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古着屋の買い付け・仕入れルート・卸業者の探し方

読了目安:7分
更新日:2022/08/25
公開日:2019/06/29
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大好きな服をお客様に届けたい、転売で儲けたい、そう考えたことがある方にとって古着屋というのは非常に良い選択肢である。なぜなら他の物販では時代の流れに取り残されないように常に新しいものを求めなければならないが、古着なら時間の経過こそが付加価値となり、年々味を出していくからだ。そんな古着屋を始めるための仕入れ方法とそれぞれのメリット、注意点をいくつか紹介したい

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お客様からの持ち込み

古着を手に入れる1つ目の方法はお客様に持ち込んでもらって買取するという方法である。これは多くのリサイクルショップなどが採用している方法である。

例えば重さで査定額を出したり、高級品であれば一点一点査定額を出したりした方がいいだろう。服を処分したいけど、少しでもお金になればいいと持ち込んでくれるお客様がターゲットである。お客様から持ち込んでいただくことのメリット注意点を紹介する。

お客様からの持ち込みのメリット

お客様からの持ち込みのメリットを紹介する。それは仕入れに送料がかからないことだ。ほかの仕入れ方法では手元に古着を集めるのに送料がかかってしまう。しかし、お客様から直接持ち込んでもらえれば、この送料を省くことができる。

また、もう一つのメリットはお客様に仕入れた古着を売り込むチャンスがあることだ。お客様に持ち込んでもらった古着は、その店舗で販売することもあるだろう。その訪れた店舗でお客様に別の古着を買ってもらえるチャンスがある。

古本屋などに本を持ち込んで、査定中に見つけた本をついつい買ってしまったなんてことも皆さんにもあるかもしれない。持ち込んでもらったお客様との間で古着を循環させることができる。

最後にもう一点メリットがある。それは重さ単位で査定額を出せば安く仕入れることができるということだ。重さ単位で仕入れるということはあまり価値がない商品にもある程度の価値が付いてしまうが、価値がある商品を安値で仕入れるという点においてはメリットがある。お客様に持ち込んでいただいた袋の中に一級品が眠っているかもしれない。

お客様からの持ち込みの注意点

ただしお客様に持ち込んでもらうにも注意したい点がある。まず、そもそも店舗を構える必要がある。ネットだけで転売をするなら在庫を置く倉庫は必要だが、店舗は必要ない。しか、お客様から持ち込みいただくには受け取るための店舗が必要になる

もう一つは質のいいものが仕入れられないということである。なぜなら、仕入れがお客様からという受動的であるので、質が担保されないからである。お客様から買い取ったものの、ロスとなってしまうのが多くなれば問題である。

海外から仕入れる

古着を仕入れる2つ目の方法は直接海外に出向いて仕入れるというものである。国連商品関連貿易統計データベースによれば、アメリカは古着の輸出量が第1位である。

また、パキスタンやマレーシア、タイは輸入量が多いので、安価な掘り出し物が眠っているかもしれない。実際タイでの仕入れはここ最近注目を浴びている。バンコク市内からタクシーで40分ほど行ったところに大きな古着の倉庫がありそこでは格安で仕入れることができる。

バンコク市内の週末の市場では郊外の倉庫ほどではないが、高級ブランドの古着などが安値で仕入れられる。このように海外では珍しい古着を仕入れることができる。海外から仕入れることのメリットデメリットを紹介する。

海外から仕入れるメリット

海外から古着を仕入れるメリットは安く珍しいものを仕入れることができるということだ。輸出量1位のアメリカをはじめ、パキスタン、マレーシア、タイなどのアジアには安くて珍しい古着が多く出回っている。

アメリカではスリフトショップなどを利用するのもおすすめする。スリフトショップとは家庭の不用品をタダで仕入れて格安で販売し、売り上げを慈善事業に使う店であり安価で仕入れることができる。

またタイなどではベール仕入れによる仕入れで安価におさえられるだろう。ベール仕入れとは重さ単位でパック詰めされたベールを仕入れるというものである。ベールは安価で仕入れられ、中に売れる商品が入っている可能性もある。

海外から仕入れる際の注意点

海外から仕入れる時の注意点は諸経費がかかってしまうことだ。渡航費、関税、輸送費など仕入れの値段以外でかかってしまうものが多い。

例えばアメリカから衣類を仕入れようとすると商品代金の6割に10%の関税がかかってしまう。海外に直接仕入れに行く際はあらかじめ諸経費を確認しておくべきである。

また先に述べたベール仕入れの場合、売れない商品が中に入っている可能性がある。福袋のようになっているのだ。ベールの経路をよく調べなければ、大手の卸先が必要なものを抜いた後のベールを売られる可能性がある。ベール仕入れの際には注意が必要だ。

ネットオークションで仕入れる

仕入方法としておすすめの3つめはネットオークションである。ヤフオクなどのサービスが有名である。またメルカリなどといったフリマアプリなども近年急速にユーザーを増やしている。ネットオークションのメリットとデメリットを紹介してしたい。

ネットオークションで仕入れるメリット

ネットオークションで仕入れるメリットは、一点一点安価で仕入れることができることである。ネットオークションなどでは1円スタートのものもあり、競合相手が少なければ破格で卸すことができるからだ。

フリマアプリの代理出品サービスなどが広がっているこの時代では、消費者の心理として捨てるのがもったいないので少しお金になればいいという心理が働いている。つまり出品者にもあまり高額になることを期待していない場合があるのだ。ネットオークション一点ずつ安く仕入れることができるだろう。

ネットオークションで仕入れる際の注意点

ネットオークションで仕入れる際には時間がかかってしまうことに注意したい。多くのネットオークションでは期間が設定されており、その中での最高額を出した人が落札できる。そのため一着一着に時間がかかってしまうのだ。実際、ヤフオクでは買取者決定まで多くて一週間ほどかかってしまう。

また手元に商品が届くまで、実際の商品を見ることができないという注意点である。大抵の場合、出品者は写真を投稿してそれを材料に購入者は品定めをすることになる。

写真に写っていないシミやサイズ感などが実際届くと違うということもある。よく写真をみて、必要があれば追加で写真を送ってもらうことが必要だ。

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卸業者の探し方

大量に仕入れたい場合、自分で品定めをする自信がない場合は、卸業者を通じて買い付けをするのも1つの手である。普段の生活の中で卸業者と交渉、取引することは少ないため、どのように探したらいいのか、また気をつけるべきことを紹介する。

基本ネットで探す

卸業者はネットで探すのがいいだろう。ネットで卸業者を検索すれば、古着専門や海外専門の卸業者の情報が出てくる。卸業者は個人にも卸している会社と法人にしか卸していない会社がある。はじめのうちは個人にも卸している業者からはじめて、売買が軌道にのったら法人化してより大量に仕入れると良い

卸業者を探す際の注意点

卸業者を探す際に注意したい点がある。それはベール仕入れか、ピック仕入れのどちらの仕入れ方なのかということである。ベール仕入れとは先にも紹介したが大きくパック詰めされた袋単位で仕入れることであり、ピック仕入れは1点ずつ仕入れることである。

ベール仕入れは量り売りのようになるので、安価だが、売れない古着が入っていることもある。他方ピック仕入れは商品ごと見極めて仕入れるため、ロスは少なくなるが値段が高くなってしまう。仕入先がどの仕入れ方法なのかは調べる必要がある

まとめ

ここまで大きく4つの仕入れ方法を紹介した。仕入れはなるべく安く良質なものを仕入れたいが、それぞれの方法でどのようなものが安く仕入れられるのかが異なる。先に述べたように、古着はほかの商品に比べて流行に流されにくいので長く続けられるビジネスである。

まずは小さくビジネスを始めるのが良い。いきなり店舗を構えたり、海外に出向いたりするのはコストがかかってしまう。例えば自分の着た服をフリマアプリなどで売ってみるのが第一歩ではないだろうか。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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