めていこう。
売却前は必ずスマホの掃除をしよう！
特に注意をして見比べておきたいのが、査定額と評判。査定額をチェックする時には、ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリで最初に相場を調べておくのも1案だ。どの買取サービスを利用する場合でも、品物の状態は査定の1つの基準になる。状態の良い新品や未使用品は、品物の種類を問わず高価買取されやすくなるだろう。
逆に、ある程度使用していたファッションアイテムやスマホなどは、減額される可能性がある。お手持ちのスマホに不安のある方は、使用感を少なからずしてくれる、「スマホクリーニング」を行おう。埃などを取り除き、表面を軽く磨いておくだけで使用感が大分少なくなる。
また、買取の価格は市場の変動にも左右されるのが常であり、売り時を逃さないこともポイントの1つだ。
新しくスタートしたsmama（スママ）の出品代行サービス
スママダッシュの即時買取サービスは終了したが、新たにsmama（スママ）として新たなサービスが開始された。
スマホ、タブレットなどガジェットや家電専門のフリマサイト。個人ユーザーではなく、中古業者が選りすぐりの端末を出品しているので高品質のアイテムが豊富にそろっているのが特徴だ。
また、該当カテゴリーのアイテムを売ることももちろん可能。出品はサポートチームが検品から出品作業まですべておこなう代行サービスとなっている。公式出品として売り出されるので、高額売却が期待できるのだ。
