別れた恋人からのプレゼントを処分しようと考える人は多いだろう。しかし、処分すると言っても方法は様々だ。世間の人はどうしているのだろうか?何か、お得な処分方法はないだろうか?
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
プレゼントは、スパッと処分することも大事!
別れた恋人からのプレゼントをどうするかは、個人の性格や別れ方によるだろう。処分派の理由としてよくあるのは、「悲しみをひきずらないようにするため」「物に失恋の気が宿っていて運気が下がりそう」といったものだ。
中には捨てようとして「捨ててしまう自分は冷たいのか?」と自分を責めるような気持ちになる人もいる。しかし、無理して使おうとするのは精神衛生上よくない。時にはスパッと割り切るための行動も大切だ。処分する人は山ほどいる。
プレゼントは一つの役目を終えた。したいようにすれば良いのだ。
プレゼントを使い続けていると、次にできた恋人にとっても面白い事ではない。時には気まずい空気を作る原因になることもある。自分で買ったと嘘をついても後ろめたい。
処分を決めたら、次は方法を考える段階だ。
買取業者に売る!簡単&お金に変わる!
売る方法は人気が高い。中でも簡単なのが、買取業者に買い取ってもらうパターンだ。多くの業者が宅配買取を行っていて、自宅のパソコンやスマホから申し込める。申込後、自宅でダンボールなどに梱包し、自宅まで取りに来た宅配業者に引き渡せばOKだ。
何を買い取ってくれるかは業者によって異なるが、恋人からのプレゼントと言えばアクセサリー、時計、バッグ、衣類などが一般的。ブランド品であることが多いだろう。
ブランド品を買い取る業者で、特に知名度が高いのが「Brandear(ブランディア)」だ。実績豊富で、幅広いジャンル・ブランドに対応。初回限定で、誰かから紹介を受けて買い取ってもらうと1,000円分のクオカードがもらえる。
ただ、査定額自体はそこまで頑張っていないという声も多い。査定額に納得かなかった場合、返送は無料。
他に評判のいい業者が、「フクウロ」。フクウロは、査定額が高いという評判が目立つ。その上ブランディア同様に、返送無料サービスもある。売却する品物が少ないなら、ブランディアでクオカードをゲットするとお得。しかし、品物が多く査定額を重視したいなら、フクウロの方が良さそうだ。
さて、カップルの形は様々であるから、変わったプレゼントを貰った人も少なくないだろう。そこで重宝するのが、様々な商品を買取している業者だ。
有名所は「買取王子」。ブランド品に加え、ゲーム、スポーツ用品、楽器など60種類以上のジャンルに対応している。それどころか、傷のあるDVDや説明書のない家電などもOK。送る時、ジャンルごとに箱を分ける必要もないので簡単だ。
しかも、手数料は全て無料。ここまで便利だと、失恋を期に色々と私物を売りまくって、新しい自分に生まれ変わるのもいいかもしれない。
さらに扱う商品ジャンルが多いのが「エコリング」。公式ホームページのよくある質問コーナーに「一部法律上で取り扱えないもの以外、なんでも買い取る」という旨が記載されている。究極である。買取価格は高くないことも多いというが、捨てるよりは何倍もマシだろう。
本項で紹介してきたような業者による買取は手間が少ない。しかし、査定額が安くなってしまうことも多い。より高く売りたい場合は、次項から紹介するフリマアプリなどの方がおすすめだ。
フリマアプリで売る!
近年急激に人気を伸ばしてきたフリマアプリ。売却価格を自分で決められるというのが特徴的だ。自分の店を持つようで、個人事業主みたいな気分を味わえる。さらに、品目の制限もほとんどない。一般的なプレゼントなら、大体出品可能だ。
フリマアプリの代表格は「メルカリ」「Frill(フリル)」「ラクマ」。まとめて3大フリマアプリと呼ばれている。こうした人気のあるアプリほど客が多く、売買が成立しやすいのでおすすめである。
メルカリは、フリマアプリの最大手。利用者も商品数も飛び抜けている。とにかく売買を成立させたい人におすすめだ。匿名配送ができるという利点もあり、これを使えば購入者に住所などを知られずに済む。
出品手数料は、販売価格の10%。もちろん売れなければ手数料もかからないので、リスクはない。売上金の振込申請は211円からと、ハードルが低い。
フリルは、ファッションや雑貨に力を入れたフリマアプリ。とはいえ、幅広いジャンルの商品を扱っている。メルカリよりも女性ユーザー比率が高いので、女性の方におすすめだ。
また、販売手数料が無料なので、1円たりとも損したくない人にも向いている。支払い方式に選択肢が多く「LINE Pay」や「Paidy」を利用でき、決済手数料まで無料にしやすい。しかし、振込申請は売上金1000円以上からであり、メルカリよりも高い。
ラクマは、楽天が運営しているフリマアプリ。使用感がメルカリに似ている。オールジャンルの商品を扱っているが、他アプリよりも高級品が出品される傾向にある。販売手数料はフリルと同様に無料であり、お得感が高い。
また、ラクマ定額パックというオリジナルの配送サービスがあり、全国どこへでも均一価格で商品を送ることができる。加えて、振込申請から振込日までの感覚が短い。最短当日である。振込申請は、1000円以上から。
高額の商品を売る場合、メルカリだと販売手数料として取られる10%が大きな額になる。そのため、フリルやラクマのが良いだろう。一方で、少額で商品の数が多い時は、客の多いメルカリのほうが効率よく処分できる。各アプリの長所と短所を考え、自分に合った選択をしたい。
ネットオークションで自分で売る!
ネットオークションも選択肢の一つだ。この場合、価格を決めるのは買い手側。需要に応じて値段が決まる。想定より儲かることがあり、夢がある。価格相場の分からない商品を、なるべく高額で売りたい時に向いている。
国内最大のネットオークションは、「ヤフオク」だ。ユーザー数が多いので、落札価格が上がりやすい。ただし、出品するには有料のYahoo!プレミアム会員(税込み月額498円)になる必要がある。また、手数料として、基本的に落札価格の8.64%がかかる。
ヤフオクに次いで人気なのが「モバオク」。モバオクでは、基本的に手数料を落札者が負担する(自動車かバイクを出品する場合は例外)。そのため、出品者はまるっと売上をゲットできる。ただし、モバオクも出品のためには有料会員(税込み月額324円)になる必要がある。
ネットオークションで代行業者を介して売る!
自分で出品する以外に、オークション代行サービスにまかせる方法もある。各オークション業者への有料会員登録が必要なく、出品に関わる雑務や手続きを省けるので便利だ。プロの仕事なので、商品写真や説明文なども魅力的になる。取引後、クレームなどのトラブルに巻き込まれることもない。ただし、落札金額に応じた代行料金はかかってしまう。
人気の高い業者は、「オクサポ!」や「QuickDo」。両社のサービスは似ているが、用意されているコースや落札されなかった場合の対応などが異なる。
「オクサポ」は、すべてプロに任せる「おまかせコース」、希望の金額を下回らないように売る「チャレンジコース」、とにかく早く売る「特急コース」が用意されている。落札されなかった場合、再出品が3ヶ月間無料だ。実績で言えば、オクサポに軍配が上がる。
「QuickDo」は、すべてプロに任せる「丸投げコース」、開始価格を指定して様子を見つつ最終的には売る「最終売り切りコース」、価格やコメントなどを出品者が決められる「コメント指定コース」が用意されている。落札されなかった場合、再出品が何度でも無料だ。
手数料に関しては、どちらも業界最安値水準。例として、公式ホームページ上の受取金額シュミレーションで計算してみる。落札金額30,000円とすると、オクサポでは21,900円を受け取れる。
一方QuickDoだと、21,900円(コメント指定コース)または22,800円(最終売り切りコース)または23,400円(おまかせコース)を受け取れるという結果だった。
寝かせておく!
なにも売ったり捨てたりだけが処分ではない。手元や身近に残す形の処分もある。物理的に守りつつ、心で処分するのだ。そのための一つの方法が、寝かせておくこと。別れた相手に対する気持ちが残っていてプレゼントを見るのが辛いけど、品物自体は気に入っているor役に立っているという場合に使える。
実際に、「寝かせておいた写真を10年ぶりに見つけ、思い出が蘇っていい刺激になった。残しておいて良かった」というような体験談もある。
この方法をとるのであれば、プレゼントを一つの箱にまとめ、押し入れの奥にでもしまっておこう。いずれやってくる「この箱何が入ってたんだっけ?」という時まで。ちょっとしたタイムカプセルのようなものだ。箱を開けたあなたは、まるで新しい発見でもするように、過去のあなたを楽しめるはずだ。
友達と交換する!
友達と交換するという方法を知った時、思わず「賢い!」と唸った。あなたの友達であれば、あなたの恋人からのプレゼントに対し、いい意味で思い入れがない。問題なく使ってもらえるし、見知らぬどこかへ思い出を失うような気持ちにもならない。
友達が失恋してプレゼントを処分するのであれば、代わりにあなたが貰えば良い。現金なことを言うようであるが、無料でブランド品をゲットできることも往々にしてあるだろう。滅多にないレベルのおいしい話である。
まるでクリスマスにプレゼント交換会をしているのと変わらない。楽しみを分かち合い、悲しみを分け合うような気持ちになれる、合理的なアイデアだ。プレゼントを有効活用できる。友情も深まる。いい事ずくめだ。持つべきものは友である。